DJI Sparkを飛ばしてみた

DJI Spark、飛ばすと行ってもどこでも飛ばせる訳ではない。

住宅密集地とか、色々な規制のある場所では飛ばせない。というか、ほとんどの場所では飛ばせない。

どこなら飛ばせるかは、
このドローンマップアプリで確認できるが、川沿いのいくつかの場所では、可能。ロードバイクの練習の際にも、よくおじいさんたちが、ラジコンヘリを飛ばしているのに出くわす。

幸い自転車でも行ける距離なので、そこに向かう。

他にも機材を入れるため、純正バッグではなく、カメラバッグのEVERYDAY SLINGに入れていくことにした。

移動には、電動アシストのPAS Braceで来たが、結構時間がかかる。実測、40分ぐらい。いつもロードバイクで走っているので、近いつもりでいたが、車で来ても良かったかも。

到着すると、河原にちょうど草を買った場所が何箇所かあったので、その中の一つを選ぶ。

初飛行なので、一応プロペラガードを装着。でも、外で飛ばす時にはいらない気がする。

まずはキャリブレーションをして、自動離陸。
おぉーさすがの安定性。

操作しようと思うと、レバーの設定が違う。てっきりモード2だと思ったら、モード1になっていた。お店が気を利かせてくれたのだろうか。(同梱されていた紙に、モード1でセットしたと書いてあった)

自分の場合は、ミニドローンの頃から、モード2に慣れようと練習しているので、一旦、着陸させて、設定変更。



再度離陸しても、やはり安定している。
操作は、ミニドローンで少しは慣れているが、修正舵はほとんど必要がないので、むしろ簡単かも。

ただ今までと違うのは、高度を高く取れるので、見上げて操作をすることになる。この辺は今までの感覚とは違う。
同じく、ミニドローンとは、比べ物にないぐらい遠くに行くので、どっちを向いているのか、とっさに判断がつきにくい。
どのぐらい旋回したかがわかっていないといけない。
Sparkのカメラからの画像伝送があるので、一応、確認して、行き過ぎていたら、戻す、ということも必要。

当然、目視飛行が原則ではあるが、今までは、目視飛行しかしていないので、画面の活用方法も慣れないと。

だけど、チラチラとiPhoneの画面をみると、結構、映像が止まったり、遅れる、ということが発生している。
日本では、2.4Ghz帯しか使えないのか、他の機器のWi-Fiや、Bluetoothに影響を受けるみたい。
地上撮影のカメラとして、アクションカムを持っていっていたのだけど、これも映像をワイアレスで送るのにWi-Fiを使う。なので、結局使わず。Apple Watchとかもダメなんだろうか。

OTGケーブルというのを使えば、送信機とiPhone間では、有線で接続でき、電波の影響を受けなくなるらしいので、これは早速注文しよう。

まずは慣れ、と思って、持っていったバッテリー3本分、練習を続けた。
バッテリーの持続時間は、15分とのことだったが、ギリギリまで飛ばすわけにもいかないので、10分ぐらいで、フライト終了。3本でも30分しか飛べない。
片道40分かけて、練習できるのは、30分。
許可証を申請するのには、10時間の飛行経験がいるらしいので、20日程度。毎週1回飛ばすと、5か月ぐらいか。
モバイルバッテリーで充電する方法があればいいんだけど。

練習といっても、はっきりとしたメニューを用意したわけではないので、適当に飛ばした感。
四角形で飛ぶ、上昇する、道に沿って直進、一つのものを中央に捉えて旋回など、思いつくものいくつかやってみたが、次回からは、もう少し目的を持って練習した方がいい気がする。

自分の課題感としては、レバー操作が急になってしまう。旋回にしろ、上昇にしろ、もっとゆっくり微妙な動かし具合ができないといけないんだろうな、と思うので、その辺を練習してみようかな。

ミニドローンも持っていって、練習すればいいのかな。

とにかく飛ばすことに慣れるのために、パームコントロール、クイックショットなどは一切試さず。アクティブトラッキングだけは、やってみたが、歩きに追随して、移動はしてくれなかった気がする。

後で、録画した映像を見ると、映像はキレイで、安定している。

しかし、使えるところが少ない。
映像なので、ある程度、安定した画角でまとまった尺になっている必要があると思うが、直進2秒、すぐ旋回、とかばかりやっていると、映像としては使いにくい。

また、直進するにも、その時に、どういうものがどういう位置で、どういう方向に映っているかをもっと考えないと、とは思った。


【国内正規品】DJI Spark フライモアコンボ(ラヴァレッド)