PSVR2のスイートスポット対策にストラップを買ってみた



PSVR2をズレにくくするためのストラップを購入してみましたので紹介します。

■最近のPSVR2

PSVR2を購入してから、結構経ちましたが、大体週2-3回の利用ペースに落ち着いてきました。
PSVR2も大分、被り慣れてきましたが、縦方向の調整だけは、いつもうまくいくとは限りません。

PSVR2の弱点の一つは、レンズの位置で、比較的しっかり見える、いわゆるスイートスポットという部分が狭く、ここから少しズレると、ぼやけて見えてしまう、という問題があります。

PSVR2を装着する時は、後頭部とおでこの部分をバンドで締め付けて固定します。
これが被っている間に、本体の重みがあるため、最初にしっかり合わせていても、そのうちズレてきてしまうわけです。

特に自分の場合、後頭部の丸みが少ない、いわゆる絶壁頭に近いため、余計にズレやすいのかもしれません。

このズレを多少でも軽減するのに、ヘッドセットの上部にストラップを渡す、という方法があります。

Amazonで調べると、PSVR2に最適化されたデザインのストラップが売られていたので、物は試し、ということで、購入してみました。

■買ったもの

形状としては、前面が2股に分かれており、後ろは1本。ズボンのサスペンダーのような形状になっています。
素材は、バンドと、ゴムと面ファスナーになっています。

どのあたりがPSVR2に最適化されているか、というと、後部のPSVR2のバンド部分との接合部に穴が空いています。
PSVR2の場合は、ちょうどここに締め付けダイアルがあるので、ダイアル部分を隠さないようになっています。

前面は、ゴーグルとバンドをつなぐ部分があるので、そこを避けられるように別れています。
2股に別れたストラップが、離れていってしまわないように、間をつなぐストラップがあります。

取り付けは、面ファスナーで4箇所止めるだけですので、とても簡単です。

■使ってみた

このストラップをつけた状態でPSVR2を被ってみると、まず、最初の位置設定が決まりやすくなりました。

PSVR2は、縦方向の自由度が結構あるので、最初に正しい位置にセットするのが難しく、結局、設定を立ち上げて、画面を見ながら修正する、ということが度々発生します。

ストラップをつけていると、自由度が制限される一方で、最初から正しい位置にセットしやすくなりました。

続けて使っている時も、期待通り、ズレは感じませんでした。

頭のてっぺんにストラップがあたると、頭が痛くなったりするのかなと思いましたが、実際には、PSVR2のバンドで支えている部分が多く、ストラップは四六時中当たっているわけではなく、痛みはなどは感じませんでした。

シネマティックモードでの利用が多いのでズレがなくなったのかと思い。エクササイズ系のVRゲームやBeatSaverでも試してみました。
ですが、VRゲームといえど、頭をそれほどグリグリ動かす訳でもないので、ズレを感じるほどではありませんでした。

■気になる点

全体としては、非常に効果的でしたが、気になる点もゼロではありませんでしたので、触れておきます。

■ストラップの調整余地はそんなにない

面ファスナーによる装着なので、自由度が高そうですが、調整できる余地がそれほどありません。
ゴムで伸び縮みするので、そこで、多少の調整をする感じです。

■深く被れない

PSVR2の元々を上方向は、丸々空いているので、一旦深く被って、前髪をバンドの外に出して上にあげ、ダイアルを占めて、固定する、ということができます、

このストラップをつけると、上方向が塞がれます。
すると深く被れず、前髪を外に出す、ということができなくなります。

なので、あらかじめ、手で前髪を上げた状態で被るか、ヘアバンドなどで、前髪を上げるなどが必要になります。
ここはちょっと不便ですね。

■まとめ

多少の不便さはありますが、価格もそれほど高くないですし、スイートスポットを外すことによる、画質の悪化は防ぎやすくなるので、これは買ってよかったです。


DEVASO PlayStation VR2用調整式ヘッドストラップ

PSVR2がやってきた



楽しみにしていたPSVR2がついに発売され、我が家にも到着しました。
自分なりの最初の感想をお伝えしたいと思います。

最初に結論をお伝えしておきますが、シネマティックモード最高、でした。

■これまでのあらすじ

購入までの経緯は、動画にしていますので、簡単に振り返ると、初代PSVRはよく使っていましたが、去年のテレビの買い替え以降は、使っていない状態でした。
それ以外のVR機器は、初代Oculus Questを持っていて、こちらは今でもたまに使います。

PSVR2は、シネマティックモードでサブディスプレイ的に使えそうということと、PS5時代のVRゲームも楽しみ、といった具合です。

■開封

ソニー公式の開封動画、分解動画まで出ていましたので、詳しくはそちらをみていただくとして、自分なりの感想を。

まず本体ですが、大きさはかなり大きいと思うのですが、大きさの割には、それほど重く感じません。
分解動画では、かなりのパーツが組み込まれていましたので、ひとつ一つの部品が軽く作られているんでしょうね。

ヘッドセットの装着方法ですが、機構的には、スコープをボタンで引き出し、ヘッドバンドを引き伸ばして、ダイアルで締めるという、初代PSVRを踏襲した形式ですので、大きな戸惑いはなかったです。
自分は、メガネ族ですので、メガネをしたまま装着できるのは大変ありがたいです。

メガネといえば、自分は近視で老眼ですが、使う距離に合わせて、メガネを使い分けています。
VRは画面が近いので、80cmぐらいの位置にピントが合う、PCの距離で使うメガネが合うのかと思ったのですが、PSVR2の場合は、レンズを通しているからなのか、1.8mぐらいにピントが合うテレビの距離用のメガネの方が良かったです。

ヘッドセットから伸びているUSB-Cケーブルは、十分な長さがある上に、しなやかな素材なので、取り回しは楽そうです。
ただ、長さがあるために、しまうときに束ねるのが大変ではあります。自分でケーブルホルダーをつけて、まとめやすくしました。

ヘッドセットには、電源ボタン、ファンクションボタン、スコープの調整ボタンがあるのですが、見えないまま操作するので、場所がわかりにくい、というのはあります。ボタンの場所や機能を覚えるときに、視覚の補助がない、というのもわかりにくい原因でしょうね。慣れるしかありません。
右手でスコープの右側を持った時に、人差し指が調整ボタン、親指がファンクションボタンと覚えます。

ヘッドセットの周りにはライトシールドという、没入感を高めるため、光を遮る柔らかい幕がついていますが、これのおかげで、光が入りにくくなっていますし、顔に当たる面がソフトなので、付け心地もいいと思います。ちゃんと洗えるようになっているのもポイントが高いです。
ただ、実際につけ外ししてみると、ライトシールドを固定するための爪の数が多いですし、非常に細いため、乱暴に外そうとすると、折れないか心配です。取り付ける際も、奥の方は作業がしにくいため、頻繁に取り外すものではないと感じました。

付属のイヤフォンは棒状のパーツにイヤフォンジャックが付いていて、両端からイヤフォンがでています。
他の機器には使いにくいですが、ヘッドセットにしっかりと装着できる上、ケーブルの長さが最小限なので、左右こんがらがることもないので、使いやすくなっています。

VR2 Senseコントローラーは、こちらも大きさの割には、とても軽く感じます。
複雑な形状で、ぱっと見、どっちが前で、どこから手を入れるか、というのも直感的にはわかりにくいです。
ボタンは、DualSenseにあった、十字ボタンはありません。
トリガーボタンは、DualSenseは、上がR1、下がR2ですが、VR2のコントローラーは、人差し指がR2、中指がR1で上下が逆の関係になっています。
画面でR1を押せ、とか出るのですが、こんがらがります。中指で押せ、とか言って欲しいところです。

■充電台買った

本体をソニーストアで予約した時、コントローラー専用の充電台は予約しなかったのですが、一般予約が始まったときに、貯まっていたポイントを使って、ビックカメラで充電台を予約し、発売日に到着しました。
なくてもいいかと思ったのですが、コントローラーは2つ充電しないといけないので、交代で充電するか、充電器とケーブルを2個用意するか、と考えたときに、面倒になりそうだったので同時充電ができる専用台があった方がいいかな、と思いました。

充電台には、USB-Cに差し込む充電端子が付属していて、これをコントローラーに差し込み、コントローラーを台に乗せるだけで、充電がスタートするようになっています。
充電台には、USBのポートがついているのかと思っていましたが、専用のACアダプタが付属していました。

■セットアップ

セットアップは、PS5本体とコントローラーを接続し、ヘッドセットを頭に装着し、設定をするという流れです。

PS5本体とヘッドセットの接続は、ヘッドセットから出ているUSB-Cケーブル一本で済むので、初代PSVRと比べるとこれは楽です。
ケーブルで気をつけたいのは、ヘッドセットのバンドの中を潜らないようにすること。

