4通りの設置ができるケーブルトレーを買ってみた



デスク下の機器、配線整理にケーブルトレーを追加してみたので、紹介します。

できるだけ、机の上を広く使いたいのと、自分のデスクはリビングの一角にあるので、背面から見た時も、配線があまり見えないようにケーブルトレーを使用しています。

ケーブルトレーは、定番とも言える、サ
ンワサプライのメッシュタイプのものを使用していました。
これは、出来上がりは結構すっきりしていていいのですが、自分の場合は、ここにケーブル以外の、Thunderboltドックや、USB-Cハブ、音声のミキサーなどもつっこんでいます。
なんとか入っているのですが、パンパンになっているのと、メンテナンス性が悪く、ひょっとしたら熱もこもってしまっているかも、と不安がありました。

かといって、机の上にドックなどを出すのは避けたいので、トレーを追加して、機器類はそこに出すことにしました。

いくつかトレーを見ていて、良さそうだったのがこちらのケーブルトレー。
クランプでデスクに固定するのですが、アームの取り付け方向を変えることで、吊り下げ以外にも、デスクの上方向にも出すことができ、汎用性が高そうなのが気に入りました。


簡素な梱包です。40cm x 16cmのLサイズを購入。
付属品です。アームとトレーをネジ止めする構造ですが、ネジは6角ボルトで、付属のレンチで両側から締めます。

せっかくなので、4パターンを試してみました。

上側で内側に向けたパターンです。ディスプレイ裏に置いてみました。正面側からは、機器を隠せるのですが、トレーの奥行きの分、ディスプレイを手前に出す必要がありますので、このパターンはなし。

上側で外側に向けたパターン。これはディスプレイを奥まで押して使えるので、良いですが、トレーがデスクから後ろに出っぱります。
上側は、頻繁に出し入れするものを置くには、良さそうですが、今回のように機器を隠したい場合は、向いていなさそう

下側で外側を向けたパターンも同様にデスクからはみ出します。

本命の下側で内側を向けたパターンです。やはりこれが正解でしょうか。

ドック、ハブとミキサーをこのトレーの上に置いてみました。
位置は、デスクの端が良かったのですが、スピーカーや、イーサネットなど、さまざまなケーブルの長さの制約上、いったん、真ん中に落ち着きました。

メンテナンス性は良くなったとは思います。
メッシュトレーと、若干干渉しているのと、以前よりは、配線が見えてしまっているので、スッキリ感は後退してしまっていますが、ケーブルを適正な長さに変更し、ケーブルカバーをつけることで、多少マシになりそうな気がします。

あるいは、パネルで目隠しするのもありかもしれません。


JONGJONG ケーブルトレー

iPhone 14 Proがやってきた



ビックカメラで注文していたiPhone 14 Proですが、1週間遅れを覚悟していたところ、発売日から1日遅れで到着しました。ラッキー。

早速、自分なりの初日の感想を紹介したいと思います。

第一印象ですが、カメラが大きいですね。
スペースブラックですが、思っていたよりも薄い色で、グレーと言ってもいいかもしれません。

全体的には、2世代前のiPhone 12 Pro と大きさ、質感などは、ほとんど違いがありません。
大きな違いは、カメラの大きさ、厚さで、大きいのはまだいいとしても、厚み、出っ張り具合が半端ないです。
カメラが出ているとは聞いてましたが、ここまでとは思っていませんでした。これはかなり邪魔ですね。

重量も少し感じます。20gの増加ですが、10%ぐらいなので、大したことないと思っていたら、意外とわかるものでした。果たして慣れるでしょうか。


環境移行は、今回初めてiPhone同士で直接データ移行してみました。使い始めるまで、少し時間がかかるみたいですが、Apple PayやApple Watchのペアリングなどの設定も一気にできるので、これはかなり便利でした。

今回初めて、eSIMの乗り換えもやりました。
自分は、データ専用の第2回線として、IIJmioを使っていますが、220円払って、アクティベーションをやり直すことで移行できました。


