GoPro HERO6 Blackを購入

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自分にとって、Fusionが初のGoPro製品だったが、Fusionを買った時のポイントが大量にあったのと、価格もかなり安くなったので、
HERO6も買ってみた

これまでアクションカムは、ソニーを買ってきたが、HERO6は、手ブレ補正が強化されて、4Kで撮れて、タイムラプス動画も撮れて、背面液晶も付いている、とソニーを上回るところもかなりあったので、気になっていた。

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YouTubeやテレビなどでは、GoProはよく見かけるが、実物をじっくり見るのは、結構最初かもしれない。

思ったより小さい、というわけでもないが、でもやっぱり小さい。

HERO4以前は、横置きデザインがなんかダサいと思っていたのだが、HERO5以降は、いい感じ。
レンズ周りが丸ではなくて、四角になったからかな。

ボタンは、Fusionと同じ2つで、電池ボックスにSDカードが入るのも同じ。
Fusionと違うのは、背面にあるタッチパネル付き液晶。これのおかげで、操作はかなり楽。液晶自体もなかなか綺麗。

液晶があると、これだけで完結する小さいカメラ、という感じ。

実際に、ムスメが学校のイベントでデジカメOKの日があったときに、GoProをポンと持たせた。突然、持っていっていいデジカメある?と言われて、充電されているものがGoProしか無かったからだけど、これだけで完結するといういい実例。ソニーだとそうはいかない。

設定も、本体だけでかなりやりやすい。

何かにマウントするには、ハウジングに入れないといけない。このハウジングの取り付けレバーが硬い。手では開けにくいぐらい。ハウジングから外さないと、充電ができないので、正直この硬さは使い勝手が悪い。

マウントは、Fusionとアクセサリを使い回せる。もっというとRec-MountsのGoPro-三脚変換パーツもあるし、三脚マウントもあるので、全部のアクションカムで使い回せる。

GoProのいい点は、逆さ吊りにしたときに、上下の逆転を自動的にやってくれる。
ソニーは、これを自分で設定しないといけない。上下逆の絵が撮りたい、ということはほとんどないんだから、これはGoPro は偉い。


【国内正規品】GoPro アクションカメラ HERO6 Black CHDHX-601-FW

今、GoPro Fusionはおススメしない

少し使ってみたGoPro Fusionだが、少なくとも今は買うのをオススメしない。

理由は、せっかく撮影した360度動画のファイルをMacに読み込めないことがある。

ある、というか、自分の場合は、実際はほとんど撮影した動画を読み込めていない。YouTubeにFusionを使用した動画をアップしたが、稀に読み込めたファイルを使っているのであって、ほとんどの動画は使えていない。

自分の環境のせいかもわからないが、Mac用のFusion StudioにFusionを最初に接続したときには、動画ファイルを読み込むことはできた。

しかし、動画を取り込むのに膨大な時間がかかる。

その間、Fusionを繋ぎっぱなしにするのもなんなので、マイクロSDカード経由で読み込ませようとすると、Macにコピーできないファイルが出てきて、それ以外のファイルを読ませても、FusionStudioから360度ファイルは読めない。
さらに、そこからは、最初と同じようにFusionを繋いで読もうとしても、読めなくなる。

Fusionは、前後別々のカメラでファイルが作成されるし、仕上げの綺麗さも、結局後工程なので、Macに読み込めなければ、どうしようもない。

同じ現象はあちこち起こってるらしく、GoPro のサポートコミュニティでも上がっているが、解決策は出ていないよう。

https://community.gopro.com/t5/Cameras/Fusion-Studio-quot-Can-t-render-GF030001-JPG-GB030001-JPG-Some/td-p/88165

https://community.gopro.com/t5/GoPro-Apps-for-Desktop/Fusion-Studio-is-not-importing-files/td-p/82748/page/5