コントローラーは、最初にPS5本体とのペアリングが必要で、ペアリングには付属のUSB-A-Cケーブルを使います。
自分の場合は、先に充電端子をつけてしまっていたので、一度外す必要がありました。

ヘッドセットを頭に装着する方法は、画面の指示に従えばいいのですが、ヘッドセットのズレが、見え方に結構影響してきます。
髪の毛を挟み込むとずれやすくなるので、いつも室内自転車のトレーニングに使っている薄いタオルを頭に巻いてから、ヘッドセットを被るとズレにくくなった気がします。

装着が終わると、目の間の距離の測定と調整を行いますが、このときに、ヘッドセットの傾きや位置のずれもわかるので、一緒に修正しておきます。

アイトラッキングの調整は、動く目標を視線で追います。以前に業務用のアイトラッキング装置を使ったこともありますが、ほとんど同じ方式ですね。
自分が昔使っていたアイトラッカーは、Tobiiという会社のものですが、Sonyは、Tobiiのアイトラッキング技術を導入した、という記事を見かけましたので、キャリブレーション方式が同じなのも納得です。

赤外線カメラが黒目の位置を追いかけていて、その人特有の目の位置と、画面上の位置の対応をつけることで、個人差を吸収するという感じです。
メガネのレンズの屈折などで、カメラからみて、眼球の位置が裸眼と違ったとしても、この対応付けがあるので、特に問題はないと思います。

人がかわるのはもちろん、特にメガネからコンタクトにした時なども、キャリブレーションはやり直した方がよさそうです。

サウンド関係ですが、最初は付属のイヤフォンを使った方がいいかもしれません。

初代PSVRの時は、VRを使っていても必ずテレビからも音声が流れていましたが、PSVR2は、テレビからは音が流れたり流れなかったりします。シネマティックモードの時は、画も音も流れないみたいです。
Oculus Questみたいにスピーカーはついていないので、音を聞くにはイヤフォンが確実、ということになります。

付属以外のイヤフォンを使うこともできますが、見えない状態でイヤフォンを耳に入れたり、ヘッドフォンを被ったりする必要があり、慣れないうちは、これが結構大変。
その点、付属のイヤフォンは、ケーブルの長さも最小限で、耳のすぐそばにあるので、ややこしさは少ないです。

初代PSVRは、ケーブルについている物理ボタンで音量の調整ができましたが、PS5は、画面上でしか、イヤフォンの音量を変更することができません。
PSマークボタンを短押しででてくるアイコンメニューから音量変更ができます。このメニューはオプションボタンを押すことで自分でカスタマイズできるので、音量ボタンが表示されていない場合は、自分でメニューに加えられます。

PS5のイヤフォン・マイク機能には、自分の声をイヤフォンから聞くことができる、サイドトーンという機能がありますが、PSVR2のイヤフォンはサイドトーン機能に対応しており、外音取り込み機能のように使うことができます。
没入感、という点では、遮音性が高いのはいいことですが、ヘッドセットで視界も遮られているので、何かあったときのために、多少、周囲の音が聞こえる方がいいと思います。

■VRゲームを遊んでみた

セットアップが完了したところで、VRゲームをいくつか遊んでみました

■ホライゾン

機械獣の迫力はすごいですね。酔いにくい工夫は結構されている感じです。
コントローラーを握って、岩渡りとかを繰り返すのですが、ハプティックフィードバックのおかげで、トリガーを握るにも結構力がいるので、繰り返すうちに握力がなくなりそうです。
岩肌を掴んで登る、とかは直感的ですが、移動とか、飛びつきとか、戦闘中の避けが、独自のジェスチャコマンドで覚えられません。
大きな動きが必要になるので、ソファに座ってだと、ちょっとプレイしにくいかも。立ってのプレイか、スツールみたいな簡易的な椅子に座ってのプレイが良さそうです。

■GT7

GT7は発売日に購入したものの、まだあまり進めていなかったのですが、今回、あらゆるプレイがVR対応になっているので、これからVRで進めていこうかと思っています。
酔うという人もいるみたいですが、自分はGT7は大丈夫ですね。
レース情報をオフにして、アシスト類を切ると、リアリティがグッとあがって、集中力があがります。
自分は人の運転では酔いやすいのですが、自分が運転している時は酔わないので、それと同じ原理で酔いにくくなると思っています。

■Rez Infinite

PSVRの時に購入、クリア済みでしたが、PSVR2版にアップグレードしました。
何よりも視線でのロックオンが素晴らしい。見るだけでロックオンできるのは、今までにない感覚です。
絵柄的に、画質が気にならないのもあって、一番爽快感がありました。

■オノゴロ物語

Questでプレイしようと思っていたのですが、忘れているうちにプレステでも発売されていました。
まだ冒頭部分しかプレイしていませんが、移動や回転は、切り替え式ですので、酔う心配はなさそうです。

■kayak VR

景色が綺麗そうだったので買ってみました。
自分のイメージの中ではかなりの高画質だったのですが、実際にはちょっと微妙な画質でした。
動きや操作はリアル感があるんですけど、カヤックをオールで漕ぐスピードは、リアルに遅いので、景色があまり変わらず、爽快感はあまりないです。景色のいいところに行くには、どれだけ漕げば良いのか、まだ試せていません。
あと、カヤック自体が、水に浮いていて、ゆらゆらしているので、長時間続けると、酔いそうな予感が結構します。

■NO MAN’S SKY

確か、2021年は1番遊んだゲームです、一応ストーリー的なところはクリア済みです。
画質は結構粗いですね。PSVRの時にすでにVR対応していたみたいですが、そこからアップデートされていないのでしょうか。PSVR時代の画質っぽいです。
VRのチュートリアルがなく、コマンドが全然わからず、宇宙船から降りることができません。
ただ乗った感は、かなりすごい。
Senseコントローラーの反応が過敏すぎて、酔いそうな気がします。


ここまでに試してみたVRゲームはこんなものですが、まだしっかりと遊んでいないので、主に酔いそうか、酔わなそうかのレビューになってしまいました。
他にも、ネズミを操作するパズルゲームmossの2章も買ってありますし、東京クロノス系の新作ディスクロニアも買うつもりです。

しかし、VRゲームのラインナップはものすごく豊富、とまではいかないですが、普通にすぐには遊びきれないぐらいはありますね。

■シネマティックモードを使ってみた

シネマティックモードとは、VRに対応していないゲームや動画コンテンツをVR空間内の超大型スクリーンに投影して楽しむ機能です。
初代PSVRにもあった機能で、よく使っていましたが、自分としては、PSVR2を予約する前でも、たとえVRコンテンツが揃わなくても、シネマティックモードがあるだけで、PSVR2購入の価値があると思っていました。

実際に、PSVR2のシネマティックモードを使ってみたのですが、自分の考えは間違っていませんでした。一言でいえば最高です。
最高は言い過ぎかもしれませんが、最高に近いことは間違いありません。

ただ、この結論にはすぐに達したわけでなく、若干の試行錯誤がありました。
ポイントは、最大サイズにすること、です。シネマティックモードは、12段階で画面の大きさを決められるのですが、その最大サイズにする、ということです。

最大サイズとはどのぐらいのサイズか、といえば、自宅の75インチBraviaと比較すると、多分1.6倍ぐらいの大きさでしたので、1.8m先に125インチぐらいのスクリーンがある、感じでしょうか。

まず、原神を遊んでみたのですが、まさに自分が原神の舞台であるテイワット大陸に紛れ込んだような錯覚に陥りました。
街の建物、山の高さ、歩いたり走ったりして、移り変わる様、空を滑空する時の目の前に広がった風景、地上までの高さなどが、かなりリアルに感じられました。

VR化されているわけではありませんが、目の前のほとんどがスクリーンなため、今までのディスプレイの小窓から覗いているような感覚に比べると、世界に入り込んだ感覚が強くなりました。

同じくFF14で、リムサロミンサのマーケットを歩くだけで、エオルゼアにいる、という感覚が起こってきます。

もちろんホライゾンだと、退廃した未来のアメリカ、ホグワーツレガシーではホグワーツ城、ゴーストオブツシマでは、対馬の戦場にいる感覚を味わえました。

いずれもオープンワールド、もしくはマップが広大な3Dゲームで、プレイヤーのキャラクターが表示される3人称視点のゲームです。
ポイントは、見下ろし型の俯瞰よりのセッティングではなく、プレイヤーキャラクターの目線の高さに合わせるのと、カメラも引き気味よりも、普通の人の視界に近い方が、よりリアルに感じることができます。

ゲーム以外では、Perfumeの東京ドームのライブBlu-rayも見てみました。
これも最高ですね。
観客席も映る、引きのシーンでは、自分が体験したライブに行った記憶が一瞬で蘇りましたし、カットがメンバーに切り替わると、テレビでも、現場でも味わえないような、今までにない迫力でパフォーマンスを楽しめました。

