iPadアプリ:NAT越えをして3GでもMacにリモートアクセス - LogMeIn Ignition



なぜか、リモートアクセスというのは楽しいもの。
自分は、古くは、Clieや
ケータイからでも、リモートアクセスを試みていた。
まぁ、実はこれといって重要な用途があるわけではない。できるのが面白い、という感じ。

iPadでは、
iTeleportRDM+を使っているのだけど、新たにLogMeIn Ingnitionというのを買ってみた。
以前から、LogMeInが評判がいいのは知っていたのだけど、プロ版が年間1万円もかかるので、あまりマジメに検討していなかった。

実際には、Free版で、Macの画面をリモートコントロールするぐらいのことはできる。
比較
https://secure.logmein.com/comparisonchart/comparisonFPP.aspx

プロ版は、ファイル転送や画面共有などができるらしい。
まぁiPadで使う分には、あまり関係ない。
Macは、プロ版でも音声転送はできないよう。

RDM+もそうだが、最大の特徴はNAT越えをできることだろう。
このブログでは、何どか書いているが、我が家はマンション全体でプロバイダに加入しているので、個々の家で勝手にネットワーク設定をできず、ルーターを設定したぐらいでは、外部からリモートアクセスはできない。

その点、LogMeInもRDM+も、ルーターの設定などせずに、リモートアクセスができるようになる。
ここがiTeleportとの大きな違い。Macのデフォルトの画面共有機能(VNC)を使うiTeteportは、リモートアクセスするためには、ルーターの設定が必要になる。(と思ったけど、違った。
iTeleportiTeleport Connectを導入するとNAT越えができた。)

LogMeInとRDM+を比較すると、トータル的には、LogMeInの方が、画面が更新される速度が速く、レスポンスがよくなる。
RDM+は、最近バージョンアップをして、少し機能を増えたのだけど、基本機能でLogMeInに劣る。

iTeteportとLogMeInの比較でいうと、外部の3G環境からのアクセスの場合、我が家の環境ではLogMeIn。
宅内の場合は、iTeleportに軍配があがるかなぁ。

LogMeInは、おそらくLogMeIn社のサーバーにマシン情報を登録したりして、アクセスのしやすさを確保しているようだが、そのため、画面が表示されるまでの時間が結構かかる。

その点、iTeleportであれば、ログインまでが比較的速いため、気軽にMacの画面をiPadに呼び出すことができる。

さて実際のLogMeInを使ってみたが、まずは、
LogMeInのサイトでユーザーアカウントを作成しておく。といっても、メールアドレスを登録するぐらい。

Mac用のアプリをダウンロードして、起動する。
このアプリが常駐型で、メニューバーからアクセスできる。アプリ型のRDM+と比べて邪魔にならないのもいい。

で、
iPadアプリ



あらかじめ設定した、メールアドレスとパスワードを入力。
このあと、Macにセットしてあるユーザー名とパスワードも聞かれる。



ログイン後の画面、
下側のボタンは、左から、キーボード、ショートカット、マウスの右/左クリックの切り替え、拡大、設定、ログアウト。



Mac側には、こんなメッセージがでる。

基本、タップで左クリック、2本指タップで右クリックなどは、他のリモートアクセスアプリと同じ。
2本指スクロールで、マウスホイールになる、はずだけど、なかなか反応が悪い。

iPadのキーボードが日本語入力になっていても、Macの入力システムが日本語になっていなければ、英語で入力される。この辺も、他と同じ。

前述した通り音は出ない。動画は、WiFiの11nで接続しても、パラパラ漫画程度。

iPad上では、マウスポインタを動かすと、Mac上でもポインタが動く。

iPadのホームボタンを押して抜けてしまうと、設定が保存されないケースがあるのが、ちょっと面倒かも。
また、その場合、LogMeInのサーバー上では、ログアウトしていない状態になってしまう。





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