SX-2000U2とAirMacExtremeを比較する

例えば、AirMacExtremeにハードディスクを接続した場合って、どれぐらいなんだろう?
http://ascii.jp/elem/000/000/016/16817/img.html

このページによると、1GBのファイルを転送するのに、11n接続で、251.8秒とある。

同じ計算方法で転送速度を計算すると、31.7Mbpsか。
SX2000U2の倍ぐらいのスピード。

8GBのファイルを転送するのに、AirMacExtremeだと30分ぐらいだけど、SX-2000U2だと1時間ぐらいかかる計算。この差は結構大きいな。

速度以外の両者の違いとしては、

SX-2000U2
・繋がるUSB機器:ハードディスク、プリンタ、カードリーダー、ビデオカメラ、TVキャプチャボックス(ウェブカム、USBスピーカー/オーディオキャプチャ以外)
・プリンタ接続:双方向

AirMacExtreme
・繋がるUSB機器:ハードディスク、プリンタのみ
・プリンタ接続:片方向

というのもある。

SX-2000U2は汎用性はあるが、速度が遅い、ということかと。

自分がSX-2000U2を買ったのは、汎用性を評価したので、速度の遅さは、当面は許容できる範囲ではある。

もう一つのプランとして、AirMacExpressを11n対応品に変え、SX-2000U2を併用する、というのがある。

SX-2000U2の転送速度が有線LANと同等になったとして、期待できる速度向上は30%。
8GBのファイル転送では、65分→49分。あまりありがたくないかな。

結論
・今の環境で、転送速度がどうしても耐えられなくなったら、2万円でAirMacExtremeを導入する。

ぐらいか。

SX-2000U2の転送速度は遅い?

SX-2000U2で接続しているハードディスクの転送速度が遅い問題だけど、勘違いをしていた。
てっきり、

 フルスピード>ハイスピード

だと思っていたが、検索してみると、

 ハイスピード>フルスピード

だった。
つまり、極端に遅いと思っていたハードディスクは、ケースが古くてUSB1.1にしか対応してなかった、ってことか。

では、ということで、いろいろ転送速度を計測してみた。

ストップウォッチによる実測値。

・フルスピード(USB1.1)のハードディスクの場合
  無線LAN+SX-2000U2で3.9Mbps
  有線LAN+SX-2000U2で4.2Mbps

・ハイスピード(USB2.0)のハードディスクの場合
  無線LAN+SX-2000U2で16.3Mbps
  有線LAN+SX-2000U2で21.8Mbps
  USB2.0直付けで163Mbps

ここまでのまとめ
・ハイスピードはフルスピードの5倍程度の速度
・SX2000U2は、直付けの13%程度のスピード
・無線LAN接続は、有線LAN接続の75%程度のスピード

思ったよりも速くないんだな、という印象はある。

SX-2000U2をセットアップ



買ってきたSX-2000U2をセットアップ。

DSC00106


本体はラックの中に設置。
4ポートのUSBハブを繋げて、まずはプリンタを繋げておいた。

サイレックスのホームページを見ると今年になってから接続ソフトがリリースされていたので、付属のCDは使わず、ダウンロードしてインストール。

再起動の後、接続ソフトを起動すると本体が検索されていて、繋がっているプリンタも表示された。

試しに、プリンタユーティリティを使ってインク残量を確認。
AirMacExpressのプリンタ共有機能だと、片方向通信のためインク残量を確認できないのだが、SX-2000U2の場合は双方向通信のため、ちゃんとインク残量が確認できた。

無事に接続できたようなので、ハードディスク、CaptyTV、USBオーディオデバイスを繋いでみた。

ハードディスクは、2台ある1台が低速で繋がってしまっている。

CaptyTVは、リアルタイム視聴は若干カクつく気もするが、録画する場合は問題なさそう。

USBオーディオデバイスは、全然ダメ。繋ぐだけで接続ソフトがフリーズ同然になってしまう。
まぁこれは想定内。

とりあえず、当初の目的は果たせそうなので、ラックに納めてセットアップ終了。

sx2000

ちょっと読みが甘かったのは、思ったよりも繋ぎたいUSB機器が多かった。
上に挙げたもので、すでにハブは埋まっているが、さらにHDR-TG1のクレードル、カードリーダーを繋ぎたいたいし、ハードディスクも増設したい。