■常時表示

一番期待していたロック画面の常時表示ですが、明るさは十分ですね。

ウィジェットがまだ出揃っていないのですが、今はホームの照明と、Yahoo!ニュースアプリでニュース記事を表示させています。

Apple Watchも使っているので、気温とかカレンダー、アクティビティなどの表示はいらないので、よく使う家の照明コントロールを置いてみました。
ワンタップしないと、ボタンが押せないのがちょっと面倒です。
ダブルタップでアプリ起動と覚えておけば良さそうです。

あと、ウィジェットの表示領域ももう少し増やせるようにしてくれるといいですね。

通知が常に表示されるのはいいかもしれません。
通知の要約機能を使えば、それほど煩わしさもなさそうです。
少し更新頻度のある通知を表示させると、簡単な情報取得ができそうです。

写真フォルダに好きな写真やイラストなんかを入れておいて、ランダム表示するのもいい使い方のような気がします。

■ProMotion

意外だったのは、ProMotionの良さが結構しっかりわかりました。指に追随する感覚がいいですね。

iPad ProやMacBook Proでは、それほどありがたみがあったわけではないですが、iPhoneの場合は、ホーム画面をスワイプすることが多いので、そこでしっかりと恩恵がありました。

■Dynamic Island

Dynamic Islandは、楽しげだけどそれほど期待していたわけではない機能でした。
ですが、使ってみるとこれは結構いい。

例えば、Face IDの認証アニメーションは、今まで画面の中央に出てきていたのですが、これが、Dynamic Islandに移動しました。

真ん中で表示していたのは、ちゃんと認証してますよ、ということを示すためだと思いますが、Dynamic Islandで上に移ってわかったのは、このアニメーションは邪魔だったんですね。

上に移動したことで、いち早く画面中央の情報をみることができるので快適です。
Dynamic Islandは、邪魔なものを視界の外の画面の上で処理してくれている、いいやつでした。

■暗所性能アップ

期待していたカメラの暗所性能アップですが、試してみるといろいろなことがわかりました。
最初にシンプルにiPhone 12 Proと14 Proで、少し暗い状況を作って撮影してみました。
すると予想に反して、14 Proの方がザラザラがひどい結果が出ました。本当なのか?と、そこから色々試したわけです。

結論は、画質が荒れていた原因は、超広角レンズで撮影し、フォトストリーム転送をしていたせいでした。メインの広角レンズにし、AirDropやLightningで有線接続し転送すれば、暗所のザラザラはほとんどない気がします。

もっと言うと、実は12 Proで暗所の画質が荒れていたのも同じ原因で、やはり超広角レンズで撮影したものをフォトストリーム転送したからでした。
12 Proでも、広角レンズで撮影し、ファイル転送したものであれば、14 Proとそれほど違いはなかったです。

なので、14 Proの暗所性能が上がったということでしたが、今回の比較では、上がったところはよくわかりませんでした。ザラザラしていたのは、自分の使い方が悪かっただけで、12 Proの頃から結構良かった、ということになるでしょうか。

一応、HEICとRAWの違いもみましたが、違いはあるものの、HEICでも実用範囲でした。
RAWだとファイルサイズが50MBもあって、普段使いするのは躊躇われます。

ちなみに、一眼カメラとの比較ですとこんな感じ。
ボケ方がまったく違うので、あまり同列の比較にはならないですね。

■マクロ撮影

自分も14 Proになって、マクロ撮影が使えるようになったので試しました。
これはいいですね。こういう動画を作っていて、ボタンやポートの大きな映像を撮りたいことがあるのですが、今までは、引きの絵を撮って、トリミングしていました。
マクロ撮影だと、画面で撮りたい画角や、ディテールを確認しながら撮影できるのでいいです。

