AirPods Pro第2世代を買ってみた



すぐに買うつもりはなかった
第2世代AirPods Proですが、買ってしまいました
なぜ予定を変更して買ったのかとか、買ってどうだったのかをお伝えできればとおもいます。

■初代AirPods Proの問題

今回、買い替えに至った理由は2つ。
一つはバッテリーと、もう一つはガサガサ音です。

初代のAirPods Proは発売直後に購入しているので、3年弱使っていることになります。

AirPods Proだけでなく、完全ワイアレスイヤフォン共通の逃れられない弱点として、バッテリー劣化の影響を受けやすい、というのがあります。
本体サイズが小さいので、バッテリー自体も小さくせざるを得ないですから、仕方ないところですね。

今まで使ってきた、完全ワイアレスイヤフォンは、2年ぐらいでバッテリーがへたってきて使い勝手が悪くなっていたので、3年使えているAirPods Proは長持ちの方だと思いますが、今の保ち時間は、体感的には新品時の6-7割というところでしょうか。

もう一点、初代の気になることは、ガサガサ音。

これはAirPods Proの初期型にあった不具合で、修理プログラムもあります。

自分の場合、購入後すぐに左側で症状がでて、左だけ保証で交換修理してもらってます
その時と同じ症状が、今になって右側で出ていました。

ただ、常にガサガサ言っているわけではなく、歩いたり、振動が加わるときだけ。

なので、外出機会が少ない時は、それほど気にならなかったですし、AirPods Maxも併用していたので、必要性がそれほどなく、修理には出していませんでした。

バッテリーとガサガサ音の2つの問題があったのですが、最近、コロナが少し落ち着いた時期があったので、週1ぐらいで、出社の機会が少し出てきました。

外出時には、やはりAirPods Proは最強なので、使いたいのですが、ここでガサガサ音が出てしまって、気になってきました。

ギリギリ修理プログラムに間に合うタイミングではあったのですが、交換になるのは、右側だけで、全体としてバッテリー寿命が延びるわけではありません。

そんな時に、臨時でAmazonギフトカードが数千円分手に入り、これからまた値上がりする可能性もありますから、いいタイミングかと思い、第2世代AirPods Proを購入することにした、というわけです。

第2世代になって、価格も上がっていますが、臨時収入とポイントバックを考えると3万円ぐらいでした。

■到着

外観は、ほとんど初代と変化ないみたいですね。
AirPodsの方は、第3世代で形が少し変わりましたが、Proは、元から完成度が高かった、ということでしょうか。

■ノイズキャンセリング

早速使ってみたのですが、
まず感じたのは、ノイズキャンセリングが一段すごくなった、というところです。
初代も最初から、結構効くなぁ、と思っていたのですが、我が家の場合、洗濯機の音や、窓を開けた時の車の音が、初代よりもかなり抑えられてます。
ノイキャンだけで言うと、Maxと同等か、それ以上とも言えそうです。
全然変わっていない、1.2倍、1.5倍とか、色々な評価をされていますが、自分なりの体感は1.5倍といっても許せる感じです。

■音質

次に音質が良くなりました。
音の粒立ちがはっきりして、一つひとつの音がクリアに聞こえます。
特に低音は、ちょっと厚く、豊かになったかな。
これは、ノイキャン性能が上がったので、細かい音もしっかり聞こえるようになったというのもあると思います。

Maxとの比較では、単体で聴いた時は、Maxに追いついたか、と思ったのですが、聴き比べすると、まだまだ大きな差がありました。
でも、毎回、いい音だな、と感じることができるので、音質面は満足です。

■外音取り込み

外音取り込みも自然になったとのことですが、これもある程度体感できました。
初代は、最初はかなりの自然さに驚きはしたものの、そこを通り過ぎると、若干の違和感がありました。
特にうるさい環境で、話しかけられても、聞き取りにくくて、結局AirPods Proを耳から外して聞き直す、ということがありました。

ですが、第2世代のAirPodsProでは、そこはある程度解消されています。音の解像感が上がったことが功を奏していそうです。これなら長時間でも問題なさそう。
ただこれも、Maxと比較すると、ちょい落ちぐらいの性能でしょうか。

■音量コントロール

あとの注目の新機能は、スワイプでの音量コントロール。
この手のものは、あまり確実に動作しないものが多い印象ですが、AirPods Proは、軽いタッチで撫でるだけで、きちんと反応してくれて実用的になっていました。

