iPhoneアプリ:iPhoneをMacのワイヤレスヘッドフォンにする - AirPhones

Macの音声出力を無線LANでiPhoneに出力する「AirPhones」 というアプリが紹介されていた ので買ってみた。


Macに専用アプリをインストール しておいて、iPhoneのAirPhonesアプリを起動すると、Macの音声出力がiPhoneのスピーカーや、ヘッドフォンをポートを通じて流れてくる。






BluetoothのA2DPが、無線LAN経由になったような感じ。

仕組みとしては、システム環境設定のサウンド出力にAirPhones Speakersというのが追加される形式なので、たいていの音声は出力できると思う。
Macの警告音すら出力されたし、ワンセグチューナーのPCTV hiwasa-miniの音声も転送できた。

音質は、それほどよくない。圧縮臭いし、多分モノラル。
遅延は、0.5秒ぐらいだろうか。プロモーションビデオなどでは少し違和感があるが、我慢できないほどでもない。
処理が重そうな状態では、少し音切れする場面もなくはない。でも、頻繁というわけはないので、この辺は環境などにもよるだろう。

使い方としては、テレビ番組とかYouTubeなどをMacやテレビの画面に映しておいて、音声は身に着けたiPhoneで聞くとかか。
家族がテレビをみているときに、裏番組とか録画済ビデオを見るとかにはいいかも。

アプリ側の使い勝手は良い方だと思う。

iPhoneアプリが起動していないと普通にMacから音声が流れるが、iPhoneアプリを起動すると、Macの音声は消えてiPhone側から流れ出す。iPhoneのアプリを閉じると(ホームに戻ると)、またMacから音声が流れ出す。
つまり、iPhoneのアプリを起動するだけでOK。

画面オフになっても音声転送は継続する。スリープボタンを押しても大丈夫。

操作するところは、音量コントロールしかない。これは、Macから受け取る音声のボリュームで、iPhone側の音量とは独立している。

ワイアレスで音声を聞けるというのは、やっぱり快適なので、これは結構使うかもしれない。


AirPhones