コミックス用e-ink端末購入 - BOOX Nova2
2020/09/12 10:49 カテゴリ:タブレット
普段は、電子書籍や、コミックスを読むために、iPadを使ってはいるが、定期的に電子ペーパー端末も欲しくなる。
Amazonのタイムセールで、Kindle PapaerWhiteを買おうかと思ったところ、少し画面の大きな、Kinde Oasisの方がいいだろうな、とか考えていたのだが、Kindle端末は、Amazonの電子書籍か、PDFとかしかみられない。
汎用の電子ペーパー端末といえば、ソニーのA4サイズのものが思い浮か。
ソニーのものは、Kindle Oasisよりも、さらに画面が大きいのはいいのだけど、用途がPDFか、手書きノートに限られていて、Kindleの電子書籍すらみら見られない。
などと考えていたら、どうやらAndroid搭載の電子ペーパー端末というのがあるらしい。
これであれば、Kindleアプリも使えるし、他のeBookアプリなどで、複数の電子書籍ストアを使える。
ONYXというメーカーのBOOX Nova2という機種は、画面サイズが7.8インチで、Oasisより少し大きく、値段もちょい高いぐらい。
それ以外は、メモリも32GB、300dpiとoasisと同等。
おまけ的かもしれないが、ワコムペンもついている。
YouTubeなんかでレビュー動画をみると、Kindle Oasisとそれほど表示も変わらないようなので、断然こっちがいいだろうと、購入してみた。
日本では、SKTというところが代理店みたいで、液晶保護シートや替えのペン先のセットがあり、設定用の日本語ガイドもつけてくれる。
ちなみに、Google Playストアが使えるようなAndroid端末は初。(手持ちの端末では、Oculus Questとか、GoPro MaxとかAndroidベースっぽいけど)
ハード的には、薄くて、めちゃ軽ではないが、腕が疲れるほどではない。
ボタンは電源と、ホームボタンの2個だけ。ポートはUSB-C。
本体の素材は、結構滑りやすいのがちょっと惜しいかな。マスキングテープでも貼ると、滑り止めになるかも。
滑りやすい、ということは、表面が平滑ということで、割と手の汚れなんかがつきやすい感じ。
設定は、いろいろとややこしいところもあるが、一応一通りセットできた。
Kindleアプリは、本体に最初から内蔵されている専用ストアからもダウンロードできる。
設定を進めるとGoogle Playを使えるようになり、eBookとか、ジャンプアプリとか、読み放題アプリとか、いくつかの電子書籍リーダーをいれてみた。
ブラウザもあるので、ウェブで配信されているワンパンマンなんかも読める。
Kindle端末派の人もいるとは思うが、世の中には、無料で読めるコンテンツもたくさんあるので、やっぱりこっちの方がいいんじゃないか。
電子ペーパーの表示自体は、白黒のコミックスを読むのはちょうどいい。階調も美しい。もちろん文字の本も問題ない。
使っていて少し気になるのは、基本白黒、グレースケール表示なので、カラーを前提にしているアプリや、ウェブサイトでは、どう操作していいのかわからない、ということも結構ある。
一度、読みたいコンテンツにたどり着ければいいのだけど、そこまでに難儀するケースがある。
まぁ仕方ないか。
意外とよかったのは、フロントライト。
ソニーの電子ペーパー端末とかだと、ライトがついていないのだけど、おそらくこの機種には2色のライトがついていて、暖色系から青白い白で調整できる。
寝る前に、コミックスなんかを読みたいときに、ちょうどいい。
というわけで、電子書籍リーダーとしては、想定通りの使い勝手でよかった。
それ以外に、仕事の書類や、楽譜なんかのPDFのビューワーとしては、やはり画面が小さすぎて、使えなさそう。
そう考えると、本、コミックスという、もともと小さいサイズに適したサイズの端末を用意することが大事ということかもしれない。
コミックス版風の谷のナウシカを自炊したPDFを持っているが、同じコミックスでもこのサイズでは読みにくい。
フォームファクタは重要だなぁと。
おまけ機能のペンだが、使えるアプリは限られているらしい。反応なんかは、悪くはないのだが、そもそも手書きメモもあまり取らないので、やはりここはおまけかも。
その他は、スピーカー、マイクはないし、GPSもない。
上にも書いたが、世の中のサイトやアプリは、カラー端末を前提として作られているので、e-inkの白黒階調では、画面上のボタンやスライダーといったインターフェースが、見えなかったり、薄かったりして、汎用端末としては、使いやすいとはいえない。
挙動ももっさりしている内部処理はそれなりの速さがあるのかもしれないが、e-inkの反応は決して速くはないので、気がついたら、ボタンを連打していた、みたいなことが起きる。
いくらAndroid端末といえど、スマホ代わり、とはいかない。
あとは、初のAndroid端末となったわけだが、AirDropが使えないとか、iCloud同期ができないから、パスワードを自分で入力しないといけないとか、普段、Apple製品中心にしている恩恵に預かれなかったりも感じて、なかなか新鮮だったかも。
というわけで、BOOX Nova2、いろいろできそうにも見えるが、あくまで、電子書籍リーダーとして、特化した使い方をしていくことになりそう。
