α7一週間の感想

α7が来てから、一週間経った。

ゴールデンウイークで、家族のお出かけに持って行って、色々と使う機会があったので、少しは慣れてきた。

ここまでの満足度は、かなり高い。

その理由は、自分が撮った写真の質が、1-2段上がった気がする、というのが一番のところ。

写真の質とは何ぞや、というのはあると思うが、α7では、ピントがピシッと合っていて、合っているところはくっきり、という写真が増えた。
逆に、ピントの合っていない完全な失敗写真は、かなり減った。

これは、今までのフラストレーションの原因だったので、かなり快適。

ピントについては、今まで使っていたK-01に比べて、α7のAFの性能が良いのと、AF→MFの切り替えがスムーズにできることによると思う。

電子ファインダーがあることで、マニュアルフォーカス時に、拡大表示されて好きな場所にピントが合わせやすい、というのも効いている。

AFのモードは、今までは、自分でどこにピントを合わせるかを選ぶAF-Sばかりで撮っていたが、動く子供を撮るときはAF-Cがいい、ということも学習。切り替えもファンクションメニューで、簡単にできるのがいい。

くっきり、については、カールツァイスのレンズSEL55F18Zのおかげだろう。

こんなに高いレンズを買ったのは初めてだが、高いレンズってすごいな、と素直に感心する。
もっともK-01でも、★レンズとかにすれば、同様なのかもしれないが。

解像度の高さは、フルサイズセンサーの恩恵もあるかもしれない。

ピント、解像度は、カメラの性能。構図、タイミングは、自分の腕というか、センスというか、運の部分、という分担はあると思うが、ピントが速く合うことや、電子ファインダーや操作系の良さも、構図やタイミングにも良い影響を与えていそうな気がする。

電子ファインダーといえば、この休み中、晴天の時は、太陽の光で背面液晶がほとんど見えないことがあった。これまでは、勘で撮っていたのだけど、こういうときには電子ファインダーは、くっきり見やすくて、重宝した。

ミラーレスなのに、ファインダーなんているの?と思ったこともあったかもしれないが、真面目に写真を撮るときには、もはや無くてはならない気がする。

こうやって撮った写真は、REGZAの4Kテレビに映して家族で鑑賞会している。

MacのiPhotoからすぐに映せれば簡単なのだが、今は一旦、SDカードなどに保存しないと、4K表示にならない。これはちょっと面倒。メディアサーバー機能でいけるかな?(ちょっと試してみたところ、手持ちのサーバーソフトでは無理だった)

本体内蔵Wi-Fi機能は、いろいろと試してみたが、今のところあまり使っていない。
Eye-Fiの8GBカードを入れて、iPhoneに自動転送し、iCloudのフォトストリーム経由で、iMacのiPhotoに自動登録、というながれ。前にK-01でやっていたのと同じ。

不満は、やはりバッテリー。
自分の持っているソニーのデジカメ、ハンディカムもそうなのだが、なんでこんなに電池が無くなるのが早いのだろうか。
PENTAXは、ist *dsも、K-01も、一度充電すると1ヶ月以上は、充電することなんてないのに、ソニーは、1日持ち歩くだけで、バッテリーが空になってしまう。

予備バッテリを買った方がいいのかもしれないが、以前買った、モバイルバッテリーの
cheero Powerbox 7000mAhが活躍。移動途中などに、充電することで、なんとか1日持たせられる。


SONY デジタル一眼カメラ α7 ボディ ILCE-7/B
SONY Eマウント交換レンズ Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA