RX100M5Aをウェブカムにしたけどダメだった

ちょっと前にSonyのカメラをウェブカムにできるImaging Edge WebcamのMac版がリリースされた。

仕事用のPCはWindowsだったのだけど、結構、調子が悪かったので、Macに替えてもらった。
クラムシェルモードで、4kディスプレイに繋げて使っているので、内蔵のFaceTimeカメラが使えず、ちょうど、ウェブカムが必要だったところ。

で、実際にコンデジのRX100M5AをUSB接続で使ってみたのだけど、残念な結果だった。

まず、Webcamで使えるのは、映像のみで、マイクは使えない。クラムシェルモード では、内蔵マイクも、スピーカーも使えないので、音まわりは、だめ。
いったんAirPods Proを使って、凌いでみたけど、Zoom会議が、いくつも続くと、とバッテリーが保たない。

そして、RX100M5Aの方も、ウェブカムとして使っていて30分ぐらいかな、高温の表示が出て、シャットダウンしてしまう。

そうなると、オンライン会議に必要なものが全てダメになるので、仕方なく、外付けディスプレイを諦めて、本体のみに切り替えざるを得なくなる。

まぁ、元々から設計されたものではなく、おまけなので、仕方がないか。

Feiyu-tech G6 Maxを購入

また、カメラ用の3軸ジンバルを買ってしまった。

G4GS、Smooth-Q、G6、AK2000、WG2X、に続くG6 Max、これでジンバルは6本目ということになる。そのうちFeiyu-techが5本。

きっかけは、
上半期BEST5の動画を作っていた時。動画を作成するにあたって、動いている素材が欲しいなと思って、スライダーの代わりに、ジンバルを使って、スローモーションを使って、スライダー的な画を撮ればいいかと。

ただ、そのときに、うちにあるジンバルは、アクションカム用のG6か、スマホ用のSmooth-Qか、一眼用のAK2000しかない。

多少、綺麗な画を撮ろうと、久しぶりに一眼用のAK2000を引っ張り出してみたのだけど、α7を載せるとめちゃくちゃ重くて、これで撮影はなかなか厳しい。

なので、AK2000を手放して、代わりに、もう少しコンパクトで軽いものを考えた時に、同じ
Feiyu-techの中では、G6 Maxが、RX100も載せられて、α7iiiも載せられるかも、ということで、選んでみた。

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G6 Maxの特徴は、
  • 1.2kgまでのカメラまで搭載可能なので、ミラーレス一眼も載せられる
  • 各軸のロックができて調整がしやすい
  • カメラとWi-Fi、ケーブルで接続できて、ジンバルから操作可能
  • ディスプレイ搭載で、状態や設定がみやすい
  • マルチファンクションノブというコントローラーで操作ができる
  • 重量が665gとそこまで重くない

というところ。

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AK2000に対して、ほぼ同様なことができて、重さが半分。
ただ、回転角度に、パン軸以外は制限がある、そこは全方向いくらでも回転できるAK2000よりは劣る。

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充電はType C。

まず、取り付けは、専用のプレートをカメラの三脚穴に取り付けてから、ジンバルにセットする。
これはクイックリリース的な意味合いもあるが、前後バランスをとるのと、さまざまなカメラサイズに対応するため、っぽい。

RX100も、α7iiiも、このプレートをつけたままでは、バッテリーを交換できない。
α7iiiは、マウントしたままでもメモリー交換は可能だが、RX100は、バッテリー蓋内にメモリーカードスロットがあるので、メモリーカードも交換できない。

ジンバルからカメラをコントロールための接続は、Wi-Fiとケーブルの2種類がある。

Wi-Fiは、専用アプリから設定するが、RX100だと、専用アプリに名前があって問題ないが、α7iiiは名前がない。

なので、α7iiiをコントロールするには、ケーブル接続が必要。
Wi-Fiの方が気軽そうに見えるが、接続動作などもあって、面倒なので、ケーブル接続の方が確実。

なぜか、Sony用MULTIのケーブルと、マイクロUSBのケーブルが2種類がついてきたが、なにか違うのだろうか。(一応、MULTIの方を使っている)

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一方、RX100M5Aだと、ケーブル接続では、なぜかうまくいかないので、カメラをコントロールするにはWi-Fi接続が必要になる。

カメラをジンバルにマウントした後は、バランス調整だが、これは各軸のロック機構のおかげで多少やりやすい。
軽いカメラほど、簡単にバランス調整できて、重いカメラ、というかα7iiiは難しい気がするのはなぜか。

