リーディングリストは便利

Lion&iOS 5でなかなか重宝している機能として、リーディングリストがある。

端的に言ってしまえば、iCloudで同期できるブックマーク。
通常のブックマークと違うのは、大きくは未読機能がついていること。あとは、他のブックマークと領域が別れていること。

これの何が便利かというと、 例えば自分の場合、電車待ちをしてるとき、iPhoneでTwitterを読んでいる。面白そうな記事が出て来て、読もうとした時、電車がきた。
席に座れたので、iPadで続きを読もうと思ったら、iPhoneでSafariでリーディングリストに登録する。
そうするとiPadで、Safariを開くと、リーディングリストにさっきの記事が来ているので、続きを読む。

というのが、基本の使い方。

今までは、同じ情報をiPhoneとiPadをまたいでみるためには、例えばTwitterにフェイバリットをつけておいて、同じ道を辿って見るとか、URLをメールで送ったり、URLをClipTwinなんかのピアツーピアでBluetooth転送していたりした。

直接やりとりする方が速そうにも思えるが、間にクラウドを挟む方が、相手の状態を気にしなくていいので、実は気楽に使える。

こういうブックマークの受け渡しは、ほとんどの場合、一時的なもので、ずーっと取っておこう、というものは少ない。

リーディングリストは未読、既読の区別があるので、一度使うとメインの一覧からは消えてくれる。
従来のブックマークだと、何回も使うものと、一時的に使うものが混在してしまい、管理が面倒になってしまうところに、メスをいれたというところだろう。

未読状態の同期までできれば良かったが、今のところは、各デバイスごとの管理になってしまっているのは珠に傷。

Instapaperとの使い分けだが、リーディングリストはあくまでURL情報の同期なので、自分の場合は、取っておきたい情報はInstapaper、デバイスまたぎや、一時的なしおりにはリーディングリストを使うようになってきた。