■シネマチックモードとブレ補正

期待していたシネマチックモードと、ブレ補正、アクションモードですが、台風が来ていて天気も悪いので、もう少し天気の良い時に試してみようと思います。

■まとめ

こんな感じで、12 Proから、14 Proにチェンジした初日でした。

カメラとディスプレイの強化が、出っ張りと重さに反映されて、トレードオフの関係になってしまっていますね。
まだ耐えられる範囲ですが、もうこれ以上重くなったり出っぱったりすると、使い勝手が悪くなりそう。

まぁでも、3年は使えそうですので、じっくり楽しんでいきたいと思います。

iPhone 14 Proを予約したぞ



Appleの発表会で、新しいiPhoneが紹介されました。
自分は、以前は、毎年新しいiPhoneを購入していましたが、前回のiPhone12 Proからは、購入サイクルを落としたので、2年ぶりの購入検討になります。

検討の結果として、今回、iPhone 14 Proを購入することにしたので、その内容を紹介したいと思います。

iPhone 14シリーズの製品スペックなどは、公式サイトなどや、解説動画もたくさんあるので、そちらをご覧いただくとして、この動画では、自分がどう思ったかをお話しします。

まず、Proか、無印かという点ですが、これまでは、選べる場合はずっと上位モデル、つまりProを選んできました。長く使う場合は、スペックが高い方が不満がでにくい、という経験則からです。
なので、今回もまずはProから見ていこうと思います。

標準サイズと、Maxサイズは、これは、今までも行ったり来たりしたのですが、しっかりホールドできるサイズの方が、液晶の大きさの利点を上回る、という結論に至りましたので、今回も標準サイズでいこうと思っています。

なので、本命は14 Proとなります。

今回の14 Proで、自分がグッと来たのは2点。
ディスプレイの常時表示と、カメラ性能です。

■常時表示

常時表示は、これはちょっと予想していなかったです。

常時表示といえば、Apple Watchが、Series 5で常時表示になった時に、かなり便利になったことを覚えています。
自分の場合は、時刻はもちろんのこと、温度、活動量、タイマー、風速、バッテリー容量などをアクションなしにすぐに確認できるのは、かなりの進化でした。

iPhoneも、Apple Watch同様、身の周りに置いてよく使うデバイスですが、操作をしていないときは、ただの黒い板です。
Apple Watchの小さいディスプレイでも、常時表示で、大きな価値があったので、iPhoneの大きなディスプレイだと、もっといろんなことができそう。
iOS16で、ロック画面にウィジェットを置いたり、カスタマイズができるようになるので、どんな新しい使い方ができるか楽しみです。

常時表示を予想していなかったと言いましたが、新OSの発表の時点で、これは常時表示できるようにする気だな、と予想できればかっこよかったですね。ちょっと悔しい。

■ブレ補正強化と暗所性能アップ

カメラは特に、ブレ補正と、暗所性能アップが、興味深いです。

iPhoneのカメラについては、自分はちょっと前までは、おまけ程度にしか考えておらず、大して重要視していませんでした。ミラーレス一眼や、コンデジ、アクションカムなど、いくつかカメラも所有しているので、餅は餅屋的に、専用カメラを使った方が、満足度が高かったからです。

ですが、iPhone 12 Proを2年間使って、自分の中の認識は少し変わりました。

その理由の一つは、HDR環境の充実です。
HDRはハイダイナミックレンジの略で、要は、昔のディスプレイでは出せなかった明るさ、眩しさが、今のディスプレイは表現できるようになっています。

ほんの数年前までは、我が家にはHDR対応の機器は全くなかったのですが、特に去年に、iPhone、iPad、テレビなどが、HDR対応になり、充実しました。

そして、iPhone 12 Proは、HDR映像を手軽に撮影できるカメラとして、とても優秀なのです。
自分の場合は、去年から、YouTubeの動画のアップ頻度を少し上げるようにしたのですが、特に俯瞰撮影は、iPhoneで撮影しており、撮影したHDR映像をそのまま使えるわけです。

iPhoneのカメラを見直したのは、こんなところからですが、その中で、不満があったのが暗所撮影。光が少ないときには、やはり一眼カメラで撮った方がいいな、と、つい先日も思っていたところ。

