Insta360EVO
2019年を振り返る - 買って良かったものベスト3
2019/12/31 20:20 カテゴリ:blog
勝手に毎年恒例にしている、今年1年で買ったものを振り返る記事。
去年、自分でも引くぐらいなんやかんや買ったので、今年は控え目にして、買ったものの活用の年にしたかったが、結果的にも、確かに購入は控え目にできたかな。
1位:AirPods Pro
突然、発表発売されて、即買いしたApple純正完全ワイヤレスイヤフォン。
自分としては、ワイアレスイヤフォンは長年変遷してきたが、それら全てのイヤフォンの中で決定版と言えるもの。
強固な接続の安定性の上に、装着性がよく、及第点以上の音質。
その後、使っていて、音切れしなくはまったくないわけではない。週に1度、一瞬切れる、ということぐらい。ただ、音切れしにくいのは確かだし、しても、すぐ復帰する。
音質がどれだけ良かろうが、高機能であろうが、音が切断したら無意味。完全ワイヤレスの身軽さで、切れにくい、というだけで最高。
あとは、ノイズキャンセルと、外音取り込みの切り替えが簡単なのもポイント高い。タッチセンサーではなくなったので、手袋をしていても切り替えられて、特にこの寒い時期には重宝する。
どうでもいいことだが、AirPods Proは、多分、カナル型ではない。
カナル型は、外耳道を意味するear canalから来ているらしいが、外耳道にイヤーチップをねじ込むタイプのイヤフォンをカナル型と呼ぶとすれば、AirPods Proは、外耳道の入り口の前に置いているだけなので、多分違う。
シリコンのチップで、耳との密着性は高めているものの、ノイキャンをオフにすると、外部の音は、わりとガッツリ入ってくる。
その状態で、ノイズを打ち消す音をしっかり出して、耳に届かなくしている。
本体の固定は、外耳道にチップを挿入せずに、AirPodsと同様に、耳の中に置くのと、外耳道に接するイヤチップでも固定する。だから、装着感が、普通のインイヤー型(カナル型)のイヤフォンよりかなりいい。
iPhoneに最適化されたチップの接続性などもあいまって、代わりになるものは、当分でてきそうにない。おそらく、この先、ずっと、AirPods Proを買い替えていくだけのような気がする。
2位.パワーメーターFC-R9100P
シマノのパワーメーター 内蔵クランク。
1位でも良かったが、使用頻度で2位にした。
ロードバイクを始めて6年経って、この1年で走りの質を一段あげることを目標にし、それにものすごく役だったのが、このパワーメーター 。
今までは、自分の走りの状態を見るのは、速度や心拍だったが、パワーメーター を導入すると、パワーがベースに変わった。
これによって、一言でいえば、自分の「がんばり」が数値でわかるようになった。
がんばりがわかると何がよいか。
自分が今、頑張れる限界がわかるので、無茶無理をしなくなる。車で言えば、燃料タンクに入る量は決まっているので、残量を見ながら走り切れるようになった、ということ。
もちろん、逆に出し惜しみもなくなる。
無茶無理をして、早めにガス欠になったり、出し惜しみでペースが遅すぎたりしていたのがなくなり、端的に、平均速度が5-10%ぐらい早くなった。
力をセーブしすぎると、サドルへの荷重が増え、お尻が痛くなる。パワーをみながら走ると、ペダルの荷重が増やせるので、サドルの荷重が減り、結果的にお尻の痛みも軽減された。
また、走っていると、向かい風の影響や、坂のキツさなど、外部の要因で、どのぐらい頑張っているのか自体がわからなくなる。
それが、がんばりが数値で表示されるようになると、十分頑張っているから、この速度でもいい、ということがわかるので、ストレスが減る。
ロードバイク趣味7年目にして、自分がここまで変われた、のは本当によかったな、と。
FC-R9100P自体は、キャリブレーションも簡単で、それなりに安定しているし、クランクとしての性能もよいので、よかった。まぁ、バイクの形状的にこれしか選べなかったわけだけど。
左右のペダリング差などは、結局、ほとんど見ていないので、付けられる人は、片側だけでもいいのではないかと思う。
3位.GoPro Max
GoPro 2代目の360°カメラMax。
今年活躍したのは間違いなくOSMO POCKETだったが、来年活躍しそうなのはGoPro Max。
数えてみれば、360°カメラも4台目になっていたが、Maxが最高なのは、本体内スティッチの素晴らしさ。
手ブレ補正などは、Insta360などでも十分に実現されていた。
が、撮った後のスティッチ処理時間が、どのカメラも実用的ではなかった。
Maxは、最初から貼り合わされた状態なので、最小限の時間で映像を使うことができる。これがブレイクスルーポイント。
これによって、360°カメラ内最高、というだけでなく、ソニーやHEROシリーズなどのアクションカメラ単体をジンバルに載せたものも超えてしまった。しかも後からアングルを変えられるので、一度の撮影で複数台撮影をある程度代替できるわけで、もうなんだこれ、の世界。
さらに、360°TimeWarpという唯一無二の撮影方法もある。
OSMO POCKETのハイパーラプスも、それなりによくできてはいたけれども、GoProシリーズのハイパーラプスであるTimeWarpの滑らかさは、一歩抜きん出ている。それが360°でできる。
Max でTimeWarp撮影したものをOcculas Questで再生すると、高速移動空間に没入した感じになる。なかなか新しい。
唯一の不満は、YouTubeにTimeWarp映像をアップすると、画質が荒れること。なんとかならないかな。
番外:OSMO POCKET
OSMO POCKETは、去年の年末に購入したので、今年買ったものではないが、今年活躍したカメラでは、No.1。
ロードバイクで、ブレの少ない撮影を目指していたのだが、このOSMO POCKETをチェストマウントする、というスタイルで、初めて確立したといえる。
これで、いつもの鶴見川、多摩川だけでなく、江ノ島、六甲、ツールド東北と、いくつか車載動画をアップすることができた。
