GoPro HERO 10に期待すること - ハイパーラプスが綺麗になる?




昨日、
公式サイトに発注したGo Pro HERO 10ですが、ついにラベルが作成されました!

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いつ到着するのでしょうか?

さて、注文したときは、新製品にテンションが上がって、つい発注、という形でしたが、その後、色々チェックしていると、自分の実用的にも、
HERO10を買って良かったかもしれない、と思い始めたので、その話をさせてください。

自分の場合、GoProは、主にロードバイクの車載動画で使っているのですが、その中でも、TimeWarpというハイパーラプスを撮影する機能をよく利用しています。

ハイパーラプスとは、移動しながらタイムラプス撮影することで、ロードバイク撮影の場合、長時間のロングライドを圧縮できるという良さがあります。

しかし、このハイパーラプス映像は、YouTubeの圧縮との相性が悪いみたいで、
非常に画質が荒れてしまいます。特に速度が速く、目まぐるしく背景が変わる場合に、荒れがひどくなっていきます。

これは、自分だけではなく、当時のYouTubeに上がっている多くのハイパーラプス動画で起きていた現象でした。

ですので、今までは、仕方ないな、と諦めていたのですが、今日、自分の過去にアップした動画をチェックしているときに、あることに気づきました。
それは、4K画質でアップしたものは、ハイパーラプスであっても、かなり綺麗な状態で再生されそう、ということです。

気になる方は、前に自分の検証用に非公開でアップしていた
4K動画を、見られるように設定したので、見比べて見てください。

以前、どこかの動画で、瀬戸弘司さんだったか、ドリキンさんだったかが、YouTubeの1080pのビットレートは低くおさえられているが、4Kの方がビットレートを高くできるので、同じ1080pで再生するにしても、4Kでアップする方が画質的には有利、とおっしゃっていた気がするので、それが要因かもしれません。

以前は少なかったのですが、YouTubeで、4Kハイパーラプス動画もかなり多くなってきたので、検索してみると、確かに4Kのハイパーラプス動画は、その多くが綺麗に再生されます。

話はGoProに戻ってきますが、今、自分が使っているGoPro MaxのHEROモードのTimeWarpは、1080Pでしか撮影できません。
4Kでアップした方が、TimeWarp撮影には向いていることがわかったのですが、Maxでは4K撮影ができないことになります。

一方、Maxではない、GoPro HEROシリーズは、一つ前の9から、TimeWarpでも4K撮影ができるようになっています。新しいHERO10も、当然4KでのTimeWarp撮影はできるはずです。

HERO9が、発売されたとき、自分も、TimeWarpを4K撮影できるのが、Maxとの違いであることは気づいていたのですが、YouTubeとの相性までは気づいていませんでした。

1080pで撮影して、編集時に4Kにアップコンバートする、という手もありますが、どうせなら、素材から4Kで撮影できることに越したことはありません。

一般的には、数時間にものぼる撮影を4Kで行うのは、発熱やデータの扱いがいろいろ大変になるものですが、コマ飛ばしするTimeWarp撮影では、データ量や書き込み速度は少く済むので、4K撮影でも、それほど負荷がかからない、という利点もあります。

というわけで、衝動買い的に買ってしまったHERO 10ですが、実は正解だった、かも、という話でした。

到着するのが楽しみです!


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UlanziのGoPro用クイックリリース をMaxに使う

GoPro用のちょっと便利なアクセサリを出しているUlanzi。
Max用だと、
ケースとか穴あきバッテリー蓋なんかを使っている。

また、ちょっと
便利そうなクイックリリースが出ていたので買ってみた。

Maxは、360度カメラとして使う場合は、三脚や自撮り棒が必須になってくるが、付けっぱなしにしないといけないので、取り回しが面倒。

クイックリリースがあれば、使わない時は、コンパクトにできる。

クイックリリースだけであれば、PeakDesignのものを使っていたりするが、このUlanziのクイックリリースのいいところは、自撮り棒の太さぐらいというコンパクトさ。
360度カメラは、コンパクトな方が自撮り棒が消えるので、都合がいい。

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で、到着。

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GoPro側につけるパーツが1つ、台座側は、GoProマウント側につけるものと、三脚穴につけるものが2つ付属。

GoPro側のパーツには少し強めの磁石が内蔵されており、着脱する時に、ぼろっとは落ちにくくなっている。

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三脚にセットしたところ。
穴が浅いのか、ネジが奥まで入っていないのが気になるが、一応使えている。


Ulanzi GoPro クイックリリス マグネットのマウント GoPro 5 6 7 Hero 8 Maxに対応

GoPro Maxの水平維持機能がHEROタイムワープで使えるようになった

以前に、GoPro Maxの水平維持機能はHEROタイムワープでは使えない、という記事を買いたが、その通りで、MaxのHEROモード、つまり、普通のGoProみたいに使うモードで、TimeWarp撮影すると、水平維持機能が使えなかった。

せっかくの360度カメラなので、内部の処理次第で、まさにジンバル要らずの傾き補正ができるはずなのだが、できなかった。

それが、最新のアップデート、v1.50で、できるようになったとのこと。

さっそくアップデートしてみると、確かにできるようになった。
どれだけMaxを傾けても、水平はきちっと維持される。

ロードバイク車載でハイパーラプス撮影(TimeWarp)をしたときに、今までは、360度で撮影をして、専用アプリで、水平維持の書き出しをして、使っていた。
HEROモードで水平維持ができるようになると、そのままブレのないmp4のファイルが作られるので、変換作業ゼロでブレのない映像を使うことができる。

個人的には、神アプデ!



