ツールド東北2019気仙沼ワンウェイフォンドに参加してきた

毎年参加している、東北復興のライドイベント、ツールド東北。
今年も無事に抽選に当選したので、去年と同じ、気仙沼ワンウェイフォンド100kmに参加してきた。

去年の夏は酷暑だったのもあって、あまりトレーニングをせずに参加したら、まったく不甲斐ない走りだった。

去年のブログを見ると、

「何年もロードバイクをやってるのに、後退するのは、あまり面白くない。当面は100kmもしくは気仙沼フォンドを余裕を持って走れる、タイムも30分ぐらい縮めるということを目標にしたい。」

と書いていたぐらい。

あまりの不出来に、情けなくなったので、自転車歴6年目にして、色んなことにチャレンジしてみた。
この1年を振り返ると、


スマートトレーナーの導入、Zwiftの契約、Stravaのオプション購入

まずやったのが、練習環境の整備ということで、室内トレーニングを持続できるように、Zwiftをできるように、スマートトレーナーを導入。Stravaも数値の振り返りができるオプションを契約。
Zwiftは、最低週に1度は乗るようになり、練習量は少し増えた。これは今でも継続。


ケーブルアジャスタの取り付け
サドルを上げる、ペダリングスキルの練習

フロントディレイラーにアジャスタを取り付けていなかったことで、フロントのシフトチェンジが大変になっていたので、面倒だけど、ケーブルを外して、取り付け。かなりシフトが快適になった。

練習面では、竹谷氏の本を読んで、まずはフィッティングをみなおした。サドルをあげることで、よりきちんとペダリングができるよう修正。
ペダリングそのものも、チェーンを引く感覚をつける、12-3時で踏む、10時ぐらいからお尻の筋肉で脚を上げることで、踏める準備をする、ということを練習した。


乗り方、筋肉の使い方の修正、パワーメーター の導入、パワートレーニングに挑戦、Golden Cheaterの導入、ハンドルを下げる

ペダリングの修正ができてきたことで、今まで、前腿しか使っていなかったのを後ろ腿や、尻の筋肉を使うようになってきた。使う筋肉が増えたので、多少疲れにくくなった。
ここで、スマートトレーナーに付属しているパワー表示がわかるようになってきたので、実走にもパワーがわかるよう、過剰なパワーを使いすぎないよう、パワーメーター を導入。同時にパワートレーニングバイブルも読み、FTPなどの考え方がわかるようになってきた。
また、空気抵抗を減らすことが重要ということがわかり、ハンドルを下げ、そのために体幹のトレーニングもした。


ロングライドの練習と共に、六甲山ヒルクライムにもチャレンジ。

自分なりには、一年間、色々やって迎えたツールド東北2019。



結果としては、去年ほぼ同じコースを5時間30分で走ったが、今年は4時間20分。70分の短縮となった。

最後は、ヘロヘロだったので、去年から成長ないかな、と思ったが、記録を見る限りは、それなり進歩をしていたみたいで、自分でもちょっとびっくり。

平均時速は23km/hぐらい。普段の3時間ぐらいライドの平均とそんなに変わらない。このペースで4時間半ぐらい走ったわけなので、それはヘロヘロになるなぁ、と。

走行中は、去年は、かなり登りに苦しめられた感があったが、今年は、下りのスピードを生かして、途中までは楽に登る、ということを実践したので、そこまで大変な登りはなかったかな。ダンシングも一切せず、全てシッティングで済ませた。

自分的には、かなり満足。

唯一、左の膝が痛くなって、ラストの北上川は辛かった。

以前から左膝が弱いと思っていたが、後で色々触って分かったのは、膝が痛いのではなく、膝につながる外側の腱的な部分が痛いみたい。負荷に耐えられないのだとは思うのだけど、今まで膝が痛いと思っていた自分の感覚がいかに当てにならないか、というのを思いしっった。
腱が痛い時は、インドメタシンとかが効くし、途中のエイドでスプレーをかけるなどの選択肢もあったので、あんなに痛い思い我慢して走らなくてもよかったかも。

復興の様子は、特に気仙沼付近は、新しい道がいくつもできていて、キレイになってきた。
ただ、やはり更地、盛り土、重機、路肩の砂利、というのものまだまだたくさんあり、ツールド東北ならでは。

参加人数自体は、過去最高らしいが、日程が分散したこともあるのか、人気は少し少なく感じたかも。

カメラ周りは、メインカメラにチェストマウントしたOSMO POCKET+充電バッテリー、サブカメラに、Insta360EVOをフロントマウント、後方カメラに、DCR-AS300をクイックリリースマウントの3台体制。一応、バックパックにGoProも入れておいたが、出番はなし。

撮影結果では、OSMO POCKETが安定して、いい映像を残してくれた。ちょっと角度が悪かったところもあるので、エイドステーションごとに、電源を入れ直して、画角をリセットした方がよかった。
電池は、10000mAhの外部電源を2/3ぐらい使用。

Insta360EVOは、安定していたように思ったが、4つの撮影ファイルのうち、2つが不完全な状態で、使えなかった。メインがきちんと撮れていてよかった。

メインとサブは両方、ハイパーラプス/タイムラプス撮影。

久しぶりのAS300は、安定のでき。途中バッテリー切れに気づかず、撮れていないところもあったが、映像、音声もかなり優秀。途中から、ミニ液晶でモニタリングできるようにしたが、バッテリー切れにも気付くので、最初からそうしておけばよかった。

結果として、去年の散々だったGoPro+G6の結果とは違い、OSMO POCKETがよかった。さすが自分の選ぶ最強のロードバイク車載カメラ。

バッテリー周りでは、車体マウントしたInsta360EVOには、同じくcheero Power Plus 3を車体マウントして、給電。
OSMO POCKETは、サイクルジャージの背中ポケットに、Power Plus 5を入れておいて、Type-Cケーブルで給電。
AS300は、バッテリー交換で対応。車体にマウントしていても、バッテリーが交換しやすいのは利点。

さて、去年のリベンジも果たせたが、かといって、170km走れる気はまったくしない。

もし来年参加するとしたら、家族と一緒に65kmとかにチャレンジしようかな、とかは思っている。