映画も相性は良かったです。
ロードオブザリングの4K UHD Blu-ray版ですが、さすがに全部観るのは大変なので、第3部 王の帰還のペレンノール野の合戦のシーンからみました。
2.4:1のシネスコサイズですので、横方向は視界いっぱい。縦方向は視線移動せずに済むような比率です。窮地に陥るミナスティリスを救うため、目の前いっぱいにローハン軍の騎馬兵団が展開され、セオデン王の胸熱演説を臨場感たっぷりに楽しめました。

PSVR2を買うときにはあまり意識していなかったのですが、Blu-rayをヘッドマウントディスプレイで見ようとすると、選択肢がかなり少ないようです。
配信コンテンツも増えましたが、まだBlu-rayでしか見れないコンテンツもありますので、Blu-rayドライブ付きのPS5に、PSVR2の組み合わせは良かったな、と思います。

このように3Dゲーム、ライブビデオ、映画については、PSVR2との相性は非常によいと思いますが、逆に言うと、これ以外のコンテンツは、あえてヘッドマウントでやる必要性は薄いかもしれません。

今後のことを考えると、特に3Dゲームのビッグタイトルは、これからもFF16を始め、継続的にリリースされていきますから、これらを迫力たっぷりに体験できるわけで、コンテンツの面でPSVR2が埃を被る心配はなさそうです。

■画質について

自分がPSVR2に一番期待していたのは画質の向上だったのですが、正直に言えば、PSVR2の実際の画質は、ちょっと期待しすぎでした。

PSVR2は、4KHDRということでしたが、実際に片目に見えているのは4Kではなく、横方向のピクセルは2K分しかありません。

片目で2Kで、両目合わせて4K、また、実際にプロセッサが描画しているのは、4K分であることは間違いありませんが、通常のディスプレイは、両眼で同じピクセルを共用できるため、片目で4K分を見られますが、PSVR2は、半分の2KフルHD相当のピクセルしか見られません。

我が家の4KBraviaと比較すると、Braviaは、対角75インチで、横方向に4Kのピクセルがあります。
PSVR2は、対角125インチぐらいと画面サイズは大きい反面、横方向のピクセルは2Kと半分しかありませんので、大雑把に計算すると、4KBraviaの3倍ぐらいは粗いわけです。

初代PSVRは、片目で1Kだったことを考えれば、そこからは横方向で2倍綺麗にはなっているのですが、4Kディスプレイが当たり前の時代には、片目で2Kで高画質、というのは、ちょっと無理がありました。

また、小さなディスプレイを拡大してみせるために、レンズも使用していますが、中央はまだいいものの、端の方はどうしても、RGBの3色が分解して見えたりします。また、光の屈折で、ゴーストも割と発生します。

というわけで、画素についてはフルHD相当で、光学的にも少し問題があるのがPSVR2の実際でした。

PSVR2のHDR対応ですが、黒はしっかりと黒がでていて、明るい方が、眩しいまでの明るさはない、という感じでしょうか。
ヘッドセットは遮光がしっかりされている中、あまり明るすぎると目に悪いのかもしれないので、ここにそれほどの文句はないです。

画質面でのアイトラッキング、フォービエイテッドレンダリングについては、効果を感じるのは難しいです。視えている部分は、普通に描画されていますから、それ以上の効果は感じられず、解像度を落とす処理は、人の目が見ることができない領域で行われていることなので見えません。

画質に与える影響は、フォービエイテッドレンダリングよりも、レンズの中央か、周縁か、の違いの方が大きく感じます。

■画質よりも迫力

PSVR2の画質が4Kに満たないから、すごくがっかりしているか、といえば、そうでもないです。
VRの解像度が片目で4Kの画質になるためには、両眼分で8Kを描画できる必要があるため、処理力を考えると、少なくともPS5の時代には無理でしょう。
この時代に、両目で4K同等のPS5の画質を求めるのは、ないものねだりなわけです。

それよりも、ヘッドマウントディスプレイは、自宅ではなかなか実現できない100インチ超の迫力のある表示ができる、という価値があります。

2Kという範囲で、迫力を感じることができる点においては、PSVR2は十分価値があります。
確かに端の方は色が分解されていますが、真ん中を見ておけばいいだけのことです。
4K対応ゲームで、端っこにある小さな文字が潰れ気味なところもありますが、真ん中で起きる出来事に集中していれば、端っこの文字が気になることも少ないです。本当に必要であれば、頭を端に向ければ、ちゃんと読めるようになります。

シネマティックモードが最高、あるいは最高に近いと言いましたが、画質が本当の意味で4Kではないのが最高ではない理由であり、それを大きく上回る迫力が最高の理由となります。

PSVR2は、PSVRよりも視野角が10度広くなり、110度になりましたが、シネマティックモードでより大きなスクリーンを投影できるようになった、という恩恵がありました。

■酔いについて

今のところVR酔いは起こしていないです。
自分は乗り物酔いに強い方ではありませんが、まだ、長時間VRゲームをプレイしていないこと、酔いそうなVRゲームは避けているから、酔っていないだけかもしれません。

自分がプレイしたVRゲームでは、ホライゾン、GT7、Rez Infinite、は全然大丈夫そうです。
Kayak VR、No Man’s Skyあたりは、少し長くプレイするとやばそうです。
シネマティックモードでは、割と早く画面を動かしても、今のところは酔う感じはありません。

■AirPods Maxとの相性

サウンドは、基本、付属のイヤフォンで良いと思うのですが、より良い音質、ノイズキャンセリング、自然な外音取り込み、ということでAirPods やProを使いたいと思っても、PS5とは、ワイアレス接続ができないため、PSVR2でも使うことはできません。
AirPods Maxであれば、有線接続ができるので試してみました。

最初は、バンドが干渉してしまうかと思いましたが、うまく避けることで、なんとか装着自体はできました。
AirPods Maxは、本体だけで、外音取り込みとノイズキャンセリングの切り替え、音量調整ができるので、付属イヤフォンの手の届かないところを補ってくれています。
一方で、せっかく軽く作られているPSVR2なのに、重量がかなり増えてしまうのと、着脱は結構面倒なので、気軽には使いにくいかもしれません。

PSVR2のために、AirPods Maxを買う人はいないと思いますが、持っている人は、組み合わせてみてもいいかもしれません。


■気になる点

画質、酔い以外の、気になる点もいくつか挙げておきます。

■着脱は割と面倒

初代と大きく変わるわけではないですが、気軽につけ外しができるわけではありません。
頭にバンドで装着しますし、前髪をはさんでしまうと、ズレの原因になるので、髪を噛まないようにすると、髪型は崩れます。
ベストポジションは、画面で確認できますが、重量でずれてくるので、ある程度の時間で修正する必要があります。
メガネがズレると、一度スコープを緩めてから、上げて、またスコープを戻す、という手順も必要です。
レンズは汚れる可能性があるので、汚れを拭き取る必要もあります。

ゲーミングPCに比べて、PS5なんかの専用機は、ゲームを始めるまでの儀式が少ないのが利点なのですが、VRは、そのへん準備をするものがどうしても多くなり、遊ぶタイミング、スケジュールを考える必要も出てきてしまいます。

■HDMIシンク設定

家族がテレビを使っている間に、PS5とPSVR2を使おうとするとき、何かしらの拍子で、テレビの画面がPS5に切り替わってしまうことが頻発しているそうです。
そうです、というのは、こちらは目も耳も塞がっているので、気が付かないのです。
これはHDMIシンクの機能が働いてしまっているからです。連動しないようにするのは、PS5の設定でHDMIシンクをオフにしないといけません。
この設定をオフのままで運用すれば良さそうですが、そうすると我が家のセッティングでは、こんどはPS5をテレビで表示できなくなってしまいます。
なので、PS5を使い終わる前にHDMIシンク設定をオンにしておいて、次にPS5を使い始めにオフにする、という面倒なことをやる必要があります。

PSVR2の使用頻度が下がるとすれば、この脱着、遊ぶまでのセットアップが面倒、つまり億劫になる、というのが、原因になりそうです。

■まとめ

待ちに待ったPSVR2の発売でしたが、最初は画質が自分のイメージと違ったので、少しテンションが下がっていたのが事実です。
ですが、シネマティックモードを体験すると、最初の印象が大きく覆りました。
買ってよかった、お金を出しただけの価値はありました。

残念なのは、FF14も原神も、かなりゲームが進んでしまっていて、今後、新しく実装されるコンテンツでしか、その迫力を楽しめないことです。記憶を消して、また最初からやり直せるといいのに、と思ってしまいます。

自分の場合は、初代PSVRと、Oculus Questを持っていたわけなので、
PSVRにあったプレイステーション対応というプラットフォームの強さ、ヘッドセットの装着や調整のしやすさなどをベースに、Oculus Questのインサイドアウト方式のトラッキング、シースルービュー、コントローラーなどのいい面を取り込んだ、と感じました。

ハードウェアの本質的には、Meta Quest2と大きく変わりませんが、シネマティックモードも含めて、遊べるゲーム、コンテンツの量、質が圧倒的に違う、ということを改めて感じました。
というわけで、PSVR2は、現段階で、買ってよかった、大満足でした。

た。



PlayStation VR2(CFIJ-17000)



PSVR2当選!