GoPro MAX



UlanziのGoPro Max用充電穴あき蓋 - GM-2

GoPro Maxの不満点に、給電しながら録画しにくい、というのがあった。
充電ポートの蓋の中に、バッテリーが内蔵されているので、給電のために、蓋を開けっぱなしにすると、バッテリーが落ちてしまう。

それを防ぐために、テープなどで保護することはできるが、面倒くさい。

それカバーするために、
サードパーティのUlanziから、充電ポートの部分に穴が空いた蓋パーツが発売されたので、早速注文。

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少し時間がかかったが、到着。
蓋自体は金属で、わりとちゃんとした作り。

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裏側はバッテリーを押さえるスポンジが付いている。

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純正の蓋と同様に、ヒンジ部のスライド機構がある。ただ、純正よりもしっかり感はない。でも、使うには十分。

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ポート穴は、必要最小限の大きさで、USB-Cケーブルのコネクタが大きすぎると、入らない。

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うちでも何本かのUSB-Cケーブルは入らなかったが、入るものもあったので、問題ない。

予備バッテリーもあるので、バッテリー交換での運用と、モバイルバッテリーからの給電、という運用の2通りができるようになった。


Ulanzi GM-2 GoPro Max 用 バッデリー蓋

UlanziのGoPro Max用セミハードケース

お気に入りのアクションカムGoPro Maxだが、ケースは、前のFusionに付属していたものの方が良かった。
Fusionのセミハードケースは、三脚などにマウントした状態でも、付けたまま被せる形でカバーできた。

Ulanzi辺りで、同じようなケースを出すんじゃないかとおもっていたら、案の定、でていたので、早速注文してみた。

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想像通り、期待通りの出来で、何の問題もない。

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360°カメラは、魚眼レンズが剥き出しで、しかも両面に付いているので、とにかく扱いに気を使う。しかも、アクションカメラ用途は、外で使うので、いろんなものに気をつけながら運用する必要があり、倒れたり、ぶつけたりしがち。

レンズ保護のキャップは付いているものの、本体のガードがおろそかになったり、着脱が面倒だったりする。

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その点、このセミハードケースは、パカッと、被せておけば、全面的に保護してくれるので、気をつける要素が少なくなる。撮影直前まで被せておいて、スタート時に外せばよい。

Maxをお使いの人には、オススメ。


Ulanzi GM-1 GoPro MAX 用 ケース 保護ケース ミニ収納バッグ

Insta360 ONE R vs. GoPro Max



Insta360から、ガジェット心満載の新しいアクションカムONE Rが発売された。

アクションカメラ+360°カメラ、というのは、GoPro Maxと被る。
どちらにどういう優位性があるのか、とかを考えてみた。

比較対象は、ツインセット。

4Kを撮りたいなら、ONE R。Maxは、アクションカムとしては、2Kぐらいしか撮れない。

360°カメラとしてなら、Maxかな。ONE Rの保存形式はinsv形式らしいが、今までと変わりないなら、前後動画が貼り合わせられていない可能性がある。そうすると、撮影した映像を使うのには時間がかかる。

ブレ補正は、360°であれば、どちらも同等だろう。

アクションカムとしては、ONE Rの4K広角モジュールはFlowStateが効く、とある。ただ、イメージセンサーの縦横比が1:1とかでないと、ジンバルいらずとはならず、GoPro HEROのHyperSmoothと同等ぐらいではないか。

その他、拡張性では、圧倒的に、ONE R。

逆にオールインワンなのは、MAX。
合体形式は、ガジェットとしては面白いけど、いろんなパーツを持ち歩かないといけないのは、実用性を考えるとイマイチ。

自分的には、もし4K広角モジュールで、ジンバル要らずのロール方向のブレ補正が強力なら、ONE Rを検討。
Maxの2Kで撮っているロードバイク動画を4Kで撮ることができる。(4K必要かは置いといて)

もし、これができるなら、1インチセンサー版でも同じことができるはずなので、画質アップの期待も持てる。
でも、サイトのデモ映像見る限り、ロール方向のブレ補正は普通っぽい。

4Kのブレ補正がないなら、MAXの方が360°動画が使いやすい(はず)だから、MAXのままで良さそう。


[Insta360 ONE R ツイン版] 360度モジュール + 4K広角モジュール



2019年を振り返る - 買って良かったものベスト3

勝手に毎年恒例にしている、今年1年で買ったものを振り返る記事。
去年、自分でも引くぐらいなんやかんや買ったので、今年は控え目にして、買ったものの活用の年にしたかったが、結果的にも、確かに購入は控え目にできたかな。

1位:AirPods Pro

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突然、発表発売されて、即買いしたApple純正完全ワイヤレスイヤフォン。
自分としては、ワイアレスイヤフォンは長年変遷してきたが、それら全てのイヤフォンの中で決定版と言えるもの。
強固な接続の安定性の上に、装着性がよく、及第点以上の音質。

その後、使っていて、音切れしなくはまったくないわけではない。週に1度、一瞬切れる、ということぐらい。ただ、音切れしにくいのは確かだし、しても、すぐ復帰する。
音質がどれだけ良かろうが、高機能であろうが、音が切断したら無意味。完全ワイヤレスの身軽さで、切れにくい、というだけで最高。
あとは、ノイズキャンセルと、外音取り込みの切り替えが簡単なのもポイント高い。タッチセンサーではなくなったので、手袋をしていても切り替えられて、特にこの寒い時期には重宝する。

どうでもいいことだが、AirPods Proは、多分、カナル型ではない。
カナル型は、外耳道を意味するear canalから来ているらしいが、外耳道にイヤーチップをねじ込むタイプのイヤフォンをカナル型と呼ぶとすれば、AirPods Proは、外耳道の入り口の前に置いているだけなので、多分違う。
シリコンのチップで、耳との密着性は高めているものの、ノイキャンをオフにすると、外部の音は、わりとガッツリ入ってくる。
その状態で、ノイズを打ち消す音をしっかり出して、耳に届かなくしている。

本体の固定は、外耳道にチップを挿入せずに、AirPodsと同様に、耳の中に置くのと、外耳道に接するイヤチップでも固定する。だから、装着感が、普通のインイヤー型(カナル型)のイヤフォンよりかなりいい。

iPhoneに最適化されたチップの接続性などもあいまって、代わりになるものは、当分でてきそうにない。おそらく、この先、ずっと、AirPods Proを買い替えていくだけのような気がする。

2位.パワーメーターFC-R9100P

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シマノのパワーメーター 内蔵クランク。
1位でも良かったが、使用頻度で2位にした。

ロードバイクを始めて6年経って、この1年で走りの質を一段あげることを目標にし、それにものすごく役だったのが、このパワーメーター 。

今までは、自分の走りの状態を見るのは、速度や心拍だったが、パワーメーター を導入すると、パワーがベースに変わった。
これによって、一言でいえば、自分の「がんばり」が数値でわかるようになった。

