iPad Proを実戦投入 - 一週間レビュー
2015/11/21 17:04 カテゴリ:iPad
iPad Proが来てから、一週間ぐらい経った。
ファーストインプレッションの時は、自宅でゆっくりしている時の使い方だったが、平日の通勤にも持ち出しての使い方での感想などを書いてみたい。
■通勤時のiPad Pro
まず、通勤だが、カバンに入れた時の重さ。
iPad Pro自体が、これまでのminiと比べると重い上に、画面の保護のため、MacBook Airで使っていた、ウェットスーツ素材のスリーブケースに入れている。これがしっかりしているため、結構な重量アップになっている。
持てないほどではないが、これにさらにPCを持ち歩くのは、ちょっとゴメンな感じ。
SmartKeyboardがくれば、液晶側の保護はできるので、ケースに入れるのは止めようと思っている。
通勤のバスの中では、やはりそもそもがデカいため、取り出しにくさは感じる。縦置きで、画面を地面に水平にして、上から、眺めるような形。
この形だと、立っている人から、画面の内容は丸見えなので、一般的なニュースや、ビジネスニュースなど、見られるものは限られてくる。
今までは、RSSリーダーのReederを愛用していてたが、iPad Proには、FeedlyとFlipboardがよく合う。
単純な、リスト状の表示だと、iPad Proのデカい画面だと、持て余しすぎて間延びしてしまう。
iPad Proの持ち方は、電車は、朝は始発で座れるようにしているので、横置きにして、左手で画面の下を支えて、右手で操作をする、という形。
初代iPadの頃に編み出した形だが、miniを3年ぐらい使っていた間は、片手でガシッと掴めたので、この持ち方は久しぶりかも。
電車で座っている時でも、縦持ちするのはちょっと苦しい。
iPad Proの重量バランス的に、下だけ持つことも難しいし、側面は、片手で保持できるほど、縁が厚くない。
両端を持てば持てるが、今度は操作ができない。
iPad Proの下側を腹のあたりにあてて、左手で上を押さえ、挟み込むような形にして、右手で操作、かな。
縦持ちで文字入力は、さらにちょっと難しい。
やるとすれば、左腕の上にiPad Proを置いて、左手で上側を下からつかみ、右手でタイプする、という感じかな。
電車で文章をタイプするならば、横置きで、左で支えて、右でタイプになるが、キーボードの幅が広いので、ちょっと打ちにくいかも。
両手で、机に置いてタイプするには、かなり打ちやすいけど。
iPad Proでの入力について書いておくと、自分は、英文字の単語を入力する機会が割と多いので、今までのiOSの場合は、日本語と英語のキーボードの2つを入れていた。
iPad Proも最初、2つ入れていたのだけど、日本語のキーボードに、日本語モードと英数モードの切り替えボタンがあることにきづいたので、英語のキーボードは外してしまった。
キーボードの切り替えは、頻繁に行う割には、意外ともたつく処理なので、このモード切り替えはありがたい。
一点、気になるのは、英数モードに切り替えると、数字や記号の配置も入れ替わってしまう。US配列を使いたい場合は、キーボードを切り替える選択肢もあるので、こっちはJIS配列に統一しておいて欲しかった。
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という文章を最初に書いていたのだけど、Apple Wireless KeyboardをBluetooth接続して使う時には、英語のキーボードをいれておかないと、英数ボタンを押した時に、英数入力ができなくなるみたいなので、やっぱりキーボードは2つ入れておくことにした。
この時は、記号もJISになり、配置も変わらない。
これは、ソフトウェアキーボードでも同じなので、abcボタンで切り替えるのではなく、従来通り、地球アイコンで切り替えた方が、良さそう。
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文字入力全般では、iPad Proはソフトウェアキーボードであっても、快適に文章入力ができる。
キートップが大きく、押し間違えが少ないし、iOS9から搭載された、トラックパッド機能がいい。
キーボードを二本指でタップすると、文字のカーソルが表示されて、自由なところに移動できる。指を離せば、すぐに、同じ場所で文字入力できるので、下手すると、MacBook Airとかより、使いやすいのかも。
電車の中で気付いたのは、iPad Proを使うと、Apple Watchの役割もちょっと変わってくる。
今まで、電車の中では、iPhoneを使っていることが多かったので、その時は、Apple Watchの出番はあまりない。
しかし、iPad Proを使っていると、iPhoneは鞄の中。音楽のプレイリストを変更したいという時に、iPad Proを持ちながら、iPhoneを鞄の中から出す、というのは結構難しい。
