iPhone/iPadアプリ:WiFi/Bluetoothでワイアレス写真転送の決定版 - PhotoSync
2011/05/14 10:52 カテゴリ:iPad | iPhone & mobile phone
最近、あまりiPhone/iPadアプリのレビューを書いていないが、PhotoSyncのことは書いておきたい。素晴らしい写真/ムービーの転送アプリ。
自分は、iPhone、iPad、Mac x2台を常用しているが、意外と面倒なのが、写真やスクリーンキャプチャの移動。
iPhoneのカメラで撮ったもの、ブログに使いたい時など、1枚だけをMacに転送したい。というのが、一番よくあるケース。
こういう移動を解決するために、メール添付を始め、iPhoto同期、カメラコネクションキット、クリップボードアプリ、クラウド保存、リアルタイムでのカメラ映像の転送など、様々な方法があった。
PhotoSync以前に、今まで試したアプリは、
CAMERA A-A+B、ClipPrinter、ClipTwin、Dropbox、Evernote、Eye-Fi、MobileMe iDisk、Mover+、Print n Share、Big Canvas PhotoBeamer、BluCam PRO、BlueSwap、Bump、GoodReader、PasteBot、PicShare。
いっぱいあるな。PhotoSyncは、このどれよりも素晴らしい。
USBケーブル、WiFi、Bluetoothと方式も色々。
WiFiが一番手軽だが、WiFiがない環境ではどうしようもない。
そういう時にはBluetoothの出番だが、iPhoneのBluetooth転送はなぜか非常に不安定だったり、なかなか相手が見つからない、という場合が多かった。
PhotoSync以前で、一番使ってたのはClipTwinかな。
シンプルながら、Mac、iPhone、iPad間でファイルをやりとりできる。
ただし、Bluetooth転送は、やたらと遅いし、写真は1枚ずつしか送れない。
そこで、PhotoSync。
最初にPhotoSyncを知ったのは、Mac AppStoreのプロモーションページ。Mac用アプリのページはこれ。
へー、こんなのあるんだ、と、大して期待せずに使ってみたのだけど、これは素晴らしかった。
特徴を書き連ねると
- iPhone、iPad、Mac間の写真の転送が可能。
- WiFiがメインだけど、WiFiが無くても、Bluetoothで転送可能。
- しかも、相手を見つけるのは速く、転送も速い。
- たくさんの写真をまとめて転送できる。
- カメラロールの全シンクもできる。
- 面倒な設定はほとんどいらない。
機能は、それほど多くないけど、とにかく簡単で、速くて、確実。
iMovieのところでも書いたけど、iPhoneで撮影した動画をWiFiでもBluetoothでも、ワイアレスでiPadに移して、編集できる。
機器間転送だけでなく、Dropbox、Flickr、FTPへアップロードすることもできるし、Webサーバ機能もあるみたい。
具体的な手順は、受信側は、PhotoSyncを起動しておくだけ。
iPhone/iPadは、専用アプリ。Mac側は、メニューバーに常駐するタイプ。ドックでなくメニューバータイプなのは、わざわざ起動しなくていいので、結構うれしいポイント。
送信側は、PhotoSyncを起動。
開くとカメラロールの写真が表示されているので、送りたい写真をタ選択して、Syncボタンを押し、Sync selectedをタップ。
どの機器に送るか聞かれるので、iPhone-iPod-iPadを選択。
すると、転送先の機器の名前が表示されるので、タップすれば転送開始。
これで転送完了。
保存先は、任意のフォルダを設定したり、iPhotoにすることもOK。
送り側は、煩雑に見えるが、動作が軽快なのでそれほどストレスは感じない。
結構、転送のストレスが少ないので、
例えば、iPhoneで撮影した画像を
iPadに送って、タッチペンで落書き(Sketches 2)して、トリミング(Photogene)して、
Macに送って、ブログにアップ、というような流れもOK。
それぞれのデバイスの得意なアプリを使うことがない。
この例だと、撮影はiPhone、手書きはiPad、ブログアップはMac。
いやぁ、便利な時代になった!
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