ツールド東北2015に参加してきた

3年目になったツールド東北に、今年も参加してきた。
今年は、気仙沼ワンウェイフォンドに参加。


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今年は、新幹線での輪行にチャレンジ。

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本当は、自転車を先に送りたかったんだけど、新幹線参加が決まった時に、日程的に送れなかった、というだけ。
一緒にいるのは南三陸のマスコット、オクトパス君。ムスメが旅のお供として連れて行けというので。

一ノ関の駅までは、調子良かったんだけど、そこから大船渡線への乗り換えが7分間しかないところに、お弁当とか買ってたら乗り換えが超バタバタ。

イメージ的には、ローカル線の旅を弁当でも食べながら、写真を撮ったりして、のんびり過ごそうと思ってたんだけど。

ホームに着くと、ツールド東北の参加者だらけ、輪行の人だらけで、自転車を入れるスペースほとんどない。1車両に20-30台はいたんじゃないだろうか。
なんとか入れたけど、自分の後ろは1台だけしか入れず、かなりギリギリだった。
地元の人も当然乗っているわけだけど、何事か、という感じだったろうな。被災地を盛り上げるイベントとはいえ、生活を邪魔しに行きたいわけじゃない。ツールド東北の輪行は金輪際止めようと思った。

そんな感じなので、気仙沼までの1時間半ぐらい、立ちっぱなしで、弁当を手にぶら下げ続けて、ひたすら耐えて過ごす。

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なんとか気仙沼に到着。

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ここで自転車を組み立てて、会場までは自走。

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会場で受け付け。


気仙沼会場は、メカニックブースぐらいで、特にすることもないので、ホテルへ。
途中で展望台みたいなのがあったので、寄ってお弁当をようやく食べる。

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穏やかな海ですな。

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ホテルにチェックインしたあとは、離れた漁港の方に行ったり。

ホテルに帰った後は、飯食って、風呂入って、支度して、寝る。することないしね

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大会当日。 若干、雨降るかも予報。

朝起きて、シャワーを浴び、朝食を取り、チェックアウト。朝食を食べている時に、他の宿泊客の人が、どれぐらい走るかなどと、話しかけてくれたり。

自転車を組み立てて、荷物をしょって会場へ。
荷物は預かってくれて、石巻までもって行ってくれる。

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メカニックブースに寄って、空気を入れてもらったら良かったんだけど、すっかり忘れてた。

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集合8時で、8時半スタートなんだけど、ケネディ駐日米大使の挨拶やらで、結構遅くなった。

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気仙沼市街は、せっかく自転車通行帯あるんだけど、悪天候だった影響なのか小石がいっぱい落ちていて、車道側を走らざるを得ない状況。

信号待ちの時に、地元のおばあちゃんが、どこから来たの?とか声をかけてくれる。
今まで、市街を走るコースに出たことがなかったので、珍しい体験。
他にも、カメラ付けてるの?とか話しかけてくれるおじさんとか。

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岩井崎の給水ポイントで、ボトルに水を入れてもらい、少し海をみたり。ここで、ジャージのポケットに入れていた、ゼリー飲料を補給食としてチャージ。
休憩ポイントとしては、ちょうどいいところの距離。

今まで、そんなに給水所で休んでいる人はみたことない気がしたのけど、気仙沼フォンドは距離が長いからなのか、割と多くの人が見に行って、写真を撮っていた。

給水所を出ると、反対車線にライダーの姿が。
211kmコースの人たち。すげー早い。

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アップダウンを繰り返し、大谷海岸のエイドステーション。ここでは、クリームサンドと、イチゴシャーベットを支給。
地元の小学生の直筆応援メッセージももらう。
ここも、ちょうどいい距離だったな。

エイドをでてから、またもやアップダウンを繰り返し。211kmコースの人に抜かれ始める。バケモンか。(褒め言葉)

坂を下りきった橋の先で、落車があったみたいで、ライダーの人が倒れていた。
救護はもう入っていたし、周りにライダーもたくさんいたので、何もすることはないと、通過。大丈夫だったかな。

救護のバイクは、何回も見かけたので、いざという時も安心?