ここで便利なのが、Apple Watach。iPhoneのコントローラーとして、iPhoneを取り出さずにプレイリストを変更できた。
■職場でのiPad Pro
職場で、周りの人の反応では、思ったより軽い、という人が多かった。
画面の大きさも好印象みたいで、MacBook Airを買わないで、iPad Proでもよかったかも、という人もいた。
まぁ実際には、MacBook Airの13インチより高いし、キーボードまで入れると、さらに差が広がるんだけどね。
今までは、会社からiPhoneを支給されていることもあって、プライベートの端末に、あまり仕事関係のアプリやデータを入れないようにしていたが、iPad Proは、その境界を崩して、公私混同にチャレンジしている。
具体的には、仕事のメール、スケジュールなんかを読めるようにして、evernoteも仕事のアカウントをセットした。
Jot Scriptを使って、Penultimateで、手書きメモをとってみたが、画面の大きさとパームリジェクションで、今までのiPadよりは、かなり使いやすい。
Apple Pencilが来ると、これが、Evernoteの中の手書きメモ機能で完結するのだろう。
あとはパワポが使えるといいけど、iPhoneでは簡単な編集ができるのに、iPadだと読み取り専用にしかならない。なんでだろう。
プレゼンもiPadだけでできるはずで、HDMI出力ができるデジタルAVアダプタを持ち歩いているが、会議室によっては、HDMIのケーブルがなかったり、うまく表示できないことがあった。なので、急遽より安全なVGAアダプタを買って持ち歩くことにした。
iPad Proに入れた、パワポをAppleWatchでコントロールすることはできないが、Keynoteだとできる。
Keynote同士は、他のiOSデバイスのリモコンになるので、プロジェクタの近くにiPad Proを置き、プロジェクタに接続。iPhoneと接続して、リモート接続。そのiPhone上のKeynoteを手元のApple Watchからコントロールすることができる。
実際には、プレゼン資料をKeynoteで作ることがないので、あんまり使うことはないかもだけど。
こんな感じで、今使っている、職場のノートPCと、BoogieBoard SYNCをある程度置き換えられるといいな、と。
■自宅でのiPad Pro
自宅のiPad Proは、自宅とそれほど変わるわけではないけど、WiFi環境もあるので、動画視聴は大きな用途。
MacBook Airの11インチより大きい上に、画面をより近く持ってこられるので迫力はかなり違う。
YouTube、GYAOだけでなく、Netflix、Amazonビデオ、Torne、TVerなどを入れて、相当な映像コンテンツが楽しめる端末になった。PinPに対応しているものはないので、これから対応してくれるとうれしい。
音質について、もう少し気をつけて聞いてみると、上下のスピーカーで音質を変えているみたい。
上側のスピーカーだけ、高音がよりしっかり出ている。これによって、左右だけでなく、上下で音が違ってくるため、より立体感のある音像になっている。
画面の大きさを生かすというと、雑誌もいいかな、と久しぶりにMAGASTOREのアプリをインストールして、自転車関係の雑誌を買ってみた。
iPad Proは雑誌サイズとも言えるので、本物の雑誌とあまり変わらない感覚。
雑誌の場合は、見開きをうまく生かしたレイアウトが多いが、今までのiPadだと、見開きでは、あまり見栄えがしないので、片方のページずつ読むことが多かった。
iPad Proの場合は、見開きでも、少し字は小さくなるが、それなりに読めてしまうので、雑誌を読むのもいいかもしれない。
■モバイルデータの通信料
iPad Proには、BIC SIMを入れているが、データ通信料がどうなっているかを見てみた。
だいたい1日70-100MBぐらい。 月3GBで900円なので、だいたい1ヶ月で使い切るぐらいのペースみたい。
モバイル通信量を食っているアプリは、断然Flipboard。次いで、iPhoneでも多かったが、Presso。
先読みが激しいのだろう。FeedlyやReederは、RSSと写真を一枚読むぐらいなので、10分の1ぐらい。
iPhoneのときは、多分容量の少ないモバイル用のデザインのページが読まれるが、iPadだとPCレイアウトのデザインが多く、無駄に容量を食っている、というのも結構効いている気がする。
Flipboardでの通信量を節約するのに、FacebookとかTwitterとかの連携を解除してみた。
■その他とまとめ
バッテリの持ちだが、当たり前だけど、使わないと長持ちする。
逆に、結構しっかり使うと、割とガンガン減っていく印象。積んでるバッテリの量も多いとは思うが、画面も処理速度もPro級なので、全然減りそうにない、ということはない。
それだけ使い出がある、ということもあるので、ネガティブに考えていない。
まずは一週間、使ってみて感じたことはこんな感じ。
かなり、満足しているし、色々と使えて、高いけれどもいい買い物をしたな、という満足感がある。