がんばりがわかると何がよいか。

自分が今、頑張れる限界がわかるので、無茶無理をしなくなる。車で言えば、燃料タンクに入る量は決まっているので、残量を見ながら走り切れるようになった、ということ。

もちろん、逆に出し惜しみもなくなる。
無茶無理をして、早めにガス欠になったり、出し惜しみでペースが遅すぎたりしていたのがなくなり、端的に、平均速度が5-10%ぐらい早くなった。
力をセーブしすぎると、サドルへの荷重が増え、お尻が痛くなる。パワーをみながら走ると、ペダルの荷重が増やせるので、サドルの荷重が減り、結果的にお尻の痛みも軽減された。

また、走っていると、向かい風の影響や、坂のキツさなど、外部の要因で、どのぐらい頑張っているのか自体がわからなくなる。
それが、がんばりが数値で表示されるようになると、十分頑張っているから、この速度でもいい、ということがわかるので、ストレスが減る。

ロードバイク趣味7年目にして、自分がここまで変われた、のは本当によかったな、と。

FC-R9100P自体は、キャリブレーションも簡単で、それなりに安定しているし、クランクとしての性能もよいので、よかった。まぁ、バイクの形状的にこれしか選べなかったわけだけど。
左右のペダリング差などは、結局、ほとんど見ていないので、付けられる人は、片側だけでもいいのではないかと思う。

3位.GoPro Max

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GoPro 2代目の360°カメラMax。

今年活躍したのは間違いなくOSMO POCKETだったが、来年活躍しそうなのはGoPro Max。
数えてみれば、360°カメラも4台目になっていたが、Maxが最高なのは、本体内スティッチの素晴らしさ。
手ブレ補正などは、Insta360などでも十分に実現されていた。
が、撮った後のスティッチ処理時間が、どのカメラも実用的ではなかった。
Maxは、最初から貼り合わされた状態なので、最小限の時間で映像を使うことができる。これがブレイクスルーポイント。

これによって、360°カメラ内最高、というだけでなく、ソニーやHEROシリーズなどのアクションカメラ単体をジンバルに載せたものも超えてしまった。しかも後からアングルを変えられるので、一度の撮影で複数台撮影をある程度代替できるわけで、もうなんだこれ、の世界。

さらに、360°TimeWarpという唯一無二の撮影方法もある。
OSMO POCKETのハイパーラプスも、それなりによくできてはいたけれども、GoProシリーズのハイパーラプスであるTimeWarpの滑らかさは、一歩抜きん出ている。それが360°でできる。
Max でTimeWarp撮影したものをOcculas Questで再生すると、高速移動空間に没入した感じになる。なかなか新しい。

唯一の不満は、YouTubeにTimeWarp映像をアップすると、画質が荒れること。なんとかならないかな。

番外:OSMO POCKET

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OSMO POCKETは、去年の年末に購入したので、今年買ったものではないが、今年活躍したカメラでは、No.1。
ロードバイクで、ブレの少ない撮影を目指していたのだが、このOSMO POCKETをチェストマウントする、というスタイルで、初めて確立したといえる。

これで、いつもの鶴見川、多摩川だけでなく、江ノ島、六甲、ツールド東北と、いくつか車載動画をアップすることができた。

改めて利点は、ブレがない、軽い、給電しやすい、安定している、絵がキレイ、というところ。
逆に難点を挙げるとすると、機械式ジンバルなので、ボディマウントしかできない、微妙に位置ずれするのを修正が必要、汗をふくむ防水性がない、というところか。

これだけ、完成度が高く、アップデートも継続されていて、いいカメラなのに、後からきたGoPro Maxが上回ってくる、というのは、恐ろしい世界だな。
ロードバイク車載のメインは、GoPro Maxになっていくとおもうが、使い勝手は非常にいいので、サブとか、手持ちとかでは使っていきたい。

ここからは、ランクインはしなかったが、買ったものの振り返り。

■CPU系

今年は、iPhoneの日本発売以来、初めて新機種を購入しなかったが、デバイス単体で成立する機器(CPU系と呼んでおく)をほとんど買っていない。
今使っているiPhone XS Maxも、iPad Proもそれなりに時間が経つが、不満は特にない。
7年経過したiMacだけが、かなり動作が不安定だが、スペック的にはまだ使えるので、いよいよダメだ、となるまで粘ろうかな。

Apple Watch 5

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今年買った唯一のCPU系Apple製品は、Apple Watch 5。
4からの買い増しだが、やはり常時表示はいい。買って良かった。一方で、電池消費が激しいのは、相変わらずで、使い始めたころよりも、さらに増加している気はする。
とはいえ、1日の終わりに30%ぐらいは残っているので、実用的に、何か問題、というわけではない。

Oculas Quest

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振り返ると、持っていた、というのが、Oculus Quest。
正直、そこまでの頻度では利用していない。正月休みは多少やるかも、ぐらいか。
VRゲーム機としての完成度は高いが、遊べるものが少ない。
いや、遊べるものは、そこそこあるのかもしれないけど、Oculus Questの良さを活かしたVR体感ゲームは、そこそこでいい、というところかな。
立ってプレイするのが基本だったり、腕を振り回して遊ぶものが多いので、疲れる。

運動するのであれば、それこそロードバイクに乗るし、ゲームであっても、リングフィットアドベンチャーや、Zwiftをやるので、中途半端に体を使うゲームがあんまりやりたくないのかもしれない。
もうちょっとソファーに座ったままで、リラックスしてできるようなVRゲームがあれば、いいんだけどな。

■カメラ系

今年は、カメラもできるだけ、控えようと思っていたが、それでもいくつか買ってしまった。GoPro Max以外は、それほど当たりでもなかったので、うーん、という感じ。

Insta360 EVO

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180°立体視動画が撮れるカメラとして、かなり期待感があったが、すでに手元には、ない。
360°カメラとしては小型で良かったが、180°立体視がイマイチだった。
そもそも、撮影したものを見ても、立体感を感じにくいし、左右のカメラのズレがある気がする。立体な雰囲気は味わえるが、わーこれ、立体ですごい、とはならない。
なので、早々に180°立体撮影は諦めて、360°カメラとして、いや、Insta 360ならでは、FlowSateを使った、ジンバルいらずアクションカムとして使おうと思ったが、本体内スティッチを持った、GoPro Maxにその座を譲った。