BOOX Nova2,7.8インチ,電子書籍リーダー,Android,Einkタブレット
Amazonのタイムセールで、Kindle PapaerWhiteを買おうかと思ったところ、少し画面の大きな、Kinde Oasisの方がいいだろうな、とか考えていたのだが、Kindle端末は、Amazonの電子書籍か、PDFとかしかみられない。
汎用の電子ペーパー端末といえば、ソニーのA4サイズのものが思い浮か。
ソニーのものは、Kindle Oasisよりも、さらに画面が大きいのはいいのだけど、用途がPDFか、手書きノートに限られていて、Kindleの電子書籍すらみら見られない。
などと考えていたら、どうやらAndroid搭載の電子ペーパー端末というのがあるらしい。
これであれば、Kindleアプリも使えるし、他のeBookアプリなどで、複数の電子書籍ストアを使える。
ONYXというメーカーのBOOX Nova2という機種は、画面サイズが7.8インチで、Oasisより少し大きく、値段もちょい高いぐらい。
それ以外は、メモリも32GB、300dpiとoasisと同等。
おまけ的かもしれないが、ワコムペンもついている。
YouTubeなんかでレビュー動画をみると、Kindle Oasisとそれほど表示も変わらないようなので、断然こっちがいいだろうと、購入してみた。
日本では、SKTというところが代理店みたいで、液晶保護シートや替えのペン先のセットがあり、設定用の日本語ガイドもつけてくれる。
ちなみに、Google Playストアが使えるようなAndroid端末は初。(手持ちの端末では、Oculus Questとか、GoPro MaxとかAndroidベースっぽいけど)
ハード的には、薄くて、めちゃ軽ではないが、腕が疲れるほどではない。
ボタンは電源と、ホームボタンの2個だけ。ポートはUSB-C。
本体の素材は、結構滑りやすいのがちょっと惜しいかな。マスキングテープでも貼ると、滑り止めになるかも。
滑りやすい、ということは、表面が平滑ということで、割と手の汚れなんかがつきやすい感じ。
設定は、いろいろとややこしいところもあるが、一応一通りセットできた。
Kindleアプリは、本体に最初から内蔵されている専用ストアからもダウンロードできる。
設定を進めるとGoogle Playを使えるようになり、eBookとか、ジャンプアプリとか、読み放題アプリとか、いくつかの電子書籍リーダーをいれてみた。
ブラウザもあるので、ウェブで配信されているワンパンマンなんかも読める。
Kindle端末派の人もいるとは思うが、世の中には、無料で読めるコンテンツもたくさんあるので、やっぱりこっちの方がいいんじゃないか。
電子ペーパーの表示自体は、白黒のコミックスを読むのはちょうどいい。階調も美しい。もちろん文字の本も問題ない。
使っていて少し気になるのは、基本白黒、グレースケール表示なので、カラーを前提にしているアプリや、ウェブサイトでは、どう操作していいのかわからない、ということも結構ある。
一度、読みたいコンテンツにたどり着ければいいのだけど、そこまでに難儀するケースがある。
まぁ仕方ないか。
意外とよかったのは、フロントライト。
ソニーの電子ペーパー端末とかだと、ライトがついていないのだけど、おそらくこの機種には2色のライトがついていて、暖色系から青白い白で調整できる。
寝る前に、コミックスなんかを読みたいときに、ちょうどいい。
というわけで、電子書籍リーダーとしては、想定通りの使い勝手でよかった。
それ以外に、仕事の書類や、楽譜なんかのPDFのビューワーとしては、やはり画面が小さすぎて、使えなさそう。
そう考えると、本、コミックスという、もともと小さいサイズに適したサイズの端末を用意することが大事ということかもしれない。
コミックス版風の谷のナウシカを自炊したPDFを持っているが、同じコミックスでもこのサイズでは読みにくい。
フォームファクタは重要だなぁと。
おまけ機能のペンだが、使えるアプリは限られているらしい。反応なんかは、悪くはないのだが、そもそも手書きメモもあまり取らないので、やはりここはおまけかも。
その他は、スピーカー、マイクはないし、GPSもない。
上にも書いたが、世の中のサイトやアプリは、カラー端末を前提として作られているので、e-inkの白黒階調では、画面上のボタンやスライダーといったインターフェースが、見えなかったり、薄かったりして、汎用端末としては、使いやすいとはいえない。
挙動ももっさりしている内部処理はそれなりの速さがあるのかもしれないが、e-inkの反応は決して速くはないので、気がついたら、ボタンを連打していた、みたいなことが起きる。
いくらAndroid端末といえど、スマホ代わり、とはいかない。
あとは、初のAndroid端末となったわけだが、AirDropが使えないとか、iCloud同期ができないから、パスワードを自分で入力しないといけないとか、普段、Apple製品中心にしている恩恵に預かれなかったりも感じて、なかなか新鮮だったかも。
というわけで、BOOX Nova2、いろいろできそうにも見えるが、あくまで、電子書籍リーダーとして、特化した使い方をしていくことになりそう。
BOOX Nova2,7.8インチ,電子書籍リーダー,Android,Einkタブレット