そこに今回、14 Proでセンサーが大型になり、解像度も上がったことで、暗所性能があがったということで、期待です。

自分の動画の映像品質が上がっても、ほとんど自己満足でしかないですが、趣味の範疇なので、別にいいのです。
映像が綺麗だとテンション上がりますよね。

ブレ補正についても、これまで、いくつかジンバルも購入していますし、GoProや、Insta360などのアクションカムの、ブレ補正機能を使ってきました。

iPhoneのブレ補正も、年々強化されていると思いますが、今回は、オフロードを走るSUVからの撮影もできる、ということなので、かなりの強化になりそうです。
自分の用途では、ロードバイクの車載動画があるのですが、さすがにiPhoneをロードバイクに固定するのは、マウントも含めると現実的ではなく、GoProに任せた方がいいですが、それ以外の場面では、iPhoneで滑らか映像が撮れる範囲が広がりそうです。

このブレ補正は、おそらく、第2世代のセンサーシフト光学式手ぶれ補正で、ブレの動きに追従しやすくなったのと、解像度が48メガピクセルになったことで、後処理で画像的に一致している部分を抜き出しやすくなったということでしょう。

他の特徴についても、見ていきます。

■購入にプラスの特徴

Dynamic Islandは、ノッチに対する批判をポジティブにかわそうとしているのかな、と思いますが、個人的には、ノッチ自体をネガティブに捉えていません。ですが、ちょっと楽しげでいいと思います。

バッテリ持続時間は、12 Proからは大幅に延びていて、ビデオ再生だと、17時間→23時間になっているようです。12 Proは、夕方にバッテリがないことが結構あるので、ありがたいです。

輝度アップは、太陽の光にどこまで対抗できるのか、という点では、それほど期待はしていませんが、多少でも良くなるなら、越したことはないですね。

自分は、13Proをスルーしてしまったので使っていないのですが、13Proからある機能で気になっているものは、マクロ撮影、シネマティックモードあたりでしょうか。
マクロ撮影は、特に、動画作成の際に使えそうです。

■購入にあまり影響のない点

チップは、A16になったようですが、iPhone 14 Proに必要な機能・性能のためだったり、逆にチップの性能を活かした機能が搭載されているかと思います。必要なものが載っている、というだけなので、チップが新しいから買う、買わない、ということはないです。メモリについても同じです。
実際のベンチマークなどでも、処理速度的には、それほど大幅なアップではなく、正常進化の範囲みたいですね。

インカメラは、使用頻度が低いので、あまり気にしていません。

生体認証は、ひきつづきFace IDで、Touch IDは搭載されませんでした。この議論はしばらくありましたがAppleWatchでの認証や、Face IDの改良があり、マスク対応もでき、画面を見ないでもロック解除できるようになりました。職場で、Touch ID搭載のデバイスが支給されて久しぶりに使ったのですが、手でしっかり持たなくては解除されない、というのは、結構ストレスということがわかりましたので、個人的には、このままでいいと思っています。

衝突事故検知は、最初、Apple Watchにあるのと同じ機能かと思ったのですが、Apple Watchは、歩いているときや、自転車などの転倒検知、iPhone 14シリーズは、車の事故検知、ってことみたいですね。万が一のための機能ですが、これがあるから、買い換えたい、というわけではないですね。

引き続きLightning端子ですが、USB-Cにしてほしいという声をよく見かけました。個人的には、充電も、サウンドなんかもワイアレスで、ポート自体をほとんど使いませんし、Lightningを使うデバイスもまだ結構あるので、どちらでもいいかなと思います。
来年のProでは、Thunderbolt4とか載せてくるんじゃないでしょうか。知らんけど。

■まとめ

iPhone 14 Proの個人的なハードウェアの評価ポイントとしては、常時表示ができることで、黒い板状態だった時間を有効活用ができるのと、カメラ性能が進化することで、一眼やアクションカメラの使用頻度を下げられるかも、というところで、今回は、買い換えてもいいかな、と判断しました。

