iPhoneで放射線測定 - ガイガーFUKUSHIMA

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去年の11月のことだけど、iPhoneに接続して安価に放射線測定できる機器がある、というので注文してみた。

ここは横浜なので、そこまで深刻な放射線被害があるわけでもないけど、かといって、まったく無関係でもない、という位置。
自分はもうおっさんなので構わないが、ムスメはまだ小学生。放射線の影響を受けやすい、というのと、横浜でストロンチウムが検出されたというニュースが出たばかりなので、注文してみた。

ただ、12月末に代引きで発送されるはずだったが、こないので、すっかり忘れていた。
そうすると、2月に入って、突然メールが来て、送付するとのこと。

まぁ注文したからには、受け取ろう、ということで、到着。

メールの時点で気づいたのだけど、
ガイガーFUKUSHIMAという名前だったらしい。

こちらの記事によると、オール福島製だとか。
なんか、そういう重みもしらずに、iPhoneで放射線測定できるんだー、ぐらいで、カジュアルに買ってしまって、急に申し訳ない気持ちになってきた。

機器は、シンプルで、本体と接続ケーブルぐらいしかない。
本体には電池ケースと電源スイッチのみ。電源は単4が2本で、最初から付属していた。
ケーブルは音声ケーブルで、要はiPhoneのマイク入力から音を入力すると、アプリがその信号を視覚化するということらしい。

アプリは
GeigerBotというもので、これも福島製かと思いきや、外国の作者によるもの。GeigerBot側には、ガイガーFUKUSHIMAとの関連は、まったく触れられていない。
まぁ、既存の優秀なアプリがあるなら二重開発する必要はないだろうから、これでいいのだろう。想像するに、GeigerBotの方が先にあって、スタンドアローンタイプの表示を外して安くして、GeigerBotに対応させた、というかんじだろうか。

さて、家の中で実際に測ってみたが、μSV/hという単位の数字が0.1とか。
残念ながら、どう計測するのが正しいのか、数値の目安がなんなのかの説明は一切入っていない。
まぁ、おそらくネットにはたくさん情報がありそう。

http://geiger-counter.jpn.com/info/ガイガーカウンターの正しい計測方法/
http://wpb.shueisha.co.jp/2011/07/12/5779/

ぱっとみたところ、こんな感じか。
放射性物質が付着すると、取れないんでビニールに入れろというのは、なるほど、という感じ。

今後の使い方としては、マンション内や、通学路、公園なんかで、放射性物質が堆積してそうなところがあれば、コドモ達に近づかないように言う、という感じかな。