40インチ 5K2Kディスプレイをセットアップするぞ



前回は、
LGの40インチ5K2Kディスプレイ、40WP95Cの導入理由を紹介し、注文したという動画でしたが、到着しました。
早速、開封して、セットアップしていきたいと思います。

■開封

40インチということで、かなり大きな箱ですが、大きさの割に、重くはないです。
かといって、一人で持ち上げるのは難しく、廊下を引きずって、部屋まで持ってきました。

開けると、付属品一式とスタンドが見えます。
スタンドは、脚とポールが分かれていますが、工具不要で組み立てられます。
自分の場合は、ディスプレイアームを使用する予定ですが、本格設置前に動作確認のため、一度、付属のスタンドを使って取り出してみたいと思います。

発泡スチロールを取ると、本体背面が見えます。これをこのまま持ち上げるのは難しいので、先にスタンドを取り付けてから、スタンドを持って、持ち上げます。

しかし、本体を保護しているカバーが邪魔で、スタンドを取り付けられません。
仕方ないので、カッターで十字に切り込みを入れて、スタンドを装着。

起こして、カバーも取り去りました。
やはりかなりの大きさ、重さです。

■付属品

付属品も見ますと、ケーブル類が豊富に付いてきます。本体色に合わせて、白色で統一されています。
電源、Thunderbolt、USB-C、DisplayPort、HDMIと一通り付属しており、あとは、ケーブルホルダーと、説明書です。特に、Thunderboltケーブルは高いですし、長さも1.5mぐらいあって、ありがたいです。

■動作テスト

とりあえず、デスクにおいて、MacBook Proを接続して、テスト。無事に点灯しました。いい感じですね。

■設置場所の確認

この状態で、設置予定場所に、ちゃんと収まるかを確認。
デスクの天板は、160cm x 70cmで、40WP95Cは、幅95cmですので余裕はあるはずですが、無事、スピーカースタンドの間に収まりました。

■ディスプレイアームを取り付け

ディスプレイアームの取り付けですが、
自分の使っているディスプレイアームは、エルゴトロンLXのOEMと言われている、Amazonベーシックのものです。
耐荷重は11.3kg、40WP95Cは、スタンドなしで10.2kgなので、ギリギリの重さです。

実際の取り付けは、一度、箱に戻して、付属スタンドを外して、ディスプレイアームを取り付け、デスクに戻します。
湾曲ディスプレイは、ディスプレイ面を直接、机の上などに置いて作業ができないので、カーブのついている元の箱を使うのが無難だと思います。

27インチのままのセッティングでは、重さでアームが下がってくるので、六角レンチで、時計回りに締めて、調整する必要があります。

この締め上げ作業が、今回の作業で、一番きつかったです。
10kgのディスプレイを持ち上げながら、アームの首にある狭い箇所にレンチを差し込んで閉めないといけません。

手持ちの工具もL字型のものしかなく、1度で閉められる角度が少ないので、閉めては外して、差しこみなおして閉める、を延々と繰り返していました。これから作業する人は、細い場所でも連続して締められる、T型の棒の長いレンチを準備されることをおすすめします。

作業自体は、かなり大変でしたが、なんとか、LX互換のアームでも浮いた状態でセッティングできました。

耐荷重上限で不安もあるので、そのうち、1ランク上のHXなどへの買い替えも検討したいところです。

■配線

設置が終わったところで、配線をしていくわけですが、ここも、かなり試行錯誤しました。

ディスプレイに接続するのは、2台のMacと、SwitchやiPadを接続するためのHDMI、の合計3つ。

2つのMacを、Thunderbolt、DisplayPortか、HDMIに割り振ります。

結論としては、プライベートのMacBook Proをディスプレイポート、仕事用のMacBook ProをThunderbolt、後はHDMIとなりました。

元々は、プライベートのMacBook Proは、Thunderbolt接続、仕事用のMacBook Proは、HDMI接続するつもりでした。
2台のMacは当然、5Kで表示したいわけですが、この接続方法では、仕事用のMacが5K表示ができませんでした。

