iMac-iPhoneのVPN環境をつくる - iVPN

RDM+を使って、自宅のiMacにいつでもiPhoneからアクセスできるようになった。

ただし、VPN/OS Xの画面共有に比べて、iMacの画面の描画速度が遅い。
ADSL回線を使ってVPNを使う事ができれば、
Jaadu VNCを使う事ができる。

MacでVPNを使うには、OS X Serverを使うという手があるが、ちょっと大げさ。
で、検索すると、
iVPNというシェアウェアがあったので入手。

http://www.macserve.org.uk/projects/ivpn/

設定方法は、このブログ記事が詳しかった。

http://ricecaker.com/blog/29/




ルーターに「VPNパススルー」という機能が必要らしいが、これは
うちのコレガのルーターにもあった。



あとは1723というポートをあけていないといけないらしいので、これも設定。




それと、iMacにiPhoneからアクセスする時に、IPアドレスが変わるのだけど、これをダイナミックDNSを利用するとIPアドレスではなく、ドメインネームにして固定することができる。
これも
コレガのサービスとして、無料提供されているので、これを利用。


iVPNはアプリとして、起動しっぱなし。





iPhone側の設定もブログ記事を参考に。

設定が終了したら、まずは3G回線でVPNをオンにすると、接続が確立される。
あとは、
Jaddu VNCiStorageで、VPN接続、FTP接続ができるようになる。



実際の使用感としては、やはり
RDM+より、VNCの方が早い。しかし、我家の場合、VPNを使えるのはADSLだけなので、光でもADSLでも使えるRDM+の方が汎用性が高い。
なにかあったときに、RDM+でまずアクセスして、作業量が多そうな時に、光からADSL回線への切り替え、iVPNの起動をしてから、VNCを起動、という流れになりそう。

あと、やってみてわかったことだけど、iMacとiPhoneをVPN接続しても、実はそれほどできることは増えない。

iTunesのリモート、AirPhones、BunruiMemo、PasteBotなどの、Mac-iPhone連携アプリの多くは、単にiMacとiPhoneが同一ネットワーク上にあればいいのではなく、iPhoneがWiFi接続されていることをチェックしているみたい。3G回線を経由したVPNでは、機能しない。
かといって、iPhoneがWiFi環境下にいたとしても、iMacと別のネットワークだとつながらない。

まぁ、VNC接続ができれば、充分ともいえるけど。


RDM+
Jaadu VNC
iStorage