iPhone 4一週間レビュー
2010/07/11 15:25 カテゴリ:iPhone & mobile phone
#iphone4jp
iPhone4が来てから、早一週間が経過した。
しかし正直、あんまり心情的な起伏がない一週間だったかも。
例えば、最初のiPhone3Gの時は、今から思えば、軽い興奮状態が1年以上続き、そのまま3GSに引き継がれ、さらに半年ぐらいは興奮状態が続いた。
落ち着きをみせたところで、iPadが発表になり、発売後1ヵ月は、強い興奮状態だったと思う。
今ではそれも収まったが、一番よく触っているのはiPad。
iPhone4の場合、わぁ、と喜んだのはせいぜい2日。あとは、3GSの頃と同じ気持ちをキープしている。
これは別に、iPhone4がしょうもない、というわけではなく、iPhone3Gが、それまでと比べて、あまりに衝撃的で、イノベーションであった、ということだと思う。
iPhoneもMacもそうだが、機械を更新したり、追加しても、OSレベルで環境やデータを引き継ぐようになっているので、新しい物を買った!という感動は薄くなる。
iPhone 4が最初のiPhoneの人は、自分の感想はまったく該当しないだろう。2年分の蓄積と進化を一気に受け止めることになって、もはや呆然してしまったりしないだろうか、心配。
さてそうは言っても、iPhone4だなぁ、と思う瞬間はところどころある。
一番違う、と感じるのは、やはりカメラ。
レンズが良くなったそうだが、明るくなって、ちょい暗めのところでもきれい。
自分の目で見たよりも、iPhone4のカメラを通した方が、ちょっと明るいぐらいかもしれない。
左が3GS、右が4。サイズ以外は無修正。
こっちは原寸。
色味も鮮やかになっているとおもう。カメラは、現実を忠実に写すべき、とか考えるとそぐわないかもしれないが、結局、人に送ったり、ブログに載せたりするときには、少し色を補正したり、鮮やかさが出る様にしてしまうわけで、であれば、最初からくっきり鮮やかの方がいい。
あと自分の場合、、仕事でホワイトボードを使って議論をして、最期にそれをiPhoneのカメラで撮影して、議事録代わりにする、ということが多いのだけど、この時には、iPhone4で良かった、と思う。
ミーティング場所によっては、ホワイトボードに十分光が当たっていないこともあって、3GSまでの時は、コントラストが低くなり、何が書いてあったか、後で判別が難しくなるケースがあった。そのため、解像度を確保するために、ホワイトボードを2分割して取ったりしていたのだが、2分割すると、後で扱いがややこしくなる。
これがiPhone4にしてからは、1ショットで済むので、大変ありがたい。
iOS4になって、写真ファイルが実サイズのまま送れるようになったのと合わせて、会議後、スムーズに議事録をシェアできる様になった。
カメラ以外では、Retina Display。
自分のiPhone4の液晶は、残念ながら黄色味がかったのが当たってしまったが、それを除けば、密度が濃く、ツヤツヤした表現が恐ろしくキレイ。Appleが、デフォルトの壁紙を水滴にした理由もわかる。(ウチのムスメは、防水だと思ったらしい)
(しかし、3GSを買った時に、明らかに液晶画面が黄色い、と感じたけど、1年経ってみたところ、あまり黄色く感じない。ベンチマークにしているiPadの液晶と比較しても、同じぐらい。ということは、黄色く感じるのは例の接着剤の問題で、iPhone 4も時間が経てば、白くなっていくのかもしれない。)
実際にRetina Displayが活躍するのは、写真をみるとき。もっと言えば、写真を写すとき、か。
実際に写る写真は高解像度でも、撮影の時に見る画像は低解像度なので、ギャップも大きかった。
Retina Displayでも、やはりギャップがあるけど、まずライブビューとして表示されている画面の解像度が高いので、キレイな写真が取れそうな気がする。
後は、Webサイトを見る場合も、この細かさは役に立つ。
iPhoneは画面サイズが小さいので、拡大して見るわけだけど、Retina Displayになってからは、ある程度、読めてしまうようになって、拡大する頻度は落ちた。
電車に乗っているときに、iPhoneでWebを見たい時には便利。
地味に便利かもしれないのは、Wi-Fiが11n接続になったこと。
自分の場合は、iPhoneもiPadも、ストレージは最小モデルにしているため、Macと接続して、データをやりとりしたり、あるいはWi-Fiでリモートコントロールするケースが多い。
この時に、Wi-Fiの速度が上がると、レスポンスが速くなって、助かる。
ちなみに、今speedtestで測ってみたら、3GSが1.3Mbpsに対して、4は1.7Mbpsだった。約30%の向上。iPadは1.9Mbpsでさらに速い。
これは、我が家の回線の上限に近く、単なる機種間のファイル転送だと、もっと差があるかもしれない。
かもしれない。だと、なんなので、雑誌をスキャンした68MBのpdfファイルをiStorageのFTP転送してみたら、3GSが46秒に対して、4は30秒と、2/3の時間で済んだ。iPadはなぜか、36秒とiPhone4より、遅かった。
FaceTimeは、残念ながら、まだ1度も使う機会がない。
インカメラも、まだ出番は少ない。HDビデオも同用。
IPS液晶は、iPadにもあったし、マルチタスキングは3GSでもできる。
デザインについては、前に書いた通り。
