結局DPT-RP1用のペンを買ってみた

楽譜のビューワーとして、ソニーの電子ペーパーDPT-RP1を活用し始めたが、すぐにペンが欲しくなった。(中古で買ったので、ペンが付属してなかった)

楽譜ビューワー、とはいっても、覚えている楽譜であれば、みるだけでいいが、最初に覚えるときは、音階であったり、左手のポジションを変えるところなど、書き込みがしたくなる。

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というわけで、高いけど、純正のペンだけ購入。
DPTA-RS1という型番

ペアリング的なものはないようで、充電されていれば、そのまま書ける。
ボタンが2つあり、下が消しゴム、上がハイライト。

キャリブレーションをしないと、少しずれていたが、すれば、きちんと思い通りのところに線が引かれる。

早速、楽譜に音階を書き込んでみたが、バッチリと当初の目的を果たすことはできた。

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ペンの触り心地は、金属に滑り止め加工がされているような感じだが、ちょっと心地良い、という感じではない。

ボタンの位置が微妙で、ちょっと下すぎる気がする。書いている時に、頻繁に、消しゴムが起動されて起動されて、書いているものが消える、ということが発生した。
ボタンが手の内側に向くように握れば、干渉しないので、書くときと消すときで、ペンを回せばいいのかもしれない。

書き味自体は、紙に鉛筆で書いている感覚に近い。これは結構いいかも。

ペンの使い勝手ではないが、デジタルペーパーのノートが、横向きの紙に対応していないのが、もったいない…と思ったのだが、これは勘違いだった。

ノートのテンプレートが横向きであれば、ノートも横向きに書ける。
ノートのテンプレートは、自分でも自作できるし、ソニーのページからもダウンロードできる。

ノートを横向きにできると、仕事でもテレビ会議などで役立つ。
デジタルペーパーアプリには、スクリーンキャプチャという機能があって、DPT-RP1の画面をリアルタイムで読み込む機能がある。

多少の遅延があるが、特にキャプチャボタンとかを押さなくても、画面が更新される。

これをZoomの画面共有などで参加者に見せれば、ホワイトボードがわりになる。
デジタルペーパーとペンは、ワイヤレスなので、PCの画面やポインティングデバイスに縛られず、手元にホワイトボードがあるような感覚。
これはなかなか便利かもしれない。


ソニー スタイラスペンセット(芯3本付) DPTA-RS1 [国内正規品]