DJI Mavic Airを飛ばしてみた(外で)

3月になった途端、急に天候も穏やかになったが、天気もいいし、早速Mavic Airを飛ばしに、いつもの練習場所に。

iPhoneをコントローラーにセットし、脚を展開して、電源を入れ、アプリを立ち上げるだけで、もう飛ばせる。Sparkも似たようなものだと思うけど、なんか楽な気がする。

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バッテリーは3本。

1本目は、ふつうにコントローラーで、自分で操縦。

やはり、Sparkよりは、音は大きく太い。



飛ばしてみて思うのは、スピードが速いんじゃないか。Sparkは、移動すると、若干えっちらおっちら、という感じだった気がするが、Mavic Airは、キューンと感じで移動する気がする。

あとで、フライトレコーダーで確認すると、最高速度はSparkも、Mavic Airも33km/hぐらいなので、気がするだけかもしれない。最高速は制限がかかっていると思うので、変わらないのかもしれないが、最高速に達する時間が短い、というところか。

速度が早いので、低速で被写体を捉えるのは、少し難しい気もした。感度のコントロールがあったら、設定が必要かも。
距離は、120mぐらいまでは飛ばしてみた。まだ有視界飛行しかできないので、これで十分ではある。最後は若干電波が怪しかったが、割と街の中(飛行可能エリアではあるが)なので、電波が混み合っているのだろう。

高度の方も、限界にセットしている120mまで、上がっていってくれた。上昇速度はそれほど早くは感じなかったかな。

15分ほどで、バッテリー残量が30%になり、警告がでたので、帰還。
自動で着陸させようとしたら、地面の状況が着陸に適していない、という警告がでた。Sparkは、こんなのでたかな?
確かに、段差のあるところだったので、平坦なところに誘導して、着陸。

流石に、それほど緊張しなくはなってきたが、パワーがあるからか、操縦していても安心感がある、というか、余裕を感じられた。

2本目は、スマートキャプチャーを試してみることにした。
スマートキャプチャーは、手のひらなどのジェスチャーで、機体をコントロールする機能。
Sparkの時も、一応対応していたが、なかなか上手くいかず、ほとんど使っていなかった。

Sparkの離着陸は、手のひら飛ばして、手のひらへ着陸だったが、Mavic Airは、地面においた状態からスタート。
手を向けて認識されたら、上に上げると、離陸する。左右に振れば、機体が左右に動くし、上下も同じ。両手を前に出して左右に手を離すと、機体も離れて、逆で近づいてくる。
手を下ろして、歩き出すと、フォローモードになり付いてくる。その間も、手をかざすと、機体をコントロールできる。

これで、ちょっと歩き回ってみたが、精度がかなり高くなった。見落としゼロではないが、かなりちゃんと付いてくる。いつ使うべきか、というのがあるが、自分撮りをする時には、コントローラーに頼る部分が少ないので、かなり使えそう。

気をつけないといけないのは、地形の高さが変わったり、障害物があったりしても、自動的に避けてくれるわけではないので、ジェスチャーであってもちゃんと操縦しないといけない。

コントローラーからあまり手を離してはいけないと思うが、近づける、遠ざけるなど両手を使うジェスチャーがあると、コントローラーを握っているので、認識されないことがある。
首から下げるようにした方が良さそうな気がする。

それでも、Mavic Airが勝手に付いてくる感覚はかなり面白い。うまい活用どころがあるといいな。

120fpsにも挑戦してみた。けど、動きのあるものでないとスローモーションは、面白くないので、大したものは撮れない。

3本目はクイックショットを試してみた。

これもSparkからあるが、あまり活用できてなかった。
自撮りのケースは分かりやすいが、おっさんの自撮りは、自分ですら興味がない。
撮影対象を決めて、クイックショットを活用というのはある気がするが、実際にできるのか。
サークルを試してみたが、被写体の距離があると、半径が長い中で、円軌道を描くので、周囲にかなりの広さや、障害物があってはいけない。
比較的近い距離が必要。

こんな感じでバッテリー3本分飛ばしてみた。
フライトレコーダーは42分、距離は3.1km。これぐらい飛ばせると割とお腹いっぱい感はある。

SDカードは32GBを入れているが、4Kだと40分ぐらい。ずっと録画していると、ちょうどバッテリー3本分か。バッテリーを使い切ったら帰る、という運用なら、32GBでもギリギリだが、途中でチャージすると、録画できなくなる。32GBを買い増すか、64GBとかに変えるか。

帰って、録画した映像をチェックしてみようとしたが、4K映像のチェックは、簡単ではなかった。ビットレートが高いのか、nasneに保存して、PS4 Proからアクセスすると、コマ落ちする。
結局、PS4 Proに内蔵されていたHDDをUSB3対応ケースに入れたものを経由すれば、きちんと再生された。

4Kは、やはり解像感は高い。いったんは満足。

120fpsは、30fpsの動画ファイルとして記録されているので、そのまま再生すると、4倍に時間が引き伸ばされたスローモーション映像になる。何を撮るか、難しいところでもある。

全体としてのMavic Airの感想は、Sparkよりも、ちょっとずつ性能が高いので、余裕があり、安心感が高い。満足度は高く、あちこちいって飛ばしたくなる。

Sparkは手軽なんだけど、性能的には、セルフィー中心な感じで、かといって300gなので、航空法規制の対象。飛ばせるところが限られる。

値段は、倍ぐらいの差だが、性能差は倍はないかもしれない。





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