改めて利点は、ブレがない、軽い、給電しやすい、安定している、絵がキレイ、というところ。
逆に難点を挙げるとすると、機械式ジンバルなので、ボディマウントしかできない、微妙に位置ずれするのを修正が必要、汗をふくむ防水性がない、というところか。
これだけ、完成度が高く、アップデートも継続されていて、いいカメラなのに、後からきたGoPro Maxが上回ってくる、というのは、恐ろしい世界だな。
ロードバイク車載のメインは、GoPro Maxになっていくとおもうが、使い勝手は非常にいいので、サブとか、手持ちとかでは使っていきたい。
ここからは、ランクインはしなかったが、買ったものの振り返り。
■CPU系
今年は、iPhoneの日本発売以来、初めて新機種を購入しなかったが、デバイス単体で成立する機器(CPU系と呼んでおく)をほとんど買っていない。
今使っているiPhone XS Maxも、iPad Proもそれなりに時間が経つが、不満は特にない。
7年経過したiMacだけが、かなり動作が不安定だが、スペック的にはまだ使えるので、いよいよダメだ、となるまで粘ろうかな。
Apple Watch 5
今年買った唯一のCPU系Apple製品は、Apple Watch 5。
4からの買い増しだが、やはり常時表示はいい。買って良かった。一方で、電池消費が激しいのは、相変わらずで、使い始めたころよりも、さらに増加している気はする。
とはいえ、1日の終わりに30%ぐらいは残っているので、実用的に、何か問題、というわけではない。
Oculas Quest
振り返ると、持っていた、というのが、Oculus Quest。
正直、そこまでの頻度では利用していない。正月休みは多少やるかも、ぐらいか。
VRゲーム機としての完成度は高いが、遊べるものが少ない。
いや、遊べるものは、そこそこあるのかもしれないけど、Oculus Questの良さを活かしたVR体感ゲームは、そこそこでいい、というところかな。
立ってプレイするのが基本だったり、腕を振り回して遊ぶものが多いので、疲れる。
運動するのであれば、それこそロードバイクに乗るし、ゲームであっても、リングフィットアドベンチャーや、Zwiftをやるので、中途半端に体を使うゲームがあんまりやりたくないのかもしれない。
もうちょっとソファーに座ったままで、リラックスしてできるようなVRゲームがあれば、いいんだけどな。
■カメラ系
今年は、カメラもできるだけ、控えようと思っていたが、それでもいくつか買ってしまった。GoPro Max以外は、それほど当たりでもなかったので、うーん、という感じ。
Insta360 EVO
180°立体視動画が撮れるカメラとして、かなり期待感があったが、すでに手元には、ない。
360°カメラとしては小型で良かったが、180°立体視がイマイチだった。
そもそも、撮影したものを見ても、立体感を感じにくいし、左右のカメラのズレがある気がする。立体な雰囲気は味わえるが、わーこれ、立体ですごい、とはならない。
なので、早々に180°立体撮影は諦めて、360°カメラとして、いや、Insta 360ならでは、FlowSateを使った、ジンバルいらずアクションカムとして使おうと思ったが、本体内スティッチを持った、GoPro Maxにその座を譲った。
Insta360 GO
正直、無くても良かった。
というか、まず、今のところまともに使えていない。また、使う機会も今のところない。
水平維持ができる魚眼カメラというところは、GoProMaxがもっていったので、小型軽量、ウェアラブル、という特徴だけが残っている。
ただ、不使用時のバッテリー消費が激しいのだと思うが、使おうと思うとバッテリーがない、という事態が、今まで2度あって、役に立っていない。
それ以来、常にケーブルに挿しっぱなしで保管するようにしているが、それ以降、まだ出番がない。
また、ハイパーラプスも使ってみたが、30分撮影を2度できないぐらいのバッテリー容量なので、ロングライドのハイパーラプス撮影にも向いていない。
一番役立ちそうなのは、旅行か、イベントだな。
インターバル撮影で、回しっぱなしのサブカメラとして、何か写っているといいな、ぐらいで使うのが良さそう。
それまでは、しばらく寝かしておく。
Feiyu WG2X
GoPro HERO用のウェアラブルジンバル。
OSMO POCKETの防水が弱いところを補おうと思って、手を出してみたが、OSMO POCKETに比べると、でかいし、重いし、GoProの電源スイッチか給電ポートのどちらかが塞がって、使い勝手が悪いし、ジンバルの電源管理もしないといけない、と結局、悪いところがいっぱい出てきてしまう結果になった。
これは、本当に買って失敗だった。(もう手放してしまったが)
Mavic mini
喜び勇んで買ったはいいが、実は、まだ飛ばしてない。
航空法の適用外というところで、飛ばせるところが増えたはずなのだが、実際にどこで飛ばすか、となったときに、飛ばせる場所にまだ行けていない。
というか、飛ばせるところを探せてない。
Mavic Airとの差分でいえば、DI地区の建物のない海岸ぐらいで、思い当たるのは、八景島の海の公園に人がいない時であれば、飛ばせるか。(横浜市の公園条例だと、規模の大きな公園で人がいない、早朝、日没前などであれば、禁止はされていないらしい)
近くの市民の森とかでも、人がいなければ、飛ばせるかな。
あとは、軽量を生かして、ロードバイクで出かけた先で飛ばす、というのはやってみたいところ。
■音系
AVIOT TE-D01b
音切れしまくるSONY WF-1000Xの代替として、購入した完全ワイアレスイヤフォン。
確かに、ソニーよりは音切れしにくいが、切れないというわけではない。
バッテリーの持ちはいい。耳から落ちやすい。
AirPods Proを入手してからは、出番が少ないが、一応、AirPods Proを忘れた時の予備として、常時鞄の中でスタンバイ。
AirPods 2
初代のAirPodsのバッテリーが完全に持たなくなったので、買い替え。
ただ用途としては、遮音性がないので、寝るときと、フィットネスに限られていた。
