いまさらサイコン導入 - Wahoo ELEMNT BOLT

ロードバイクを始めてから、早5年目。
今まで、専用のサイクリングコンピュータは使わず、iPhoneにセンサーを接続して、サイコン代わりにしてきた。

理由の一つは、単純に今の状況を表示するだけではなく、ログを取って、記録したりするのが好き、というのが大きい。
一方、iPhoneをサイコンがわりにするのも、それなりに面倒で、でかいマウンタをつけたり、トップチューブにエナジーバックをつけて、モバイルバッテリーから給電したり。

ログを取りたい、という希望があるので、安い表示しかタイプには興味が湧かず。
Garminも検討したことがあるのだけど、ANT+センサーがメイン。これだと、センサーを買い直しだし、iPadやiPhoneでZwiftを使うときに、Bluetoothセンサーが使えない。それと値段も高い。

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そんな中、Wahooから、最近、良さそうなサイコンが出たので、貯まったポイントで買ってみた。

ELEMNT BOLTというのだが、それより前に出ていた、ELEMNTというのの、小型版みたい。小型版と言っても、機能的にはほぼELEMNTと同じで、空気抵抗は少なくなったらしい。

まだあんまり情報がないみたいなので、特徴をあげると
  • 手持ちのBluetoothセンサー、心拍計、ケイデンス&スピードがそのまま使える
  • 本体を取り外して、USBで充電できる
  • モバイルバッテリーからも給電できる
  • 白黒液晶で電池長持ち
  • 物理ボタンで押しやすい
  • GPS内蔵、マップデータロードができる
  • Bluetoothだけでなく、Wi-Fiも搭載して、自分でデータをStravaなどにあげられる
  • 斜度も測れる
と、Garminのいいところは割と兼ね備えていて、価格は4万以内。

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到着したので、開けてみると、マグネットで蓋がパチッと閉まるタイプ。

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たどたどしいが、日本語の説明もある。

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内容物は、こんな感じ。マウントは、ハンドル前面とステムの上。ハンドル上面にもいけるのかな。ハンドル前面は、35mm径で取り付けられた。六角ボルト留めだが、レンチは付属していない。
ステム上のマウントは、タイラップ留め。

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充電は、本体手前側にあるマイクロUSBポートから。この位置だと、ハンドル前面に取り付けたときは、給電しながらは難しいかも。

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マウントをしてみたところ。エアロ形状になっている。最初少し起こし気味にしていたが、真っ平らぐらいの方が、みやすい。位置的に、ステム上だと、走行中は見にくそう。

本体のマウント方法は、90度寝かせた状態で置いて、ひねるとくっつく方式。

iPhoneマウントを外そうかと思ったが、いったんそのまま付けておいた。
干渉しないようにすると、結構左に寄せないといけない。

電源ボタンは左側。専用アプリをダウンロードして、画面に表示されるQRコードでペアリング。Wi-Fi接続だが、MACアドレスがわからず。

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デフォルトの画面では、瞬間速度、走行距離、現在時刻、走行時間、心拍数、ケイデンス、消費カロリー、総平均速度、最高時速が表示される。

下側にある3つの物理ボタンの右側でページが切り替えられる。

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2ページ目をみると、斜度も表示できるらしい。
Garminがいいなぁ、と思っていたことの一つにリアルタイムに斜度が表示される、というのがあったので、これは嬉しい。

物理ボタンはいいと思う。iPhoneのタッチパネルは、走行中に触ると、振動で正しく認識されないことがある。

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充電は、手前面にあるマイクロUSBポートから。
走りながら給電できると買いたが、ハンドル前面にマウントすると、手前にスペースがなく、よほど小さいコネクタのケーブルを使わないと厳しいかも。
ステム上なら問題なさそうなので、充電専用ポジションとして、マウンタだけ、取り付けておいてもいいかもしれない。

充電は、それなりに時間がかかりそう。来たときには、半分ぐらいの残量があったが、満充電するのに2-3時間はかかったのではないか。
満充電で、15時間ぐらいは持つらしいので、ライド毎に外して、一晩、充電器に繋げて放っておく、という運用かな。



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