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ほどなくして、2つめのエイドステーションの蔵内漁港。ここではかぼちゃまんじゅうにありつく。
漁港の岸壁のエイドステーションで、なかなか雰囲気がよかった。
ここもなかなか休憩ポイントとしては、絶妙な距離。

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またまた、アップダウンを繰り返し(ずっとアップダウン!)、ホテル観洋のエイドステーション。

なんとフカヒレスープが。昨日、気仙沼のホテル観洋に泊まってやっぱりフカヒレスープが出た気がするが、こっちの方がフカヒレ感があったような。
ここでトイレも借りた。

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なんか、エイドステーションの雰囲気がものものしいなぁ、と思ったら、ケネディ在日駐米大使がちょうど出るところだった。

そして、またまたアップダウンを繰り返し、お腹も減ってきたなぁ、と思ったら、昼ごはんの神割崎エイドステーションの入り口の案内の人が。

おー、飯だ、と思ったら、そこから結構な登り。
坂が終わったので下り、下りきったところで人だかりがあったので、ここで休憩かと思いきや、そこから、今回、1番か、2番を争う坂が。
これまで封印していたダンシングで、なんとか登り切る。

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ここでは、昼食の南三陸カレーが支給。

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サントリーがスポンサーということで、オールフリーも貰えた。いつもはキリンフリーだけど、この日はオールフリーもうまかった!
iPhone &アクションカムの電池も切れていたので、交換し、AppleWatchもこの休憩中に充電。

長めの休憩のあと、エイドを出ると、細いかつ、13%の登り坂。無理な人は、降りてください、とのことだったけど、なんとか、足をつかずに登りきれた。

程なくして、雨がぱらつき始める。
iPhoneをサイコン代わりにしていて、雨対策はないので、急遽、バックパックの中に退避。充電しながら。
各種数値を読み上げる設定にしていたので、背中から、キロ数とか、心拍を教えてくれる状態に。

ここまで、ほとんどずっとアップダウンだったが、ようやく、平地が長くなってきた。北上川が近くなってきたらしい。
もうエイドステーションはないと思っていたけど、最期のエイドステーションがまだあった。

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ここでは茶碗蒸しをもらう。
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最期の元気をもらったあとで、ついに3年越しに北上川を渡る。
今までは、ずっと、反対側しか走ってなかったもんな。

走り慣れたはずの北上川だけど、風もきつくて、iPhoneは、バックパックの中なので、あと何kmかもよくわからない。心が折れそうになる。

これはだめかな、と思ったので、途中で、持参のえいようかんを補給して、なんとか気持ちを持ち直す。

北上川を離れてからは、ちょうどいい感じのペースの人がいたので、ゆるいトレイン状に。
他にも同じように感じた人が多かったのか、結構10台ぐらい連なっていたような。

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そして、ゴールイン。なんとか完走!

去年の
60kmのように、決して楽勝ではなかったけど、なんとか走れた。平坦とはいえ、100km3回程度走っていたので、それなりに自信はあった。

しかし前半の70kmぐらいは、ほとんど平地がなく、登っているか、下っているかのどっちかで、獲得標高も1400m近かった。
記録をざっと調べた限り、今までで一番登ったみたい。道理で疲れたわけだ。

ツールド東北の次のステップアップは、170kmだけど、ここからさらに70km走れる気はしない。
来年走るとしたら、もう1回、気仙沼フォンドか、100kmの北上フォンドかな。

女川とか、雄勝の復興状況も見たいから、北上フォンドがいいのかも。

まずは120kmぐらいを目指さないと。

石巻に着いてからは、何か腹に入れようかと思ったけど、ほとんど完売で何も食べれそうにはなかった。
しかも天気が悪くて、本降りになりそう。

急いで着替えて、駅まで自走。この時、道を調べてなかったのは失敗。特に駅の入り口が、専修大学と反対側にあることに気づくのに少し時間がかかった。

ちょっと雨に降られながら、駅まで輪行の準備をしたところで、電車が出発しそうに。
焦って乗り込んだら、また座るところがなく、また仙台まで1時間立ちっぱなし。
よく考えたら、新幹線は遅い時間にしていたので、1本後でも良かった。1時間後だけど。

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仙台に着いたら、駅ナカでとりあえず牛タンを食う。
100km走った後に、輪行袋に入った自転車を持って、駅の中をウロウロするのは本当しんどい。
時間はいっぱいあるので、また1時間前から、新幹線の置き場所確保。サイクルイベントで輪行は、気苦労が多くてほんと二度とやりたくないね。

これでなんとか帰宅。主に行き帰りで疲れたけど、全体的には楽しかったかな。

来年も行けるといいな。





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