今は、ムスメのAirPodsのバッテリーが無くなったということで、譲り、寝るときとフィットネスもAirPods Proの外音取り込みモードで対応。
■家電系
パナソニックNA-VX800AR
購入してから、ほぼ1ヶ月になったが、満足度の高さは継続中。
奥さん的には、洗い上がりの感じが、前の洗濯機よりもさっぱりになっている、と実感しているようで、さらに満足度は高くなっている。
自分としても、自分で洗濯する機会が増え、色々な洗濯もチャレンジするようになったので、そこも良かったし、奥さんに洗ってもらう負担も減らせていると思う。
乾燥もいいし、温水洗濯機能もよく使うので、機種の選択は良かったのではないか。
ただ、財布には厳しかった...。
———————
だいたいこんなところか。
来年は、流石にiPhoneを買い換えると思うので、どんな風に進化しているのかは、楽しみ。
去年、自分でも引くぐらいなんやかんや買ったので、今年は控え目にして、買ったものの活用の年にしたかったが、結果的にも、確かに購入は控え目にできたかな。
1位:AirPods Pro
突然、発表発売されて、即買いしたApple純正完全ワイヤレスイヤフォン。
自分としては、ワイアレスイヤフォンは長年変遷してきたが、それら全てのイヤフォンの中で決定版と言えるもの。
強固な接続の安定性の上に、装着性がよく、及第点以上の音質。
その後、使っていて、音切れしなくはまったくないわけではない。週に1度、一瞬切れる、ということぐらい。ただ、音切れしにくいのは確かだし、しても、すぐ復帰する。
音質がどれだけ良かろうが、高機能であろうが、音が切断したら無意味。完全ワイヤレスの身軽さで、切れにくい、というだけで最高。
あとは、ノイズキャンセルと、外音取り込みの切り替えが簡単なのもポイント高い。タッチセンサーではなくなったので、手袋をしていても切り替えられて、特にこの寒い時期には重宝する。
どうでもいいことだが、AirPods Proは、多分、カナル型ではない。
カナル型は、外耳道を意味するear canalから来ているらしいが、外耳道にイヤーチップをねじ込むタイプのイヤフォンをカナル型と呼ぶとすれば、AirPods Proは、外耳道の入り口の前に置いているだけなので、多分違う。
シリコンのチップで、耳との密着性は高めているものの、ノイキャンをオフにすると、外部の音は、わりとガッツリ入ってくる。
その状態で、ノイズを打ち消す音をしっかり出して、耳に届かなくしている。
本体の固定は、外耳道にチップを挿入せずに、AirPodsと同様に、耳の中に置くのと、外耳道に接するイヤチップでも固定する。だから、装着感が、普通のインイヤー型(カナル型)のイヤフォンよりかなりいい。
iPhoneに最適化されたチップの接続性などもあいまって、代わりになるものは、当分でてきそうにない。おそらく、この先、ずっと、AirPods Proを買い替えていくだけのような気がする。
2位.パワーメーターFC-R9100P
シマノのパワーメーター 内蔵クランク。
1位でも良かったが、使用頻度で2位にした。
ロードバイクを始めて6年経って、この1年で走りの質を一段あげることを目標にし、それにものすごく役だったのが、このパワーメーター 。
今までは、自分の走りの状態を見るのは、速度や心拍だったが、パワーメーター を導入すると、パワーがベースに変わった。
これによって、一言でいえば、自分の「がんばり」が数値でわかるようになった。
がんばりがわかると何がよいか。
自分が今、頑張れる限界がわかるので、無茶無理をしなくなる。車で言えば、燃料タンクに入る量は決まっているので、残量を見ながら走り切れるようになった、ということ。
もちろん、逆に出し惜しみもなくなる。
無茶無理をして、早めにガス欠になったり、出し惜しみでペースが遅すぎたりしていたのがなくなり、端的に、平均速度が5-10%ぐらい早くなった。
力をセーブしすぎると、サドルへの荷重が増え、お尻が痛くなる。パワーをみながら走ると、ペダルの荷重が増やせるので、サドルの荷重が減り、結果的にお尻の痛みも軽減された。
また、走っていると、向かい風の影響や、坂のキツさなど、外部の要因で、どのぐらい頑張っているのか自体がわからなくなる。
それが、がんばりが数値で表示されるようになると、十分頑張っているから、この速度でもいい、ということがわかるので、ストレスが減る。
ロードバイク趣味7年目にして、自分がここまで変われた、のは本当によかったな、と。
FC-R9100P自体は、キャリブレーションも簡単で、それなりに安定しているし、クランクとしての性能もよいので、よかった。まぁ、バイクの形状的にこれしか選べなかったわけだけど。
左右のペダリング差などは、結局、ほとんど見ていないので、付けられる人は、片側だけでもいいのではないかと思う。
3位.GoPro Max
GoPro 2代目の360°カメラMax。
今年活躍したのは間違いなくOSMO POCKETだったが、来年活躍しそうなのはGoPro Max。
数えてみれば、360°カメラも4台目になっていたが、Maxが最高なのは、本体内スティッチの素晴らしさ。
手ブレ補正などは、Insta360などでも十分に実現されていた。
が、撮った後のスティッチ処理時間が、どのカメラも実用的ではなかった。
Maxは、最初から貼り合わされた状態なので、最小限の時間で映像を使うことができる。これがブレイクスルーポイント。
これによって、360°カメラ内最高、というだけでなく、ソニーやHEROシリーズなどのアクションカメラ単体をジンバルに載せたものも超えてしまった。しかも後からアングルを変えられるので、一度の撮影で複数台撮影をある程度代替できるわけで、もうなんだこれ、の世界。
さらに、360°TimeWarpという唯一無二の撮影方法もある。
OSMO POCKETのハイパーラプスも、それなりによくできてはいたけれども、GoProシリーズのハイパーラプスであるTimeWarpの滑らかさは、一歩抜きん出ている。それが360°でできる。
Max でTimeWarp撮影したものをOcculas Questで再生すると、高速移動空間に没入した感じになる。なかなか新しい。
