QX1を使ってみる

一通りハードウェアと接続の設定ができたので、QX1を使ってみた。

使い勝手の感想としては、思った通りというか、思った以上に、というか、使い所が難しいな、というところ。

家の中で使ってみたところ、WiFiが干渉しているのか、iPhoneで見るプレビューが、遅くて、粗くて、これでシャッターチャンスをつかもう、というのは結構難しい。
かといって、外に出ると、天気が良いときは、iPhoneの液晶が直射日光では見にくい。
ピントを合わせるのも構図を決めるのも難しい。

QX1しか持っていないなら、頑張ってこれで撮るしかないが、α7を持っているので、こんな苦行(おおげさ)に耐えなくても、普通にα7で撮ればいいだけのこと。
前回書いたように、α7と比べて、QX1がメチャクチャコンパクトかといえば、意外とそうでもないので、携帯性のメリットがさほどあるわけでもない。

また、QX1は撮影に入ること自体が、結構、大変。
電源をオンにして、WiFiを繋げて、アプリを起動して、タッチパネルで設定をいじって、撮影。
電源を落とすと、また最初からやり直し。

つまりは、普通のカメラとして、レンズスタイルカメラを使うのは、全く得策ではないように思える。
まぁ、自分もそのために買ったわけではないので、期待ハズレというわけではないが。

あり得るとしたら。

パンケーキレンズを持っていると、常時カバンに入れておいてもいいかな、という気は、ちょっとする。SEL55F18Zだと、レンズがそれなりに長いので、α7にくっつけるのに対してコンパクト感が薄いけど、パンケーキレンズぐらいだと、QX1の本体の小ささが活きてくる。
Eマウントのパンケーキは持ってないけどね。

というわけで、やはり、当初の予定通り、動画の固定カメラとして使うのが良さそう。

設定はオートしかなく、何かいじれるところがあるわけではないが、2台体制になって、何か撮れていればラッキー、ぐらいの心構えで使えばいいかな。

あとは、まだ試してないけど、自転車に乗っているときはどうだろうか。

α7とQX1が、サイズ的に違いがあまりない、と書いたが、ロードバイクに乗っているときは、この微妙な違いが生きるかもしれない。
自転車だとコケるかもしれないので、あまりα7を持って行きたくない、でも、コンデジ以上の画質で写真を撮りたいかも、というときに、出番があるかも。

iPhoneは、自転車にマウントしているので、自転車に乗ったままレンズだけ構えて撮るのは、好都合だし、不便そうなら、ライブビューリモコンを使う手もある。

今度やってみよう。


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