PlayStation VRで遊んでみた

セットアップが終わったので、早速、起動してみた。
先にPS4を起動して、ケーブルについている電源ボタンで後からPSVRを起動。

ヘッドセットの掛け方は、最初はなかなか焦点が合わず困ったが、3回目ぐらいからスムーズに、かつ焦点も簡単にあった。

メガネも、最初はレンズに当たったりして、ダメかと思ったが、つけ慣れ始めた2-3回目は特に問題なくなった。
ヘッドセットは、思ったより軽く、初日は数時間遊んだが、別に首がこるなどはなかった。
ただ、ケーブル引っ張られ感は感じる。

最近は、完全ワイアレスイヤフォンばかりしているので、ヘッドセットのケーブルとイヤフォンのケーブル両方で引っ張られるのは、ちょっとストレス。
ヘッドセットもワイアレスになればいいが、今度はバッテリーとかも載せないといけなくなるので、重くなるかな。
イヤフォンだけでも、ワイアレスにしてもいいかも。

没入感がなくてもいいなら、イヤフォン無しでも、テレビ側のスピーカーから音は出ているので、外してもプレイはできた。

ヘッドセットの方は、かなり没入感がある。
ゴーグル部の周りに、ゴムのカーテンみたいなのがあって、光はほぼ遮ってくれる。

ただ、このゴムのカーテンが、結構ゴム臭い。
最初、ちょっと酔い気味になったけど、この臭いの影響が4割ぐらいあるんじゃないか。
日が経てば、収まるといいのだけど。

顔を動かした時の追随性は、かなりいい。遅延は感じられない。モーションセンサーとカメラの両方でやってるのかな。

最初は、画質が良くない、と思ったのだけど、色々遊んでいるうちに、かなりソフトによるな、と思い始めた。

気にならないようなソフトもあるが、もともとHDをウリにしているようなものは、なかなか厳しい。

ゲームで言えば、FFXVをシネマチックモードで遊んでいると、メニューの文字が潰れて読めない。Blu-ray 3DはDVD画質というと行き過ぎだけど、それに近い所まで戻ったかのよう。
普段4Kで見ている分、余計に感じるかもしれない。
Wii並かな。

動きや立体感など、VRの良さがはっきりしているものは、画面の精細は、二の次になるけど、止まっているとき、結果的に平面的になっているもの、などは、粗さが目立つのかもしれない。

ハード性能の上限はあるものの、VRゲームを楽しむには充分と思った。
大画面性はいいけど、精細さはないので、4Kディスプレイの代わりにはならない、ぐらい。

セットになっていたMoveは、何本かのゲームが対応していたが、手の代わり、銃の代わり、かな。
これは対応ゲームなら、あった方がいい。買ってよかった。人差し指トリガーで、ものを掴んだり、腕のひねりなんかも再現できて、現実感はかなり増す。

ただ、Moveだけ旧世代で充電がミニUSB端子というのは面倒くさい。

顔の脂などでレンズが汚れやすいので、拭いた方がいい。
色が滲んで、酔いやすくなりそう。

まずは買ってよかった。
発売当初、レビューする人は多かったけど、その後、遊んでない感じだったので、話題先行で、面白くないものか、という危惧もあったのだけど、値段相応かはさておき、長く楽しめそう。


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