唯一の不満は、YouTubeにTimeWarp映像をアップすると、画質が荒れること。なんとかならないかな。
番外:OSMO POCKET
OSMO POCKETは、去年の年末に購入したので、今年買ったものではないが、今年活躍したカメラでは、No.1。
ロードバイクで、ブレの少ない撮影を目指していたのだが、このOSMO POCKETをチェストマウントする、というスタイルで、初めて確立したといえる。
これで、いつもの鶴見川、多摩川だけでなく、江ノ島、六甲、ツールド東北と、いくつか車載動画をアップすることができた。
改めて利点は、ブレがない、軽い、給電しやすい、安定している、絵がキレイ、というところ。
逆に難点を挙げるとすると、機械式ジンバルなので、ボディマウントしかできない、微妙に位置ずれするのを修正が必要、汗をふくむ防水性がない、というところか。
これだけ、完成度が高く、アップデートも継続されていて、いいカメラなのに、後からきたGoPro Maxが上回ってくる、というのは、恐ろしい世界だな。
ロードバイク車載のメインは、GoPro Maxになっていくとおもうが、使い勝手は非常にいいので、サブとか、手持ちとかでは使っていきたい。
ここからは、ランクインはしなかったが、買ったものの振り返り。
■CPU系
今年は、iPhoneの日本発売以来、初めて新機種を購入しなかったが、デバイス単体で成立する機器(CPU系と呼んでおく)をほとんど買っていない。
今使っているiPhone XS Maxも、iPad Proもそれなりに時間が経つが、不満は特にない。
7年経過したiMacだけが、かなり動作が不安定だが、スペック的にはまだ使えるので、いよいよダメだ、となるまで粘ろうかな。
Apple Watch 5
今年買った唯一のCPU系Apple製品は、Apple Watch 5。
4からの買い増しだが、やはり常時表示はいい。買って良かった。一方で、電池消費が激しいのは、相変わらずで、使い始めたころよりも、さらに増加している気はする。
とはいえ、1日の終わりに30%ぐらいは残っているので、実用的に、何か問題、というわけではない。
Oculas Quest
振り返ると、持っていた、というのが、Oculus Quest。
正直、そこまでの頻度では利用していない。正月休みは多少やるかも、ぐらいか。
VRゲーム機としての完成度は高いが、遊べるものが少ない。
いや、遊べるものは、そこそこあるのかもしれないけど、Oculus Questの良さを活かしたVR体感ゲームは、そこそこでいい、というところかな。
立ってプレイするのが基本だったり、腕を振り回して遊ぶものが多いので、疲れる。
運動するのであれば、それこそロードバイクに乗るし、ゲームであっても、リングフィットアドベンチャーや、Zwiftをやるので、中途半端に体を使うゲームがあんまりやりたくないのかもしれない。
もうちょっとソファーに座ったままで、リラックスしてできるようなVRゲームがあれば、いいんだけどな。
■カメラ系
今年は、カメラもできるだけ、控えようと思っていたが、それでもいくつか買ってしまった。GoPro Max以外は、それほど当たりでもなかったので、うーん、という感じ。
Insta360 EVO
180°立体視動画が撮れるカメラとして、かなり期待感があったが、すでに手元には、ない。
360°カメラとしては小型で良かったが、180°立体視がイマイチだった。
そもそも、撮影したものを見ても、立体感を感じにくいし、左右のカメラのズレがある気がする。立体な雰囲気は味わえるが、わーこれ、立体ですごい、とはならない。
なので、早々に180°立体撮影は諦めて、360°カメラとして、いや、Insta 360ならでは、FlowSateを使った、ジンバルいらずアクションカムとして使おうと思ったが、本体内スティッチを持った、GoPro Maxにその座を譲った。
Insta360 GO
正直、無くても良かった。
というか、まず、今のところまともに使えていない。また、使う機会も今のところない。
水平維持ができる魚眼カメラというところは、GoProMaxがもっていったので、小型軽量、ウェアラブル、という特徴だけが残っている。
ただ、不使用時のバッテリー消費が激しいのだと思うが、使おうと思うとバッテリーがない、という事態が、今まで2度あって、役に立っていない。
それ以来、常にケーブルに挿しっぱなしで保管するようにしているが、それ以降、まだ出番がない。
また、ハイパーラプスも使ってみたが、30分撮影を2度できないぐらいのバッテリー容量なので、ロングライドのハイパーラプス撮影にも向いていない。
一番役立ちそうなのは、旅行か、イベントだな。
インターバル撮影で、回しっぱなしのサブカメラとして、何か写っているといいな、ぐらいで使うのが良さそう。
それまでは、しばらく寝かしておく。
Feiyu WG2X
GoPro HERO用のウェアラブルジンバル。
OSMO POCKETの防水が弱いところを補おうと思って、手を出してみたが、OSMO POCKETに比べると、でかいし、重いし、GoProの電源スイッチか給電ポートのどちらかが塞がって、使い勝手が悪いし、ジンバルの電源管理もしないといけない、と結局、悪いところがいっぱい出てきてしまう結果になった。
これは、本当に買って失敗だった。(もう手放してしまったが)
Mavic mini
喜び勇んで買ったはいいが、実は、まだ飛ばしてない。
航空法の適用外というところで、飛ばせるところが増えたはずなのだが、実際にどこで飛ばすか、となったときに、飛ばせる場所にまだ行けていない。
というか、飛ばせるところを探せてない。
Mavic Airとの差分でいえば、DI地区の建物のない海岸ぐらいで、思い当たるのは、八景島の海の公園に人がいない時であれば、飛ばせるか。(横浜市の公園条例だと、規模の大きな公園で人がいない、早朝、日没前などであれば、禁止はされていないらしい)
近くの市民の森とかでも、人がいなければ、飛ばせるかな。
あとは、軽量を生かして、ロードバイクで出かけた先で飛ばす、というのはやってみたいところ。
■音系
AVIOT TE-D01b