バランスをとって、起動したら、モーターのセッティングをカメラに合わせて最適化できる。これ、マニュアルに載っていないのは、なんでだろうか。
電源ボタン2度押しで、モーターセッティングの画面をだして、ジョイスティックの右押しで選択、下に2回いくと、Adaptがあるので、右で実行。

これでセッティングは完了。
後は、AK2000や、普通のジンバルと同様に使える。

カメラのコントロールは、録画のスタート、ストップ、ズームのコントロールができる。
α7iiiの場合は、ズームを設定すると、全画素解像ズーム+デジタルズームが使える。パワーズームでのレンズは持っていないが、パワーズームだとコントロールできるのかな。

RX100M5Aの場合は、一応、光学ズームのコントロールはできるが、なぜか滑らかにズームできないので、撮影中のズームコントロールには使えない。
また、一応フォーカスのコントロールができるモードもあるが、手持ちのカメラでは、どれもダメみたいだった。

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他のカメラだとiPhone XS Maxをマウントしてみた。
一応、スマホマウンタがついてくるが、ここではManfrottoのスマホホルダーを使用している。

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アクションカメラだと、HDR-A300をマウントしてみたところ。自分の場合は、G6もあるので、より重いG6 Maxを使う意味はあまりないかも。

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QX1をマウントしてみたところ。このままだとモニタがないので使いにくいが、軽さや取り回しはかなりいい。センサーサイズもAPS-Cで、RX100よりいいし、レンズもパンケーキレンズで軽い。
モニタは、スマホを使うか、アクションカメラ用のリモートディスプレイを使うこともできるので、なんとかなりそう。

少し使ってみたが、RX100M5Aは、重量的にも軽いし、取り回しはいい。
ただ、RX100シリーズは、レンズが沈胴式なので、バランスを取るときに、カメラの電源がオンにしていないといけない、とか、メモリカードも取り出せないとか、若干、使い勝手が悪いところはある。

α7iiiは、より綺麗な映像がとれるし、撮影できる動画のフォーマットも多い。フルHDで60pも撮れる。

ただ、レンズが難しい。
使いたかった手持ちの広角レンズSEL1635Zだと、総重量は1kgちょっとなので、G6 Maxのペイロード内に収まるが、全長が長すぎて、重量バランスが取れない。

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手持ちの広角レンズだと、オールドレンズ、SuperTakumarの28mmF3.5という単焦点をもっていたので使ってみた。
フォーカスも絞りもマニュアル、というところが不便ではあるが、使えないことはない。

軽くて短いレンズがあれば、ということで、最近発売になって、評判もいい単焦点のSEL20F18Gなんかが欲しくなってしまう。
タムロンのもあるが、オートフォーカス音がうるさいらしいので、ちょっと動画撮影には向かないかも。


FeiyuTech G6MAX 3軸カメラスタビライザー

RX100M5A用にPeakDesign CUFFを購入

RX100M5Aは、ツルツルしたデザインなので、落っことさないかちょっと心配。
ストラップは付属しているが、普段、ストラップ系はPeakDesign製を使っているので、もうちょい使い勝手のいいものが欲しい。

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というわけで、ハンドストラップのPeakDesign CUFFを買ってみた。

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短い輪っかがあって、手を通すことで不意に落ちた時に、下まで落ちるのを防ぐ。
輪っかの大きさは、絞ることができる。

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他には、ストラップホールに取り付けるアンカーが2つ、と、銀色パーツ。これは、ストラップホールが小さい時に、通すリング。あと、ケースとステッカー。
ケースは、昔は黒い薄い素材だったが、デザインも素材も変わった。RX100M5Aを入れられたらよかったが、残念ながらサイズは小さい。

RX100シリーズのストラップで気をつけなくてはいけないのが、ストラップを取り付けるストラップホールが小さく、奥まっている。カメラ用というより、携帯電話サイズ。

普通のストラップを取り付けるためのストラップ用パーツが付属している。

PeakDesignのストラップは、アンカーをストラップホールに取り付けておくことで、取り外しや交換が簡単になるのだが、このアンカーの紐の径が太く、RX100M5Aのストラップホールには入らない。

一時期、細いアンカーも作られたようだが、今は再び太いものしかないみたい。
本来はここで付属のリングの出番のはずだが、RX100M5Aのストラップホールは奥まっているために、このリングの楕円の長辺が通らず、使えない。

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仕方ないので、本体付属のストラップアダプタを使ってアンカーをつなげた。

