Bento3を試してみる

貰った年賀状を電子的に整理する方法がないかな、と思って、宛名職人をみてみたが、さすが職人気質なのか、そういう機能は無いようだった。

思いついたのが、個人向けの
データベースアプリのBento

30日間の試用版をダウンロードしてみたのだけど、一応できそうな気はする。

昔にファイルメーカーは使っていたので、触っているうちに、なんとなく使い方はわかった。

もちろん、まっさらなスタンドアローンのデータベースも作ることができるけど、Bentoの場合、Macの標準アドレスブック、iPhotoのデータベースと連携、拡張できるのがミソのようだ。

つまり、普通だとアドレスブックでは、本人の写真しか登録できないが、Bentoでは、勝手に貰った年賀状を電子化したデータをアドレスに追加することができる。

この手のデータベースを作るときに考えてしまうのが、ファイルメーカー社がBentoをやめてしまったり、潰れてしまったときに、電子データが開けなくなってしまうことがある。
良さそうな対処方法としては、写真ファイルの保存先をBento内でなく、iPhotoにしておけば、紐付けデータは失われても、最悪原本のデータは残る。

とまあ、やりたいことはできそうなのはわかったけど、問題は、年賀状データの紐付けプロセス。

ScanSnapで用意できるのは、表面と裏面バラバラのJPEGデータか、両面一組になったPDF。

キャリアシートやらを使うと、両面のデータを一枚絵にすることもできそうだけど、今度は、スキャンの手間がハンパない。

いくら電子化されているとはいえ、誰から来た年賀状かのデータはないので、自分でいちいち紐付けないといけない。

できればiPhoto上でタグ打ちしたら、半自動で紐付けられる、ぐらいだったらいいのだけど、タグ打ち、名前をコピペして検索、ドラッグ&ドロップ、を枚数分、と考えると、結構面倒くさい。
使用頻度が高いと、まだいいのだけど、どう考えても年1回程度しか使わないだろう。

どうも企画倒れくさい。

取り合えず、全部の年賀状を一束のPDFにはしておいた。


BENTO 3