ハブを増やさないとなぁ。





イーサネット経由でUSBを使うSX-2000U2購入



いろいろ検討した結果、SilexのUSBデバイスサーバーSX-2000U2を購入。

DSC00105

決定のポイントは、MacのOSがバージョンアップされても継続的にサポートされそう、ということと、入手性かな。

入手性と書いたけど、ビックカメラにいったら箱は有るのに、レジで在庫切れ。モバイルSuicaにチャージしちゃったよ。

仕方なしにヨドバシにいったら、無事にあった。実質14000円弱。ヨドバシもSuica使えるようになっていて助かった。

貯まったポイントで、すぐに別のものも購入。



そういえば週末にPCデポにも行ったのだけど、14700円。

店内放送で最安値保証とか言っているので、ネットの価格を見せたら、販売形態が違います、と、取りつくしまなし。まぁわかるけど、100円ぐらいまかります、とか、そういうのはないのね。
まあ焦って買わないで良かったと思えば、ある意味親切だったのか?



木 - 8 月 28, 2008

USBデバイスサーバー

以前にEngadgetで紹介されていた、イーサネットにUSBを繋げる機器を取り上げたところ、コメント欄でBelkinの製品を紹介してもらった。

あと最近Yahoo!ブログ版の方でサイレックスというメーカーのSX-2000U2というものを教えてもらった。

両方とも1万円台前半で、Mac対応が明記されている。

Belkinはリアルタイム用途に使えるという利点があるが、輸入品でBelkinJapanでは正式に取り扱いをしていないみたい。

サイレックスの方は、プリンタとストレージが主だけど、パッケージも日本語で店頭にも並んでいる。

あと、コレガのプリンタサーバーが、OEM品で少し安く手に入るらしく、ファームウェアなんかをゴニョゴニョすると同等品になるらしい。

こういう製品は、USBデバイスサーバーというらしい。

で、USBデバイスサーバーを考えると、USB機器とのやり取りは無線LANになるわけで、そうなると今の11gではなくて11nが気になりだす。

デバイスサーバーの用途がストレージなら、無線LANとの併せ技でAirMacExtremeやTimeCapseでいいんじゃない、とどんどん話が広がってしまう。

iPhoneアプリ:スリープから起こせる- SleepOver

iPhoneからMacをコントロールするアプリがいくつかある。
今、入れているのはRemotとVNC。それぞれ、iTunesのコントロールと、Macの画面共有になる。

アプリを探しているときに、
SleepOverというアプリを見つけたのだが、これはスリープ状態にあるMacをiPhoneから起動させられるアプリ。

sleepover

アプリを探している時に、Remote使用時に起動できて便利というレビューを読んで、つい買ってしまった。

しかし、買ってから気づいたが、Remoteはそもそも最初からスリープ状態にあるMacを起動できるため、このアプリは必要なかった...。

Windows環境では必要なのだろうか。

せっかく買ったので、一応SleepOverのことを書いておくと、

・いわゆるWakeonLANができる
・複数の設定を持つことできる
・Macは有線LANに繋がっている必要がある
・MacのMACアドレス、IPアドレスがわかっていること
・Macは固定IPの方が実用的
・インターネット越しでも起こせるようだ


IMG_0002

手順としては、設定して、起こしたいMacの名前をタップすれば、LAN経由かインターネット経由か聞かれるので、選択すればおしまい。
実際にスリープ解除されたかどうかは、この時には分からない。

MochaVNCはMacがスリープしているときには、反応しないので、VNCが起動できれば、スリープ解除できたということか。

でもRemoteであれば、その場で起動確認もできるので、少なくとも相手がMacの場合はSleepOverは必要ないだろう。


SleepOver - Percula Software Limited

iMac G5からnewiMacへの移行-その2

移行作業2日目。
朝、音楽データのコピーは完了していた。

移行アシスタントを起動して、ユーザーデータだけを移行。
IMGP3029

アカウント名が今あるものと重複している、といわれたので、適当に入れて、会社に出勤。

帰ってから見ると、移行は完了していたものの、アカウントの文字列を後で変更できると思いきや、駄目。
もう一度やりなおし。

1-2時間かかって、終了。

音楽データを書き戻すのにやはり2時間ぐらい。

ホームディレクトリを別ボリュームに移す設定をして、起動ボリューム空きを作ってから、また移行アシスタントで、アプリを移行。

1時間ぐらいかかって終了。MissingSyncなんかが移行できなかったが、またインストールしたら設定なんかは全部残っていた。

ちょっと、確認したところでは、大きな問題はなさそう。

と、かなりの手間はかかったけど、これだけやれば中身はほとんど、iMacG5のときと同じ。
iBlogも普通に書けるし、アップもできる。

もっともこの手間も自分が特殊なことをしているだけなので、普通の人なら、最初の起動で移行アシスタンスを使って、それでおしまいのはず。たいしたもんだよなぁ。