オリジナル電卓アプリをつくる

少しSwiftを覚え始めたので、何か作ってみたくなる。

入門編ということで、電卓なら、実用できるし、簡単かな、と。
(でも後から考えると、意外と大変だった。)

基本設計を考える。

電卓アプリなので、計算できないといけない。
電卓は、数字ボタンを押すと、例えば、足し算ができる。

最初に入れた数、と、計算記号を押し、その後、2つ目の数を入れ、イコールを押すと答えがでる。
つまり3つの変数と、計算記号のボタンがある。

なので、変数Aに、変数Bを足すと、答え変数Cとして出力される、というのが基本と考えればよさそう。

答え変数C = 変数A + 変数B

Swiftで書くとこんな感じ。

answer = value1 + value2

普通の電卓は、入力フィールドも、出力フィールドも同じ窓で行なわれる。
これはこれはこれでシンプルだけど、変数Bを入れている間に、変数Aがなんだったか、不安になることもたまにあるよな、と。

液晶が1行しかない時代の苦肉の索だったとは思うけど、iPhoneのように、リッチな液晶がある時代には、1行表示にこだわらなくてもいいのではないか。
変数A、変数B、答えの全部を同時表示してもいいんじゃない?

というわけで、3行表示の電卓をつくることにした。

でも3つの窓を扱うのは、操作的にはシンプルじゃない。

入力時に使用するのは変数Bだけにして、計算記号を押したら、変数Bの値を変数Aに代入して、変数Bはクリアし、新たに足す側の数字を変数Bに入れる。こうすれば、入力するのは変数Bだけに済みそう。

プロにアプリ開発者なら、仕様の設計をしっかりやるんだろうけど、趣味でやっているので、超行き当たりばったりだけど、これが面白い。
レゴでも、大まかなアイデアは最初に考えるけど、細部はその場で考えるのに似ている。