音切れしまくるSONY WF-1000Xの代替として、購入した完全ワイアレスイヤフォン。
確かに、ソニーよりは音切れしにくいが、切れないというわけではない。
バッテリーの持ちはいい。耳から落ちやすい。
AirPods Proを入手してからは、出番が少ないが、一応、AirPods Proを忘れた時の予備として、常時鞄の中でスタンバイ。
AirPods 2
初代のAirPodsのバッテリーが完全に持たなくなったので、買い替え。
ただ用途としては、遮音性がないので、寝るときと、フィットネスに限られていた。
今は、ムスメのAirPodsのバッテリーが無くなったということで、譲り、寝るときとフィットネスもAirPods Proの外音取り込みモードで対応。
■家電系
パナソニックNA-VX800AR
購入してから、ほぼ1ヶ月になったが、満足度の高さは継続中。
奥さん的には、洗い上がりの感じが、前の洗濯機よりもさっぱりになっている、と実感しているようで、さらに満足度は高くなっている。
自分としても、自分で洗濯する機会が増え、色々な洗濯もチャレンジするようになったので、そこも良かったし、奥さんに洗ってもらう負担も減らせていると思う。
乾燥もいいし、温水洗濯機能もよく使うので、機種の選択は良かったのではないか。
ただ、財布には厳しかった...。
———————
だいたいこんなところか。
来年は、流石にiPhoneを買い換えると思うので、どんな風に進化しているのかは、楽しみ。
GoPro HERO 7とinsta 360 EVOの売却完了
2019/11/22 22:04 カテゴリ:camera & video cam
GoPro Maxの購入費用捻出のため、小型ビデオカメラを2つ手放すことにした。
当然、費用が浮くということもあるし、使用頻度が下がったモノを手もとに置いておくのは、見るたびに罪悪感を感じるので、それならば、使う人の手に渡った方がいいかと。
Maxは、ロードバイク車載の用途で考えているので、用途で被るのが、GoPro HERO 7と、insta 360 EVOということになる。丁度、機能的にも、この両機種を足したものが、GoPro Maxとも言える。
アクショカムは、他にも、ソニーの2機種とOsmo Pocketがある。これは残しておく。
ソニーは、安定しているので、別角度のカメラとして使えるし、Osmo Pocketも、小型で、やはり安定しているので、手持ち、ボディマウントには適している。これらは、使うイメージがはっきりしているので、手放す気が起きない。
GoPro HERO 7は、同じアクションカムのソニーと、Osmo Pocketの安定性、便利さを越えられないし、ブレ補正も同等か、それ以下、ということで、出番が少なかった。この1年で活躍したのも、しまなみ旅行の時の、Osmo Pocketの代打出場ぐらいか。
insta 360 EVOは、小型軽量でとても良いカメラだった。前面180度しか使わないカメラ、と考えた時に、ジンバル不要にできることがわかったが、撮影後の後処理に時間がかかるのと、画質には不満があった。
EVOのウリ出会ったVR180は、思ったより立体に見えなかった、のは正直なところ。立体を感じやすい、適切な被写体がありそうだが、自分がよく撮るものは、そうでもなく、自分の用途とのマッチングが悪かった。
あと、買ったばかりだが、Feiyu-techのWG2Xも売却。これはGoProを売却してしまうと用途がなくなってしまうので、致し方なく。
GoPro用のジンバルといえば、G6もあるが、こちらはソニーのアクションカムで使える。
売却は全てヤフオクだが、全部で7万円弱ぐらい。GoPro Maxが、ポイントやらで実質4.7万円ぐらいだったので、Mavic mini分も多少賄える形。
当然、費用が浮くということもあるし、使用頻度が下がったモノを手もとに置いておくのは、見るたびに罪悪感を感じるので、それならば、使う人の手に渡った方がいいかと。
Maxは、ロードバイク車載の用途で考えているので、用途で被るのが、GoPro HERO 7と、insta 360 EVOということになる。丁度、機能的にも、この両機種を足したものが、GoPro Maxとも言える。
アクショカムは、他にも、ソニーの2機種とOsmo Pocketがある。これは残しておく。
ソニーは、安定しているので、別角度のカメラとして使えるし、Osmo Pocketも、小型で、やはり安定しているので、手持ち、ボディマウントには適している。これらは、使うイメージがはっきりしているので、手放す気が起きない。
GoPro HERO 7は、同じアクションカムのソニーと、Osmo Pocketの安定性、便利さを越えられないし、ブレ補正も同等か、それ以下、ということで、出番が少なかった。この1年で活躍したのも、しまなみ旅行の時の、Osmo Pocketの代打出場ぐらいか。
insta 360 EVOは、小型軽量でとても良いカメラだった。前面180度しか使わないカメラ、と考えた時に、ジンバル不要にできることがわかったが、撮影後の後処理に時間がかかるのと、画質には不満があった。
EVOのウリ出会ったVR180は、思ったより立体に見えなかった、のは正直なところ。立体を感じやすい、適切な被写体がありそうだが、自分がよく撮るものは、そうでもなく、自分の用途とのマッチングが悪かった。
あと、買ったばかりだが、Feiyu-techのWG2Xも売却。これはGoProを売却してしまうと用途がなくなってしまうので、致し方なく。
GoPro用のジンバルといえば、G6もあるが、こちらはソニーのアクションカムで使える。
売却は全てヤフオクだが、全部で7万円弱ぐらい。GoPro Maxが、ポイントやらで実質4.7万円ぐらいだったので、Mavic mini分も多少賄える形。
Insta 360 EVOでロードバイク動画を撮ってみた
2019/09/08 10:19 カテゴリ:camera & video cam | 自転車
360度撮影と、180度3Dの両方を撮影できるInsta360 EVOを買ったみたのだが、なかなか、出番が少ない。
