EARINを実戦投入してみる

完全にワイヤーのないワイヤレスイフォンEARINを通勤のときに使ってみた。

EARINに付属のコンプライ社製のメモリーフォームのイヤピース。遮音性は高いので、電車のアナウンスが聞こえないのかな、と心配していたが、そこまでではなかった。
自分の足音は聞こえないけど、アナウンスぐらいであれば聞こえる。

耳に刺すだけなので、抜け落ちないか心配になるが、意外としっかり耳にささっていて、落ちそうな感じはしない。

ケーブルがないことで、肩掛けカバンのベルトにかかったり、レシーバーを服のどこかに止めたりしなくていいのは、やっぱりストレスフリーだった。
会社に着いて、上着を脱ぐ時にでも、ケーブルがないので、イヤフォンを先に外さなくてもよい。

音切れも、ほとんどしなかった。一瞬切れかけたときもあったが、すぐに復活。

バッテリーの持ちは、1時間ぐらいの通勤時間ぐらいでは、まったく問題ない。

寝る前に試してみたら、2時間半までバッテリーがもったのを確認して、そこで力尽きて寝てしまった。
バッテリー残量は、1/5から1/4だったから、カタログスペックぐらいは持ちそう。

その後、わかったことを書くと、

動画の音声は、ズレる。

ワイアレスイヤフォンは、多かれ少なかれ、遅延するが、EARINは、他のワイアレスイヤフォンよりズレの程度が大きい。

EARINは、左イヤフォンで受けた音をバケツリレーのように、右イヤフォンに送るらしい。
2回の送信が発生するので、ズレは大きくなる。

ズレるのはズレるが、テレビ番組やYouTubeの見流すようなものであれば、まぁいいか、ぐらいのズレ。

あと、マルチペアリングはできないと思っていたが、できた。
まずペアリングの方法だが、最初にペアリングした機器で、接続を解除する。自分の場合は、iPhone。

次にペアリングさせたい機器のBluetooth設定を開けると、EARIN Lが出ているので、ペアリングする。これだけ。

接続の切り替え方法は、まずEARINをカプセルから出すと、最後に接続していた機器に、自動接続するので、その機器の接続を解除。
接続したい機器の設定で明示的にEARIN Lに接続する。結局、ソニーのワイアレスイヤフォンを使うときと同じ。

iPhone、iPad Pro、iMacの3台にペアリングしてみたが、同様の方法で切り替えられた。

若干、手間だけど、いちいちペアリング解除するよりは、楽かな。

気になったのは、音のセンターがズレてるんじゃないかと思うときがある。左右が独立しているので、左右のボリュームが若干変わると音のセンターがずれてしまう。
音楽の時は、あまり気にならないが、YouTubeやPodcastの時、しばらくすると、戻ったり、またズレたりするように感じる。


EARIN ワイヤレスイヤホン Bluetooth対応