AVアンプYAMAHA RX-V771を使う

RX-V771のセッティングが終わったので、使ってみる。

本体の大きなダイアルの2つの左が入力セレクタで、右が音量みたい。
HDMI接続したテレビに、何の入力かや、音量など、操作した内容が表示されるのでわかりやすい

Apple TV経由で、iMacのiTunesで音楽を鳴らしてみたが、前のアンプよりも音が軽い、というか、スッキリした音になっている気がした。いい感じ。

PS3も試してみたが、Blu-ray、ゲーム共に問題なし。ちゃんと5.1chで出力できている。

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リモコンは、ボタンがいっぱいのものだが、さすがに入力切り替えが、トグルではなく一発でできるのはいい。幅が細くて軽いのもよい。

ただ、ボタンがおしにくい、位置を体が覚えられないうえに、外部機器のコードセットが破滅的に面倒臭い。
ソニーのテレビをコントロールしようと思うと、リモコンコードを順番に試さないといけないらしいが、入力できているのかどうかもよくわからないし、何しろ試すべきコードの数がかなり多い。

正直、このリモコンを日常利用するのも、このリモコンからすべてコントロールするのも、すぐに諦めた。

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リモコンがイマイチでも、このRX-V771にはiOSアプリがある。

というより、iOSアプリに惹かれて、この機種にしたようなところもある。

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AV Controler」というこのアプリでは、電源のオンオフ、入力の切り替え、音場の切り替え、音量の変更なんかができる。

何よりも、うちにある5台のiOSデバイスが、全部リモコンになるのは強力。もうリモコンを探し回る必要はない。

前のホームシアターセットでは、普段使っていないリモコンを用意するのがおっくうで、それが理由で使用頻度が低かった面もなくはない。
このアプリのおかげで、より気軽に使うのは間違いない。

アプリ自体はものすごく使いやすい、とまではいかないが、動作も速いし、わかりにくくもなく、まあまあな出来。
iPhone、iPad対応のユニバーサルアプリで、iPadだと、広い画面で見られるし、よく使う入力などを並べ替えられたりして、少し気が効いている。

また、RX-V771にはよく使う入力や、DSPをセットにしてシーンとして4つまで登録ができる機能がある。
入力名の方は名前は変えられないのだが、このシーンについては、名前やアイコンは変えられるので、AVアンプにつながっている4台の機器にそれぞれセットしてみた。

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これであれば、いろいろ操作せずにパッと目的のものを呼び出せるので便利そう。


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一応、ブラウザ経由で、Macからもコントロールできるみたいだけど、使い勝手が悪そうだし、IPアドレスがわからないといけないので、使うイメージは余りない。


ネット系の機能でいけば、DLNA対応にもなっているが、うちのDLNA機器である
Pogoplugも、MacのMediaLinkも表示されず。まぁ、AppleTVからなんでもプレイできるので問題はない。(追記:Pogoplugは、DLNA機器として認識されて、音楽を再生できた)

他にもiPodの曲を再生とか、Bluetooth接続とか、USBメモリとか、多彩にあるけど、まぁどれも不要。
インターネットラジオぐらいなら使うかもしれないが、まぁこれもiTunesでできること。

とまあ、iTunesとApple TVがあれば、小細工的なものは全てカバーされてしまうことを再確認。

要らないといえば、別部屋で聞くためのゾーン2というのもあるけど、これ使う人がいるんだろうか。

まぁだいたい、初日はこんな感じ。
投資と手間に比べて、効果が少ない気もするが。

フロントプレゼンススピーカーがあると、大分と違うというようなことをみたな、ことを見かけたので、試してみようかな。



YAMAHA AVレシーバー RX-V771