ロードバイク車載カメラとして、少しテストはしてみたのだが、360度動画はマウント場所をどうするか、という問題がある。ヘルメット上が一番いいのだが、頭が重くなる。
180度3D撮影の方も問題があって、ひとつは撮れた画が、あまり3D感を感じられず、それほど面白くない、ということと、手持ちの環境で、うまくYouTubeに編集して出す、ということができていない。
そんな中、Insta360 GOが発表された。
360度撮影はできないが、180度の魚眼撮影をすることで、ロール方向の手ブレも補正できる、というのが面白い。
思わず、ひとつ注文してしまったが、考えれば、EVOでも同じことはできるはず。
EVOは360度撮影になってしまうが、背面の映像を使わなければ、正面方向は、GOと同じようにジンバルを使わずにロール方向も補正できるはず。
OSMO POCKETのような機械式ジンバルを使わずとも、ロードバイクにフロントマウントして、ブレの少ない画が撮れるのではないか。
ということで、まずやってみた。
やってみてわかったことは、5.7kからのHD書き出しは、画質がイマイチ。セッティングで変えられるのかもしれないが。
後、GoPro Fusionよりはマシだが、編集できる素材への切り出しが、やはりメチャクチャ時間がかかる。
ただ、編集時の自由度はかなり高い。
パン、チルト、ロール、視野角などを後からコントロールできる。
タイムラプス撮影も実用的だったので、タイムラプスであれば、録画時間を短くできる。
バックアップ用にはいいかもしれない。
Insta360 EVO 思い出でをVR,3Dに 180度/360度 新体験アクションカメラ
ロードバイク車載カメラとして、少しテストはしてみたのだが、360度動画はマウント場所をどうするか、という問題がある。ヘルメット上が一番いいのだが、頭が重くなる。
180度3D撮影の方も問題があって、ひとつは撮れた画が、あまり3D感を感じられず、それほど面白くない、ということと、手持ちの環境で、うまくYouTubeに編集して出す、ということができていない。
そんな中、Insta360 GOが発表された。
360度撮影はできないが、180度の魚眼撮影をすることで、ロール方向の手ブレも補正できる、というのが面白い。
思わず、ひとつ注文してしまったが、考えれば、EVOでも同じことはできるはず。
EVOは360度撮影になってしまうが、背面の映像を使わなければ、正面方向は、GOと同じようにジンバルを使わずにロール方向も補正できるはず。
OSMO POCKETのような機械式ジンバルを使わずとも、ロードバイクにフロントマウントして、ブレの少ない画が撮れるのではないか。
ということで、まずやってみた。
やってみてわかったことは、5.7kからのHD書き出しは、画質がイマイチ。セッティングで変えられるのかもしれないが。
後、GoPro Fusionよりはマシだが、編集できる素材への切り出しが、やはりメチャクチャ時間がかかる。
ただ、編集時の自由度はかなり高い。
パン、チルト、ロール、視野角などを後からコントロールできる。
タイムラプス撮影も実用的だったので、タイムラプスであれば、録画時間を短くできる。
バックアップ用にはいいかもしれない。
Insta360 EVO 思い出でをVR,3Dに 180度/360度 新体験アクションカメラ
Insta 360 EVOが到着
2019/06/01 13:41 カテゴリ:camera & video cam
注文していたInsta 360 EVOが到着。
中が見えるパッケージだが、かなりコンパクト、という印象。
質感は、ゴム的なコーティングで悪くない
ボタンは、電源とモードの2つ、液晶はなし、LEDがいくつか。
変形機構は、ヒンジで折れ曲がるようになっていて、金属のパーツをスライドさせ、ロックさせる、という機構が2つ付いている。プラスチックのツメ、みたいなものではないので、それなりに耐久性はありそう。
三脚穴は底面に一箇所。
短い三脚も付属。金属製でしっかりしている。
全然意識してなかったが、32GBのマイクロSDカードが最初から1枚内蔵されていた。
ケーブルは、充電用としてマイクロUSBが1本。他のInsta360シリーズと違って、iPhoneなどに直接接続できるライトニングケーブルは付属していない。
あとでわかったが、iPhoneとのケーブル接続自体がサポートされていないっぽい。
立体視しやすいように、3Dルーペみたいなものが付属している。
ハードウェア的には、シンプルで、コンパクト。
アプリは、シリーズ共通かと思ったらEVO専用。縦画面だけだがiPadにも対応。
撮影は、電源長押しで、静止画かモードを切り替え、電源ボタンで録画開始。
画面がないので、操作音は助かる。
まずは室内で、3D撮影ができるVR180モードで撮影。
撮影したものをWiFiでアプリに転送。
最初は、2Dで表示されるが、3Dゴーグルのアイコンを押すと、ゴーグル着用が促され、左右両目用に別れた立体視ができる状態になる。
付属の3Dルーペでもいいし、他の一般的な3Dゴーグル(自分はParrot Mamboに付属していたものを使用)でも使える。
ゴーグルを着用すれば、当たり前だが、ちゃんと3Dに見える。
高精細まではいかないが、それなりの画質になっている。VR360よりもVR180の方が、多分、引き伸ばす範囲が狭い分、画質は上がると思っているけど、あってるかな。
手ブレ補正が結構、強力に効いていて、GoProのHyperSmoothなどとそれほど違いは感じない。
夜の室内だと、動きに微細なブレがでてしまうところもあるが、明るいところは大丈夫。
実際に3D撮影ができるようになってみると、通常、静止画でも動画でも、平面になることを意識した撮影になるが、立体感を意識して撮影したことがない、ということに気づく。
幸い、Insta 360 EVOは、プレビュー状態でも立体視ができるので、3Dゴーグルを掛けて、立体感を感じながら、撮影するのがいいのかもしれない。屋外で、人の見ているところでやったら、かなりヤバいやつだけど。
(実際にやってみたら、タイムラグが発生したり、見えているつもりでも見えていない場所があって、かなり危険)