仕事用のMacにはUSB-Cハブを使っているのですが、このハブはHDMIしかなく、このHDMIポート経由では5K表示ができないみたいです。
仕方がないので、仕事用のMacのThunderboltポートから、直でケーブルをつないでの対応となりました。
今のところ、2本のケーブルを抜き差ししないといけないので面倒ですが、いつかThunderboltかDisplayPort出力のあるドックを導入すれば、1本化できそうです。

プライベートのMacで使っている、ケンジントンのThunderboltドックには、DisplayPortがあるのでこちらは、通常のDisplayPortケーブルで問題なく5K出力できました。

■HDMIで5K出力できる組み合わせ

逆にどういう組み合わせで、HDMIポートから5K表示ができるか、ですが、今のところ、

  • M1Pro MacBookProのHDMIポートから、40WP95C付属のHDMIケーブルで接続
  • M1Pro MacBookProのThunderboltポートから、USB-C HDMI変換ケーブルで接続

この2通りです。

  • M1Pro MacBookProのHDMIポートから、安物のHDMIケーブルで接続
  • Intel MacBookPro 2020のThunderboltポートから、USB-C HDMI変換ケーブルで接続

の場合は、5K表示はできませんでした。
ケーブルの性能というのもあるので、動作保証されているという意味で、ディスプレイにケーブルが付属しているのは、沼にハマらずに済むので、ありがたいことです。

■汎用のHDMI入力

せっかくのディスプレイですので、Mac以外の機器も接続することができるわけですが、自分の場合は、iPad ProとSwitchがあります。
これは、HDMIケーブルを引いておいて、GENKIDockにつなげています。これは、Switchなどに、電源を供給しつつ、HDMI出力できるコンパクトなコンバーターです。ここから、USB-Cケーブルを伸ばしておいて、iPad Proや、Switchに接続できるようにしました。

注意点としては、このHDMIの音声は、40WP95Cの内蔵スピーカーから出てきますが、音質は期待できません。
なので、外部のスピーカーで出力するためには、ヘッドフォン端子から音声を取り出す必要があります。

■ライト・カメラの設置

主要機器以外にも、会議用のウェブカムや、照明を設置します。

ウェブカムは、ロジクールのC922n、ライトは、手元照明として、BenQデスクライト、背面照明としてHueデスクライトを使っているので、とりつけます。

ウェブカムは、ディスプレイが大きくなったので、27インチの頃より高さが少しあがってしまいますが、プレビューを見る限りは、それほど不自然ではないかも。

デスクライトも、湾曲モニタ対応しているわけではないですが、2500Rとカーブが緩やかなためか、問題なく今まで通り照らせてます。

ただ、ディスプレイの上に設置物が増えると、また重量が増加し、アームが下がってきてしまうので、さらに締め上げ作業を追加する必要がありました。

■配線をカバー

配線が固まったので、配線カバーを使って、見た目をケアします。
我が家の場合、ディスプレイの裏側はリビングから丸見えなので、できるだけ綺麗にしたいところですが、ディスプレイからは、全部で8本ものケーブルが出ていますので、
綺麗にカバーするのはなかなか難しいです。
しばらく使って、セッティングが固まったら、再度やり直したいと思います。

■配置の変更

ディスプレイが幅1m近くあって、今まで使えていたスペースが使えなくなったので、MacBook Proのスタンドも、デスク横から生やすように移動しました。

■完成

いったん、これで完成です。いやー、くたくたになりました。
実際このあと、2日ぐらい、腕や肩が筋肉痛でした。

ちなみに、今まで使っていたDELLの4Kディスプレイは、MacBookAirの小さい画面で頑張っていた奥さんに、使ってもらいます。

次は、使ってみての感想編の予定です。

LG 40WP95C-W
Amazonベーシック デスクマウント シングル モニターアーム ブラック (11.3kgまで対応)
ロジクール Webカメラ C922n
BenQスクリーンバー
Philips Hue LEDバーライ
JOTO 26フィート - 1/2インチ コードプロテクター




40インチ5K2Kディスプレイを導入するぞ



Mac用に、以前から検討していた5K x 2Kのウルトラワイドディスプレイを購入することにしました。
長くなりそうなので、動画を何本かにわけようと思っていますが、こちらの動画では、購入理由などを紹介します。