Insta360 GO

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正直、無くても良かった。
というか、まず、今のところまともに使えていない。また、使う機会も今のところない。
水平維持ができる魚眼カメラというところは、GoProMaxがもっていったので、小型軽量、ウェアラブル、という特徴だけが残っている。
ただ、不使用時のバッテリー消費が激しいのだと思うが、使おうと思うとバッテリーがない、という事態が、今まで2度あって、役に立っていない。
それ以来、常にケーブルに挿しっぱなしで保管するようにしているが、それ以降、まだ出番がない。
また、ハイパーラプスも使ってみたが、30分撮影を2度できないぐらいのバッテリー容量なので、ロングライドのハイパーラプス撮影にも向いていない。

一番役立ちそうなのは、旅行か、イベントだな。
インターバル撮影で、回しっぱなしのサブカメラとして、何か写っているといいな、ぐらいで使うのが良さそう。
それまでは、しばらく寝かしておく。

Feiyu WG2X

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GoPro HERO用のウェアラブルジンバル。
OSMO POCKETの防水が弱いところを補おうと思って、手を出してみたが、OSMO POCKETに比べると、でかいし、重いし、GoProの電源スイッチか給電ポートのどちらかが塞がって、使い勝手が悪いし、ジンバルの電源管理もしないといけない、と結局、悪いところがいっぱい出てきてしまう結果になった。
これは、本当に買って失敗だった。(もう手放してしまったが)

Mavic mini

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喜び勇んで買ったはいいが、実は、まだ飛ばしてない。
航空法の適用外というところで、飛ばせるところが増えたはずなのだが、実際にどこで飛ばすか、となったときに、飛ばせる場所にまだ行けていない。
というか、飛ばせるところを探せてない。
Mavic Airとの差分でいえば、DI地区の建物のない海岸ぐらいで、思い当たるのは、八景島の海の公園に人がいない時であれば、飛ばせるか。(横浜市の公園条例だと、規模の大きな公園で人がいない、早朝、日没前などであれば、禁止はされていないらしい)
近くの市民の森とかでも、人がいなければ、飛ばせるかな。

あとは、軽量を生かして、ロードバイクで出かけた先で飛ばす、というのはやってみたいところ。

■音系

AVIOT TE-D01b

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音切れしまくるSONY WF-1000Xの代替として、購入した完全ワイアレスイヤフォン。
確かに、ソニーよりは音切れしにくいが、切れないというわけではない。
バッテリーの持ちはいい。耳から落ちやすい。
AirPods Proを入手してからは、出番が少ないが、一応、AirPods Proを忘れた時の予備として、常時鞄の中でスタンバイ。

AirPods 2

初代のAirPodsのバッテリーが完全に持たなくなったので、買い替え。
ただ用途としては、遮音性がないので、寝るときと、フィットネスに限られていた。
今は、ムスメのAirPodsのバッテリーが無くなったということで、譲り、寝るときとフィットネスもAirPods Proの外音取り込みモードで対応。

■家電系

パナソニックNA-VX800AR

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購入してから、ほぼ1ヶ月になったが、満足度の高さは継続中。
奥さん的には、洗い上がりの感じが、前の洗濯機よりもさっぱりになっている、と実感しているようで、さらに満足度は高くなっている。
自分としても、自分で洗濯する機会が増え、色々な洗濯もチャレンジするようになったので、そこも良かったし、奥さんに洗ってもらう負担も減らせていると思う。
乾燥もいいし、温水洗濯機能もよく使うので、機種の選択は良かったのではないか。
ただ、財布には厳しかった...。

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だいたいこんなところか。
来年は、流石にiPhoneを買い換えると思うので、どんな風に進化しているのかは、楽しみ。

GoPro Maxでもクイックリリースマウント撮影してみた

Insta 360 GOで、ロードバイクの後輪クイックリリースマウントをやってみたので、GoPro Maxでもやってみた



画質的には、やはり、Goよりはいいかな。
GOよりも重いので、自重でどんどん傾いてきてしまう。

画角によっては、手ぶれ補正の基準が背景・遠景ではなく、自転車にあってしまうこともあるみたい。


GoPro MAX

GoPro Max用純正チャージャーを買ってしまう

日本で発売されないGoPro Maxの純正チャージャーの代わりに、GoPro用のサードパーティ製チャージャーを買ったところだが、なんと、12/20に日本発売された。

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純正チャージャーでもよかったのだが、ロードバイク のジャージのバックポケットで充電をする時に、より薄い方がいいかな、と思い、純正チャージャーも購入。

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バッテリーも一つ付いていて、1万円弱。高いなぁ。

写真には写っていないが、USB A-Cのケーブルも付属。


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サードパーティのチャージャーは、USB-C同士のケーブルで充電できなかったが、純正チャージャーは、できる。

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バッテリーのスロットは2つしかないが、本体内とスロット2つで、3本で回せるので、2つで十分。それより、薄い方がありがたい。

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サードパーティ製よりも、縦が長いが、急速充電とかできるのだろうか。


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インジケーターは
2つ同時に点灯したので、2本同時充電も可能なのかも。

一応これで、ロングライド時などでも、給電せずにバッテリー交換し続けることができる体制が整ったっぽい。




GoPro Max用に一脚を購入

GoPro Fusionの時は、専用のFusion Gripという一脚兼三脚が付いていたが、Maxにはなし。

自分から離れたところにカメラを配置するには、なんかしらの自撮り棒、一脚的なものがあった方がいいだろうと探してみた。

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色々みたが、長さ的にも、価格的にも手頃で、底面に三脚穴があるものだったのは、
Insta360の純正ポールだった。Insta 360 GOにも使えるからまぁいいか。

長さは最大1.2m。他にも3mぐらいのものもあったが、途中の長さで止めては使えず、大は小を兼ねないようだったので、まず1本というところでは、使い勝手の良い長さとしてこれにした。

カーボンが利用されているという表記があるっぽかったけど、届いた物を見る限りでは、ほぼアルミ。値段的には、まぁ納得の範囲。重さは、ちょっと重いかな。

公式サイトを見ると、Designed for Bullet Timeの表記があるものは、底面の三脚穴が補強されているらしい。自転車にマウントを考えると、補強されているのはいいかも。

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ポールをひねって、ロック、逆で解除するタイプだが、解除の操作が結構しにくい。レビューで逆ネジで使いにくい、という言葉をよく見かけたが、確かに、ポールが細くて、力をかけにくい。

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それ以外は、まぁ、いいかな。


Insta360 目に見えない 自撮り棒 1/4インチネジ 長さ28cm-120cm調節可能 Insta360 ONE X/ONE/EVOカメラ用

GoPro Maxのバッテリーを外部充電する

GoPro Maxの充電ポートは、バッテリーポートと同一になっているので、給電しながら撮影しようとすると、蓋が閉まらず、テープなどでバッテリーを抑えないといけなくなっている。