先日、
PlayStation5用のVRデバイスVR2の予約抽選に応募した、という動画をアップしましたが、結果は当選となりました!

1/10からメールで当選発表があったようですが、自分の場合は、その翌日1/11の14時ごろに当選連絡がきました。

すぐに支払い完了して、2/22に到着予定です。

購入方法ですが、メールから貼られているリンクのページは、誰でもアクセスできそうですが、そこから先はログインが必要でした。

本体と同時に、コントローラーの充電スタンドも購入できるようでしたが、最初は気づかなかったこともあり、今回は購入しませんでした。
後で、同時購入できると知ったんですが、テレビ周りに、常時充電して置く場所もないので、後からでも買えそうですし、まぁいいかと。

ソニーストアのお買い物券の類いは使えませんでした。
ソニー銀行のデビットカードだと3%オフだったのも後から気づきました。ソニー銀行のカードは持っていたので、よく読んでいれば、使ってもよかったかもしれません。

■その後のVR2

PSVR2を予約応募してから、GT7とBeatSaverのVR2対応が発表されていました。
BeatSaverは、初代PSVR版とQuest版も持っていましたが、今でも遊べるので、PSVR2対応したからと言って、特に期待はありませんが、GT7の即日VR2対応はびっくりしました。

GT Sportsのように、VR専用のモードが用意されるのでしょうか。
希望は、全部のゲームがVRで遊べることですけどね。難しいんでしょうか。
初代PSVRの時は、後付け対応だったのではないかと思いますが、GT7は、最初から、VR2の発売は想定していたでしょうから、フル対応も期待してしまいます。
ハンドルコントローラーが欲しくなってしまうかもしれません。

あと、ネズミのパズルゲームmossも来るようです。Questで1をやったので、2はVR2で買おうかな、と思っています。
ディスクロニア:CAというのもありますね。東京クロノス、アルトデウスはQuestでプレイしたので、こちらはPSVR2でプレイしたいです。

mossの1作目や、東京クロノスなんかは、VR空間は使うけど、座ってプレイできるので、酔う心配が少なく、それなりに楽しめました。

オノゴロ物語というのも、Questで出ているのは知っていましたが、国産VRゲームというところで、面白そうかなと思っています。

こうやってみると、シネマティックモードではなくVRゲームでも、結構遊べそうなものが揃ってきましたね。ますます楽しみになってきました。



PlayStation VR2(CFIJ-17000)

PSVR2を予約応募した



来年2月に発売予定のPlayStation5のVR、PSVR2の予約を申し込みました。

■PSVR結構使っていた

まず自分のVRの使い方ですが、VR自体への抵抗はあまりないものの、今現在はそれほど使用時間は多くありません。

初代のPSVRは持っていて、出た当初はかなり入手困難だったので2017 年に北米版を個人輸入しました。

そこからVRゲームはいくつか遊びました。
エースコンバット7や、グランツーリスモスポーツは、かなり好きだったのですが、ボリュームが少なかったですね。

VRゲームだけでなく、家族がテレビを使っている時に、シネマティックモードで、パーソナルディスプレイとして、普通のゲームでもかなり使っていました。

シネマティックモードというのは、VR化されていないゲームや映画など普通のコンテンツをVR空間でみることができるものです。仮想のディスプレイがあるわけで、プレステの画面に映るものであれば、なんでもOKです。

PSVRは、このシネマティックモードが重要で、自分の利用頻度的には、VRゲームが1、シネマティックモードが9ぐらいの比率で使っていました。ドラクエ11や、FF15も、結構な割合でPSVRでプレイしてました。

PS5は、MacやiPadに比べて、綺麗な大画面が、手軽にソファで楽しめるのがいいところなのですが、テレビを占有してしまいます。
そのため、家族がテレビを使いたい時には、PSファイブを使えないのですが、PSVRがあれば、省スペースの大画面ディスプレイとして、同時使用ができるわけです。

初代PSVRは、PS5でも使えたので、しばらく使っていたのですが、新しいテレビを買い替えた時に、HDR出力と共存できないので、お蔵入りになりました。

VR自体は気に入っていたのですが、環境に合わなくなり、やむなく使わなくなった、というところです。

他にも、初代Oculus Questももっており、こちらは現役稼働です。
ただプレイしているゲームが、PS5が多いため、出番はかなり少なくなっています。

こんな感じで、VRに後ろ向きではないけど、今現在は、あまり使っていない、ということになります。

■PSVR2をどう評価した

PSVR2は発表前から期待していましたが、実際に発表されたものの特徴は

  • 画面が綺麗になった
  • 接続がシンプル
  • PS5に対応
  • シネマティックモードも継続

とまとめられそうです。

綺麗さは、片目で1Kが2Kになり、4倍の解像 度になったほか、視線が向いたところだけ、描画を細かくするなど、スゴい機能もあります。

昔、仕事でアイトラッキング装置を使用したこともありますが、当時、数十万、数百万円していたものが、数万円の一般販売品に搭載されているのですから素晴らしい。

Quest2や、Pico4のパネルは液晶ですが、PSVR2は初代と同様、有機EL、OLEDを採用していて、PSVR2からはHDR対応になっているのも、ポイントが高いです。

HDRは従来型のディスプレイよりも明るく、眩しさまで表現できますが、自分はこの1-2年で、いろいろなディスプレイのHDR対応を進めてきたので、VRもHDR対応になってくれるのはうれしい。
特に、ゲームは、映像作品よりも光の表現が富んでいるので、より効果的だと思います。

接続は、USB-C一本になり、カメラも内蔵になりました。
初代は、HDMIやUSBなど、ケーブルが多くて大変でした。抜き差ししにくいので、配線した状態で、使わない時も置いておくしかありません。
PSVR2は、多分、PS5本体前面のUSB-Cポートに挿すだけなので、使わない時は片付けられそうです。

ワイアレスになるに越したことはありませんが、通信システムとバッテリーが重量と価格へ影響しますし、最大の特徴である、PS5のゲームを快適に遊ぶには、まだ有線にせざるを得ないところなのでしょう。

カメラ内蔵は、Questでもお馴染みですが、周りの様子がわかって便利ですし、将来的には、Questのように、コントローラーだけでなく、手なども判別できるようになるかもしれません。

最後の特徴、PS5のゲームができる、が、自分としては最も重要です。
今、自分は、PS5でFF14と原神をかなりプレイしていますが、仮にPSVR2用のVRタイトルがあまりリリースされなくても、シネマティックモードがあるので、この2本をヘッドマウントディスプレイでプレイはできるわけです。

新しい機器を検討する時に、機器の性能以上に、結局、自分に適した用途があるかないかが、自分にとっての有用性を決めてしまいます。
シネマティックモードがあれば、VRの用途がなくても、PS5としての用途はあるわけなので、購入費用が無駄になる可能性はグッと減ります。

ただ自分の場合は、家族がいて、自分の個室もありませんので、シネマティックモードが、有用なのですが、一人暮らしの人や、個室がある方は、PSVR2を買う意味は、それほど大きくないかもしれません。

というわけで、値段はさておき、自分の場合はPS5のゲームを綺麗な画面で没入感たっぷりにできる、ということで、PSVR2には期待していました。

■Meta Quest Proと悩む

そんな中、Meta Quest Proが発売されて、ちょっと悩みました。
VRの中では高級機ということで、初代Questからは、かなり改良されているわけです。
ただ、価格が20万円以上と高く、PS5のゲームもできるわけではない。
Immersedなどを使って、Macの作業用ディスプレイとしてはかなり使える様ですが、その用途だけだと、重要なのはディスプレイの質なので、Pico4や、次にでるであろうQuest 3でもいい気もします。

一応、初代Questでも、Immersedは起動することができ、レイテンシーもほとんど感じませんでした。
ただ、初代の解像度は低くて、作業には結構辛いかんじでした。

■価格発表

そんな中、PSVR2の価格や発売日が発表になったわけですが、第一印象は、高い!
7万円台は、PS5本体より高いわけで、本体より高い周辺機器って、とどうしても思ってしまいます。