■5K2Kディスプレイを導入した理由

今まではDELLのU2718Qという27インチ4Kディスプレイを使ってきました。
コロナ禍初期、在宅ワークが長期化しそうというので、真っ先に購入したものです。

MacBook Pro本体のディスプレイでは小さすぎるため、作業効率を上げるには外部ディスプレイの導入は定番ですが、さらに表示領域を稼ぐ方法として、ディスプレイを複数使う方法もあります。
ですが、自分は、ディスプレイの境目が気になるので、シングルディスプレイ派です。
また、文字などが精細に見えた方がいいので、当時は、27インチの4Kディスプレイを選択しました。

2年ちょっと使ってみた感想としては、いい買い物だったと思います。

気にいっていたのですが、一方、在宅ワークが続く中で、表示範囲が、もうちょっとあればいいな、と思うことがちょくちょくありました。

■4Kディスプレイの使い方

自分の4Kディスプレイの使い方ですが、基本的には、2K x 1Kのウィンドウを4分割で使っています。
この動画では詳しく紹介しないですが、ウィンドウを分割して使うには、BetterSnapToolを使うとめちゃくちゃ便利です。

で、4分割のそれぞれには、Outlookや、チャットアプリ、ブラウザ、テキストエディタなどを配置するのが基本形です。
ブラウザなどを広く使いたいときは、2K1Kを縦に繋げて、ブラウザを見ながら、文書にまとめたりしています。

縦長のウィンドウを使うときには、これでいいのですが、問題は、パワーポイントやエクセルなどで、横幅もそれなりに確保したいときです。
単独で作業するときはいいのですが、ブラウザなんかをみながら作業したい時は、スペースが足りないので、背面にあるウィンドウを切り替える必要がありました。ここが不満ポイントだったわけです。

この時に、幅が5Kあれば、パワーポイントなどを3K、ブラウザを2Kで横に配置でき、作業が捗るのでは、と考えたわけです。

これが、5Kディスプレイを検討した理由の1つめ

2つめは、ピクチャーバイピクチャー機能です。
5Kぐらい、表示領域が大きいと、一度に2つのデバイスの画面を並べて表示できる、ピクチャーバイピクチャー機能を使って、仕事用のMacと、プライベート用のMacを1つの画面に同時に表示させることができます。

これができると、仕事中でも音楽をかけたり、照明などをすぐにコントロールできます。
プライベートのMacBook Proは、液晶を閉じるクラムシェルモードで使用しているのですが、液晶をあけて、2画面として使う方法もあります。ただ、メインのディスプレと離れているため、視線を大きく移動しないといけないのと、ずっとつけっぱなしではディスプレイの寿命を縮めそうなので、同じディスプレイに両方表示したい、というわけです。

Mac OS Montereyで導入された、ユニバーサルコントロールを使えば、2つのMacの間でも、スムーズにマウスカーソルの移動ができるようになったのも、きっかけになっています。

■DELL vs. LG

というわけで、1年ぐらい前から、5K2Kのディスプレイを検討していたのですが、当時、選択肢は、DELLのU4021QWの一択でした。

性能、機能は申し分ないのですが、モニタとしては、20万円近くとかなり高いので、躊躇していたのと、値段が下がらないかなと待っていたわけです。
この1年の間でも、ちょっと買う気が盛り上がってきたタイミングがあったのですが、品薄になって買えなかったり、最近では、円高にもなった影響なのか、むしろ価格が上がってきたり、と、逆に購入に踏み切れなくなっていました。