これから、Apple Pencilや、SmartKeyboardも来るので、さらに楽しみ。
ファーストインプレッションの時は、自宅でゆっくりしている時の使い方だったが、平日の通勤にも持ち出しての使い方での感想などを書いてみたい。
■通勤時のiPad Pro
まず、通勤だが、カバンに入れた時の重さ。
iPad Pro自体が、これまでのminiと比べると重い上に、画面の保護のため、MacBook Airで使っていた、ウェットスーツ素材のスリーブケースに入れている。これがしっかりしているため、結構な重量アップになっている。
持てないほどではないが、これにさらにPCを持ち歩くのは、ちょっとゴメンな感じ。
SmartKeyboardがくれば、液晶側の保護はできるので、ケースに入れるのは止めようと思っている。
通勤のバスの中では、やはりそもそもがデカいため、取り出しにくさは感じる。縦置きで、画面を地面に水平にして、上から、眺めるような形。
この形だと、立っている人から、画面の内容は丸見えなので、一般的なニュースや、ビジネスニュースなど、見られるものは限られてくる。
今までは、RSSリーダーのReederを愛用していてたが、iPad Proには、FeedlyとFlipboardがよく合う。
単純な、リスト状の表示だと、iPad Proのデカい画面だと、持て余しすぎて間延びしてしまう。
iPad Proの持ち方は、電車は、朝は始発で座れるようにしているので、横置きにして、左手で画面の下を支えて、右手で操作をする、という形。
初代iPadの頃に編み出した形だが、miniを3年ぐらい使っていた間は、片手でガシッと掴めたので、この持ち方は久しぶりかも。
電車で座っている時でも、縦持ちするのはちょっと苦しい。
iPad Proの重量バランス的に、下だけ持つことも難しいし、側面は、片手で保持できるほど、縁が厚くない。
両端を持てば持てるが、今度は操作ができない。
iPad Proの下側を腹のあたりにあてて、左手で上を押さえ、挟み込むような形にして、右手で操作、かな。
縦持ちで文字入力は、さらにちょっと難しい。
やるとすれば、左腕の上にiPad Proを置いて、左手で上側を下からつかみ、右手でタイプする、という感じかな。
電車で文章をタイプするならば、横置きで、左で支えて、右でタイプになるが、キーボードの幅が広いので、ちょっと打ちにくいかも。
両手で、机に置いてタイプするには、かなり打ちやすいけど。
iPad Proでの入力について書いておくと、自分は、英文字の単語を入力する機会が割と多いので、今までのiOSの場合は、日本語と英語のキーボードの2つを入れていた。
iPad Proも最初、2つ入れていたのだけど、日本語のキーボードに、日本語モードと英数モードの切り替えボタンがあることにきづいたので、英語のキーボードは外してしまった。
キーボードの切り替えは、頻繁に行う割には、意外ともたつく処理なので、このモード切り替えはありがたい。
一点、気になるのは、英数モードに切り替えると、数字や記号の配置も入れ替わってしまう。US配列を使いたい場合は、キーボードを切り替える選択肢もあるので、こっちはJIS配列に統一しておいて欲しかった。
----
という文章を最初に書いていたのだけど、Apple Wireless KeyboardをBluetooth接続して使う時には、英語のキーボードをいれておかないと、英数ボタンを押した時に、英数入力ができなくなるみたいなので、やっぱりキーボードは2つ入れておくことにした。
この時は、記号もJISになり、配置も変わらない。
これは、ソフトウェアキーボードでも同じなので、abcボタンで切り替えるのではなく、従来通り、地球アイコンで切り替えた方が、良さそう。
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文字入力全般では、iPad Proはソフトウェアキーボードであっても、快適に文章入力ができる。
キートップが大きく、押し間違えが少ないし、iOS9から搭載された、トラックパッド機能がいい。
キーボードを二本指でタップすると、文字のカーソルが表示されて、自由なところに移動できる。指を離せば、すぐに、同じ場所で文字入力できるので、下手すると、MacBook Airとかより、使いやすいのかも。
電車の中で気付いたのは、iPad Proを使うと、Apple Watchの役割もちょっと変わってくる。
今まで、電車の中では、iPhoneを使っていることが多かったので、その時は、Apple Watchの出番はあまりない。
しかし、iPad Proを使っていると、iPhoneは鞄の中。音楽のプレイリストを変更したいという時に、iPad Proを持ちながら、iPhoneを鞄の中から出す、というのは結構難しい。
ここで便利なのが、Apple Watach。iPhoneのコントローラーとして、iPhoneを取り出さずにプレイリストを変更できた。
■職場でのiPad Pro