WiFi転送は、速くはないが、安定はしている。
360度撮影も試してみたが、もちろん基本はVR180と同じ。
変形機構があるため、他の360度撮影カメラに比べて、前後のレンズの距離が開いてしまう。そのため、カメラに近いところの画像が欠けるため、映らないところや、不自然に欠ける部分が出てしまうのはしょうがないところ。
ある程度の距離があれば、割と自然に繋がるので、距離を離すか、前後位置を気にすればいい。
撮影後のアプリの編集では、VR180とVR360は結構違う。
360度撮影では、任意の位置を切り出したり、特定の被写体をフォローしたり、ということはできるが、これは、360度撮影しているから。
VR180は、前しか写っていないので、そういった自由度の高い編集そのものができないようになっている。
VR180は、普通の動画、もうちょっと言えば、GoProぐらいの広角で撮影した前面だけの動画を立体視できるもの。編集素材として使うより、もろ立体視するために撮る、という感じか。
メモリーカードには、.insvという専用のファイル形式で、おそらく左右分かれた動画が入っているっぽい。mp4にするには、Insta360Studioというアプリで変換する必要がある。
使い勝手で気になったのは、ケース。
360度カメラは、両面に、出っ張った魚眼レンズがあるので、レンズを傷つける可能性が高い。そのため、今まで使ってきた、Thetaにも、GoPro Fusionにも専用のケースが付属してきた。
以前の2機種のケースは、三脚に装着していても、そのまま本体に被せることができる、カバーの役割も担っていたのだが、Insta 360 EVOの場合は、そうではない。
ただの巾着袋で、まぁ別に巾着袋でもいいのだが、三脚からわざわざ外すさないとケースに収納できない。
自撮り棒ぐらいの、簡易的な三脚なら、とりはずしもできなくはないが、POVキットのように、六角レンチで締め込むようなものだと、わざわざ外さないと、レンズが保護できない。
Insta 360 EVOの場合は変形するので、2つの形状に合わせたカバーを考えた方がいいかもしれない。
Insta360 EVO 360度アクションカメラ CINEVOX/B 【日本正規代理店品】
中が見えるパッケージだが、かなりコンパクト、という印象。
質感は、ゴム的なコーティングで悪くない
ボタンは、電源とモードの2つ、液晶はなし、LEDがいくつか。
変形機構は、ヒンジで折れ曲がるようになっていて、金属のパーツをスライドさせ、ロックさせる、という機構が2つ付いている。プラスチックのツメ、みたいなものではないので、それなりに耐久性はありそう。
三脚穴は底面に一箇所。
短い三脚も付属。金属製でしっかりしている。
全然意識してなかったが、32GBのマイクロSDカードが最初から1枚内蔵されていた。
ケーブルは、充電用としてマイクロUSBが1本。他のInsta360シリーズと違って、iPhoneなどに直接接続できるライトニングケーブルは付属していない。
あとでわかったが、iPhoneとのケーブル接続自体がサポートされていないっぽい。
立体視しやすいように、3Dルーペみたいなものが付属している。
ハードウェア的には、シンプルで、コンパクト。
アプリは、シリーズ共通かと思ったらEVO専用。縦画面だけだがiPadにも対応。
撮影は、電源長押しで、静止画かモードを切り替え、電源ボタンで録画開始。
画面がないので、操作音は助かる。
まずは室内で、3D撮影ができるVR180モードで撮影。
撮影したものをWiFiでアプリに転送。
最初は、2Dで表示されるが、3Dゴーグルのアイコンを押すと、ゴーグル着用が促され、左右両目用に別れた立体視ができる状態になる。
付属の3Dルーペでもいいし、他の一般的な3Dゴーグル(自分はParrot Mamboに付属していたものを使用)でも使える。
ゴーグルを着用すれば、当たり前だが、ちゃんと3Dに見える。
高精細まではいかないが、それなりの画質になっている。VR360よりもVR180の方が、多分、引き伸ばす範囲が狭い分、画質は上がると思っているけど、あってるかな。
手ブレ補正が結構、強力に効いていて、GoProのHyperSmoothなどとそれほど違いは感じない。
夜の室内だと、動きに微細なブレがでてしまうところもあるが、明るいところは大丈夫。
実際に3D撮影ができるようになってみると、通常、静止画でも動画でも、平面になることを意識した撮影になるが、立体感を意識して撮影したことがない、ということに気づく。
幸い、Insta 360 EVOは、プレビュー状態でも立体視ができるので、3Dゴーグルを掛けて、立体感を感じながら、撮影するのがいいのかもしれない。屋外で、人の見ているところでやったら、かなりヤバいやつだけど。
(実際にやってみたら、タイムラグが発生したり、見えているつもりでも見えていない場所があって、かなり危険)
WiFi転送は、速くはないが、安定はしている。
360度撮影も試してみたが、もちろん基本はVR180と同じ。
変形機構があるため、他の360度撮影カメラに比べて、前後のレンズの距離が開いてしまう。そのため、カメラに近いところの画像が欠けるため、映らないところや、不自然に欠ける部分が出てしまうのはしょうがないところ。
ある程度の距離があれば、割と自然に繋がるので、距離を離すか、前後位置を気にすればいい。
撮影後のアプリの編集では、VR180とVR360は結構違う。
360度撮影では、任意の位置を切り出したり、特定の被写体をフォローしたり、ということはできるが、これは、360度撮影しているから。
VR180は、前しか写っていないので、そういった自由度の高い編集そのものができないようになっている。
VR180は、普通の動画、もうちょっと言えば、GoProぐらいの広角で撮影した前面だけの動画を立体視できるもの。編集素材として使うより、もろ立体視するために撮る、という感じか。
メモリーカードには、.insvという専用のファイル形式で、おそらく左右分かれた動画が入っているっぽい。mp4にするには、Insta360Studioというアプリで変換する必要がある。