というわけで、iPhone4は、カメラとディスプレイがお気に入り。
iPhone4が来てから、早一週間が経過した。
しかし正直、あんまり心情的な起伏がない一週間だったかも。
例えば、最初のiPhone3Gの時は、今から思えば、軽い興奮状態が1年以上続き、そのまま3GSに引き継がれ、さらに半年ぐらいは興奮状態が続いた。
落ち着きをみせたところで、iPadが発表になり、発売後1ヵ月は、強い興奮状態だったと思う。
今ではそれも収まったが、一番よく触っているのはiPad。
iPhone4の場合、わぁ、と喜んだのはせいぜい2日。あとは、3GSの頃と同じ気持ちをキープしている。
これは別に、iPhone4がしょうもない、というわけではなく、iPhone3Gが、それまでと比べて、あまりに衝撃的で、イノベーションであった、ということだと思う。
iPhoneもMacもそうだが、機械を更新したり、追加しても、OSレベルで環境やデータを引き継ぐようになっているので、新しい物を買った!という感動は薄くなる。
iPhone 4が最初のiPhoneの人は、自分の感想はまったく該当しないだろう。2年分の蓄積と進化を一気に受け止めることになって、もはや呆然してしまったりしないだろうか、心配。
さてそうは言っても、iPhone4だなぁ、と思う瞬間はところどころある。
一番違う、と感じるのは、やはりカメラ。
レンズが良くなったそうだが、明るくなって、ちょい暗めのところでもきれい。
自分の目で見たよりも、iPhone4のカメラを通した方が、ちょっと明るいぐらいかもしれない。
左が3GS、右が4。サイズ以外は無修正。
こっちは原寸。
色味も鮮やかになっているとおもう。カメラは、現実を忠実に写すべき、とか考えるとそぐわないかもしれないが、結局、人に送ったり、ブログに載せたりするときには、少し色を補正したり、鮮やかさが出る様にしてしまうわけで、であれば、最初からくっきり鮮やかの方がいい。
あと自分の場合、、仕事でホワイトボードを使って議論をして、最期にそれをiPhoneのカメラで撮影して、議事録代わりにする、ということが多いのだけど、この時には、iPhone4で良かった、と思う。
ミーティング場所によっては、ホワイトボードに十分光が当たっていないこともあって、3GSまでの時は、コントラストが低くなり、何が書いてあったか、後で判別が難しくなるケースがあった。そのため、解像度を確保するために、ホワイトボードを2分割して取ったりしていたのだが、2分割すると、後で扱いがややこしくなる。
これがiPhone4にしてからは、1ショットで済むので、大変ありがたい。
iOS4になって、写真ファイルが実サイズのまま送れるようになったのと合わせて、会議後、スムーズに議事録をシェアできる様になった。
カメラ以外では、Retina Display。
自分のiPhone4の液晶は、残念ながら黄色味がかったのが当たってしまったが、それを除けば、密度が濃く、ツヤツヤした表現が恐ろしくキレイ。Appleが、デフォルトの壁紙を水滴にした理由もわかる。(ウチのムスメは、防水だと思ったらしい)
(しかし、3GSを買った時に、明らかに液晶画面が黄色い、と感じたけど、1年経ってみたところ、あまり黄色く感じない。ベンチマークにしているiPadの液晶と比較しても、同じぐらい。ということは、黄色く感じるのは例の接着剤の問題で、iPhone 4も時間が経てば、白くなっていくのかもしれない。)
実際にRetina Displayが活躍するのは、写真をみるとき。もっと言えば、写真を写すとき、か。
実際に写る写真は高解像度でも、撮影の時に見る画像は低解像度なので、ギャップも大きかった。
Retina Displayでも、やはりギャップがあるけど、まずライブビューとして表示されている画面の解像度が高いので、キレイな写真が取れそうな気がする。
後は、Webサイトを見る場合も、この細かさは役に立つ。
iPhoneは画面サイズが小さいので、拡大して見るわけだけど、Retina Displayになってからは、ある程度、読めてしまうようになって、拡大する頻度は落ちた。
電車に乗っているときに、iPhoneでWebを見たい時には便利。
地味に便利かもしれないのは、Wi-Fiが11n接続になったこと。
自分の場合は、iPhoneもiPadも、ストレージは最小モデルにしているため、Macと接続して、データをやりとりしたり、あるいはWi-Fiでリモートコントロールするケースが多い。
この時に、Wi-Fiの速度が上がると、レスポンスが速くなって、助かる。
ちなみに、今speedtestで測ってみたら、3GSが1.3Mbpsに対して、4は1.7Mbpsだった。約30%の向上。iPadは1.9Mbpsでさらに速い。
これは、我が家の回線の上限に近く、単なる機種間のファイル転送だと、もっと差があるかもしれない。
かもしれない。だと、なんなので、雑誌をスキャンした68MBのpdfファイルをiStorageのFTP転送してみたら、3GSが46秒に対して、4は30秒と、2/3の時間で済んだ。iPadはなぜか、36秒とiPhone4より、遅かった。
FaceTimeは、残念ながら、まだ1度も使う機会がない。
インカメラも、まだ出番は少ない。HDビデオも同用。
IPS液晶は、iPadにもあったし、マルチタスキングは3GSでもできる。
デザインについては、前に書いた通り。
というわけで、iPhone4は、カメラとディスプレイがお気に入り。