MacBook Air用にMicrosoft Arc Touch Mouseを買ってみた

マウスとの付き合いはかなり長くて、おそらく1984年。Macが発売されて間もない頃。
当時、PC-100用として開発されたジャストシステムの「JS-Word」をPC-9801用に載せたVer.2というのがあったが、このJS-Wordが、自分が最初にマウスをよく使ったアプリだった。

それ以来、ダイナウェアを経て、Macintosh Plusへと流れていくわけだけど、マウスとの付き合いも、もう4半世紀以上か。

一方、タッチパッドは、1994年のPowerBook 520cからなので、これも15年以上の付き合い。

新しいインターフェースには早々に慣れてしまうたちなので、当時から、タッチパッドを使っているときは、ほとんどマウスを使うことはない。これは、その前のトラックボールでも同じ。

だけど、やはりマウスでやりやすくて、タッチパッドではやりにくい操作、というものはあって、特にドラッグ。

ドラッグを多用する作業だけはタッチパッドを避けてしまう傾向がある。
マウスのクリックは、手でつかむ動作を模していると思うけど、タッチパッドは平面なので、この手の立体的な動きを伝えるのが難しい、というか面倒なんだよな。

せっかくメインマシンより速い、MacBook Airにしたのだから、ドラッグを多用する作業もやろうじゃないか、と。

で、マウスを新調することにしたのだけど。

ビックカメラや、ヤマダの店頭を見ても、なかなかコレ、というものがない。
いわゆるモバイルマウスは小さくて、そもそも掴みにくい。
かといって、大きなマウスは持ち運び自体が苦しい。

通信方式は、普通に考えたらBluetoothだが、これがまた、選択肢が狭くなってしまう。

MagicMouseも、自宅に置きっぱなしであれば悪くないけど、本体全体がボタン化していて、カタカタいうあれを持ち運ぶのは結構面倒。

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で、最終的に選んだのが、
MicrosoftのArc Touch Mouse

実は、そもそもマウスを買ってもいいかな、と思い始めたのは、このArc Touch Mouseを店頭で見かけたから。これなら持ち歩きやすいかな、と。

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使わない時は板状になっていて、使う時は、パキっと曲げて弓状にする。すると、電源も入る。
この曲げる機構には、磁石を使っているらしく、使っているうちにすぐに壊れるという感じでもない。

問題は、Mac非対応ということと、通信方式がBluetoothではなく、専用のレシーバということ。

他を探しても、あまりパッとしたものがないので、仕方なく店頭で検索したところ、Arc Touch Mouseが、
最近Macに対応したという情報があり、これは解決。

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レシーバがBluetoothでない、というのがあるが、そこは妥協。
レシーバ自体は、付けっぱなしにできるぐらいに小さいし、MacBook AirのSBポートも2つ同時に使うことはほとんど無いので、まぁいいか、と。

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自宅で早速使ってみたのだが、悪くない。

弓状の傾斜は、若干違和感があるが、使いにくい、というほどでもない。
左右ボタンは、それほど押しにくくはない。ポインタも最速にすれば、違和感少なく使える。

真ん中のタッチパッド部分は、お世辞にも使いやすいとは言えない。
スクロールはスムーズではないし、触った場所によってスクロールが始まらなかったりもする。
タップをするとページ送りになったり、真ん中のボタン的なものもあるが、100%確実に動作させるには、相当な練習が必要かも。練習する気はほとんどないけど。

まぁスクロール周りは、MacBook Air本体の優秀なタッチパッドがあるので、本格的に使う時は、そっちを使えばよい。

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Arc Touch Mouseで感心したのは、専用のレシーバが、マウス裏側の腹の部分に磁石でマウントされて、持ち運ぶときにバラバラになりにくいこと。
弓状変形機構に磁石を使っているのをつでにレシーバーのマウントに使っているのだと思うが、これは便利。

Arc Touch Mouseの特筆すべきは、可搬性の良さだろうが、軽さも優秀。

MagicMouseは、タッチパッドの操作性はさすがだが、重さは気になる。
Arc Touch Mouseは、もともと板状でしかないし、電池も単4を2本で軽い。

MacBook Airには、なかなか適したマウスかも。



マイクロソフト Arc Touch Mouse RVF-00006