CUFFは、腕を通しておけば、手を離しても落下を防げる。
輪の大きさは、自分で絞ることもできるが、重さがかかると、勝手に絞られる。
ロードバイクで使うことを想定してるので、これは安心。

一方で、ほぼ自動的に絞られてしまうので、片手で外すことはできない点はちょっと注意が必要。

主にはRX100M5Aで使う予定だが、ほかのカメラでも簡単に交換して使えるのは、PeakDesignのいいところ。



ソニー デジタルカメラ「Cyber-shot RX100M5A」 DSC-RX100M5A
【国内正規品】PeakDesign ピークデザイン カフ リストストラップ ブラック CF-BL-3

iPad ProにXAVC Sの動画ファイルを読み込む方法

iPad Proは、非常にパワフルで、4K動画の編集も特に問題ない。
α7iiiで4k撮れるようになったので、直接読み込んで、どこでも編集、といきたいところだが、フォーマットの問題が。

SONYは、高ビットレートの映像には、XAVC S という形式を撮っていて、これで録画すると、iPad Proに直接読み込めなくなる。

一度、Macから読みだして、AirDropなどでiPad Proに転送すれば、編集できるが、だったらMacのFinal Cut Pro Xで編集した方が早い。
出先でも、カメラから、直接読み込んで編集したい訳。



いい方法がないかと思っていたら、XAVC SのファイルをiPad Proなどで直接、読み込める方法が、この動画で紹介されていた。

カメラの設定でUSB接続のプロトコルを明示的にMTPに設定し、iPad Proとカメラを直結すると、写真アプリにXAVC Sファイルが表示されて、読み込める。

実際に、α7ⅲで、USB-C直結しても、RX100M5AをUSBアダプタ経由で接続しても、取り込めた。

MTPは、マイクロソフト発のメディア転送プロトコルらしいが、これにiPad ProもSONYカメラも対応しているようで、読み込めたよう。
ファイルそのもののフォーマットの問題というより、保存場所の問題なきがする。保存場所を意識しなくていいのが、MTPということではないか、と推測。

これで、どこでも4K動画を読み込み編集ができるようになった。

RX100M5Aを開封

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PayPay祭りで手に入れたRX100M5Aを早速開封。

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全体のデザインは、シンプルで割と好みではある。ただ、ボタンや操作部が多く、マニアック感はある。
一応、高級コンデジという括りではあるが、見た目が高級という感じはない。安っぽいという感じもないけど。性能が高級ということなんだろうね。

YouTubeなんかを見ていると、みんなグリップを付けているが、無くても使えるんじゃない、と思う。付けない方がカッコいいし。

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バッテリーは、アクションカムでおなじみのNP-BX1。

他の付属品は、マイクロUSBケーブル、充電器、ストラップ、汎用のストラップを取り付けるもの。
サードパーティの充電器があるので、ケーブル類は取り出してない。

ストラップ穴は、携帯電話と同じぐらい小さく、手持ちのPeakDesignのアンカーは通らない。
ストラップはあった方がいいが、ジンバルに載せるとすれば、重心が変わってしまうので、取り外し可能なものがいい。PeakDesignのCUFFあたりが良さそう。最新版のアンカーは細いらしいので、通るかも。

ボタン周りは、α7を使っていれば、だいたい理解。

いわゆる高級コンデジは、キヤノンやパナソニックからも出ていると思うが、全然検討していない。というのは、UI周りが、SONYだとほとんど同じなので、だいたい検討がつく。学習コストが安い。
今回、RX100M5Aを買ったのは、特殊な用途ではなく、フォームファクタ、つまり大きさが手頃でキレイなカメラ、という所なので、余計な学習は必要無かった。

α7と違って、メニューボタンが、右端にあるのが慣れない。
シャッターは、ちょっとフニャっとしてるかな。

操作部で言えば、レンズ周りのリングが回転できて、自由に操作を割り当てられる。マニュアルフォーカスなら、当然、ピントだろうが、それ以外だと絞りとかかな。

液晶は、180度反転して自撮りもできるチルト機構。家族に見せるために自撮りも多少はするので、そういう時には便利か。
持ち歩きを想定しているので、液晶保護フィルムは、貼っておこうと。一応、純正を注文。

ポップアップするファインダーが内蔵されている。面白いギミックだし、a7では、静止画はファインダーしか使わないので、期待していた。

が、正直、像が小さいなぁ、と。α7iiiの大きなファインダー像に慣れてきたので、小ささが気になってしまうが、実際に使ってみて、やっぱり使いにくいと思うのか、意外とイケる、と思うのか。
M6にくらべると、ファインダーを引き出す、押し込むという動作が必要だが、そもそもファインダーをポップアップするためには、右手で持って、左手で操作するので、その流れで引き出すのは、それほど苦ではないかな。まずは許容範囲。