ただ冷静に考えると、初代PSVRも本体より高かったですし、今PS5のゲーム画面を映しているBraviaも、本体よりも何倍も高いわけです。

ワイアレスでスタンドアロン運用できるQuest 2、Pico4よりも高い、というのもありますが、そもそも元のゲームのクオリティが違うわけで、その分、ディスプレイやアイトラッキング系に費用が振り分けられていて、よりよい体験ができるならば、悪くはないと思います。

許されるなら、Quest Proと両方欲しいところですが、さすがにQuest Proと2つ買うのは無理なので、どちらか一つにする、とすれば、PS5のゲームがプレイできて、メディアプレイヤーとしても使えるPSVR2の方かな、と考えたわけです。
Quest Proと比べると、むしろ安く感じる。不思議。

まぁ、それでも高いんですけどね。

■予約に応募した

予約開始は11月22日、Horizon同梱モデルのみ、ということでしたが、Horizonは1作目はクリアしてますし、Forbidden Westも、中盤まではプレイ中なので、同梱版であることは問題なしです。

当日になると、ソニーからご丁寧に、メールで案内をいただいたので、予約プロセスへ。

転売防止のための策が講じられてましたが、どれも条件は問題なし。
無事に予約の応募はできました。

まだ当選が決まったわけではないですが、最近は、最新のVR機器に触れられていなかったので、進化を体験できるのを楽しみにしています。

特に、来年の夏はFF16がPS5で発売されるので、PSVR2があればテレビを占有せずとも、仮想大画面でプレイできるのは大きいですね。

PlayStation VR2


PS5 - PS4拡張ストレージとPSVRは共存できないっぽい→できた

PS5は、まだ専用ゲームが少ないので、しばらくは、PS4ゲームを遊ぶ、ということになりそう。

後方互換性は、結構なもので、ライブラリの9割ぐらいのゲームはそのまま遊べるみたい。

PS4のゲームでも、PS5でプレイすると、画質、フレームレートの恩恵は受けるものもあるので、新コントローラー対応していない以外は、PS4のゲームでもしばらくは十分かも。

PS Plus会員だと、 PS4のゲームを20本ぐらい遊べるので、早速、ペルソナ5をダウンロードしてみた。

ダウンロードすると、ストレージを使ってしまうが、PS5のSSDは、かなり高速らしいが、容量はそんなに大きくない。大量にPS4用のゲームをダウンロードすると、すぐにいっぱいになってしまう。

PS4 Proの時は、内蔵ストレージをSSDに換装して、外付けに内蔵していたHDDを付けていたので、ストレージには割と余裕があった。

今のところPS5のゲームは、外付けに逃がすことはできないが、PS4のゲームは、外付けの拡張ストレージに保存することができる。
なので、PS4 Proで使っていたSSDをPS5に外付けとして使えば、いい、ということになる。

ただ、ここで一つ問題が。

PS5の背面USBポートは2つ。
拡張ストレージは、背面USBポートしか使えない。

うちにはPSVRもあるのだけど、PSVRのコントロールボックスと、カメラでUSBポートを2つ使ってしまう。そして、また、これも背面ポートしか使えない。

つまり、PS4用の拡張ストレージと、PSVRは共存できない、ということになる。多分。(→追記:使えた)

まぁ、PSVRの使用頻度は落ちているし、VRをやるなら、Oculus Questを最初に考える。
方や、まだまだPS4のゲームが中心、ということになると、拡張ストレージの方が、圧倒的に使用頻度は高い。

ということで、PSVRの常用は諦めて、PS5には、外付けSSDを繋げて、拡張ストレージとして使うことにした。

PSVRに次機種があるとしたら、コントロールボックスにUSB端子がつくのかな。(ワイヤレスにしてほしいけど(まぁワイヤレスにしてもUSBは使うかもだけど))

——

(追記)
Twitterで、前面USB-Cポートに繋げれば使える、という情報をいただいた。

http://twitter.com/pug_gon/status/1327456807799775234

試してみたら、確かに使えた!
一応、言い訳をしておくと、前面のUSB-Aポートに繋ぐと、背面ポートに繋ぐように、というメッセージがでるので、USB-Cもダメかと思ってしまった。
MacBook Pro用に、3.0Micro-B - Type-Cのケーブルを持っていてよかった。

2017年を振り返る

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

毎年恒例の今年買ったものを振り返る、という記事を書いていたが、今回は、年内に書ききれなかった。正月休みを利用して、振り返ってみる。
去年までは、ムスメの受験もあったので、かなり抑えていたが、今年は反動でかなりはっちゃけてしまった。来年は、普通になろうと思う。

最近は、買って良かったもの、という振り返り方があるようなので、まずは自分の中のベスト3を選んでみた。

1位 iPad Pro 10.5+SmartKeyboard-JIS

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iPadを最初に買ったのは、初代からだが、今年はまだまだ充分に使える12.9インチのiPad Proを手放して、ふた回り小さい10.5にした。
469gと、12.9インチよりは圧倒的に軽いので、使用頻度が格段に上がった。どこでも持っていけるし、電車の中、仕事のメモなど、カフェなど。ブログを書く頻度も上がった。

12.9インチよりは、画面の迫力は物足りないのは事実だけど、バランスがいい。

これは、買って良かった。Apple Pencilの使用頻度も上がっている。

Smart Keyboardも、JISに対応したので、書きやすくなった。
Appleとしては、iOS11の進化でPCライクな作業、というところを目指しているようだが、自分の場合はまだそれほどでも。普通にSplitViewで、ウェブを見ながら文章を書く、ぐらいか。ただ、パワーはあるので、動画編集などはやりやすくなった。

実際の使用時間では、iPhoneの方が上かもしれないけど、心のメインマシンは、iPad Pro。
実用という点で、公私に渡って活躍しているので、今年の1位。

■2位
PlayStation 4 Pro + PlayStation VR

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春までは、ムスメの受験ということで、ゲーム自体を抑えていたが、なんとか終了。
PS 4Proを入手して解禁したところに、FinalFantasy XV、ドラゴンクエストXI、GranTsurismo Sportとビッグタイトルの最新版がきて、充実していた。

PS4 Proは、4K対応がいい。最近、Switchを入手したが、やはり2Kは画質としては、見劣りがする。まだ4Kコンテンツがなかった時代に、REGZAの4Kボードに投資をしておいて良かった。
SSD換装して、快適性も向上した。

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PSVRは、思ったよりも活用度はあった。
が、ソフトは足りないかな。いいバランスのがっつり遊べるものがまだないのかなぁ。シューティングコントローラーは、対応ソフトがガチ過ぎ。なかなか、クリアまでいかないので、もっとカジュアルな奴が欲しい。
シネマティックモードで、テレビを占有しなくてもゲームが遊べるのも悪くない。最近は、ちょっと面倒だが、Switchも接続して使ってみたりしている。

PS4関連は、時間もいっぱい使ったし、面白いものがいっぱいあったので、文句なく2位。

■3位
Withing Body Cardio

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2位までは、すぐに決まったが、3位は、色々検討の結果、WiFi体重計のBody Cardioにした。

今年は、体重を3-4kg落とせたし、健康診断も、毎年、脂肪肝の気配があったのが、今年はA。

自重トレーニングアプリのRuntastic Result、カロリー記録のあすけんなども活躍したのだが、ベースを支えていたのは。WiFi体重計。
すぐ乗って、すぐに測定できて、何もしなくても記録され、手間なく状況が把握できた、というのが大きい。これは、もっと早く買っておくべきだったかも。

やはり痩せると、服装も気にすることが減るし、気分もいい。

体重が落ちてからは、トレーニングとカロリー記録は辞めたが、体重計にはほぼ毎日載っている。
冬になって、活動量が落ちていて、リバウンドの兆しもあるので、気を引き締めたいところ。

——

というのが2017年のベスト3。ここからは、順位はつけないが、まずは、比較的満足度の高いものの振り返り。

IPhone X

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毎年、買い換えているiPhoneだが、2017年はXになった。
でかくなったPlusサイズの画面はほぼそのままに、本体サイズは小さくなった。ここは良いところのひとつではある。
確かに小さくはなったが、Plusサイズにも慣れていたので、そこまで感動はなかった。

ホームボタンがなくなり、TouchIDの代わりに、FaceIDになったが、これは一長一短。

カメラがかなりキレイで、この部分の満足度は高い。

PowerCore Fusion

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充電器+モバイルバッテリー。デカいんだけど、充電器なしに充電できるのは、結構便利だった。
1ポートで、もっと小さくなってもいいかも。

Philips Hue

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スマートスピーカーの導入を控えて、家の電球をほとんどHueにしてみたが、これも意外に便利だった。
時間でライトをオンオフしたり、光量を変えたり、声で操作するより、プログラムできるのがいい。

