Apple Vision Proいろいろ準備



あと一週間ぐらいでVision Proの日本での発売日ということで、もういくつ寝ると、状態ですね。発売日が楽しみなデバイスって、いつ以来でしょうか。
Vision Proは、アメリカで先行発売されていましたから、その情報から、到着前からいくつか準備をしています。
特に、Vision Proで、対策しておいた方が良さそうなのは、

  • バッテリーの取り回し
  • 頭への装着方法
  • 落とす

の3つぐらいでしょうか。

■バッテリーの取り回し

バッテリーの取り回しは

  • バッテリーユニットをどこにおくか
  • 充電・給電をどうするか

があります。

Vision Proは、バッテリーユニットがヘッドセットと別になっています。
ヘッドセット装着時に、バッテリーユニットをどこにおくか、机の上におくか、身につけるか。身につけるとすれば、どうやってか。

机の上に置く場合、机から移動した際に、バッテリーユニットが机の上にあるのを忘れていて、ケーブルに引きづられて落としてしまう、という事例をいくつかみました。

身につける場合は、その心配は減ります。その場合の収納場所は、ポケットが一番手軽ですが、ズボンのポケットは、座っている状態だと、突っ張ったりして、ちょっと使いにくそうです。

対策としては、まずは座った時の取り回しが、多少マシかな、と思って、ポーチを用意してみました。

Vision Proのバッテリーは外付けなので、バッテリーを身に付けやすいように、カラビナ付きのポーチを準備。

Fame Projectというところのスマホポーチです。

ポーチを選んだ基準は
  • 蓋がついていなくて、出し入れがしやすい、
  • カラビナなどで、ズボンのベルト通しなどにつけられる
  • Vision Proのバッテリーが入る大きさ

バッテリーのサイズが、いまいちわかりませんでしたが、スマホが入るなら入るだろうと
素材は、ネオプレンで、カラビナ以外にも、ベルト通しがあります。
首からかけたり、斜めがけにもできそう。

ポーチに入れる以外のアイデアは、ヘッドセットの後ろにバッテリーを配置する方法です。

Meta Questのエリートストラップなんかで取られている方法で、ヘッドセットの前が重いところを、後ろにおもりを持たせることで、重量バランスをとることができるわけです。
実際に、やっている人もいましたし、3Dプリンタで装着アダプタを作成している人もいました。

バッテリを後ろにマウントできれば、ヘッドセットとバッテリーを一つの塊として使えるので、着脱するときに、片方を外して、片方を忘れて落とす、ということも減りそうです。

懸念点は、重すぎて首が耐えられないかもしれない、ということ。
個人的には、体格の割には首は太い方で、いけるかも、という気はしていますので、後頭部にマウントできるように、汎用の面ファスナーテープを買っておきました。

■充電・給電

Vision Proの標準バッテリーは2時間程度しか持たないので、それ以上、連続して使う場合は、外部からの給電が必要になります。

普通はACアダプターを使うことになると思いますが、モバイルバッテリーを併用して、ワイヤレス化できるのかは、気になるところです。

モバイルバッテリーであれば、付属のACアダプターと同様に、

  • 30W以上の出力ができる
  • 容量が大きい
  • リサイクルの心配が少ない大手メーカー

がよさそう。

いくつかみた中ですと
CIOのSMARTCOBY Pro SLIM 35W、というのが良さそうでした。そのうち、これのケーブル付きが発売されそうなので、モバイルバッテリー運用が有効そうであれば、試してみてもいいかなと思っています。

■頭への装着方法

ヘッドセットの使い勝手は、表示部などのスペック以外にも、装着方法が結構大きな要素です。

ヘッドセットだと、うちにはOculus Questと、PSVR2がありますが、Questは、前後挟み込み式で、上にバンドがあります。
PSVR2は、わっかを頭に乗せ、ヘッドセットはあとから顔の前に持ってくる感じです。自分は、後付けで上のバンドを足しています。

上のバンドは、重みで、必要以上にヘッドセットが下がるのを防ぐためには、あったほうがいいと思っています。

  • ヘッドセットの装着方法は、
  • 頭の形の個人差がある
  • レンズの中心からズレると見えなくなる
  • 前後挟み込み型は、締め付けが強すぎると、顔が痛くなる(らしい)

というのがあって、難しいところです。

最後の、顔が痛くなるらしい、というのは、自分は、純粋な前後挟み込み型は使ったことがないので、らしい、としました。

Vision Proは、2種類のストラップがついていて、

  • ソロニットバンドは、純粋な前後挟み込みのみ
  • デュアルループバンドは、頭の上のバンドあり

の2通り。

これら純正の標準パーツでいける可能性もあるけど、ソロニットバンドは、調整しやすさや付け心地は最高だけど、前後挟み込みなので、顔が痛くなる、という声が多いですね。
デュアルループバンドは、これでいいという人もいれば、調整しにくい、痛くなるという人もいるようです。

自分の場合は、PSVRタイプだと実績がありますし、形状的にも頭の形に合わせやすく、顔への圧迫は少ないです。

ちょうど、
BOBO VRというメーカーが、Questシリーズ用にPSVRタイプの交換用ストラップを出しています。
このQuest用のBOBO VRをVision Proに取り付けるアタッチメントを考えた人がいて、3Dプリント用のモデルを無料で配布されています。
さらに、これを日本で試した方がいて、調子よさそうでしたので、自分も真似してみようと思いました。

BOBO VR自体は、amazonで注文すれば良いですが、アタッチメントは3Dプリンタで出力する必要があります。
自分では3Dプリンタは持っていないのですが、プリントして配送してくれるサービスがあったので、注文してみました。
ただいま配送中なので、到着したら紹介しようと思っています。

■落とす

Vision Proは高価で、修理代金も高いですが、すでに壊してしまった方もいるようです。
原因としては、バッテリーをポケットに入れて、忘れてヘッドセットを外して移動するなど、ケーブルに起因したものが多いようなので、前に述べた、バッテリーを頭装着できないかを試してみたい、とは思っています。

後は、
単純にカバーを買ってみました。落として壊れやすそうなのは、前面のガラス部分だと思いますが、iPhoneのケースなどによく使われているTPU素材なので、多少の効果は期待できるかなと。

iPhoneや、iPadのガラススクリーンは、タッチ操作部も兼ねているので、割れたままではつかえないのですが、Vision Proは、本来的な機能は内側で、外側のガラスは飾りなので、もし割れてしまっても、安全上問題が少なそうなら、すぐには修理しないかもですね。

こんな感じで、徐々に準備が整ってきました。
すでにレンズの方は、発送されたようです。到着が楽しみ。

■商品紹介
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↓紹介動画
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