iPadのカメラコネクションキットでは何の動画が読み込めるか

iPadのカメラコネクションキットでは、写真を取り込めるのは当たり前だけど、動画はどうだろうか。

試した環境としては、うちに大容量のフラッシュカードは、メモステしかないので、

iPad<カメラコネクションキットUSB<メモステアダプタ<メモステDuo 8GB

という構成。



ファイルは、メモステのDCIM>101MSDCF、というフォルダにそのまま動画ファイルを放り込んだ。

まず、用意したのは、

・デジカメで録画した古いMPEG1ファイル
  .mpg 詳細不明(Macでも見られない)
・何かを圧縮したビデオ(詳細忘れた)
  .mp4 H.264圧縮されたMPEG4 640x352 1.5Mbps
・vRec+で録画したテレビ番組
  .mp4 H.264圧縮されたMPEG4 640x480 1.6Mbps
・HandBreakのUniversalで変換したDVD
  .m4v H.264で圧縮されたMPEG4 704x400 2.7Mbps

結果は、上から、×○○×。
○は、iPadの写真アプリから再生できた。

最初に、メモリーカードを差し込んだ時に、プレビューアイコンが出ている物はOKっぽい。

vRec+で録画したファイルがそのまま読めるのは朗報。

残念なのは、HandBreakで読み込んだファイル。
ただ、このファイルはiTunesに登録して同期させれば、iPadのビデオアプリから再生できる。

あと、HDR-TG1のハイビジョンビデオカメラのAVCHD動画は、そもそもファイルを認識しない。

---
と、読めなかったHandBreakのファイルだけど、ほかのDVDから変換したファイルは読み込めたので、いったんQuickTime 7で、mpeg4書き出しをかけてみた。
といっても再エンコードせず、ビデオ、オーディオも「そのまま」に設定するだけ。ファイルコピーぐらいの速度で終わる。

そうすると、無事にiPadに読めるようになった。

---
さて、ということは、うちのiMacに保存してあるビデオは、ほとんどカメラコネクションキットとメモリーカードの組み合わせで読み込めそう。

少なくともビデオについては、使い勝手は少し落ちるが、iPadに大量のビデオをいれっぱなしにしておく必要は無く、旅行などの場合、大容量のメモリーカードに映画やテレビ番組のファイルを入れおけばいい、ということになる。

ちょっと調べてみたら、16GBのSDカードは3000円台。32GBは、7000円台で買えそう。