iPhone発売開始から半年経過

あの7月11日から半年が経過した。
自分の近況は年末に書いた通りだが、iPhone自体も最近の販売ランキング でも上位を取っているようで、好調のようだ。

実際に使っている人もさらに多く見かける。
つい先週末も、会社に新しく来た人に、iPhoneどうか?と訊かれので、使い方などを説明したら、週末に買ってしまったらしい。

自分としては1年経って100万台、というのを予想していたけど、ありそうな気がしてきた。80万ぐらいかもしれないけど、まぁだいたいそんなものだろう。

ネットの満足度調査で、満足者が9割、とAppleが前に発表していたのと同じ傾向の結果も出ていたので、順調に伸びていくのではないか。

発売直後の競合社、あるいは広告主に配慮したメディアによるパブリシティキャンペーンでの、失速演出は、短期的にはiPhone熱に冷や水を浴びせた感じだが、まだ手に入れるべきでない人にiPhoneを渡さなかった、という点で、iPhoneの長期的な成長に寄与した形になったのかも。

たった半年でも、OSは改善され、機能は追加され、アプリは充実し、コミュニティが形成され、ノウハウが流通している。今から買う人は、完成品としてiPhoneを使うことができる。

最初から完成品をよこせ、という人もいるだろうが、メーカーがバグを潰して完成だと思っても、サードパーティのアプリは少なく、アクセサリも純正しかなく、ユーザーのノウハウは完成していない。
つまり、トータルでは完成していない。

逆に言えば、発売時に自称「完成」していて、発売後の伸びしろの少ない製品は、たかが知れているし、つまらない、ということだろう。

もちろん自動車などの安全に大きく関わる製品では、不具合があっては困るが。

そんな周囲の状況をみても、日本のiPhone周りはなかなかいい具合になっていそう、というのが半年目の感想。