WWDC2011の感想 - OS X Lion編

先週も何か仕事が忙しかったので、ブログの記事を全然書けていなかった。
けど、一応、WWDCで発表された内容は、当日の朝にさっと見たし、その後の平日の通勤の行き帰りで、キーノートのストリーミングはチェックした。(まだPodcast化されていなかったので、iPhone+WiMAXで)

まずはLionの感想など。

OS X Lion

今回、発表された3つの塊(Lion、iOS 5、iCloud)の中では、もっとも印象深かったかも。

受け取り方としては、iOSとの融合を図っているということは伝わってきて、何でそこでわざわざマウスポインタが出てくるんだ、あるいは、なぜそこでダイレクトにタッチできないんだ、と思う場面が多かった。
ということは、当然のようにタッチパネルを搭載したMacが出てくるはず。

Appleのこれまでの傾向として、ハードとソフトの大幅な変更を同時に行うことは、あまりないので、Lionが発売されて、ある程度の人がフルスクリーンとタッチジェスチャに慣れて、「何かまどろっこしさを感じるよね」という空気が出始めた頃に、出すような気がする。

あるいはひょっとすると、モデルチェンジが噂されているMacBook Airにはタッチパネルを搭載してくるかもしれないけど。

MacBook Airは、他のMacと違って、実験的な要素を託されてきた歴史もあるし、ラインナップの中の位置づけとしても、iPadと融合するには、一番いいポジションだから。
もしそうだとしても、トラックパッドは外さずに、タッチパネルだけが追加された感じかも。

というのが全体的な感想。

その他、紹介された中では、書類の保存、世代管理をOSがやってくれるのはいい、が、自分の場合、Macを仕事でハードに使っていない。会社でMac使わせてくれないかな。

他の250の新機能のリストはここにあった。
http://www.apple.com/jp/macosx/whats-new/features.html

ちょっと気になった機能は、こんなところ。

  • アドレスブックの写真とiPhotoの人々が連携
  • アドレスブックからFaceTimeできるようになる
  • AirDropは、そのうちiOSともできるようになりそうな気が
  • iChat捨てないんだ!
  • iOSでお馴染みの賢い拡大機能がプレビューアプリにも
  • QuickTime Playerに編集機能が
  • 画面のムービー録画も、画面の一部だけに対応
  • ひょっとして画面共有とかファイル共有は、実家のリモートメンテナンスにも使える?
  • 自分が明示的に消したファイルですら、ローカルなTimeMachineがバックアップをとって置いてくれる(大きなお世話な気もするが...)

Lionのリリースが、一番早いので楽しみ。
自分のMacはいいとして、実家のMacBookのアップデートはどうしようか...。