なので、バッテリーを交換しながら運用する方法も考えておく必要があるが、そうなると、本体内充電だけではなく、予備バッテリーを充電する充電器も欲しいところ。

純正品で、充電器とバッテリーのセットのものが、公式サイトで販売されているが、他のネットショップや、街の店ではまだ買えない。しかも、規制とかで、公式サイトでも、他の本体と一緒でないと買えず、充電器だけを単体で買うことはできないらしい。

が、
抜け道を探した人がいて、要は、HEROシリーズの充電器が使えるらしい。


であれば、と、
安いHEROシリーズ用のサードパーティ品をひとつ注文してみた。

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買ったのは
TELESINブランドのもの。1600円

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バッテリーを3つをセットできて、それぞれにインジケーターも付いている。

Maxのバッテリーは、HEROシリーズのバッテリーよりも縦長だが、幅は狭い。充電口の形状は、共通のようなので、しっかり挿さるわけではないが、充電そのものはいける、というわけ。

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蓋は閉まらないのはご愛敬だが、モバイルバッテリーで無事に充電できた。

充電時間によっては、録画している間は、充電して、交換して使えば、モバイルバッテリー分は使い続けられるので、給電する必要はなくなる。
30分ぐらいの充電で、半分ぐらい充電できていたっぽいので、予備バッテリーが1本あれば、行けるかな。


GoPro MAX
For GoProゴープロ充電器

GoProMaxでロングライドをTimeWarpしてみた



ロードバイク車載時のGoPro Maxの設定がほぼ固まったと思うので、早速、ロングライドの全工程で撮影してみた。
固まった設定は、360°撮影で、TimeWarpx5、再生時にx2再生。
HEROモードでも、一部撮ってみた。

結果的には、HEROモードでもいいと言えばいいが、360°動画の後処理が、思ったよりも簡単だったので、今後は、ロードバイクの時は、360°で撮影していこうと思う。



GoPro MAX



GoPro Maxでロードバイク車載動画を撮ってみた



この前の週末、雨ということになっていたが、午前中で止んだので、早速、
GoPro Maxでロードバイク車載動画を撮ってみた。

結論から先に書いておくと、これまでのOsmo Pocketのロードバイク車載の最強ポジションを奪ったかも。

何が最強か、という定義は、余計なハンドルなどの写り込みの少ない、ブレの少ない、ハイパーラプス映像。
迫力のある、スピーディな映像が撮れるか、というところ。

今回は、どの撮影方法がより良いのかを探るために、いくつかのバリエーションを試してみた。

  • 撮影速度が、通常速度か、ハイパーラプスか
  • 撮影範囲が、HEROモードか、360度か
  • フロントマウントか、ヘルメットマウントか
  • フロントの場合は、垂直マウントか、水平マウントか
  • 編集時に、早送り再生するか、ハイパーラプスを使うか

ロードバイクの場合は、長回し撮影になるので、給電しながら、撮影。
バッテリーの蓋を取り外し、バッテリーが飛ばないように、ティッシュで詰め物をして、養生テープで止める、という方式。

まず、ノーマルなHEROモード、1080p/60fps、垂直マウント。

Max HyperSmoothというブレ補正機能と、水平維持機能が働くので、非常安定して、ヌルヌルした映像が撮れた。
画質的にも、満足がいくぐらい。

通常速度であれば、これでなんの問題もない。

次に、同じ状態で、ハイパーラプス映像が撮れるTimeWarpで撮影してみた。
懸念点は、HEROモードのTimeWarpでは水平維持が使えないので、傾きが気になるのではないか、というところ。

これが、今回、撮影しただけのなかでは、かなりいい。
多少の傾きは出るが、ほとんど気にならないぐらい。
OSMO POCKETよりも、GoProのハイパーラプスの方が、コマ間の補正が強いと思っていたが、それがうまく効いているのかもしれない。
ハイパーラプスは、x10録画だと、1/3秒に1フレームの撮影だが、その間に起こった姿勢変化が、うまい具合に飛ばされて、ガチャガチャしないのかもしれない。
意外と、水平維持が効かなくても、これでいけるかも。

一つ気になったのは、秒間のコマ数。
TimeWarpは、出来上がり映像は30fpsになるが、先程のノーマルの60fpsを見てしまうと、少しスムーズさに欠ける。

もっとも、これは、撮影時の速度をx5に落として、編集時に2倍再生すれば、秒間60fpsにできそう。次に乗った時に試そう。

ノーマル撮影したものを編集時にx10再生すれば、同じ結果になりそうなものだが、飛ばしたコマ間で補正が働かないので、ガチャガチャした映像になる。
やはり、圧倒的にTime Warpの方がいい。

HEROモードのいいところは、最初から、mp4形式で録画されるので、撮影後から、すぐに後処理なしで編集できるし、iPad Proにケーブル接続して、純正写真アプリで、そのまま吸い出せる。

1440pでも、撮影してみた。
1440pほ、縦横比が4:3なので、そのままでは画面いっぱいに映像を映すことはできない。
拡大して1920幅にするが、画角的には、1080pとほぼ変わらない。
若干解像感があがる気がしないでもないが、細かい検証はしていない。
まぁ、1080p撮影で、十分だろう。

次は、360度撮影。
360°撮影の利点は、正面以外にも、様々な角度が映っているので、後から、使いたい画角を決められる、というところ。
ブレ補正も、回転方向含む、あらゆる角度で行われる。
TimeWarpでも、ブレ補正でき、水平維持ができる、というのは、HEROモードと大きな違い。

欠点は、専用ファイルに録画されるので、撮影後はすぐに使えない。
ただし、それほど極端に時間がかかるわけではないので、十分実用範囲。

撮影そのものは、想定どおりだったが、編集時に気になったことが。

GoPro Playerで360度対応のmovファイルで書き出して、FinalCut Pro Xで編集するのだが、画質が眠くなってしまう。
これは、視野角を134度に設定すると、Max SuperViewとほぼ同じ画角になり、画質もほぼ同じになった。

また、これは前からだが、FinalCut Pro X上で、プレビューが重すぎて、ちゃんと再生できない。

一方でGoPro Playerで、編集し、1080pのファイルとして書き出せば、画質もHEROモード並になるし、当然、編集時のプレビューも重くない。
書き出し時に、ワールドロックのオプションを外し、水平維持だけオンにしておけば、正面が常に映っている映像になる。

