iPhone 14 Proがやってきた



ビックカメラで注文していたiPhone 14 Proですが、1週間遅れを覚悟していたところ、発売日から1日遅れで到着しました。ラッキー。

早速、自分なりの初日の感想を紹介したいと思います。

第一印象ですが、カメラが大きいですね。
スペースブラックですが、思っていたよりも薄い色で、グレーと言ってもいいかもしれません。

全体的には、2世代前のiPhone 12 Pro と大きさ、質感などは、ほとんど違いがありません。
大きな違いは、カメラの大きさ、厚さで、大きいのはまだいいとしても、厚み、出っ張り具合が半端ないです。
カメラが出ているとは聞いてましたが、ここまでとは思っていませんでした。これはかなり邪魔ですね。

重量も少し感じます。20gの増加ですが、10%ぐらいなので、大したことないと思っていたら、意外とわかるものでした。果たして慣れるでしょうか。


環境移行は、今回初めてiPhone同士で直接データ移行してみました。使い始めるまで、少し時間がかかるみたいですが、Apple PayやApple Watchのペアリングなどの設定も一気にできるので、これはかなり便利でした。

今回初めて、eSIMの乗り換えもやりました。
自分は、データ専用の第2回線として、IIJmioを使っていますが、220円払って、アクティベーションをやり直すことで移行できました。


■常時表示

一番期待していたロック画面の常時表示ですが、明るさは十分ですね。

ウィジェットがまだ出揃っていないのですが、今はホームの照明と、Yahoo!ニュースアプリでニュース記事を表示させています。

Apple Watchも使っているので、気温とかカレンダー、アクティビティなどの表示はいらないので、よく使う家の照明コントロールを置いてみました。
ワンタップしないと、ボタンが押せないのがちょっと面倒です。
ダブルタップでアプリ起動と覚えておけば良さそうです。

あと、ウィジェットの表示領域ももう少し増やせるようにしてくれるといいですね。

通知が常に表示されるのはいいかもしれません。
通知の要約機能を使えば、それほど煩わしさもなさそうです。
少し更新頻度のある通知を表示させると、簡単な情報取得ができそうです。

写真フォルダに好きな写真やイラストなんかを入れておいて、ランダム表示するのもいい使い方のような気がします。

■ProMotion

意外だったのは、ProMotionの良さが結構しっかりわかりました。指に追随する感覚がいいですね。

iPad ProやMacBook Proでは、それほどありがたみがあったわけではないですが、iPhoneの場合は、ホーム画面をスワイプすることが多いので、そこでしっかりと恩恵がありました。

■Dynamic Island

Dynamic Islandは、楽しげだけどそれほど期待していたわけではない機能でした。
ですが、使ってみるとこれは結構いい。

例えば、Face IDの認証アニメーションは、今まで画面の中央に出てきていたのですが、これが、Dynamic Islandに移動しました。

真ん中で表示していたのは、ちゃんと認証してますよ、ということを示すためだと思いますが、Dynamic Islandで上に移ってわかったのは、このアニメーションは邪魔だったんですね。

上に移動したことで、いち早く画面中央の情報をみることができるので快適です。
Dynamic Islandは、邪魔なものを視界の外の画面の上で処理してくれている、いいやつでした。

■暗所性能アップ

期待していたカメラの暗所性能アップですが、試してみるといろいろなことがわかりました。
最初にシンプルにiPhone 12 Proと14 Proで、少し暗い状況を作って撮影してみました。
すると予想に反して、14 Proの方がザラザラがひどい結果が出ました。本当なのか?と、そこから色々試したわけです。

結論は、画質が荒れていた原因は、超広角レンズで撮影し、フォトストリーム転送をしていたせいでした。メインの広角レンズにし、AirDropやLightningで有線接続し転送すれば、暗所のザラザラはほとんどない気がします。

もっと言うと、実は12 Proで暗所の画質が荒れていたのも同じ原因で、やはり超広角レンズで撮影したものをフォトストリーム転送したからでした。
12 Proでも、広角レンズで撮影し、ファイル転送したものであれば、14 Proとそれほど違いはなかったです。

なので、14 Proの暗所性能が上がったということでしたが、今回の比較では、上がったところはよくわかりませんでした。ザラザラしていたのは、自分の使い方が悪かっただけで、12 Proの頃から結構良かった、ということになるでしょうか。

一応、HEICとRAWの違いもみましたが、違いはあるものの、HEICでも実用範囲でした。
RAWだとファイルサイズが50MBもあって、普段使いするのは躊躇われます。

ちなみに、一眼カメラとの比較ですとこんな感じ。
ボケ方がまったく違うので、あまり同列の比較にはならないですね。

■マクロ撮影

自分も14 Proになって、マクロ撮影が使えるようになったので試しました。
これはいいですね。こういう動画を作っていて、ボタンやポートの大きな映像を撮りたいことがあるのですが、今までは、引きの絵を撮って、トリミングしていました。
マクロ撮影だと、画面で撮りたい画角や、ディテールを確認しながら撮影できるのでいいです。

■シネマチックモードとブレ補正

期待していたシネマチックモードと、ブレ補正、アクションモードですが、台風が来ていて天気も悪いので、もう少し天気の良い時に試してみようと思います。

■まとめ

こんな感じで、12 Proから、14 Proにチェンジした初日でした。

カメラとディスプレイの強化が、出っ張りと重さに反映されて、トレードオフの関係になってしまっていますね。
まだ耐えられる範囲ですが、もうこれ以上重くなったり出っぱったりすると、使い勝手が悪くなりそう。

まぁでも、3年は使えそうですので、じっくり楽しんでいきたいと思います。