■連続使用時間

連続再生時間の長さは、スペック上では初代は4.5時間でしたが、第2世代は6時間に伸びています。
初代の時は、通常の外出時、通勤時に問題はないのですが、一日中、リモート会議が連続する場面では、バッテリーが足りなくなることがありました。

完全ワイヤレスタイプは、それほど大きなバッテリーを積めないので、連続再生時間は短くならざるを得ない。自分がAirPods Maxを購入したのも、Proのバッテリー容量の少なさによります。

実際の使用シーンで考えると、通勤で1時間、1時間の会議が3本続いたとしたら、合計4時間ですので、第2世代の6時間あれば、ある程度いけそうな気もします。

自宅で実際に試してみたところ、午前中9-12時まで、3時間つけっぱなしにしていると、だいたい50%ぐらいに減っていました。

お昼に1時間ケースで充電して、13時から18時まで5時間連続で、会議で使ってみたところ、25%ぐらいの残量でした。
通勤時に使うと、これの前後に1時間ちょっと使うことになるので、ギリギリ足りないぐらいですが、かなりいい感じかもしれません。

幸い、自分の場合は、まだ使える初代AirPodsProもありますので、交互に使えば、再生時間の問題は解消されます。
2台合わせてもAirPods Maxより小さくて軽いので、出勤時に、リモート会議が続く場合でも問題ないです。

■使い分け

これで、常時稼働しているAirPodsシリーズは、3台になった訳ですが、
Maxは、長時間バッテリー、音質がいいこと、遅延が少ないこと、有線接続もできることがメリットですので、自宅中心で、がっつり長時間使用したい場合、主に、リモート会議、映画・ゲーム、楽器演奏時、カフェなどでの動画編集など、ということになります。

第2世代は、軽くて取り回しがよいので、通勤、外出時、家の中でも、ちょっとした音声の確認や、YouTubeの音声を聞きたいとき、というところ。

初代は、ガサガサ音が出るのと、バッテリーが劣化しているので、室内バイクと寝る時用、という使い分けになりそうです。


■まとめ

しばらく第2世代AirPods Proを使ってみましたが、だんだん実感してきたのは、H2チップになったことで、音の解像度が上がった恩恵が複数の利点を生み出した、というところ。
音の良さが、よりノイズを打ち消せるようになり、同時に、外音の聞き取りやすさも向上した、という感じでしょうか。
外音取り込みも、ノイズキャンセリングも、結局は周囲の音を再生することで実現しているので、音が良くなれば、すべての性能がよくなるのは納得です。

いずれは買うことになるだろうと思っていたので、ちょっとタイミングが早くなってしまいましたが、結果的には良かったかな、と思います。


Apple AirPods Pro(第2世代)




iPhone 14 Proをガラスフィルムで保護する Spigen EZ Fit



画面を割ってしまったiPhone 14 Proですが、画面の保護をしていなかったのは失敗でした。

保護フィルムは、樹脂製とガラス製があると思いますが、今までガラス製は使ったことがなかったので、今回は、ガラス製を試してみることにしました。

選んだのは、
Spigenの EZ Fitです
YouTubeの動画で、簡単に貼れるという様子を見たので、真似させていただきました。

フィルムやクリーナーが2セット入っていて、価格もそれほど高くなかったです。
ガラスフィルムは高い、というイメージがあったので、意外でした。

貼り付けは、裏のフィルムを剥がし、透明なプラスチックのガイドに合わせて本体をセット。シールを擦って、30秒ほど放置。

そのあと、シールをめくって、ガイドを外す。
気泡がはいったかと思いきや、表面保護のフィルムを剥がせばキレイに貼れていました。

樹脂のフィルムであれば、反らせて、気泡を抜きながら貼ることが多いのですが、そういう面倒もなくて、これは簡単ですね。

触りごごちや操作性は、何も貼っていないのとそれほど変わりません。
センサー部分などは、くり抜かれていないのですが、特に誤動作などもなく、快適に使えます。
これはいいかもしれません。

ガラスなので、割れたりすることはあると思いますが、予備があるので、すぐに貼り替えられるのもいいところです。

完全に安心とはいきませんが、ケースと合わせて、これで多少のガードはできるのではないかと思っています。


Spigen EZ Fit ガラスフィルム iPhone 14 Pro 用 貼り付けキット付き センサー保護タイプ iPhone14Pro 対応 保護 フィルム 2枚入