May 2001
なぜCube?
2001/05/31 22:48 カテゴリ:G4 Cube
デザイン
まず惹かれたのはデザイン。
今まで長い間、Macや他のPCを見てきたけど、こんな形は初めて!かなりのインパクト。
上面に光学メディアを縦差しにさせる、というのもビックリ。
静粛性を求めてファンを排し、そのために暖かい空気を登らせるため通気口が必要になり、そのためには光学ドライブを立て置きにしないといけなかった。こういう機能面からの必然性で生まれたのだと思うのだけれど、PCにありがちなごちゃごちゃした前面デザインをロゴマークひとつですっきりさせるといった所もお気に入り。
クリアの使い方もそれまでのiMacと違って、意味のない(機械部品が見えるわけで無い)使い方で、逆に好感度アップ。
大きさ
まだ実物を見る前にさかんに言われていたのが「コンパクトである」ということ。
当時の我家のメインマシンは4400というバカでっかい底面積のMacだったので、コンパクトというのは、とっても魅力的。こんな小さいのに(だんだんと想像が行き過ぎて拳大ぐらいをイメージしている)すごいパワーなのだっ!
でも、実物を店頭で見た時、「う、思ったよりデカイ?」と感じたのは事実です。
それでも、それはイメージとの比較しての事。20cmX20cmを小さく見積もりすぎた自分がいけない。(だいたいCD-ROMの直径より小さいはずがなかろうに)
小さいと言うことは、あの美しいAppleStudio Display15inchと並べておけるということ。この2つが並んで、初めてCubeらしいと言える。(ホンマか?)
静粛性
これは(これもか)、はっきしいってCubeの魅力として盲点だった。
PCにファンが搭載されるようになったのはいつごろかわからないが、あって当たり前だと、完全に刷り込まれてきたような気がする。Plusにはなかったと思うけど、IIcxあたりにはもうあったかな。Quadra950は完全にあった。
しかし、確かにうっとおうしい、あのファンってやつは。
うるさいんだけど、あるんだからしょうがないよね、っていうことで、「とってしまう」という方向の事はまったく考えてませんでしたよ。
ホントは、iMacがファンレスをいち早くやってるんでしょうが、自分としては、静かでとっても嬉しい。
この静かさが無ければ、「リビングでいつも使えるMac」という使い方はなかった。常時接続環境、無線LANと共に、リビングには必須の機能と言えると思う。
しかし欲を言えば、ハードディスクがうるさく感じてきてます。流体軸受けか....。
電源スイッチ
ブォン(フゥォンか?)と白く光る電源スイッチですが、スリープしている時には、心臓が鼓動をしているかのように発光と減光をくり返す。スイッチとしての突起が無い、というのもとてもいい。電源スイッチをもとっぱらったことで、よりのっぺり/すっきり感を演出できた。
この静電気を感知する方式が、かの有名な(!)突然の電源断/スリープというトラブルを引き起こしたわけだが、それでも僕は、この方式にして正解だと思います。何の工夫も無いスイッチよりも、多少問題があっても、楽しいものがいいじゃない!
スロットローディングDVDドライブ
前述もしたけど、本体上面から縦差しにする光学ドライブ。これは画期的。
キーボードのメディアイジェクトボタンを押すと、CDがせり上がって来て、まるで明け方の太陽のよう。(音は凄いけど)
縦差しにするのは、あまりにも今までと違うので、「非人間工学的」という批判も見ますが、CDの端を上から掴んで、真直ぐ腕をのばすとCDが縦になるはず。そのままスロットに差せばCubeに吸い込まれる。これが、水平挿入だったら、手首をひねらねばならず逆に入れにくい。慣れているので当たり前と思っているけど。
CDの穴に人差し指を突っ込で持つ時にも便利。(もっとも端を持たない人の場合は別ですが)
スピーカー
orb(珠)というカエルの目玉みたいなスピーカーだけど、ハーマン・カードン社製だそう。(僕は、このハーマン・カードン社というのは、iMacのスピーカーで初めて知った)