今、使っている12Proは、まだ十分に使えるので、奥さんに回して、使っていただくことになっています。

■Pro or 無印

一応、Proと無印も比較しておくと、無印の大きな違いは、自分が一番評価している、常時表示ができないこと。
カメラの解像度アップもないので、ブレ補正が弱くなっているかもしれないこと、マクロ撮影ができないことなどがありそうです。
望遠レンズがない、など、12 Proからみると、スペックダウンしているところもあるので、自分は無印14を買う必要はなさそうです。

■Max or 標準

今回の14 Proシリーズは、Maxと標準サイズは、ディスプレイサイズの違いが中心で、カメラなどの機能差はなさそうなので、自分にとって使いやすいサイズである、標準サイズで良さそうです。

カラーとストレージ

14 Proは4色展開ですが、パープルは少し趣味と違うので、無難にスペースブラックを選択。
ストレージは、今の12 Proで、256GBのところ145GB使用しているので、同じサイズの256GBで良さそうです。

■予約するぞ

予約は、ポイントが5000円ぐらい付くのと、多少ポイントも貯まっていたので、Apple Watch 7でもお世話になった、ビックカメラでしました。
Apple Watch 7の時には、発売日から一週間後の到着でしたので、今回も発売日到着は無理かもしれません。

予約開始時刻になると、アクセス集中で予約できず、結局、日付が変わった0:10ぐらいにようやく予約できました。
かなり遅い方だと思いますので、発売後1週間ぐらいできてくれればラッキーでしょうか。

■価格

最後に価格ですが、16万円。
機能・性能的には、12 Proからの進化としては、それなりに価値は感じましたが、絶対的な価格としては、やはりかなり高いですね。
12.9インチのM1 iPad Proを購入したときは、14万円でしたので、それよりもさらに2万円ぐらい高いのか、と思わずにはいられません。
質量と値段が比例するわけではない、というのはわかっているんですけどね。



■今後の購入サイクル

ここまで価格があがってくると、購入頻度をこれまでの2年から、再度、見直しで考えています。
どんな製品カテゴリでも、初期のうちは、性能・機能の向上が激しく、ワクワクできるものですが、そのうち向上のスピードは低下します。
iPhoneもかなり前から、1年での向上スピードは、緩やかになっています。買う側は、毎年買い替えていた人が、1年おき、2年おきと買い替え頻度を伸ばしていきますし、Appleのような老舗メーカーは、過去に何度もそういった経験をしているので、当然、それを見越して、というか、むしろそうなるように、開発や生産の計画を立てているわけです。

今回、自分としても12Proで2年使ってきて、不満があるかといえば、ほとんどなかったわけで、そのまま使い続けることも考えていました。
一方で、14 Proは、それなりに魅力的な2年分の進化もあり、かたや、奥さんのiPhone XRは、4年経過して、さすがに替え時かな、と思っていたりもして、今年は、購入を決断しました。

ですが、次回は、同じような進化があるとは限らないことや、以前は携帯会社の割引などが2年単位であったのが、そういったものも今はないことを考えると、今回の14 Proは、いったん3年ぐらいは使うつもりで考えようかと思います。

自分の場合は、Macはすでに本来は5から7年の長期サイクルの買い替えでしたし、iPadも、次の買い替えを考えていないぐらい、長期サイクルで考えています。
iPhoneもその仲間入り、ということです。
ワクワクの期待は、別の新しい分野の製品カテゴリに向けていくことになります。

もちろん、成熟したと思った製品カテゴリでも、Appleシリコンの投入などのような、劇的な変化があった場合は、早めに買ってしまうこともあると思いますが、それはそのとき。

