iPhoneにJoy-Conを装着してみた



OS 16の目玉機能といえば、Nintendo SwitchのコントローラーJoy-Conの対応。
というのは、大げさですが、iOS16で、iPhoneでJoy-Conが使えるようになりました。

iPhoneとJoy-Conを使うのに、便利そうなアダプタがあったので、買ってみました。

■iPhoneでゲーム

自分自身、ゲームはPS5、iPad Pro、Macでかなりプレイしますが、iPhoneではあまりやっていません。
外出機会がそれほど多くないのが大きな理由でしょうか。

そんな中でも、アクションRPGの原神は、マルチプラットフォームなので、PS5をメインに、iPad Proでもプレイしています。iPhoneにもインストールしてあって、外出した際には、少し触ってみることがあります。
ただ、iPhoneの小さな画面では、指で画面を隠してしまうので、操作が難しいわけです。

iPad Proでプレイするときには、DualShockを接続して、快適にプレイできていますので、iPhoneにも、外付けのコントローラーがあれば、比較的、プレイしやすいかなと思っていました。

■iPhoneとJoy-Con

iPhoneでも、プレステのDual Senseや、DualShock4には、以前から対応していましたが、iOS16から、NintendoのJoy-Conや、Proコンにも対応するようになったわけです。

DualShock4などは、持ち運ぶには嵩張りますが、Joy-Conですと、使いやすさは劣りますが、持ち運びにはコンパクトで便利そうです。

iPhone専用Joy-Con

iPhoneでJoy-Conを使ってみようと思ったのは、Joy-Conが余っていた、からというのもあります。

自分のSwitchは、2017年に購入で、もう5年も前のものなので、操作をしなくてもスティックが方向入力されてしまう、いわゆるドリフト現象が出ていました。

このままだと使いにくいので、と、昨年、新しいJoy-Conを1セット購入。

古い方のJoy-Conは、ダメ元で、自分でYouTube動画をみながら分解清掃してみたところ、無事に復活したので、ワンセット余っていたのでした。

この余った方をiPhone用にしてみようと思ったわけです。

一方で、iPhoneと、左右のJoy-Conがバラバラの状態では、外で使うときには、かなり使いづらそうなので、これを一体にできるものがないかと探してみるとありました。

■開封

購入したのは、ZenCTというメーカーのものです。
Joy-Conを取り付ける部分と、スマホを取り付ける部分が一体になっていて、Joy-Conとスマホを一体にすることができます。
Joy-Conの接続部は、Switch本体と似た機構ですが、金属ではなく樹脂でできているようで、脱着は引っかかる感があって、それほどスムーズではありません。

スマホとの接続部は、よくあるスマホホルダーのように、両端を押さえる爪があって、挟み込むとロックされ、リリースボタンを押すとバネで開きます。
スマホと当たる面には、ゴムが貼ってあり、傷の心配は少なそうです。

背面にピッタリつくのではなくて、浮いている状態でホールドされるので、カメラの出っ張りなんかがあっても、ガタつかずにホールドできます。
この1/4円柱状のパーツがいい仕事しています。

ガタ付きはないといっても、爪で挟んでいるだけなので、コントローラーだけ持って振り回すとかは、危険だと思います。

結構厚いケースでも対応しているみたいで、PeakDesign Mobileのケースでもいけました。

スマホ底面と当たる部分には、穴が空いているので、充電しながらプレイすることはできそうです。

左右が独立していて、左右それぞれで取り付けしないといけないのは面倒ですが、
左右で空いているスペースが、ちょうどMagSafeのある場所なので、MagSafeバッテリーで充電しながら、プレイすることもできそうです。

左右装着してみると、めちゃくちゃデカくなりますね。
Switchとほぼ同じ幅なんじゃないかと思いきや、並べてみると、少し大きいぐらいでした。

こうやって並べてみるまで気づきませんでしたが、iPhone 14 Proと、初代Switchは、液晶部分の画面幅はほぼ同じで、縦がちょっと短いぐらいですので、ほぼ同じ大きさになるのも、ある意味当たり前でした。

横からみるとiPhoneの部分と、Joy-Conの部分の高さは違うので、壁の部分のパーツがなければ、もう少しコンパクトにできた気もします。

肝心のJoy-Con自体の操作性は、DualSenseや、Proコンに比べると、使いにくいです。
スティックの高さが短いのと、ボタンの位置を押しやすいところに持ってきにくいんですよね。ないよりはマシ、ぐらいです。
なので、このアダプタをつけても、そこの使いにくい部分が大きく変わるわけではないです。

あと、Proコンなどよりは、コンパクトではあるんですが、爪が出っ張っていたり、重ねてうまく収納できる工夫があるわけでもないので、そこまで小さくなるわけではなかったです。

ZenCT iPhone&Joy-Con接続用スタンド