今回、車体マウントする方向を垂直撮影と、水平撮影の2通り試してみた。

垂直方向のマウントは、正面にレンズが向くので素直だが、若干、空気抵抗が気になる。
水平方向で気になるのは、スティッチ面が前面に来るので、そこが気になるのでは、ないかというところ。

結果的には、貼り合わせがわかる場面はあるが、気になるほどではない、というぐらい。
貼り合わせ処理をするときに、カメラに近いところは消えるが、ロードバイク車載で撮影している時に、正面方向で、消えるぐらい近いところとは、何かに正面衝突するぐらいのこと。
実際に映っている前方は、かなり距離があるので、貼り合わせのズレもあまり目立たない。

ただ編集時、前後方向の解釈が難しいようで、水平維持だけで、360°動画を書き出すと、FinalCut上で、映像が回転してしまう。
GoPro Playerで、HD映像で書き出せば、回らない。

いろいろ試した結果、360°、TimeWarp x5撮影し、GoPro Playerで1080p書き出しをし、x2で再生するのが、自分のロードバイク車載動画には、良さそう、という結論。



GoPro MAX



GoPro Max 360度映像の本体内スティッチの威力は?

GoPro Maxの撮影機能もだいたい把握できたが、やはり気になるのは、360度映像を編集に使うまでに、どのぐらいの時間がかかるか、というところ。

今まで持っていた
Theta Sにしろ、GoPro Fusionにしろ、Insta360 EVOにしろ、この後処理時間の異常な長さのおかげで、普段使いの実用にはかなり苦しい、というのが現実だった。

360度映像は、前後別のレンズで撮影する。
おそらく別々のカメラが二台入っているのと同じなのだろう。
Fusionは、その2つのカメラに対応するため、録画ストレージも別々だった。Insta 360は、ストレージは一つだったが、ファイルは、前後別に作成されていた。

これを後処理で、前後貼り合わせて、つなぎ目を消す、スティッチという処理をしているわけだが、この処理にめちゃくちゃ時間がかかる。Macなどで、一晩かけても終わらない、ということもザラ。
また、うまく貼り合わせができなくて、エラーがでてストップ。結局使い物にならない、というケースが、Fusionでも、Insta 360でも出ていた。

GoPro Maxは、本体内でリアルタイムで、あらかじめスティッチするという、360度カメラにしてみれば、画期的な方法をとっている。本当にスティッチ処理が本体内でされているなら、撮影終了後から、後処理せずに、すぐに編集に入れる。

この威力がどんなもんか、時間を測ってみた。

まず用意したのは、1分間の360度映像、5.6K、30fps。SDカード上のファイルサイズは500MB。撮影はHEVC形式。

これをiPhone XS MaxにWiFi経由で転送してみる。
GoProアプリで、映像のプレビューを表示して、ダウンロードボタンと、ストップウォッチの同時押しで計測。

スタート直後に画面に表示された処理時間は7分ぐらい。
実際のストップウォッチの計測結果は、7:05なので、ほぼ同じだった。

おそらく変換処理は入っていないと思われるので、ほぼファイル転送の速度だろう。

ちなみHEVC形式で撮影したものは、iPhoneで読めない可能性があります、というアラートが出るが、うちのiPhone XS Maxも、iPad Proも問題なく表示できた。

次に、Macでの編集の場合。

Macには、Mac AppStoreで入手できるMax Prayerという専用のアプリがある。
Maxの360度動画ファイルは、.360という拡張子の専用ファイルだが、これを表示、再生、編集できるアプリ。

MaxのSDカードには、最初から、.360のファイルで保存されているが、これを直接みて、リフレーム編集作業をするのであれば、ゼロ秒で編集ができる。
今回は、FinalCut Pro Xに読み込んで編集することを想定して、FinalCut Pro Xで読めるmp4形式に変換するスピードを計測してみた。

自分の手持ちのiMacは、Late2012。
iMacとMaxをUSB-Cケーブルで直接接続してマウントしたいところだが、うちの環境だと、なぜかマウントできないので、SDカードを抜いて、カードリーダにマウント。
その状態で、MaxPrayerでファイルを開き、5.6k、ProRES形式、ワールドロックなしで外付けSSDに書き出した。

実測値は、2:06。

HEVCにしたら、ProRES変換しなくなるから、速くなるかと思ったら、計測を諦めるぐらいに激遅になった。

というわけでまとめ。

GoPro Maxの360度映像は、内部で360度映像として前後貼り付けられた専用ファイルで保存されている。
iPhone/iPadは、転送に時間をかかるものの、スティッチ処理は必要ない。
Macの場合は、ProRES変換の時間はかかるが、撮影時間x2倍ぐらい。

よって、かなり実用的になったことは間違いない。



GoPro MAX


GoPro Maxの水平維持機能はHEROタイムワープでは使えない

あいにく、この週末はずっと雨が降っているみたいで、GoPro Maxをロードバイクで試すことはできないみたいだが、外出した時に、少し録画を試してみた。

持ち方は、手持ち、ネックストラップ。
撮影画角は、HEROモード、360度撮影。
撮影モードは、通常ビデオと、タイムワープ。

撮影サイズは、1080pと1440pが選べるが、1440pの録画サイズは、1763x1337の4:3。

まず、手持ちのHEROモードの通常ビデオ。

水平維持が効いていて、横回転方向にはブレがない。
一方で、前後回転方向には、微ブレは補正されるものの、水平維持ほどは効いていない。
ジンバルでいうところの、チルトフォローができるモードのようになっている。
手持の角度が、ちょっと悪かった場合、ずっと下を向いた映像になってしまう。

ロードバイクの場合であれば、ボディマウントすると、立った状態でセットすると、乗車中の前傾姿勢で、下を向いてしまうことになる。

通常の歩き撮影でも、前後方向のブレは出てしまうので、ジンバルに較べると、歩きのガクガクが反映されやすい。

これは、良くも悪くも、HEROシリーズと同じ。HEROモードと言っているので、これでいいといえばいいのだが、ぜひ、ジンバルと同じようにパンフォローモード(チルト方向も維持する)を搭載してほしいところ。