職場で、周りの人の反応では、思ったより軽い、という人が多かった。
画面の大きさも好印象みたいで、MacBook Airを買わないで、iPad Proでもよかったかも、という人もいた。
まぁ実際には、MacBook Airの13インチより高いし、キーボードまで入れると、さらに差が広がるんだけどね。
今までは、会社からiPhoneを支給されていることもあって、プライベートの端末に、あまり仕事関係のアプリやデータを入れないようにしていたが、iPad Proは、その境界を崩して、公私混同にチャレンジしている。
具体的には、仕事のメール、スケジュールなんかを読めるようにして、evernoteも仕事のアカウントをセットした。
Jot Scriptを使って、Penultimateで、手書きメモをとってみたが、画面の大きさとパームリジェクションで、今までのiPadよりは、かなり使いやすい。
Apple Pencilが来ると、これが、Evernoteの中の手書きメモ機能で完結するのだろう。
あとはパワポが使えるといいけど、iPhoneでは簡単な編集ができるのに、iPadだと読み取り専用にしかならない。なんでだろう。
プレゼンもiPadだけでできるはずで、HDMI出力ができるデジタルAVアダプタを持ち歩いているが、会議室によっては、HDMIのケーブルがなかったり、うまく表示できないことがあった。なので、急遽より安全なVGAアダプタを買って持ち歩くことにした。
iPad Proに入れた、パワポをAppleWatchでコントロールすることはできないが、Keynoteだとできる。
Keynote同士は、他のiOSデバイスのリモコンになるので、プロジェクタの近くにiPad Proを置き、プロジェクタに接続。iPhoneと接続して、リモート接続。そのiPhone上のKeynoteを手元のApple Watchからコントロールすることができる。
実際には、プレゼン資料をKeynoteで作ることがないので、あんまり使うことはないかもだけど。
こんな感じで、今使っている、職場のノートPCと、BoogieBoard SYNCをある程度置き換えられるといいな、と。
■自宅でのiPad Pro
自宅のiPad Proは、自宅とそれほど変わるわけではないけど、WiFi環境もあるので、動画視聴は大きな用途。
MacBook Airの11インチより大きい上に、画面をより近く持ってこられるので迫力はかなり違う。
YouTube、GYAOだけでなく、Netflix、Amazonビデオ、Torne、TVerなどを入れて、相当な映像コンテンツが楽しめる端末になった。PinPに対応しているものはないので、これから対応してくれるとうれしい。
音質について、もう少し気をつけて聞いてみると、上下のスピーカーで音質を変えているみたい。
上側のスピーカーだけ、高音がよりしっかり出ている。これによって、左右だけでなく、上下で音が違ってくるため、より立体感のある音像になっている。
画面の大きさを生かすというと、雑誌もいいかな、と久しぶりにMAGASTOREのアプリをインストールして、自転車関係の雑誌を買ってみた。
iPad Proは雑誌サイズとも言えるので、本物の雑誌とあまり変わらない感覚。
雑誌の場合は、見開きをうまく生かしたレイアウトが多いが、今までのiPadだと、見開きでは、あまり見栄えがしないので、片方のページずつ読むことが多かった。
iPad Proの場合は、見開きでも、少し字は小さくなるが、それなりに読めてしまうので、雑誌を読むのもいいかもしれない。
■モバイルデータの通信料
iPad Proには、BIC SIMを入れているが、データ通信料がどうなっているかを見てみた。
だいたい1日70-100MBぐらい。 月3GBで900円なので、だいたい1ヶ月で使い切るぐらいのペースみたい。
モバイル通信量を食っているアプリは、断然Flipboard。次いで、iPhoneでも多かったが、Presso。
先読みが激しいのだろう。FeedlyやReederは、RSSと写真を一枚読むぐらいなので、10分の1ぐらい。
iPhoneのときは、多分容量の少ないモバイル用のデザインのページが読まれるが、iPadだとPCレイアウトのデザインが多く、無駄に容量を食っている、というのも結構効いている気がする。
Flipboardでの通信量を節約するのに、FacebookとかTwitterとかの連携を解除してみた。
■その他とまとめ
バッテリの持ちだが、当たり前だけど、使わないと長持ちする。
逆に、結構しっかり使うと、割とガンガン減っていく印象。積んでるバッテリの量も多いとは思うが、画面も処理速度もPro級なので、全然減りそうにない、ということはない。
それだけ使い出がある、ということもあるので、ネガティブに考えていない。
まずは一週間、使ってみて感じたことはこんな感じ。
かなり、満足しているし、色々と使えて、高いけれどもいい買い物をしたな、という満足感がある。
これから、Apple Pencilや、SmartKeyboardも来るので、さらに楽しみ。