使い勝手で気になったのは、ケース。
360度カメラは、両面に、出っ張った魚眼レンズがあるので、レンズを傷つける可能性が高い。そのため、今まで使ってきた、Thetaにも、GoPro Fusionにも専用のケースが付属してきた。
以前の2機種のケースは、三脚に装着していても、そのまま本体に被せることができる、カバーの役割も担っていたのだが、Insta 360 EVOの場合は、そうではない。
ただの巾着袋で、まぁ別に巾着袋でもいいのだが、三脚からわざわざ外すさないとケースに収納できない。
自撮り棒ぐらいの、簡易的な三脚なら、とりはずしもできなくはないが、POVキットのように、六角レンチで締め込むようなものだと、わざわざ外さないと、レンズが保護できない。
Insta 360 EVOの場合は変形するので、2つの形状に合わせたカバーを考えた方がいいかもしれない。
Insta360 EVO 360度アクションカメラ CINEVOX/B 【日本正規代理店品】
Insta 360 EVOを注文
2019/06/01 10:37 カテゴリ:camera & video cam
360度カメラというのは、色々と楽しそうでありながら、実際には、なかなか使用頻度が低い。特に、去年買ったGoPro Fusionは、わざわざ買うべきではない、という記事を書くぐらい、使いにくかった。
メモリーカードの2枚挿しという時点で、使い勝手の悪さに気付くべきだったが、その後、改めて実感した、Macアプリの使いにくいさ、不安定さ、処理速度の遅さもなかなかのものだった。
IOSアプリも、WiFi経由でしか読み込めず、しかも途中でタイムアウトして、最初からやりなおしとか、どうしようもない状態。
360度撮影した動画をそのまま撮って出ししても、実際には誰得状態。といって、2Dに切り出して活用するには、後処理が必要で、やたら時間と手間がかかる。
そんな中で、気になっていたのは、Insta360シリーズ。メモリは、1枚挿しだし、ケーブル接続はできるし、必須の後処理アプリが優秀そう、というところが魅力的なポイント。
特に、Insta360 ONE Xは、なかなかの完成形なので、何度か購入してしまおうか、と思ったが、去年カメラを買いすぎたので、なんとか自重。
そんな中、新しいモデルのEVOというのが発売された。
基本的なところは、ONE Xと同じみたいだが、2つのレンズを横置きになるよう変形し、VR180という正面の3D映像を撮影できる、というのが大きな違い。
360度映像の面倒なところは、自由に見られると言っても、ヘッドセット着用で実際に後ろ側を見たい時には、見る人自身が振り返らなくてはいけない。椅子に座っていると、特に面倒。そして、後ろは大して面白いものが写っていない。
だったら、正面方向に限定されても、立体に見える、という価値が付加された方がいいかな、と。
EVOのいいところは、VR180と360度撮影と切り替えられる。別に360度を捨てなくてもいい。
他にも同様のVR180が撮影できるカメラもあるようだが、Insta360シリーズは続いて、画質やアプリの品質は安定している感はある。
GoPro Fusionと比べると、防水性能がないのが違いだが、防水が必要な時は、GoProやソニーのアクションカムもあるので、気にする必要はなさそう。
あと、ロードバイクで使う場面が多いと思うのでので、ヘルメットマウントを考えると本体サイズが小さくなるのはいい。Fusionは、重すぎて、無理だった。
というわけで、今なら、GoPro Fusionもまだそれなりに高く売れるので手放して、Insta360 EVOを注文してみた。
Insta360 EVO 360度アクションカメラ CINEVOX/B 【日本正規代理店品】
メモリーカードの2枚挿しという時点で、使い勝手の悪さに気付くべきだったが、その後、改めて実感した、Macアプリの使いにくいさ、不安定さ、処理速度の遅さもなかなかのものだった。
IOSアプリも、WiFi経由でしか読み込めず、しかも途中でタイムアウトして、最初からやりなおしとか、どうしようもない状態。
360度撮影した動画をそのまま撮って出ししても、実際には誰得状態。といって、2Dに切り出して活用するには、後処理が必要で、やたら時間と手間がかかる。
そんな中で、気になっていたのは、Insta360シリーズ。メモリは、1枚挿しだし、ケーブル接続はできるし、必須の後処理アプリが優秀そう、というところが魅力的なポイント。
特に、Insta360 ONE Xは、なかなかの完成形なので、何度か購入してしまおうか、と思ったが、去年カメラを買いすぎたので、なんとか自重。
そんな中、新しいモデルのEVOというのが発売された。
基本的なところは、ONE Xと同じみたいだが、2つのレンズを横置きになるよう変形し、VR180という正面の3D映像を撮影できる、というのが大きな違い。
360度映像の面倒なところは、自由に見られると言っても、ヘッドセット着用で実際に後ろ側を見たい時には、見る人自身が振り返らなくてはいけない。椅子に座っていると、特に面倒。そして、後ろは大して面白いものが写っていない。
だったら、正面方向に限定されても、立体に見える、という価値が付加された方がいいかな、と。
EVOのいいところは、VR180と360度撮影と切り替えられる。別に360度を捨てなくてもいい。
他にも同様のVR180が撮影できるカメラもあるようだが、Insta360シリーズは続いて、画質やアプリの品質は安定している感はある。
GoPro Fusionと比べると、防水性能がないのが違いだが、防水が必要な時は、GoProやソニーのアクションカムもあるので、気にする必要はなさそう。
あと、ロードバイクで使う場面が多いと思うのでので、ヘルメットマウントを考えると本体サイズが小さくなるのはいい。Fusionは、重すぎて、無理だった。
というわけで、今なら、GoPro Fusionもまだそれなりに高く売れるので手放して、Insta360 EVOを注文してみた。
Insta360 EVO 360度アクションカメラ CINEVOX/B 【日本正規代理店品】