サイレントバイオリンをワイアレス化 - BOSS WL-20

サイレントバイオリンは、コントロールボックスというのがあって、そこにバイオリン本体を接続し、ヘッドフォンで音を出したり、外部入力から伴奏を流したりできる。
ポートは、楽器入力、外部入力、外部出力(ヘッドフォン出力)の3つ。

大きな音を出さずに練習できるのはとてもいいのだが、3つのポート全部にケーブルが繋がるとかなりウザい。ヘッドフォンの場合は、楽器以外にも、ヘッドフォンケーブルが体の周りを這っているわけで、ウザさはさらに増す。

ワイアレス化できないか、と考えるわけだが、
バイオリン →コントロールボックス→オーディオインターフェース→iPad
とくれば、最後のiPadからを
AirPods Proで接続はできる。
しかし、いかにAirPods Proでも、楽器用途では、遅れが酷くて、全然駄目だった。

他にも
バイオリン→コントロールボックス
あるいは
コントロールボックス→オーディオインターフェース
の間をワイアレス化が考えられる。

楽器用のワイアレスキットは、最近は安いものもたくさんある。
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自分が選んだのは、
BOSSWL-20
B
OSSは、安心感あるしね。学生時代にコンパクトエフェクターとか、楽器用アクセサリーでお世話になりました。

ケーブルの音質変化がないWL-20Lというタイプもあるけど、ギターも一応あるので、WL-20にした。音質は、結構変わるのだろうか?

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標準プラグで楽器やアンプに接続し、マイクロUSBで給電・充電できる。

で、結局、ワイアレス化できたのは、コントロールボックスの外部出力の部分。

本体とコントロールボックスの間は、ステレオミニプラグケーブルで繋がっているだけなので、ワイアレス化できるかと思ったが、コントロールボックスから、ケーブル伝いで、バイオリン本体のピックアップに電源が供給される仕組みらしいので、ここをワイアレス化することはできなかった。

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標準プラグをミニプラグに、変換コネクタを使って接続。見栄えは悪いが、割としっかり付いている。
変換ケーブルタイプもあるが、箱が2つになると、ポケットなどに固定するときに面倒だったりするので、意外とこの方法がやりやすい。


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アンプ側は、ミニスピーカーだったり、

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オーディオインタフェースに繋いだり。


イヤフォンは、ワイアレス化はできていないので、あんまり自由度は高くないが、スピーカーや、iPadMacに接続する時は、大分、自由になるので、いったん満足。

iPad接続だと、身近に置けるので、それほど恩恵はないかも、だけど、iMacのGarageBandだと、据え置きになるので使い勝手がかなり良くなる。iMacは、スピーカーも大きいので、バイオリンと組み合わせるにはなかなかいい。

気になったのは、弾き終わった後の状態。バッテリの持ちは結構長いのだけど、充電しておけばいいのか、放っておけばいいのか。
何度か、アンプ側のモジュールで、電池がない、という状態になっていた。電池を使い切ってしまったのだろう。


BOSS/WL-20 ギターワイヤレスシステム