iPhoneアプリ:監視カメラアプリのiCamがバージョンアップ



Macの内蔵iSightや、Windowsに繋いだWebカムの映像を
iPhoneを使って、外から確認できるiCamがバージョンアップ。(以前のレビューはこちら


今回のバージョンアップは、
ひとつは、以前はスタンドアロンであった
サーバーアプリが、常駐型になった。
もうひとつは、モーションセンサー機能が搭載されて、何か異変があったときに、通知してくれる機能が搭載された。

(前回のレビューの間からは、Windows用のサーバーアプリができたり、カメラが一つしかないときには自動で拡大されたり、音声がストリーミングされる、というバージョンアップもあった)

スタンドアロンアプリの時は、カメラのウィンドウが出っぱなしだったので、普段使わないときは邪魔だし、いざ使いたい時に忘れてしまう、と言うこともあった。
常駐型になったことで、お出かけ前にStartしていけばいいので、ちょっとだけ便利になったかも。

常駐型でも当然、映像のオフはできるので、知らない間に全世界にダダ漏れしていた、ということは避けられる。iSightのLEDインジケーターでもオンオフは確認できる。

これがオフのときの常駐アイコン。



こっちはオンのとき。





モーションセンサー機能は、感度を設定しておいて、異変があればiPhone OS3.0のプッシュ告知機能を使って、知らせてくれる、という有料オプションのよう。

「のよう」というあいまいな言い方なのは、iPhoneのiCamアプリから追加購入できるはずなのだが、まだうまくいっていないみたいで、使えない。

ただ、使えるようになれば外出時など便利だと思うので、期待したい。

動きの未検出時。



検出時は、こんなの。



注意点:iCamは、うちのように、マンション共同のルーターがあるため、iChatもネット対戦もできない様な環境でも、3G回線に映像を送り込める一方で、セキュリティ的には甘いという指摘もある。(AppStoreのレビュー参照)
家に人が居る状態だと、プライバシーがダダ漏れということもあるので、あくまで、人が居ない時の監視にとどめておくなどの運用上の配慮が必要と思われる。


iCam