Final Cut Expressを使ってみた

導入したFinal Cut Expressを早速使ってみた。

さすがに、起動しただけでは、すぐに使えないので、ラフ編集のところだけ少しマニュアルを読んでみた。

画面構成は、昔使ったMediaStudioや、会社でたまに使うPremiereと同じような、コンテンツ、ビューワー、プレビュー、タイムラインの4ウィンドウ構成。

タイムラインには、トラックをいくつか重ね合わせて置ける。
なので、2つのカメラのクリップを別のトラックを配置。

位置合わせは、音声の波形表示をオンにして、2つのムービーの同じ波形が合うように、コマ単位で合わせる。

後は、カミソリツールで上側に置いたカメラのクリップを使いところだけをカミソリを入れて分割していく。

このままだと、完全に重ね合わせになって下のムービーが見えないので、上側のムービーを小さくしておく。
設定は、上側のクリップをダブルクリックして、モーション画面でサイズを50%にし、位置をズラす。

で、上側のムービーの使わないカットを削除していくと、とりあえずカット編集はできあがり。

うーん、やっぱり専用のツールは早い。

Final Cutの感想としては、おそらくエラく高機能なのだけど、別に全部を使う必要はなく、自分のやりたい程度のことは、苦もなく何でもできる。

今まで、工夫してiMovieを使っていたが、最初からFinal Cutにしておけばよかった、というのが正直なところ。

ただし、iMovieにはiMovieの良さがあって、マルチカムでなく、静止画まじりのムービーを作るには、iMovieの方がめちゃくちゃ早くて、しかもそれなりのクオリティがすぐ出せる。

AICで書き出しすれば、iMovieも、Final Cutも相互にデータの使い回しはできるので、互いを互いの素材作成に使っていくのが、効率が良さそう。