Apple Watch Series 3

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セルラー対応して、iPhoneがなくても、単独で使えるようになったApple Watch 3。
ただ、実際にiPhoneを持ち歩かない、というケースがなかなかない。セルラーでなくてもよかったね、というのははっきりしたが、動作速度やバッテリーは、文句ないぐらいになった。次回買うなら、GPSモデルで十分。

WF-1000XAirPods

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2017年は完全ワイアレスイヤフォンが一気に一般化した年だった。
自分は2016年からEARINで、一足先に使っていたが、16年の大晦日にAirPods、秋にWF-1000Xを入手。メインの通勤はWF-1000X、サブの運動時と睡眠時にAirPodsという使い分けになった。

WF-1000Xは、カナル型で遮音性が高く、さらにノイズキャンセリングつき。音もいいし、最小限の音量で音楽が聞ける。音そのものを聞きたいときや、集中したいときにいい。難点は、バッテリーケースのでかさかな。
アプリ連携機能は、便利ではあるが、アプリを起動しないと機能が有効にならないので、次第に使わなくなってしまっている。
また、音切れ対策のファームウェアが提供されているが、iPhoneではまともにアップデートできないのはなんとかして欲しいところ。

AirPodsは、オープン型で外音の取り込みができるし、本体が小さいので、装着したまま寝ることもできる、というか、毎晩そうやって寝ている。朝起きた時に、どっかにいってしまうこともあって、探すとのが大変だけど。そういうときにAirPodsを捜すで、音を鳴らして捜す事もたまにある。
寝る時に、音楽を鳴らしっぱなしだと耳に悪いので、スリープタイマーを掛けておくのは大事。
いつかレビューを書こうと思っていたが、SuperLoudというアプリを重宝している。

ほんの2年前は、完全ワイアレスイヤフォンは、未来の夢の機器という感じだったが、一気に実用化され、こんな風に日常生活で使えるのは素晴らしい。

AirMacExpress

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家のワイアレスオーディオ環境を充実させるために導入。使用頻度は高いわけではないが、気軽に使えるようになった。

——

ここからはカメラ系。

SEL1635ZTAKUMAR 28mm F3.5

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2017年は、広角レンズに手を出した年だった。
まずはオールドレンズのTAKUMAR 28mmを買ってみて、使えそう、というのがわかって、本命のSEL1635Zを入手。

広角は、今まで後回しにしてきたけど、自分の中では結構好きだし、望遠よりは意外と潰しが効くという事もわかった。
逆に、何でも広角で撮ってしまう、という悪いクセがつき始めているかもしれない。
そういうのも撮り飽きてからが、本当に使えるようになるかも、と今は、思っておこう。

これで、望遠、広角のズーム、標準の単焦点と、FEレンズも割合と揃った。
α7を買ったのが2014年なので、もうすぐ丸4年が経過。ボディのステップアップを考えてもいい頃だけど、ソニーには手頃な次の機種が無くて困る。
Α7IIだと、5軸手ブレ補正しかつかないし、7RIIは、高解像化されるけど価格が高過ぎる。中古は手頃感があるから、中古にするという手もあるか。

Smooth-Q

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2017年は、ジンバル活用を少しできた年だった。
G4 GSも修理して、HDR-AS300と合わせて、ロードバイクマウントで、一定の形ができた。
Smooth-Qはスマホ用のジンバルだが、安い割には、機能がしっかりしていて、iPhoneのカメラを最大限に活かせる。大きさ、ゴツさが難点かな。

PeakDesign 色々

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2016年の年末に、EVERYDAY Slingを発端に色々とPeakDesignのカメラアクセサリーを購入したが、2017年は、手持ちのストラップをPeakDesign仕様にするAnchorLinks、CapturePro、レンズキット、CapturePOVなんかを購入。
全部うまく活用できているわけではないが、Capture周りは、やはり一番便利。カメラ、三脚周りをCapture互換にしたので、取外し、取り付けはかなり楽になった。
最近モデルチェンジもしたみたいだけど、基本的な使い勝手は変わっていないようなので、すぐに買う必要はないかも。

HDR-AS300R

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使用頻度が高いわけではないが、使いたくなるアクションカム。空間光学ブレ補正搭載で、フルHDモデルのHDR-AS300を導入した。やはりブレ補正がかなり効くので満足度は高い。
ただ、背面液晶を搭載しているが、ブレに弱かったはずのGoProがHero6で、かなり良くなったので、それも気になる。
また、360度撮影ができるFusionは、高画質な上に任意の場所を切り出せるので、アクションカムとしては一番いいのかもとは思っている。
——

ここからは自転車系。

ELEMNT BOLT

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ずっとiPhoneをサイコンがわりに使ってきたのに、今更ながら専用機の導入となったELEMNT BOLT。
Garminを買うかどうか躊躇していたが、結果的には、ELEMNT BOLTにして良かった。
Strava連携も、Appleヘルスケア連携もできるので、AppleWatchすら要らないし、GPSも内蔵で地図も見られ、ナビもできる。価格も安いし、コンパクトで、電池持ちもいい。Bluetoothのセンサーでいいので、壊れたものだけ取り替えられるし、Zwiftとの使い回しもやりやすい。白黒液晶だからこそできる、というところもあり、普段は液晶は断然カラー派だが、ELEMNT BOLTは白黒でいいとおもう。
日本語が変なところだけは直して欲しい気もするが、まぁなんとかなるかな。

JawBreaker

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高めのアイウェア。視界が広いし、見やすい。風の影響も受けにくい。これはいいものだった。

自転車出費は、2017年はあまりなかったが、来年はフレーム交換を狙っている。果たしてできるか。
——

年末に購入したところで、あまり使い込みが進んでいない系

MacBook Air

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ムスメ用に購入したが、使っていない時は、自分も使っている。
ブログ環境を構築して、今もダイニングのテーブルで、この記事を書いている。
RapidWeaverは、Mac用しかないから、iPadで代用できないけど、今からiPad用のCMSアプリが出るとは思えないしな。

重いので、持って歩きたくはないけど、13インチは、画面サイズとしては悪くないね。Retinaではないので、表示品質は高くないけど。

Macのペアレンタルコントロールも割と強力で、したい設定はだいたいできるので助かる。

Switch

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入手以来、ゼルダにはまっている。ゲーム機としてはよくできているが、持ち運び用としても、据え置き用としても、中途半端とも言える。そこの中途半端さが、いいバランスなのかもしれない。

想定外としては、意外とムスメが気に入って、マリオだけでなく、ゼルダもやり始めてしまい、お父さんが遊ぶ時間がない。1人1台にすべきなのだろうか。(ゲームを書い直さないといけないので現実的ではないが…)
——

ここからはイマイチだったかも編。
まずはドローン。

Spark & Mambo

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持っていない時はやってみたくて、買ってみるとそうはいかない、というもの、それがドローン。
Sparkの方は、飛ばせる場所、環境が特殊で、普段から使う、というわけにはいかないし、練習だけといっても、同じ場所では飽きる。
必然的に、規制のない、自然の多いところに、頻度よくいかないといけないが、そうなると時間の確保の問題がある。なかなか、これを趣味とするのは難しいなぁ、というのがやってみた印象。
逆に、機器自体はよくできていて、天候や環境が整えば、それほど難しいわけではない。

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Mamboの方も、市街地で飛ばせるとは言え、迷惑にならずに飛ばせる場所、というのは結構限られている。
またSparkに比べて非力なので、風の影響も受けやすい。ドローンは、思ったよりうまくいかないなぁ、というのが今年の印象。

次はおもちゃ系。

Cozmo

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これ自体は、可愛らしいおもちゃなのだけど、面倒なことが多すぎる。
Wi-Fi接続が必須なことも面倒だし、毎回キャリブレーションをかなりの時間をかけないといけない。手間がかかりすぎる。
ワンコの方がよっぽど手間がかからない、という気もする。
起動するだけで、自律的に動いて、インタラクションで遊ぶときだけWi-Fi接続とか、キャリブレーションは3回に1回とか、にしてくれば。とにかくバランスが悪い。

■Sphero R2D2

レビューすら書いていないけど、これも買ってみていた。
これはCozmoと同じようなところはあるけど、まだマシ。Bluetooth LE接続で、iOSデバイス側の設定を変えなくていい、というだけでも手間は減る。

———

いやぁ、ここまでかなり長い記事になってしまった。
2018年は、大人し目に行きたいところ。

グランツーリスモSportsはVRモードが最高

VR対応ということもあり、ダウンロード予約購入をしていたグランツーリスモSportsが発売になったので、早速、遊んでいる。

以前、持っていたハンドルコントローラーは、PS4に対応していなかったので、売ってしまったので、DualShock4で遊んでいるが、これもなかなかいい。
レバーでステアリングではなく、傾けるモーションでステアリング操作、R2/L2でペダル操作、という設定にしている。
これが、ステアリングの切れ角と、DualShock4の傾きが一致していて、レバー操作よりも、かなり運転している感覚に近い。

