Apple TVを使う



Apple TVを使い始めた。
世の中的には、発売と同時に始まったiTunes Storeで始まった映画配信サービスのための機械、という感じかもしれないが、自分的には、iMacに入っている映像などのデータを60インチのテレビに映し出すための機械という面が大きい。



この目的を果たすために、今までやったこととしては、PS3とDLNA接続、DVI->HDMIケーブルでの接続、USBディスプレイユニットを使っての無線転送などなど、結構いろいろ試してきた。

その苦労も、このわずか8800円のApple TVで、一気に解決してしまった。

Apple TVでは、MacのiTunesに入っている音楽、ムービーと、iPhotoに入っている写真、ムービーを呼び出すことができる。
Appleの製品なので、iTunes Storeで購入したDRM付きの音楽でも呼び出せるのは、PS3のDLNAなどとの違い。

我が家の場合、遊びにいって写真を撮ってきたら、デジカメの電源をオンにするだけで、テレビでその写真のスライドショーをみることができるようになった。

経路としては、Eye-Fiカード→iMac→iPhoto→Apple TV→テレビという順だが、操作としては、iPhotoを起動するのと、テレビの電源をONにして、Apple TVに切り替え、後は呼び出すだけ。
メディアの入れ替えなど全くしなくていいのはすばらしい。

Mac OS XのFrontRowと同じような機能だけど、Apple TV側で呼び出して操作している間は、iMac側の画面や操作はフリーなので、Macが2台になったようなものである。

Apple TV側の操作だけでなく、音楽であれば、Mac側のiTunesを操作してAppleTVに音声を出力させることもできる。
いわゆるAirTunes改め、AirPlayの機能ということになるが、この機能があるので、AppleTVは、光音声出力もあってオーディオシステムに接続してみた。
AirPlay機能で、音楽を再生している間は、テレビに再生中のジャケット写真やら、スクリーンセーバーが出力されたりしている。

確かiTunesからの映像のAirPlayもできるはずなのだが、うちではできていない。掲示板などを見ても、できたという人もいれば、AppleTVのアップデートが必要、という人もいるような状態。

まぁ、これはそのうちにできるようになるだろう。

もうこれで8800円の価値は十分ある。
USBグラフィックアダプターを買ったときと同じぐらい値段だったような。それと比べると、あまりにできることが多い。

まだ、映画の購入とレンタルは、試していない。なかなか、映画をみるというのは、まとまった時間も必要なので。