そんな中最近、
LGから 同じく5K2Kの40WP95C-Wというディスプレイが発売されました。

この2機種、微妙な違いはあるものの、基本的なスペックはほぼ同じです。

同じ40インチ5K2Kですので、表示領域の大きさ、画素数、画素ピッチは同じで、表示できる色の数、画面の明るさ、明暗の差、応答速度、画面の湾曲率も同じです。


■LGにした理由

結局、
自分が購入したのはLGの40WP95Cなのですが、決め手は実質的な価格です。

DELLのこのモデルは、取り扱い店が少なく、一番安く買えるのは、DELLの直販で20万円ぐらい。

一方、LGは、取り扱い店も多く、実質価格は15万円ぐらい。
基本スペックは同等なのに、5万円もの差がありました。

今まではDELLを使ってきていますので、多少の差であれば、DELLでもいいかな、と思っていたのですが、さすがに5万円の差はかなり大きい。

あまり、先延ばしにしても、円高や在庫不足などで、必ずしも値下がりするわけでもないので、買えるタイミングで買っておこう、と思いました。

PayPayポイントがかなり貯まっていましたし、マイナポイントのキャンペーンもあって、結果的にかなり安く買えました。DELLの直販では、PayPayポイントは使えない、というのもLGを購入した理由のひとつです。

■JAPANNEXT 5X40

検討している途中で、JAPANNEXTというメーカーからも40インチの5K2Kディスプレイがあることを知りましたが、スペック上の性能差はあまりないものの、価格はLGよりも高く、LGよりもさらに馴染みのないメーカーなので、選択肢には入れませんでした。


■細かい差

基本スペックはほぼ同じ、と言いましたが、一応、細かい差も把握しておきます。

■NanoIPSとIPS

DELLは、通常のIPSですが、LGはNanoIPSだそうです。
「純度の高い極めてナチュラルな色再現が可能」だそうですが、どちらも、DCI-P3というデジタルシネマ規格の98%をカバーしているので、実質的な差があるのかは、よくわかりません。

■HDMIのリフレッシュレート

DELLの方は、HDMIは30Hzにしか対応していないようです。
LGは、ポートで差はないようで、どの入力形式でも最大72Hzに対応するみたいです。
例えば、PS5を直接入力するのであれば、気になるところですが、主な用途はMacですので、あまり関係がないところです。唯一あるのは、Switchを直接表示するときぐらいでしょうか。

■ピクチャーインピクチャー

2系統以上の入力を同時に1画面に表示する方法として、分割表示や、小窓表示がありますが、両者とも分割表示のピクチャーバイピクチャーに対応しているようではあります
ですが、LGは、小窓表示のピクチャーインピクチャーには対応していないようです。
あれば使うかもしれない機能ですが、これだけ大きな画面であれば、PBPで代替できてしまいそうなので、どうしても必要な機能ではないとは思っています。

■Thunderbolt

DELLは、Thunderbolt3に対して、LGは、4に対応。
LGの方が規格は新しいですが、ディスプレイ表示だけに限って言えば、Thunderboltの限界まで使うわけではないですし、自分の場合、ドックはすでに別にあり、ディスプレイをドック代わりに使わないと思うので、大きな差ではないと思っています。

■ポートの種類

Thunderboltが2つ、ディスプレイポートが1つ、HDMIが2つ、オーディオアウトまでは、両者共通。

LGは、USB3.0が2つに対して、DELLの方が、USB3.2が4つ、独立したUSBイン、それとEthernetのポートもあって、充実しています。
ただ、ポートが充実していてもフルに使うと、ディスプレイからケーブルが伸びまくることや、自分の場合、ドックを別に用意しているので、ここのポートの充実度は、あまり気にならない差です。

■スピーカー

今まで使ってきた4Kディスプレイには、スピーカーは内蔵されていませんでしたが、40インチだとさすがに両機種ともに内蔵されていて、出力は、LGは10W、DELLは9Wだそうです。差はほとんどなさそう。
自分の場合、別にオーディオのシステムもありますし、AirPodsもあるので、内蔵のスピーカーを使う機会は少ないとは思いますが、いざという時にあると助かる感じです。


こんな感じで、細かい差があるといえばあるのですが、どれも自分の実用上は、あまり気にならない差です。

一番気になるのは、LGの顔見たいなロゴマークが馴染みがない、というところでしょうか。まぁ画面が大きすぎて、目に入らないかと思いますし、気になるようだったらマスキングすることにします。

■懸念点1:大きすぎない?