ボリューム不足という声もあるが、今のところ、アーケードを初級から、クリアしていき、たまに教習をやっている。
デイリーマラソンで、42km走って、クルマを1台もらうを繰り返している。
まだまだ当分遊べそう。

ソロで一通り遊んだら、オンラインにチャレンジしてみてもいいかな。

グランツーリスモ®SPORT_20171103231659

今の愛車は、四半世紀ホンダにしか乗っていないので、NSX。

VRモードは、画質は粗いが、これは素晴らしい。

今のところ、1vs1バトルしかできないが、コースや車種は制限はないみたい。

起伏のあるコースなどは、本当に自分がアップダウンしているかのような感覚になる。
VRモードはコクピット視点。2Dの画面だと興ざめしてしまうが、これがVRだと、自分が運転しているかのよう。
コーナーの先が、自分の視線で見えたり、バックミラーをみたり、車を運転している感覚に近い。
これも、ステアリング操作をモーションにすることで、感覚はかなりリアル。コントローラーを傾けると1:1で、画面上のステアリングも動く。

画面酔いはあまりしない。路面のガタつきを拾って車と同じように頭が揺れるのではなく、車のグラフィックは揺れるが、路面のグラフィックは揺れない。この辺りが酔わない鍵ではないか。

最初、VRモードで走っても、マイルも賞金もたまらず、ゲーム全体から切り離されすぎている、と思ったが、それは間違いだった。
少なくとも、マイル、デイリーマラソン、賞金は賞金、デイリーマラソンは加算されているが、そのカウント画面がないため、気づかない。また、デイリーマラソンが規定の距離を超えると、普通は、プレゼントカーのルーレット画面が出てくるはずだが、VRモードでは出てこない。
超えそうになったら、アーケードなどをプレイすると、ちゃんとVRモードで走った分もカウントされる。多分、バグだと思うんだよな。

今のVRモードだと、AIとの1vs1バトルしかできないが、願わくば、全てのプレイをVRでできるようになってほしい。


グランツーリスモSPORT - PS4

PS VR用シューティングコントローラ& Farpoint

PSVR用のゲームというか、周辺機器で気になっていたのが、シューティングコントローラー。

Moveでも、ガンコンの代わりになりそうだけど、専用、ということで、没入感が違う、という噂。


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予約していたのが到着した。
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最初は、ハンドガンのコントローラーだと思ったいたけど、実際にはライフル、マシンガンぐらいの大きさ。かなりでかい。
内容物は、本体、説明書、ソフト、だけ。ケーブルの類はなし。

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充電式だが、底面にマイクロUSBのポートがあって、PS4付属のケーブルで充電することができる。

銃口を示す発光マーカーと、トリガーぐらいだと思っていたら、PS4コントローラーのほぼ全部のボタンが付いていた。

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右手でトリガーを引くときに前側の左手部分。スティックと方向キーがある。
Farpointでは、このスティックで、自分の移動ができる。

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クで、自分の移動ができる。その裏側にある、サブトリガー。
Farpointでは、ホログラムのスキャンと、サブ武器のトリガーになっている。

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一番後部の上側の端。右スティックと○△□×ボタン。
Farpointの場合は、このスティックでカメラ方向を切り替えられる。

適度な重さ感もあって、けっこうしっかり作られている。

実際に、今の所唯一の対応ゲームのFarpointで遊んでみる。

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最初、キャリブレーションが必要だが、カメラの設置位置が重要で、テレビの上が良い、とのこと。
今まで、テレビ下に置いていたので、上に移設。

ゲームの内容は、地球外生命体のいる星に不時着して、クモみたいなエイリアンを銃でうちながら前進していく、という内容。

シリアスで、緊迫感が高く、銃をぶっ放して爽快、みたいなノリはない。
最初のうちは、まだ対処できるが、どんどん敵が増えてきて、あちこちから攻めてきて、とてもではないが、クリアできる気がしない。
多少、酔う気もする。

銃の精度などは、さすがに正確で、狙って射つ、ということがちゃんとできる。

銃の完成度は高いと思うけど、もうちょっとカジュアルなゲームがあって欲しかった。


【PS4】Farpoint PlayStation VR シューティングコントローラー同梱版 (VR専用)


PSVRのシネマティックモードを楽しむ

PSVRは、基本的にはVRゲームを楽しむためのものだけど、ゲーム以外の用途もある。
シネマティックモードというのがあって、仮想空間上に、映画館クラスの大画面を目の前に出すことができる。

うちには65インチのREGZAがあって、十分大画面だと思うが、それよりも大きな別のディスプレイを自宅にいながら使える。
さらに、テレビとは別のヘッドセット内。他の家族がテレビを見ていても、それとは別に、同時に使うことができる。

テレビと同時に使う、といえば、Wii Uもゲームパッドに液晶が付いていたので、家族がテレビを使っていても、ゲームパッドで遊べた。
その点、PS4の場合は、液晶はないので、画面の取り合いになる。これが、PSVRのシネマチックモードなら、テレビを使わず、省スペースで、大画面で、コンテンツを楽しめる。

家族と一緒にテレビを見るときもあるが、エンタメはそれぞれ趣味あるので、それぞれ楽しむ選択肢ができるのは悪くない。

シネマティックモードは、2Dなので、立体感はないけど、視界を覆うぐらいの大画面。迫力がものすごい。

65インチもディスプレイとしては大きいが、少し離れると、iPhoneを目の前に持ってきたり、iPad Proを近くで見るのと、実は画面の大きさはそれほど違いはない。以前から書いているように、自分の度の強いメガネをかけていると、縮小効果で、それほど大画面に感じにくい、というのもある。

PSVRのシネマティックモードでは、画面のサイズは大中小の3種あって、その中で163インチ相当らしい。中でもかなりでかい。

シネマティックモードで楽しめるのは、PS4に出せるコンテンツなので、
  • ゲーム
  • Blu-ray
  • ビデオ
  • ウェブブラウザ
となる。

ただ、PSVRの解像度は、フルHDの半分なので、映像の美しさを楽しむようなコンテンツにはあまり向いていない。
ゲームも、FFXVのような文字が細かいものは潰れて読みにくい。

逆にMinecraftなんかは、もともと解像度が低いので画質は気にならない。一方で、PS4版はVRに最適化されていないので、酔いやすい。

映画を見るなら、大中小の大サイズがいい。
映画館の前の方の席ぐらいの迫力で、視界以上に映像が広がる。もともと、映画は、そういった大画面向けに作られているので、鑑賞自体にあまり問題はない。

PS4の中からでは、上の4種類なかんじだけど、実は、PSVRのプロセッサユニットのHDMI入力に、PS4以外の映像信号を突っ込むと、PSVRでシネマティックで表示することもできる。

iPadの映像で試してみたが、目の前にiPadのホーム画面が広がる。
ただ、iPadの画面自体が見えないので、操作がしにくく、あんまり相性はよくない。

という具合に、シネマティックモードで、色々とできなくはないが、自分の場合は、実際には、まだVRコンテンツを楽しむ以外には、あまり使えていない。

家族がテレビを使っている時に、大画面で何か観たい、という必然性がまだあまりないんだよな。

若い時に一人暮らしで、小さい部屋に住んでたら、よく使いそうな気もする。



PlayStation VR PlayStation Camera同梱版
PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7000BB01)


PSVRのVRタイトルを遊んでみた - VRスゲー編

PS VRの無料(体験版)のタイトルをいくつかやってみたが、スゴイな、と思ったのが、

  • Code of Duty Jackal Assault VR Experienceのコクピット
  • 初音ミク VRフューチャーライブの至近距離の初音ミク
  • クルマのゲームDRIVECLUB VRのオープンホイールカー
  • Rez Infiniteの電脳空間
  • The London Heistのおっさんと銃撃戦

の5つ。

今のところVRゲームのタイプは、
  • 「乗り物に乗る」系と、
  • 「手元に触れそうな何かがある」系、
  • 「世界に自分がいる」系、
に分かれそう。

「乗り物に乗る」系は、とにかくコクピットの立体感が、今までのゲームには、全くない感覚。

Code of Duty Jackal Assault VR Experienceが、まさにそう。
コクピットの描写があっても、平面の書き割りだったけど、これが立体感があるというのスゴイ。

逆に、コクピットの描写がスゴイ分、それより外の世界に対しては、それほど立体感を感じなくなってしまう。

その中でも、DRIVECLUB VRでオープンタイプのクルマを選んだら、開放感もあったし、道路が比較的近くで、立体感を感じやすかった。

そう考えると、今後出るVRタイトルの中で、エースコンバットを楽しみにしていたけど、立体感という点では、期待しすぎない方がいいかもしれない。
同じ「乗り物に乗る」系の、グランツーリスモでは、箱型の車は、同じような気もするが、F1マシンとか、カートとかは、期待できるかも。

