Vision Proソロニットバンドで使いやすくする



Vision Proの標準ストラップである、ソロニットバンドでより快適に装着するための方法を試行錯誤していますので、現時点での自分なりの最適セッティングを紹介します。

■ソロニットバンドの使い所

自分の場合、普段、家ではBOBO VRを使って、ライトシールドを外して快適に作業していますが、樹脂製のフレームでかなりごつくなってしまいます。

ちょっと出先で使いたい、という場合は、布製の純正ソロニットバンドの方が被りやすいです。

ただソロニットバンドでは、顔面圧迫の問題があるので、面ファスナーを使って、快適なセッティングをする方法を探ってみました。

■用意したもの

基本的には面ファスナーだけです。自分は、amazonで6m、2cm幅、999円のものをカットして使っています。
ポーチは滑り止めになるものならなんでもいいと思います。

面ファスナー
  • 55x cm x2
  • 45x cm x1
  • 25cm x1
  • 8cm x1
  • バッテリーのケースになるようなポーチ

■セット方法

まず、アームの根本から横方向に面ファスナーを一本通します。

付属バッテリーをマウントする場合は、そのままだとツルッと滑るので、滑り止めとして適当なケースを用意します。
バッテリーケースでクリップ留めも試してみましたが、クリップの部分が頭に当たって痛くなるので、布のケースの方が良さそうです。自分は、PeakDesignというカメラアクセサリーにおまけでついていたポーチを使っています。

次に同じ長さの長めの面ファスナーを2本用意して、ソロニットバンドの後ろ側にケースと一緒に固定します。

ソロニットバンドのニット部分に、面テープが接触すると、くっついてしまい、外す時にケバだってしまうことがあるので、気になる場合は、布や短い面テープなどでガードしてあげる必要があります。

この2本の逆側は、先ほど横方向に通した面ファスナーに固定します。

あとは、2本の縦の面ファスナーが離れすぎないよう、短めの面ファスナーで固定します。

最後にケースにバッテリーを装着します。

■装着方法

固定する長さは、装着感やVision Proのセッティングをみながら調整します。
面ファスナーの噛み合いなどを確認して出来上がり。

この状態でかなりバランスが取れています。

そのおかげでソロニットバンドのダイヤルは、締めなくても使えますので、顔面圧迫は最小限で済んでいます。

■ポイント

面ファスナーしかつかわないので、非常に安価で、軽く、折りたたんでの収納もできます。
伸縮性がないので、決めた位置が変わりにくいのもいい点です。

バッテリーを後ろにマウントするので、縦方向のベルトで力が伝わるようにしつつ、頭が痛くなりにくいように、2本で分散しています。

■問題点

問題点は、見た目がチープ、髪型が乱れる、ライトシールドを使うので夏は蒸れて暑い、というところでしょうか。

■まとめ

自分は、家の中ではBOBO VR、短時間の外出時はソロニットバンドを使うという使い分けで行こうと思っています。

商品紹介
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