もちろん360度モードにすれば、全方向に維持される、というか、あらゆる回転の意味がなくなるので、このブレの影響もほとんど受けない。
もちろん、HEROモードの撮影ファイルより、扱いが面倒になるので、ケースによって使い分けになるかな。

自分の場合は、ロードバイクの車体マウントであれば、前後方向のセッティングは固定できるので、特に問題ない。逆にボディマウントは、引き続きOsmo Pocketの独壇場ということがわかった。

HEROモードでのタイムワープだが、撮ってみて、あんまり感動しなかった。
なんか、もっとヌルヌル感がでるかと思ったがそうでもない。

あとでわかったのは、タイムワープには、水平維持が適用できないみたい。
映像を確認すると、確かに、水平は維持されていない。撮影時は、水平維持が効いていると思っていたので、あまりその辺を気にせず、ラフに撮影していた。

手持からネックマウントに切り替えた時に、録画画像が上下反転してしまっていた。
ネックマウントは下部を上にして吊り下げる形なので、水平維持が効かないとこうなってしまう。

ロードバイク車載マウントで、タイムワープ撮影を考えていたので、これはちょっと想定外。
まぁ、通常モードで撮影して、早送りをすればほぼ似たような効果なるとは思うが。

アプリで調節できるのかと思ったが、上下反転と、全体的な角度調整ぐらい。

HEROシリーズでは、上下反転は、自動に切り替わるので、この辺は真似してほしい。
まぁ、アップデートで、タイムワープも水平維持に対応してくれることを期待。

同じタイムワープでも、360度撮影にすれば...(以下同文)

ネックマウントでも、タイムワープでない通常撮影であれば、水平維持が効いて、上下にもひっくり返らない。

ネックマウント撮影は、手軽で便利だが、カメラが傾いているのに気づかないと、ずーっと傾いた映像になり続ける、という難点があったので、Maxの通常撮影では、それを気にしなくて良くなったのはよい。
ネックストラップは、前傾しても、重量によって、ぶら下がる形になるので、チェストマウントより、姿勢変化の影響は受けにくい。なので、Maxとの相性はいいかも。

こんな感じで、歩き撮影だが、一通りの撮影方法は試してみた。

まとめると、

HEROモードでの通常撮影は、水平維持もできて、期待通り。
ロードバイク車載は、この方法を使うことになりそう。
これであれば、ネックマウントの相性も良さそう。

HEROモードのタイムワープは、水平維持は効かないので、これは期待外れ。アップデートに期待。

360度撮影は、通常もタイムワープも問題ない撮影ができそう。



GoPro MAX



GoPro Maxがやってきた

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注文していたGoPro Max。別に追加バッテリーも注文していたのが先にやってきてしまっていた。
本当は、チャージャー付きのセットが欲しかったが、メーカー直送しかなく、まだ日本では発売されていないので、バッテリーだけのものを購入。

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遅れること数日。そして、本体も到着。

Fusionは、自撮り棒も付属していたので、もっと大きな箱だったと思うが、Maxは、HEROシリーズと同じ大きさっぽい。

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本体は、やはりFusionよりかなり、小さく、軽くなった。
Fusionと比較して小さくなった、というより、HEROシリーズを少し縦に伸ばした、と言った方がいい気がする。(スペック的には、幅はHERO8よりも少し小さい)

重さも、HERO8よりも30gぐらい重いぐらい。
マウントまで入れたHERO7とだと、10gぐらいの差しかない。バッテリーは

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付属品のFusionとの違いは、自撮り棒が付属しなくなったほかは、付属のケースがセミハードタイプから、布製の巾着袋になった。insta360 EVOもこんな感じだったな。
マウンタは、HEROと同じタイプになった。Fusionは、台座に直でねじ止めするタイプ。
あとは、レンズカバーが黒い樹脂性と、透明タイプのものが2種類付属するようになった。

あのセミハードケースは、使い勝手が良かったので、なくなったのは残念。
巾着とレンズカバーだと、3脚につけたまま移動する、という使い方ができないんだよな。
3rdパーティ製でいいのが出るのを期待。

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Fusionは、タッチパネル液晶ではなく、小さい液晶と、少ないボタンの独特な操作体系だったが、Maxは、HERO7と似た感じ。
360度撮影の切り替え、水平維持、前後カメラの切り替えとかぐらいが違いで、あとはほとんど同じ。

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物理ボタンは、電源と録画ボタンの2つしかない。押し心地は硬く、ちょっと力がいる感じ。

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バッテリーポートはロック機構がついた。今まで、HERO 7もFusionもロック機構はなかったが、困るということはなかった。Maxも、かなり大きく、力をかけてスライドしないと、開かない方式なので、必要ない気がするが、なんでつけたんだろう?

外側のカバーと、水が入らないような内側のシール部分の二重構造が、スライドするようになっているが、ロックをかけると、このスライドが動かなくなる。

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ポート内に、バッテリーと、SDカードスロット、USB-Cポートが入っている。
一つになったことで、蓋の部分は一つでよくなり、小型化には効いていると思う。ただし、給電しながら使用しようとすると、バッテリーにロック機構がないので、振動で落ちそう。
蓋は開けっぱなしになるが、取り外しはできる。給電して使う場合は、養生テープなどでバッテリーを落ちないようにする必要がありそう。

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バッテリーは、HEROシリーズより長くて、幅が狭いらしい。(手放してしまったので、比較ができず)
充電部の形状は、HEROシリーズと同じらしいので、充電器は使い回しができるとか。幅が狭いので、できるが、Maxの充電器で、HEROの充電をするのは、幅が違うので無理っぽい。

給電しながら利用しにくくなれば、充電器とバッテリーも売れるわけなので、GoPro的には、基本はバッテリー交換でいってください、という方針なのかも。

充電器と予備バッテリーが1-2本あれば、カバンの中などで、モバイルバッテリーなどで充電しながら使いまわせばいいので、それもアリかもしれない。

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マウント部は、HERO8と同じく、格納可能式になった。壊れたら交換できるようになっている。
3rdパーティ製のアクセサリとだと、緩くなってしまうことがあるのは、ちょっと気になる。360度撮影しているときはあまり関係がないが。

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これは樹脂製のカバー。すぐに取れてしまわないか、と心配だったが、着脱は結構硬くて、むしろ、めんどくさいぐらい。
ベロのようなものをつけて、取り外ししやすくしたり、失くしにくいよう、ストラップなどで、2つを繋ぐとかしてもらえたらありがたかった。
実際に、外で試し撮りをしたときに、早くもカバーを一つ失くしかけた。程なくして、見つかったから良かったが、公式サイトで、予備を買えるが、結構高い。
これも3rdパーティ製のものに期待。

