最後のMacWorld

Appleが参加するのは最後だそう。

もう4半世紀Apple製品を使っているが、これで最後か、と思うと感慨深い...なんてことは全くない。

Appleは、これまでも世界中で開かれていた展示会をことごとく止めてきたのだから、最後の一つを止めるのにえらく時間がかかったな、という印象。

Appleの発表にあったように、発表イベントとネットで、展示会並の効果があげられることは、なんども証明済み。

Appleにとって、特に最悪だったと思われるのは、タイミング。
クリスマス商戦に向けて、一番いいタイミングで新製品を発表したいところをそのあとにMacWorldがあるために、発表できず、客に買い控えられてしまう。機会損失は相当なものに違いない。

年明け早々のMacWorldを苦々しく思っていたところをジョブスの健康問題もあることだし、ちょうどいい、てな具合だろう。

MacWorldでは、17インチMacBookProとMac miniが噂されているが、ニッチなMacの中でもさらにニッチな製品でメインストリームの製品ではない。

メインどころは7-10月の辺りにとっておくのではないか。

iLifeぐらいは、今回出てもいい気がするが。

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ということを朝の電車で書いていたら、ITMediaで林氏が全く同じことを書いていた。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0901/06/news128.html
といっても、自分のオリジナルの考え、という自信も無いが。