iPadはiPod touchと何が違うか

iPadが来てから、まだ1週間が経っていないが、今の時点で、iPadが、大きなiPod touchと同じなのか、違うのかを書いてみる。

単純に大きさが違うのだが、大きさが違うと、何が違うのか。
自分の使用実例からは、入力面と出力面で違いがあった。

iPad
では実用的にできて、iPod touchで実用的にできないことといえば、

  • 手書きでの図の描画。
  • テキストの快適なタイプ。

大きな写真を含んだグラフィカルなレイアウトの表現。

  • 同時、短時間で操作できる要素の多さ。

今の所は、こんなところ。

ちょっと抽象的な表現なので、もう少し具体的に。

■手書きでの図の描画

図というのは、自分がよく仕事の現場で書くもの。
自分で、概念や要素を整理したり、他人に説明するときに、話しながら書くもののこと。

絵やイラストであれば、書き始める前の段階から、出来上がりをイメージして書き始めると思うので、iPod touchでも拡大縮小して、完成に近づけて行くことができる。



自分の書く、この「図」というものは、書き始めた時点では、完成がイメージされていないことが多い。書きながら考えるので。

そのためには、最初に書き始めた場所から先にスペースが空いている必要があって、そのスペースを埋めながら、続いて図を書きたしていっても、最初に書いた図との関係性が見えている必要がある。つまりスクロールしないで書き続けられることが望ましい。

図を小さく書けば、狭い画面でもよいのだけど、iPhoneもiPadも優秀なタッチパッドと液晶があるものの、細かい図をちまちま書くことができるほどの精度や、解像度は無い。

そうなると必然的に、この作業は大きな画面、つまり、iPod touchではできなくて、iPadでできること、ということになる。


長くなってしまったので、残りについては、また書くかも。