室内で試し撮りしてみたが、やはり水平維持機能を使えば、ジンバル要らず。insta 360 EVOと変わらないのだけど、液晶モニタが付いているので、モニタできながら撮影できるのは確かにいい。

360度は、ステッチ部分が気になるかな、と思っていたが、離れたところは、ほとんどわからない感じ。
撮影時は、6Kで行っていて、ステッチして5.6Kにしているらしいが、これが効いているのかも。

気になったのは、バッテリーの減り。ちょっと撮影しただけで、みるみる減る感じだったので、大丈夫かな。
給電しながら録画できる方法を編み出さないと。

まず初日の感想としは、まったく問題無い感じ、かな。



GoPro MAX


Pro, Max, Mini

2019年も終盤になってきたが、デジタル系で3つ、この終盤に購入を決めたのが、AirPods ProGoPro MaxMavic mini

この3つの製品は、ジャンルは別々だが、自分の感覚的に「似た製品だな」と。「決定版」という言葉を使いたくなる。

今、改めて辞書で、「決定版」という言葉を確認してみたら、「それ以上の修正の必要がない版」、ということだが、この3つの製品は、正にそれ。

製品ジャンル的には、完全ワイヤレスイヤフォン、小型ビデオカメラ、個人撮影用ドローンということになるが、このジャンルの製品は、自分は、今回初めて買うのではなく、他社製品も含めて、4機種以上の購入、使用歴がある。
まぁ、割と自分なりの用途、重視点、製品の限界などもわかってきているジャンルと言える。

今回の3製品は、それぞれメインの機種があり、サブ的製品として登場した。それが名前に付加される形に現れている。
AirPodsに対するPro、GoPro8に対するMax、Mavic Air/Proに対するmini。

自分でも、メイン商品の方も購入歴があり、主要な有用性は感じつつも、不足を感じる面があった。

AirPodsなら装着性、接続性が優れていながら、静音性が足りない。
GoProなら画質が良いが、ロール方向のブレが補正しきれない。
Mavicなら、凄くいい絵が撮れて、安定性があるが、飛行制限で飛ばせるところが少ない。

これら不足部分があったので、製品の良さは認めつつ、ピンポイント起用になっていた。

自分の中では、これらは技術的に、市場的に、製品の位置付け的に、解消されない類のもので、解消されないものだ、と、勝手に諦めていたところがある。

そ今回の3機種は、この不足点を正面切って克服してきた。マジか、と。

どれもメインの商品は売れていると思うので、それでメーカーも満足しておかしくない。が、ちゃんと市場拡大のために、サブの用途に焦点を当ててくれたのは、嬉しい。

同時に、このジャンルでは、今まで持っていた理想はほぼ叶えられてしまったので、進化を楽しむ、というのは減るのかもしれない。
寂しさも感じつつ、しっかり使って、楽しみたい。

まぁ、自分の想像を超えたところに進化するのかも。


Apple AirPods Pro
GoPro MAX
【国内正規品】DJI Mavic Mini コンボ


GoPro Maxのスティッチ速度はどうなんだろう

GoProの新製品、HERO 8とMaxが発売された。



HERO 8は、手ブレ補正の強化と新筐体、動作の安定というところらしい。
相変わらずロール方向の手ブレまでは解消できないのと、給電ポートとバッテリーが同じ蓋になってしまったので、給電しながらは使いにくそう。
というわけで、今のところ買う気はない。



360度カメラのMaxの方は、小型化、軽量化、解像度アップ、メモリーカードの1枚化、タッチディスプレイ、TimeWarp、と、Fusionからの進化は大きい。

同じ360度カメラで、自分の持っているInsta360 EVOとの比較でいえば、タッチディスプレイがある、という点は優位。ただ、EVOの方が小型だし、メモリーカードも以前から1枚。手ブレ補正も多分、同程度だろう。

唯一わかっていないのが、スティッチ速度。これが速いのか遅いのか。
360度カメラは、面白い映像を撮れたり、後から如何様にでも編集できるという利点があるが、実際に書き出して、編集、使用できるまでの時間が時間がかかる。

Maxの説明には、本体内スティッチができるとあった。レビュー動画などをみても、Maxのファイルはひとつっぽく、前後画像が貼り合わせ済みのよう。



こちらの動画を見る限り、360度カメラとしてみた場合、全体の使い勝手は、やはりInsta 360Xの方が上回っているようで、であれば、ほぼ同じEVOのままでいいだろうと。



しかし、こちらの動画をみて、考えが変わった。
バイク動画だが、HEROモードという、前面のカメラだけを使った撮影方法だと、そもそも普通のmp4のファイルが作成されるみたい。で、これが、ジンバル不要の水平維持されたものになっている。
つまり、撮影してすぐの状態で、編集が可能になる。スティッチや変換の時間は不要。

HEROモードというから、HERO7/8と同等なのかと思いきや、思いっきり、HERO7/8を超えてきていた。

Insta360では、180度分だけ使うということはできないため、実際には、前面の映像しか必要のない時でも、貼り合わせて360度映像にする時間が必要だった。

安定性の面でも問題で、ツールド東北ので予備に撮影したinsta 360EVOで、後から貼り合わせ作業をしようと思ったら、ファイルが破損していて使えなかった、ということが発生したことがあるが、HEROモードなら、そういう心配は少なくなりそう。

ロードバイクの車載動画の場合、自分の中では、メカニカルジンバルのOSMO POCEKTが最強だったが、振動の影響が強すぎて、車載マウントができない。
GoPro Maxは、稼動部が無いので、車載マウントができる。MaxをHEROモードで運用すれば、車載できジンバルなしでもジンバル同等の映像が撮れそう。 

というわけで、360度カメラというより、ジンバル内蔵アクションカメラとして、GoProMaxを買ってみることにした。

OSMO POCKETのHyperLapsより、GoProのTimeWarpの方が仕上がりが多分よいので、その辺も少し期待。(4Kは撮影できないけど)

懸念の一つは、電源ポートが、バッテリーの蓋と同じになってしまった点。ロングライドでは、給電しながら撮影になると思うが、蓋を開けっぱなしだとバッテリーが落っこちないか。テープなどで落下防止するのが現実的かな。


GoPro MAX