ここまで、40インチ、5K2kディスプレイの良い面に着目してきましたが、懸念点ももちろんありました。
まずは、大きすぎないか、という点です。

今までの27インチから、40インチになるので、テレビのイメージで言えば、かなりの大型化、ということになります。
自分も、本当にこのサイズで大丈夫なのか、は何度も自問自答してきました。

ディスプレイのインチ表示は、対角線の長さなので、実際どのぐらい大きくなるのかは、イメージしにくかったです。
また、今回は、16:9という一般的な縦横比から、21:9という、横が縦の倍以上ある比率になるので余計にわかりにくいです。

縦横で、それぞれどのぐらい大きくなるかをみると、27インチ4Kに比べると、40インチ5K2Kは、横1.5倍、縦1.2倍の大きさになります。
横はさすがに大きいですが、縦は、それほど大きくはならないですね。
今のデスクでは横方向には、それなりにスペースが余っているので、この余っているスペースを有効活用できる、と考えられます。

なので、大きすぎないか、という懸念点については、縦はちょっと大きくなるぐらいなので、心配するほどでもない、と思いました。

■懸念点2:重すぎない?

2つめは、重すぎないか、というところ。

ディスプレイには、スタンドが付いてくるものですが、自分の場合は、スペースを有効に使うために、モニタアームを使用しています。
自分が使っているのは、エルゴトロンLXのOEMと言われている、Amazon Basicのものです。
引き続き、モニタアームを使っていきたいので、重さに耐えられるか、は懸念があります。

このモニタアームの耐荷重は11.3kgで、40WP95Cは10.2kgなので、ギリギリOKのはずですが、本当に大丈夫かは、気になるところです。

これは、実際にやってみて、無理だったら、モニタアームを買い換えるしかないですね。
一応、LXの上位機種にHXというのがあって、こちらは、最大19kgまでなので、いざというときは買い替えです。

■まとめ

このように多少の懸念点はあるものの、ちょうど夏の連休前に導入してしまおう、ということで、LGの40インチ、5K2Kディスプレイの40WP95Cを注文してみました。

次回は、セットアップ編の予定です。


LG 40WP95C-W


動画編集用の左手デバイスとしてtourbox Eliteを買ってみた



クラウドファンディングで注文していた左手デバイス、tourbox Eliteがきたので、紹介します。

左手デバイスを先に説明すると、右手でマウスなどを操作する時に、普通は、左手で、キーボードのショートカットなどを操作します。
それをキーボードの代わりに、左手側で操作する専用の入力装置、が左手デバイスということになります。

自分の場合は、このtourbox Elite以外にも、StreamDeckという左手デバイスをすでに利用しています。
StreamDeckは、液晶を内蔵した自分で変更可能なボタンが32個もある、という非常に便利なものですが、このStreamDeckに加える形で、tourbox Eliteを導入してみました。

購入した理由

StreamDeckはボタンしかないのに対して、tourbox Eliteの最大の特徴は、3つのダイアル型インターフェースが使われてることです。これによって、スクロールや、拡大縮小など、連続した動きを直感的に変更できます。

自分の場合は、FinalCutの編集をする時に、タイムラインの拡大縮小をするには、ダイアル式のインターフェースが都合がよさそう、と思ったわけです。

tourboxシリーズは、割と昔からあって気になっていたのですが、このEliteというモデルから、Bluetooth LEでワイヤレスになったのが、今回、導入しよう、と思ったきっかけになっています。

ワイヤレスということで、USBケーブルは付属してませんでした。代わりに単3の電池が2本付属しています。以前の製品では、収納ケースのようなものが付属していたみたいですが、この製品には最初からないようです。

本体の重量は、おもりが入っているようで、かなり重くなっています。机に置いた時に、簡単に動きそうにはないのは好印象です。ですが、持ち上げにくい形状なので、位置変更するのは、ちょっと大変です。

Bluetoothのペアリングは、背面のボタン長押しで行えます。
2台のMacとペアリングできるようで、このボタンを短押しで切り替えられます。この場合、LEDも緑とオレンジが切り替わるようになっています。

