Wi-Fiがない所でMacのアプリをインストールした話

仕事で会社の外の会議室にいた時のこと、そこに有線LANはあるものの、Wi-Fiはなかった。

MacBook Airでネットに繋ぎたかったのだけど、有線LANしかないので、有線LANポートのないMacBook Airではネットに繋がらない。

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が、そういうこともあるかと思って、家から古いAirMac Expressを持ってきていた。

しかし、このAirMac Express、アクセスポイントなんかの設定が適切でなく、そのままではLANに繋がらない、ということが判明。

iPhone5で、Appleのサイトに接続し、
工場出荷状態への戻し方を把握して、設定をまっさらに戻したが、ここから難儀。

MacBook Airは、Mountain Lionがインストールされているが、このAirMacユーティリティでは、古いAirMac Expressは設定できず、
ver.5.6が必要とのこと。

普段なら、ネットでダウンロードして、サクッとインストールなのだけど、なにせ今は、そのネットがつながっていない。

ダメか、と諦め掛けたのだけど、iPhoneを使えばなんとかならんか、と。

幸い、Lightningケーブルは持っている。
iPhone 5をMacBook Airとケーブル接続すれば、iTunesを使ってファイルを取り出せるかも。
困ったときの万能アプリGoodReaderにファイルをダウンロードするところまで持っていければ、いけそう。

iPhoneのSafariで、Appleのダウンロードページから、AirMacユーティリティのダウンロードリンクをコピー。
GoodReaderのURLからのダウンロード機能を使うことで、iPhoneにAirMacユーティリティを取り込めた。

MacBook AirとiPhoneをLightningケーブルで接続し、iTunesでファイルの取り出しに成功。これでAirMac Expressを設定できる、と思ったら、甘かった。

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インストーラが、このOSには対応してませんと、インストールを拒否。
中身だけ取り出せないかと思ったが、できそうにない。

こうなったら、自宅のiMacからインストール済みのアプリを持ってこよう、と。

愛用のリモート接続アプリ
iTeleportを使って、自宅iMacに侵入を試みるもスリープしているっぽい。
仕方ないので、iMessageで、家にいる相方にiMacをスリープから起こしてもらい、再度、アクセス。

iMac上で、HDDに入っているAirMacユーティリティ5.6をZipに固めて、Dropboxに保存。

iPhoneのGoodReaderで、Dropboxへアクセスし、Zipファイルをダウンロード。
先ほどと同じ手順で、iTunesを使って、ようやくMacBook AirにAirMacユーティリティを持ってくることができた。

これで、ようやくAirMac Expressを設定、無事にMacBook Airをネット接続することができた。

なんとかなるもんだ。
この場所、ずっとLTEが入っていたので助かった。
もう少しすると、iPhone 5でテザリングが使えるようになるので、こういう努力も必要なくなるのかな。


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