EM・ONE 一週間レビュー- 4つの操作スタイル

■4つの操作スタイル
●横置きと縦置き
ボタンですぐに横縦が変えられ、OSやアプリも切り替えに対応しているのが、ClieUXとの違い。
UXも、縦置きにしようと思ったが、デザインの縦横比が1:1に近いので、あんまりメリットがなく、結局あまり使わなかった。
EM・ONEは、長辺と短辺の差が大きいので、縦置きと横置きでは使い勝手が変わってくる。
横は打ちやすく、縦は片手で握りやすい。

しかし、実際には片手ではビューワーぐらいならいいが、スクロールなどの操作するのは難しく、結局両手を使わざるをえない。
ボタンの配置やら、OSが片手操作を考慮していないというか、諦めている感じはある。
幸い超満員電車に乗る確率が低いので、自分には影響は少ないが、片手では何もできない、というか、片手で何かをしようとすると、誤動作しまくりになってしまう。

●スライド機構
EM・ONEは、縦スライド、横スライドができて、画面の向きと併せて、シーンにあわせて使い分けができることになっている。

まずスライド感だが、縦(キーボード側)はいいが、横がだめ。硬い。勢い余って落としそうになる。

よく使うのは、横画面で縦スライド、縦画面で横スライド。

逆に、画面が横向きで、横スライド、という場面は、あまりない。
横画面のときは、スライドが軽い縦スライドを選択してしまいがちなのだ。

であれば、スライドさせる方向で画面向きを変えてくれればいいのに、と思う。
実際、縦画面のときにキーボードを引き出すと、自動的に横画面にしてくれるわけで、結構便利。
逆の場合も対応してほしかった。