そんなことも考えつつも、自分にとっては13台目のiPhoneになります。到着を楽しみに待ちたいと思います。

NASに最後のドライブを追加した



昨年、4つのドライブを内蔵できるNASを導入したのですが、今回、4つ目のベイに6TBのハードディスクをインストールして、ついに完全体になりました。

使っているNASは、SynologyのDS420+で、ハードディスクを4基内蔵できるモデルです。

今までは、4TBを2基、6TBを1基、インストールして、8TBのストレージとして使用していました。

残りの1つのベイは、使っていなかったわけではなく、それまでTimeMachineバックアップに使っていた古い2TBのハードディスクを再利用し、NASの中で別ボリュームとして、TimeMachineのバックアップ用に使用していました。

今回、このTimeMachine用に使っていた古い2TBのハードディスクを、新しくNAS用の6TBに交換したわけです。

■交換の理由

交換の理由は、NASのメインボリュームの空き容量が減ってきたので、余裕を持たせるため、です。
4TBが2基、プラス6TBの構成では、保存領域は8TB、データ保護のため4TB分を使い、2TB分はまったく使えない領域、無駄な領域になっていました。

ここに6TBのハードディスクを追加すると、死んでいた2TBも活用され、使える容量が14TBになります。
ここまで増設すれば、しばらくは凌げる、ということで、完全体になるわけです。

■選んだハードディスク

他の3基のハードディスクと同様に、今回も
ウェスタンデジタルのREDを選びました
最初にNAS用のハードディスクを購入したときは、REDのなかでも無印とPlusの違いがわかっていませんでしたが、書き込み方式に違いがあるそうで、無印はSMR方式、PlusはCMR方式だそうです。

SMRの方が、書き込み速度が若干遅くなる代わりに低価格、と理解しています。
性能面では、それほど大きな違いはなさそうですが、長く使うことと、そう頻繁に置き換えるものではないので、今回はPlusにしてみました。

■交換と設定

ドライブ交換の手順ですが、

  • TimeMachineの停止
  • ボリュームの停止、ディスクの取り出し
  • ディスクの挿入
  • ボリュームの設定
  • TimeMachineの設定

となります。

まずは、TimeMachineを停止します。停止しても、保存済みのバックアップ自体がなくなるわけではないですし、元々バックアップであって、内蔵SSDに元のファイルはありますので、特に何もする必要がなく、抜くだけです。

NASで、ボリュームを停止して、物理的にディスクを抜き出します。

新しいディスクを挿入します。このディスクは、既存のストレージプールに追加します。
今までは、TimeMachineだけ、別のボリュームで分けていましたが、今回は同じボリューム、同じストレージプールの中に入れて、そこから共有フォルダとしてTimeMachine用の別領域としてわけました。Mac側からは、TimeMachine用のディスクと認識されつつ、障害が起こったときに、一応、NASの障害対策が効いて、バックアップのバックアップができることになります。
ただ、放っておくとバックアップで容量を食ってしまうので、共有フォルダの割り当てを今までと同様2TBに制限しておきます。

これで設定は完了。
この設定をしてから、2ヶ月以上は経っていますが、特に問題なく稼働しています。
以前は、ちょくちょくTimeMachineが止まっていたり、バックアップできないことがあったのですが、信頼性の高い新しいディスクに換えた効果かもしれません。

■今後のプラン

しばらくは、容量不足に困らないと思いますが、容量不足になったら、交換できるのでしょうか。
組み合わせ的には、今ある4TBを6TBに交換していくと、2TBずつ増やすことができて、6TBを4基にすると、18TBまでは拡張できると思うのですが、サポートサイトなどをみると、スムーズに交換するには、空きのベイが必要、というようなことが書いてあります。

ただ、ディスクが壊れて、新しいディスクを差し込むときのように、単に容量の大きなディスクに交換すればよいのでは、とは思っています。

もっとも容量が足りなくなる頃は、かなり時間が経っていそうですので、NASもディスクも新しいものに入れ替えた方がいい時期かもしれません。

Synology NASキット 4ベイ DS420+
Western Digital HDD 6TB WD Red Plus