USB-Cのポートもあるので、有線で接続することもでき、この場合は、電池がなくても使えます。

ダイアルですが、出っぱっているノブ、平たいダイアル、上下に動くスクロール、と、形状の違う3種類になっています。

それぞれのダイアルを回した感触ですが、電源が入っていない時には、スルスルと回るだけなのですが、触覚フィードバックを採用していて、電源をオンすると、振動機能で、擬似的にクリック感を演出するようになっています。

正直、触覚フィードバックの質は、AppleWatchのデジタルクラウンのように、現実と勘違いするほどではないですが、触覚でひとつカチっとなると、画面のパラメータもひとつ動く、みたいな対応はしっかりとしています。十分実用的です。
また、フィードバックなし、や、移動量は3段階で選べるようになっています。

ダイアルに、自分の好きな動作を割り当てて、使うのですが、サイド、トップ、トール、ショートという、他の4つのボタンを押しながら使うと、別の動作を割り当てられます。全部で、5通りの使い方ができるので、数が足りない、ということはなさそうです。

FinalCut Pro用の設定が、最初から付いてくるかと思ったのですが、自分で作成する必要があります。

まだ、本格的に、編集に利用する前に、動画を作成しているので、使いこなした結果ではないのですが、まずは自分で設定した内容と、いくつか詰まったところがあるので、解決した方法も共有したいと思います。

tourboxは、3種のダイアルがありますので、それぞれを何に設定したか、ですが、

  • 出っぱっているノブは、再生ポイント移動
  • 平たいダイアルは、タイムラインの横スクロール
  • 上下に動くスクロールは、タイムラインの拡大縮小

まずは、こんな感じで設定しました。

直感的に使うためには、画面の動作方向と、インターフェースの操作方向を合わせる方がよさそうですので、FinalCutでは、横方向の作業である、再生ポイント移動と、タイムラインのスクロールを割り当てました。
ノブは出っぱっているため、指でつまめるので、微妙な操作に向いていそう、ということで、カット編集のポイント指定用にちょうど良さそうです。

ダイアルの方は、おおざっぱな移動向け、という感じです。なので、タイムラインの横スクロールを割り当てました。

上下に動くスクロールには、拡大縮小を割り当てましたが、拡大縮小は、トラックパッドであれば、左右のピンチイン・アウトに割り当てられてます。
マウスだと、ホイールの上下で、拡大縮小になることがあるので、わかりやすいかと思います。

tourboxへの割り当て方は、基本的には、それぞれのダイアルや、ボタンに、キーボードショートカットを割り当てるのですが、キー以外にもマウスホイールの操作を割り当てることもできます。
ここの割り当て方が、最初は分からなくて詰まったポイントなので、説明しておきます。

横スクロールの設定

tourboxの設定画面で、ショートカットキーを入力する欄がありますが、この右側にマウスというボタンがあります。
ここでマウスのボタン、ホイールの操作を割り当てることができます。

FinalCutのタイムラインの右への横スクロールは、シフトキーとマウスの上スクロールで設定できます。
左へのスクロールは、シフトキーとマウスの下スクロールになります。

パラメータチェンジ

もう一つ、ダイアルらしい使い方として、例えば、素材の拡大縮小のようなパラメータをダイアルで調整してみます。
これは、矢印キーの上下を割り当てるだけなので、簡単です。
自分の場合は、トールボタンとノブの組み合わせに、割り当ててみました。

触覚フィードバックが効かない?

tourboxを使い始めてすぐの時には、触覚フィードバックが効いていたのに、しばらく使っていると、いつの間にか効かなくなっていました。
電池抜きリセットしたり、再セットアップしたりしても、治らなかったので、サポートにメールで問い合わせてみました。
結論は、「振動段階調整」の設定が外れてしまっていたので、ここを再設定すれば、触覚フィードバックが復活しました。