Code of Duty Jackal Assault VR Experience自体は、コクピットはすごいけど、それ以外は操作が慣れないのと、ちょっと酔いやすかったかも。

「手元に触れそうな何かがある」系だったのは、初音ミクフューチャーライブ。

最初、ライブ会場の前列ぐらいからスタートするのだけど、ステージにいる初音ミクが、遠くてちっちゃい。
ライブ会場をシミュレートしているのだから、遠くてちいちゃいのは、ある意味リアリティなんだけど、VRは、まだまだ画像が粗いこともあって、粗いちっちゃい見辛いキャラクターをわざわざヘッドセットを被って見る意味って何?と思ってしまった。
自分でVR体験する前は、こういうライブ会場の臨場感も、家にいながら楽しめるのか、と思っていたが、そんなに甘くなかった。

ここで、イマイチだったな、で一回終わっていたのだけど、翌日もう一度試して見ると、かなり印象が違った。

操作によって、客席からさらに前に乗り出して、実際にはありえないステージ上の位置からライブを観ることができることを発見。
一番近いところで初音ミクを見ると、人間とは全然違うリアリティのない造形なんだけど、明らかにキャラクターが存在して動いている、という感覚があった。これは、VRスゲーと思った。

「世界に自分がいる」系で凄かったのは、Rez Infinite。

コンピューターの中の電子空間っぽいところに、自分のキャラがいるけど、全体的に世界が移り変わっていく。日常には、あり得ない空間なのだけど、逆にリアリティを感じる。操作性など、なかなか難しいところもあるけど、これは値段も高くないし、有料版を買ってみようと。

PlayStation VR WORKDに入っていた、The London Heistも「世界にいる」系だが、英語版をプレイしたので、内容はよくわかってないが、まぁまぁリアルなおっさんの3Dキャラクターに近寄られて、おぉ、っとなった。
ギャングっぽい世界観で、あんまりこの世界には関わりたくないところだけど。

Moveを使ったガンアクションあって、右手にMoveで銃を持ち、左手で弾倉を取り、リロードする、というのが楽しめる。
銃撃戦パートは、ピストルと、マシンガンあるが、ピストルはバーチャルな照準があるわけではないリアルさで、当てにくい。マシンガンは、弾の軌跡がわかりやすのでまだ当てやすかった。

普通のコントローラーで、撃つのではなく、なかなかリアルに銃撃戦感覚が味わえて、世界にいる感は強かった。


PlayStation VR PlayStation Camera同梱版
PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7000BB01)



PlayStation VRで遊んでみた

セットアップが終わったので、早速、起動してみた。
先にPS4を起動して、ケーブルについている電源ボタンで後からPSVRを起動。

ヘッドセットの掛け方は、最初はなかなか焦点が合わず困ったが、3回目ぐらいからスムーズに、かつ焦点も簡単にあった。

メガネも、最初はレンズに当たったりして、ダメかと思ったが、つけ慣れ始めた2-3回目は特に問題なくなった。
ヘッドセットは、思ったより軽く、初日は数時間遊んだが、別に首がこるなどはなかった。
ただ、ケーブル引っ張られ感は感じる。

最近は、完全ワイアレスイヤフォンばかりしているので、ヘッドセットのケーブルとイヤフォンのケーブル両方で引っ張られるのは、ちょっとストレス。
ヘッドセットもワイアレスになればいいが、今度はバッテリーとかも載せないといけなくなるので、重くなるかな。
イヤフォンだけでも、ワイアレスにしてもいいかも。

没入感がなくてもいいなら、イヤフォン無しでも、テレビ側のスピーカーから音は出ているので、外してもプレイはできた。

ヘッドセットの方は、かなり没入感がある。
ゴーグル部の周りに、ゴムのカーテンみたいなのがあって、光はほぼ遮ってくれる。

ただ、このゴムのカーテンが、結構ゴム臭い。
最初、ちょっと酔い気味になったけど、この臭いの影響が4割ぐらいあるんじゃないか。
日が経てば、収まるといいのだけど。

顔を動かした時の追随性は、かなりいい。遅延は感じられない。モーションセンサーとカメラの両方でやってるのかな。

最初は、画質が良くない、と思ったのだけど、色々遊んでいるうちに、かなりソフトによるな、と思い始めた。

気にならないようなソフトもあるが、もともとHDをウリにしているようなものは、なかなか厳しい。

ゲームで言えば、FFXVをシネマチックモードで遊んでいると、メニューの文字が潰れて読めない。Blu-ray 3DはDVD画質というと行き過ぎだけど、それに近い所まで戻ったかのよう。
普段4Kで見ている分、余計に感じるかもしれない。
Wii並かな。

動きや立体感など、VRの良さがはっきりしているものは、画面の精細は、二の次になるけど、止まっているとき、結果的に平面的になっているもの、などは、粗さが目立つのかもしれない。

ハード性能の上限はあるものの、VRゲームを楽しむには充分と思った。
大画面性はいいけど、精細さはないので、4Kディスプレイの代わりにはならない、ぐらい。

セットになっていたMoveは、何本かのゲームが対応していたが、手の代わり、銃の代わり、かな。
これは対応ゲームなら、あった方がいい。買ってよかった。人差し指トリガーで、ものを掴んだり、腕のひねりなんかも再現できて、現実感はかなり増す。

ただ、Moveだけ旧世代で充電がミニUSB端子というのは面倒くさい。

顔の脂などでレンズが汚れやすいので、拭いた方がいい。
色が滲んで、酔いやすくなりそう。

まずは買ってよかった。
発売当初、レビューする人は多かったけど、その後、遊んでない感じだったので、話題先行で、面白くないものか、という危惧もあったのだけど、値段相応かはさておき、長く楽しめそう。


PlayStation VR PlayStation Camera同梱版
PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7000BB01)

北米版Playstation VRが到着

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思ったよりも早く米amazonから、Playstation VRが到着。

注文してから8日目ぐらいかな。購入時は、半月ぐらいかかることになっていたので、半分ぐらいになった。

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今回セット品を買ったわけだけど、amazonが独自に組み合わせてる商品かと思いきや、ソニーがまとめているものっぽく、パッケージも一つにまとまっていた。

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中は、右のVRの本体と、左のアクセサリーが入っている箱の2つになっている。

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本体は結構軽い。

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本体側のパーツは、上の写真の右側、プロセッサユニット、HDMIケーブル、マイクロUSBケーブル、本体とユニットの延長ケーブル、電源アダプタ、イヤフォン。

意外だったのは電源ケーブルが、3本タイプかと思いきや、日本と同じ2本タイプだった。このまま使えそう。

アクセサリー側は、左で、カメラ、台、MoveとミニUSBケーブルのセットが2つ、クリーニングクロス、ソフトが2本。

点数としては、かなり盛りだくさん。

説明書は、英語だけど、1ページ1枚の説明とわかりやすい。

接続方法としては、要は、PS4とテレビの間にPSVRのユニットを挟んで、別途本体接続にケーブルを引き出す感じ。

後は、USBでもPS4とも接続し、PS4の専用ポートにカメラを接続すれば出来上がり。


PlayStation VR PlayStation Camera同梱版
PlayStation 4 Pro ジェット・ブラック 1TB (CUH-7000BB01)

北米版Playstation VRを注文してみた

PS4 Proも手に入ったので、次はPS VR。
今年は、VR対応のグランツーリスモもエースコンバットもでるみたいなので、手に入れて損はないだろう。

しかし、相変わらず品薄で、2月の抽選販売に初チャレンジするもあえなく撃沈。
なかなか入手は困難。

そうするうちに、ソニーの人から、3月はもう少し供給がマシになる、というアナウンス。

割とすぐにアメリカのamazonで動きがあって、メールで、amazonから、PSVRが入荷したとの連絡。

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単体版400ドルぐらいのものと、カメラ、PlayStation Move2本、アプリの3点で100ドル高いセットがあった。

https://www.amazon.com/PlayStation-VR-Launch-Bundle/dp/B01N36E1XT/

最初は単体版を頼んで、カメラを日本で買おうとしていたのだが、すぐに思い直してセットに変更。

ポイントはMoveあった方がいいいかどうか。
Moveを使った方が没入感は高いらしいが、対応ゲームは少ないとか。
でも今プレイしているFF XVのVRは、Moveにも対応するみたいなので、これでいいか、と。

日本で買うと、希望小売価格の税込では7万円をちょっとオーバーするぐらい。為替レートと送料加えて、68000円ぐらいだったので、若干、割安か。

PS 4のファームウェアアップデート4.5で、Blu-ray3Dがかなりいいらしい、というものも見たので、楽しみ。