というわけで、録画してもどうやっても使えないとなると、買うのは控えた方がいい、と言わざるをえない。

2回ぐらいロードバイクに搭載して録画してみたけど、ほとんど使えず、カードを消去して、を繰り返している。

一応、この状態でも、iOSのアプリでは読み込める。ただし、iOSアプリでは、360度ファイルは書き出せない。オーバーキャプチャで、平面化した動画なら書き出せる。細かい編集は難しい。

FusionStudioで読み込めたとしても、FusionStudioでの処理時間は、本当にものすごくかかるので、どっちにせよ、気軽な気持ちで買えるものではない。

カードをフォーマットした後、Fusionからカードを取り出さずに、ケーブル経由で読み込む、という運用にすれば、何とか使えるではないか、と思っているので、ためしてみたい。




【国内正規品】GoPro Fusion CHDHZ-103-FW



GoPro Fusionをヘルメットと三脚にマウントする


ロードバイクにFusionをマウントするテストをやってみたが、本体付属品だけでは、なかなかマウントするのも難しい。

汎用性という点では、三脚ネジに対応したマウンタで、直接ハンドルバーに固定したいところ。

それとロードバイクに360度カメラをマウントするときに、景色を優先するなら、ヘルメット上にマウントするのが、一番高いところで眺めがいい。顔出ししなくてもいい、というメリットもある。

というわけで、三脚マウントと、ヘルメットマウントを購入。

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三脚マウントは、Smatreeというところのマウンタで、アルミ製。

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特筆することはない。

ヘルメットマウントは、粘着シートでつけるもの以外に、ベルトで縛るタイプのものもある。
ロードバイクのヘルメットは通気性を高めるため、穴がたくさん空いていて、粘着シートのマウンタは向いていないと思う。

なので、ベルトで縛るタイプにしたが、これはGoPro純正以外にも、Rec-Mountsからも出ている。

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Rec-Mountsのものは、ベンデッドヘルメットストラップマウントというらしいが、横方向以外にも縦方向にも縛れるようになっているので、こちらの方が、安定性が高かろう、ということで、こちらを購入。

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ヘルメットマウンタは、横方向は、バックルがついていて、パッチンと止める。縦方向はベルクロどめ。

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長さはそれなりにあるので、うちのヘルメットにも問題なくついた。

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Fusionを取り付けると、こんな感じ。



これで実際に走ってみると、こんな感じ。テロップの入れ込みは、FinalCut Pro X。最近360度動画にも対応した。ちょっと位置がずれてしまっているが。

実際に走ってみたところ、Fusionはやっぱり重いので、結構重さを感じるのと、振動を受けると、ヘルメットとサングラスの上部がカチカチあたる。なんかの記念でちょっとつけて走る、というのはできなくないが、100kmとかを付けっ放しで走る、というのはちょっといやかな。

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三脚マウントの方は、こんな感じ。ミノウラのハンドルバーマウントにつけている。

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吊り下げ型もできなくはない。
こっちは付けて走る分には、特段問題はない。

色々試してきて見たが、振動面ではボディマウントが有利だと思うけど、ロードバイクみたいに自分が運動しないといけない状況では、車体につける方がやりやすくはある。

関連動画→ロードバイク車載動画



【国内正規品】GoPro Fusion CHDHZ-103-FW
REC-MOUNTS ベンテッドヘルメットストラップマウント Vented Helmet Strap Mount for GoPro(ゴープロ)HEROシリーズ用 通気式[REC-B50-GP]
Smatreeアルミ三脚マウントアダプタGopro Fusion/Hero2018/6/5/4 3+ 3 2 1 HD カメラ用 ねじ端(黒)

GoPro Fusionで撮ってみた

概ね、使い方がわかったGoPro Fusion。
ロードバイクに車載して撮影をしてみる。

これまでもアクションカムや、THETA Sで車載にはチャレンジしているが、ハンドルバーマウント、手持ち、クイックリリースマウント、ショルダーストラップマウント、ヘルメットマウント、トップチューブマウントなどバリエーションがある。