原因は、公式サイトから、参考用に、FinalCut用の設定テンプレをダウンロードして、下書きに使っていたのですが、その設定には、触覚フィードバックの設定がなかった、からのようです。
触覚フィードバック機能は、Eliteからの機能のようなので、以前の機種では、設定自体がなかったのかもしれません。

tourboxは必要か

1-2日使ってみた感想ですが、tourboxを動画編集の用途で、あった方がいいかと言えば、なくてもいい、というところです。
3つのダイアルに、再生ポイントの移動、横スクロール、拡大縮小の機能を割り当ててみたのですが、右手でMagicMouseを使っている限り、MagicMouseでは、上下左右のスクロールも、再生ポイントの移動、スクラブもなんでもできるので、tourboxでやらないといけないことは、ほぼ拡大縮小だけ、という状態でした。

自分の場合は、今までは、その拡大縮小も、StreamDeckに割り当てていますので、tourboxを買ってみたものの、これがないとダメ、というところまでは行きませんでした。

もちろんこれは、FinalCutで、かつ、右手でMagicMouseを使っている場合に限定した話しです。
絵を描く時などで、右手がペンデバイスだったりすると、話しはまったく変わってくると思います。

StreamDeckとの違い

StreamDeckの動画を作ろうと思って、まだできていないのですが、StreamDeckの最大の特徴は、ボタンの表示を変えられるために、ボタンに何を割り振ったか覚えなくていい、という点にあります。

その点、tourboxは、何を割り振るかの自由度は、StreamDeckと大きな違いはないかと思いますが、tourboxは、液晶画面がないので、何を割り振ったかは、自分で覚えている必要があります。

おなじような操作を何度も繰り返す作業には、忘れることもないと思いますが、自分のような、趣味でちょっと触るときに便利、という点では、自分で覚えなくていいStreamDeckの方が優れています。

もちろん、StreamDeckを持っていない場合は、tourboxという選択肢もありますが、どちらかひとつだけ買うなら、StreamDeckの方が汎用性が高いので、自分ならStreamDeckを選択します。

まとめ

よさそうと思って買ってみたものの、思っていたほどではないな、ということは、たまにありますが、今回はそんな感じでした。決して、製品が悪いわけではなく、自分の作業や環境に合っていなかった、ということになります。

製品自体は、質感は、そこまで高いわけではないですが、操作性は良く、設定なんかも、ちょっとわかりにくいところはあるものの、一度わかってしまえば、自由度は高いです。製品自体の実用性は高そうです。

ダイアルインターフェースは、上下左右、増減など、2方向あって、連続した同じ入力を行う場合に適しているので、そのような作業があれば、積極的に使ってみたいと思います。


TourBoxElite ツアーボックスエリート 左手デバイス イラスト 動画制作 画像編集 コントローラー 片手デバイス (クラシックブラック)

PS5の内蔵SSDを増設してみた



PS5も購入後、1年半ぐらいになってきましたが、徐々にゲームも増えてきました。
気がつくと内蔵ストレージの残りが31GBと、かなり少なくなっていたので、内蔵の増設ドライブとして、M.2タイプのSSDを導入しました。

今回、自分が購入したSSDは、サムスンの980 PROの1TBモデル。ヒートシンク付属で、PS5の動作確認済のものです。

PS5に内蔵できるSSDの要件は、ソニーから発表されていますが、自分は、M.2 SSDについてあまり詳しくないので、間違ったものを買うよりは、多少高くても、PS5に使えることがわかっているものの方がよいと思い、自分では、どの機種にするかは、あまり吟味はしませんでした。

サムスンのM.2 SSDは、MacBook Airでも使っていて馴染みがあった、ぐらいの理由です。

到着したものは、最初からヒートシンクが一体になっていて、特にこれ以上、何もする必要がない状態です。

取り付けですが、最初PS5の蓋を開けるのに、ちょっと手こずりましたが、蓋さえ開いてしまえば、あとは簡単に取り付けできました。

PS5を起動すると、ちゃんとヒートシンク付きの1TB SSDと認識されているようでよかった。

パンパンになっている本体ストレージから、使用頻度の低いゲーム170GBをM.2 SSDストレージに移動させることで、本体ストレージには200GBぐらいの空きができることになりました。
これでしばらくは大丈夫でしょう。

何かしらの参考になれば幸いです。



MZ-V8P1T0C/IT サムスン 【PS5動作確認済み】Samsung 980 PRO 1TB ヒートシンクモデル (M.2/NVMe) 国内正規保証品