家にある中で一番まともなスピーカーは、YAMAHAのNS-10Mというスタジオ・モニターの(昔の?)定番。それに比べて(比べんなっ!)、巷で言われている程、音がいい、ビックリという感動はなかった。
だけど、大きさにしてみれば、指向性は強すぎる気もするけど、わりといい音だと思う。おそらく値段にしても、同梱品としても。
このorbで一番評価したいのは、デザイン。(またかい)
Cubeで立方体なのに、限り無く球体に近いスピーカーを付けてくる、しかもクリアで。そこがとても気に入った。
その他
Cubeならでは、ってわけではないので、ここからはその他扱い。
まず、G4プロセッサは速い。普段愛用しているwebブラウザはNetscapeCommunicator4.7だけど、Cubeがくる前に使っていた4400や2400では、えんやこらせ、という感じで起動してたのに、CubeのG4/450では2秒半ぐらい。なんじゃそりゃ。
VelocityEngineに最適化されているわけではないと思うので、別にG3でも同じようなもんだと思うが、それまでの4400、2400と比較すると、ね。
次はAirMac対応。「リビングで使うMac」を考えた時に、ネットの配線問題を解決してくれたのがAirMac(無線LAN)。これのおかげで、生えているコードは電源ケーブルだけ。これでリビングでの扱いがずいぶんと楽になった
番外編:Apple Studio Display15inch
Cubeの本体の事では無が、Cubeに組み合わせるならコレしかない、といってもいいのではないだろうか。というより、Cubeを思い浮かべる時に、このディスプレイがセットされている状態が自然と想像される、いやそれ以外の組み合わせが想像できないほど。
Cube本体とのバランスもいいが、クリアをうまく使ったそれ単体のデザインもよし。
そして、発色も明るさも十分で、液晶ディスプレイはイマイチ暗い、という自分の中の既成概念を打ち破ってくれた。
Cube本体の電源スイッチと同期する同形式の電源もgood。背面のUSBポートもなかなか便利。
本体との接続は、ADCケーブル1本で、ごちゃごちゃしてしまうCubeの配線をすっきりさせる効果はあり。(まぁ、ちょっとこの件に関しては焼け石に水的なところもあるけど)
番外編:Apple ProMouse
今や、全PowerMac/iMacに標準添付されてくる(と思う)光学式マウスですが、これもクリアの使い方からいって、Cubeとの組み合わせが少なからず意識されていると思いたい。内面がブラック系では無く、シルバー系だったらなお良しだったんだけど。
使い心地は、とてもいい。特にクリック感。MacPlusの頃からAppleのマウスを使ってますが、すべてのマウスの使い心地を超えていると思う。
まず惹かれたのはデザイン。
今まで長い間、Macや他のPCを見てきたけど、こんな形は初めて!かなりのインパクト。
上面に光学メディアを縦差しにさせる、というのもビックリ。
静粛性を求めてファンを排し、そのために暖かい空気を登らせるため通気口が必要になり、そのためには光学ドライブを立て置きにしないといけなかった。こういう機能面からの必然性で生まれたのだと思うのだけれど、PCにありがちなごちゃごちゃした前面デザインをロゴマークひとつですっきりさせるといった所もお気に入り。
クリアの使い方もそれまでのiMacと違って、意味のない(機械部品が見えるわけで無い)使い方で、逆に好感度アップ。
大きさ
まだ実物を見る前にさかんに言われていたのが「コンパクトである」ということ。
当時の我家のメインマシンは4400というバカでっかい底面積のMacだったので、コンパクトというのは、とっても魅力的。こんな小さいのに(だんだんと想像が行き過ぎて拳大ぐらいをイメージしている)すごいパワーなのだっ!
でも、実物を店頭で見た時、「う、思ったよりデカイ?」と感じたのは事実です。
それでも、それはイメージとの比較しての事。20cmX20cmを小さく見積もりすぎた自分がいけない。(だいたいCD-ROMの直径より小さいはずがなかろうに)
小さいと言うことは、あの美しいAppleStudio Display15inchと並べておけるということ。この2つが並んで、初めてCubeらしいと言える。(ホンマか?)
