iPadの感想

ネットの反応をみると、ただのでかいiPod touchじゃないか、というものを見かけたが、モバイルコンピュータなど、とどのつまり、ディスプレイの大きさと入力インターフェースの組み合わせでしかない。

朝、相方にiPadでたよ、といってビデオを見せたら、早速欲しがっていた。
自分はといえば、まさに欲しかった持ち歩き型コンピュータがでた。

タブレット型が話題になる前までは、MacBook Airが欲しかったのだが、もうiPadが出るとわかったので、欲しくなくなった。
Macを使いたくなったら、Jaadu VNCでも使ってiMacにアクセスすればいい。

前からイメージしていたように、会議やミーティングの場がメインになると思うが、デモを見る限り、もっと広範に使えそうな気がしてきた。

例えば、公園の芝生でのんびりしているときや、今まではMacの前に座ってテレビのながら見をしながらブラウジングしているとき、外出先で大きな地図が見たくなったとき、とか。

まさにアランケイのダイナブックを使っている子供のイラストのようなイメージ。

http://narajin.net/g2data/main.php?g2_itemId=4117

特に気にいったポイントは、以下の通り。

・バッテリー10時間
・薄い
・使いやすそうな純正アプリ
・iPhoneアプリがそのまま使える
・Bluetoothキーボードが使える
・外部アナログRGBに出力できる

・バッテリー10時間
・薄い

これは、基本的な使い勝手だけど、

・使いやすそうな純正アプリ

WiFiモデルでいいな、という記事を書いたのだけど、メールアプリや、カレンダーアプリを見てしまうと、あぁ、これは、すぐに3Gで更新できたり、メール送信できた方が良さそうだ、と思い直した。

また、iWorkのiPad版がでるということで、本格的な作業もできそう。

・iPhoneアプリがそのまま使える

今までiPhoneアプリに5万円近くつぎ込んでいるので、予想していたとはいえ、そのまま使えるのは嬉しい。等倍で拡大する、というのも予想通り。まぁ予想というか、以前のプロダクトの良さを継承して新しくプロダクトをつくってくるのは、Appleの基本戦術なので、当然。

大きな画面で使いたいアプリといえば、
・iDiagram
・Jaadu VNC
・MAGASTORE
・タイピングHi
あたりか。

・Bluetoothキーボードが使える

これは、実際にiPadのソフトキーボードがどれぐらい使いやすいかにもよるかもしれないが、物理キーボードを簡単に接続して使えるのなら、タイピングも早くなる。
Apple Wireless Keyboardを買って、会社においておくと、会議中に議事録やメモを取るのが楽になりそう。

・外部アナログRGBに出力できる

これは、会議室のプロジェクターに接続して、ホワイトボード代わりにiPadを使うイメージ。

残念なのは、

・カメラはないのか

という点。iChatビデオができると、未来っぽいのに。

デザインは、額縁が太いとか、画面比率がワイドではない、とかあるのだが、おそらく、強度とか、コンテンツのマッチとか、重量バランスとか、そういうやむを得ない事情のバランスで今の形になっていると思うので、あんまり見た目だけのことは言わないでおく。

さて、買うのは決まりとして、何モデルを買うか。

ソフトバンクがiPhoneのテザリングを解放してくれるなら、WiFiモデルでもいいのだが、そうでない場合。
3Gモデルでないと、ちょっと面倒くさいかも。
しかし、日本で3Gモデルがでるのは6月という話もある。
WiFiモデルが3月末なので、さらに2ヶ月待つのはしんどい。

まあ当初10万円と予想していたのが、一番安いモデルが5万円だったわけで、発売と同時に一番安いWiFiモデルを買って、3Gが出たら買い替えるか、相方にWiFiモデルを譲る、という手もある。