360度動画の場合、自分を入れるか、入れないかがあって、出来るだけ入れないなら、ヘルメットマウントがいい。360度、障害物は少ないし、高くて見晴らしもいい。
ただ、標準パーツでは、ヘルメットにマウントできない。
またショルダーストラップも片面が全部身体になってしまうので、意味があまりない。

というわけで、ハンドルバーマウント、クイックリリースマウント、手持ちを試してみた。

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ハンドルバーにマウントは、本来であれば、三脚ネジ付きマウントで、マウントするのが正しいと思う。

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が、今回は、Fusion Gripを
マンフロットのクランプで保持するという荒業。

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バカっぽい見た目だが、長さを調節して、設置場所を調節できるというメリットはある。
ただし、マンフロットのクランプは、静止した状態で使うことを想定されていると思うので、振動の多い状況などでは、緩んだり、破損というのは、ありえる。

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こんな風に、振動で傾くのは、仕方ない、という状況。

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クイックリリースに
Rec-Mountsのマウンタでつけたところ。買った時は、三脚ネジのアクションカムをつけられるセットだったが、それを外せば、GoPro規格のものをつけられる。

当然、Fusionは、HERO6などよりは、かなり大きいので、
クイックリリースにつけると、かなり違和感はある。でかいし、魚眼レンズで、レンズが出っ張っているので、ぶつけたり、石はねも気になるところ。

手持ちでも取ってみたが、Fusion Gripは結構な重量があるので、バランスも崩しそうだし、ビンディングもはめたりしないといけないので、まったく向いていない。



録画は、通常の動画と、タイムラプスも撮ってみた。

まず、手ブレ補正の具合。

ジンバル要らずか、と言われれば、そこまでではない。
自転車の場合で、車体マウントすると、ペダリングの時に自転車を左右に倒すことがあって、これが横方向に回転する。
Fusionの手ブレ補正は、縦横の振動はかなり吸収してくれるが、さすがにロール方向は無理。これは、ソニーなど空間光学ブレ補正でも同じ。
3軸ジンバルは、ロール方向も吸収するので、この点ではジンバル要らずとはならない。

ただ、まだうまくできているわけではないが、360度で撮影できているので、後編集でロール方向の回転を消すことはできなくはないと思う。

それ以外の手ブレ補正は、かなり効く。ここがThetaとは大きく違うところ。この点は買い換えてよかった。

タイムラプスも撮ってみたが、ここはちょっと想像と違った。

手ブレ補正が効かない。
Fusionのタイムラプスは、動画を間引くのではなく、写真をつなぎ合わせ作っているっぽい。手ブレ補正は電子的にやっている、つまりはフレーム間のズレを後から修正していると思うが、写真のつなぎ合わせの場合は、このズレ修正はしないみたい。

なので、Fusionのタイムラプスは、固定三脚にセットしたり、車などブレの少ないところで使うべきもので、歩きやロードバイクなどには向いていない。
それでも、スライダーなどを使わなくても、モーションタイムラプスができるはずなので、それは画期的だとは思う。

ロードバイクだけではなく、夜、歩きながら街歩きをタイムラプスで撮ってみたが、これはさらに厳しい。シャッタースピードが遅くなるので、一画面の中でもブレにブレており、映像効果として楽しむことはできなくはないが、通常の鑑賞はできない。

撮影した画像のつなぎ合わせ、編集などはMacとiOSの両方でできるが、iOSアプリの方は、360度動画をファイルとしては書き出せないっぽい。Facebookには書き出せるが、ファイルとしては、方法が見つからない。

後編集をするなら、Macに書き出すしかない。

Macでは、Fusion Studioという専用あぷりを使うが、これがまたなかなかの難物。
別記事にするつもり。

あと、GoProには、Apple Watchアプリもあるが、直接繋がることはできないっぽく、iPhoneを介さないといけない。つまり、FusionとiPhoneをまずはWiFiで接続してからでないと、Apple WatchでFusionをコントロールできない。これはちょっと面倒かな。




【国内正規品】GoPro Fusion CHDHZ-103-FW