静粛性
これは(これもか)、はっきしいってCubeの魅力として盲点だった。
PCにファンが搭載されるようになったのはいつごろかわからないが、あって当たり前だと、完全に刷り込まれてきたような気がする。Plusにはなかったと思うけど、IIcxあたりにはもうあったかな。Quadra950は完全にあった。
しかし、確かにうっとおうしい、あのファンってやつは。
うるさいんだけど、あるんだからしょうがないよね、っていうことで、「とってしまう」という方向の事はまったく考えてませんでしたよ。
ホントは、iMacがファンレスをいち早くやってるんでしょうが、自分としては、静かでとっても嬉しい。
この静かさが無ければ、「リビングでいつも使えるMac」という使い方はなかった。常時接続環境、無線LANと共に、リビングには必須の機能と言えると思う。
しかし欲を言えば、ハードディスクがうるさく感じてきてます。流体軸受けか....。
電源スイッチ
ブォン(フゥォンか?)と白く光る電源スイッチですが、スリープしている時には、心臓が鼓動をしているかのように発光と減光をくり返す。スイッチとしての突起が無い、というのもとてもいい。電源スイッチをもとっぱらったことで、よりのっぺり/すっきり感を演出できた。
この静電気を感知する方式が、かの有名な(!)突然の電源断/スリープというトラブルを引き起こしたわけだが、それでも僕は、この方式にして正解だと思います。何の工夫も無いスイッチよりも、多少問題があっても、楽しいものがいいじゃない!
スロットローディングDVDドライブ
前述もしたけど、本体上面から縦差しにする光学ドライブ。これは画期的。
キーボードのメディアイジェクトボタンを押すと、CDがせり上がって来て、まるで明け方の太陽のよう。(音は凄いけど)
縦差しにするのは、あまりにも今までと違うので、「非人間工学的」という批判も見ますが、CDの端を上から掴んで、真直ぐ腕をのばすとCDが縦になるはず。そのままスロットに差せばCubeに吸い込まれる。これが、水平挿入だったら、手首をひねらねばならず逆に入れにくい。慣れているので当たり前と思っているけど。
CDの穴に人差し指を突っ込で持つ時にも便利。(もっとも端を持たない人の場合は別ですが)
スピーカー
orb(珠)というカエルの目玉みたいなスピーカーだけど、ハーマン・カードン社製だそう。(僕は、このハーマン・カードン社というのは、iMacのスピーカーで初めて知った)
家にある中で一番まともなスピーカーは、YAMAHAのNS-10Mというスタジオ・モニターの(昔の?)定番。それに比べて(比べんなっ!)、巷で言われている程、音がいい、ビックリという感動はなかった。
だけど、大きさにしてみれば、指向性は強すぎる気もするけど、わりといい音だと思う。おそらく値段にしても、同梱品としても。
このorbで一番評価したいのは、デザイン。(またかい)
Cubeで立方体なのに、限り無く球体に近いスピーカーを付けてくる、しかもクリアで。そこがとても気に入った。
その他
Cubeならでは、ってわけではないので、ここからはその他扱い。
まず、G4プロセッサは速い。普段愛用しているwebブラウザはNetscapeCommunicator4.7だけど、Cubeがくる前に使っていた4400や2400では、えんやこらせ、という感じで起動してたのに、CubeのG4/450では2秒半ぐらい。なんじゃそりゃ。
VelocityEngineに最適化されているわけではないと思うので、別にG3でも同じようなもんだと思うが、それまでの4400、2400と比較すると、ね。
次はAirMac対応。「リビングで使うMac」を考えた時に、ネットの配線問題を解決してくれたのがAirMac(無線LAN)。これのおかげで、生えているコードは電源ケーブルだけ。これでリビングでの扱いがずいぶんと楽になった
番外編:Apple Studio Display15inch
Cubeの本体の事では無が、Cubeに組み合わせるならコレしかない、といってもいいのではないだろうか。というより、Cubeを思い浮かべる時に、このディスプレイがセットされている状態が自然と想像される、いやそれ以外の組み合わせが想像できないほど。
Cube本体とのバランスもいいが、クリアをうまく使ったそれ単体のデザインもよし。
そして、発色も明るさも十分で、液晶ディスプレイはイマイチ暗い、という自分の中の既成概念を打ち破ってくれた。
Cube本体の電源スイッチと同期する同形式の電源もgood。背面のUSBポートもなかなか便利。
本体との接続は、ADCケーブル1本で、ごちゃごちゃしてしまうCubeの配線をすっきりさせる効果はあり。(まぁ、ちょっとこの件に関しては焼け石に水的なところもあるけど)
番外編:Apple ProMouse
今や、全PowerMac/iMacに標準添付されてくる(と思う)光学式マウスですが、これもクリアの使い方からいって、Cubeとの組み合わせが少なからず意識されていると思いたい。内面がブラック系では無く、シルバー系だったらなお良しだったんだけど。
使い心地は、とてもいい。特にクリック感。MacPlusの頃からAppleのマウスを使ってますが、すべてのマウスの使い心地を超えていると思う。