バッテリーは、アクションカムで馴染みのタイプ。今、サードパーティ品も含めて4本あるので、5本目が追加された。多分持ちは悪いとは思うけど、アクションカムと同時に使う気もしないので、予備に不自由する気配はない。
さらに、モバイルバッテリーからの給電しながら撮影もできるので、まぁバッテリー周りの心配は少ない。

バッテリー用のハッチのなかには、SDスロットもあるが、普通サイズのSDカードも入る。最近、マイクロSDばっかり使っていたので、ちょっと意外に感じた。
α7iiiでも使っている高速タイプのカードを使えば100Mbpsの4K動画も5分だけど、撮影できる。まぁ、4Kを真剣に撮るなら、α7iiiを使うと思うので、いったん余っていた普通のマイクロSDカードをいれておいた。

以上、外観、ハードウェア周りの感想。

性能的な面でいうと、RX100シリーズは、1インチセンサー、ということで、一般的なコンデジよりは、いいセンサーを積んでいる。
ただ、うちだとQX1というのがあって、小さいけどAPS-Cセンサーサイズなので、もっと大きなセンサーのカメラがある。
RX100シリーズを今まで買わなかったのも、もっと写りのいいはずのカメラがすでにあるじゃない、というところ。まぁ、やっぱ液晶がないのは簡単に使えないね、というが結論だった。
うちには、他にもフルサイズセンサーのα7もα7iiiもあるので、スマホ以上の画質、であればというポジション。

後、特筆すべきことがあるとすれば、スローモーションか。
フルHDサイズだと120fpsが最高で、フレーム数だけでいえば、iPhoneの240fpsには劣る。
ただ、有効画素数は落ちるが、960fpsまでの超スローモーションが撮れる。
使いどころはよくわからないけど。

だいたいこんな感じか。

使い方としては、
このブログにあるように、Pモードで、どんどん撮ってみる、というのがいいのかもしれない。




ソニー デジタルカメラ「Cyber-shot RX100M5A」 DSC-RX100M5A

PayPay祭りに乗ってRX100M5Aを買ってしまう

巷で話題のPayPay祭り。20%ポイント還元と、確率で全額還元。自分はソフトバンクユーザーなので、10分の1。実はすでに一度当たっていて、コーヒー買って全額還元だった。

コーヒーだけでは、と、普段、ギャンブルはしない主義だけど、チャレンジしてみるか、と。

困ったのは買うもの。今年は結構、買ってしまったので、これ、というものが浮かばない。
一度、ビックカメラの店頭に行って、見てみたが浮かばず、帰ってきてしまった。

そんな中で、一つあったのが、
ソニーのコンデジ、RX100M5A
1インチセンサーで、F1.8と明るい広角レンズ。4K撮影もできる。
α7ⅲもイマイチ使えていないが、iPhone以上で、日々持ち歩きには適していそう。

ビックカメラに行った時にも、RX100シリーズを見たのだけど、意外とゴツくて、ちょっと萎えてしまった。

一度は買わない、と決めたけど、ロードバイクの練習に出た時、こういう時に持ち歩けるコンデジ欲しいなぁと思い、店頭に行くと迷いそうだったので、ネット取り置きで注文。

受け取り&支払いに行くと、レジはどこも長蛇の列。ネット取り置きで、正確だった。10分ぐらいは待ったが、大したことはない。



肝心のPayPayギャンブルは、大当たりにはならなかったが、10万円が、PayPayで2万円分、ビックカメラのポイントが特別会員みたいなやつで1万円分、さらにPayPay残高が1万円あったので、気持ち的には実質6万円ぐらいで買えた。(上記の金額には、別物ものも含まれている)

PayPayにチャージされている残高が足りない時は、クレカに請求が行ってしまうようだけど、事前にカードから不足分をチャージしておくことで、残高を使い切ることができる。

RX100M5Aのバッテリーは、NP-BX1でアクションカムと同じ。充電済みバッテリーを持っていけば、買った直後から、そのまま公園とかで試し撮りできるな、と思ったが、SDカードを忘れて、ならず。

どっちにしろ、道が混んでいて、家に着いた頃には、すっかり日が暮れてしまっていて、試し撮りにはイマイチだった。


ソニー デジタルカメラ「Cyber-shot RX100M5A」 DSC-RX100M5A